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2013年9月23日 (月)

狂言鑑賞

ギボウシ(ユリ科)が今満開です
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20日に千駄ヶ谷の国立能楽堂で狂言を鑑賞してきました。国立能楽堂開場30周年記念公演4日間の最終日でした。満席です。
日本の伝統芸能を演ずるにふさわしい、中庭のある、落ち着いた雰囲気の能楽堂です。
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「夷大黒」和泉流
「通円」大蔵流
「八尾」和泉流
「祐善」大蔵流
「老武者」和泉流
以前観た演目と違って太郎冠者は出てこなかった。

「八尾」が滑稽でした。
河内国八尾に住む男が罪を犯して死んでしまい、六道の辻で休んでいると、閻魔大王が現れた。
人間界では、仏教が諸宗に分かれてそれぞれが信者を極楽に送ってしまうので、地獄は飢饉状態でお腹がすき、自ら六道の辻に出て罪人を待ち受けていたのです。
そこに現れたのが八尾の男だったが、この男が、閻魔大王と深い仲だった八尾の地蔵(この男が地蔵と親戚)の手紙を持っていました。
その内容は”この男を極楽にやって欲しい。頼みが聞かれぬ場合は地獄の釜を蹴り割る”と書いてあったので、閻魔大王は仕方なく男を極楽に送るのだった。

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花の終わりに色が変わって枯れていくものはスイフヨウ(アオイ科)が有名です。白から薄いピンク、夕方には濃いピンクの酔っ払い色になって萎む。
(初めてスマホで。スマホで撮るとき、押したときでなく離したときに撮れるそうで難しい)Photo_2

ニオイバンマツリ(ナス科)はきれいな紫が白に脱色していく。今返り咲きです。2

ゲンペイコギク(キク科)は白がピンクになって暫く白と競う。今の時期はピンクになるかならないうちに萎んでしまうのです。420x315_3
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9月26日から10月11日までドイツに行ってまいります。13,14日頃にまたよろしくお願いいたします。

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2013年9月20日 (金)

馬車

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小さくても何かイベントがあるとき駅からあたり一帯を馬車が走ります。
この日14日は歩くイベントがあって、家の近くで見かけました。
馬さんが御者と8人の客を引っ張っています。

駱駝や象が背中に人や荷物を載せてゆっくり歩いているのは痛みを感じないのですが、昔の役牛の姿や競馬で猛スピードで走らすのはちょっと可哀そう。
そして胸が痛むのが馬車とばんえい競馬です。
一体どのくらいの重さを引っ張るのでしょう。450㎏と書いてあるのがありましたが、この馬車は人だけで450㎏です。馬車の重さを加えるとかなりの重量です。
馬車はまだ車がついているから少し許せますが、ばん馬は車がついてない700㎏前後のそりを牽くのです。自身の体重は800~1.2㎏あるとはいえ、映像で見るたびに涙が出ます。
昔の馬車などは一所懸命走らせている馬に鞭を当てたりして、人間は惨いと映像を見ながら思ったものです。馬の気持ちをいろいろ考えたのも、今も変わりません。戦争、伝達、移動に貢献してくれたことに感謝です。


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2013年9月17日 (火)

名越健郎著『独裁者プーチン』

2000年から大統領2期、次期大統領になるために首相1期で計12年、再び大統領に復帰し、今年61歳のプーチンは今後最長で2期12年政権を担当する可能性がある。
貧しい労働者階級に生まれ、不良でチンピラやくざだったが柔道で更生し、KJB中佐でスパイ活動していたのが頂点の座に上り詰めた。
毎朝毎晩、プーチンがナンバープレート007のリムジンに乗る通勤時は、その車列が通過する10分前から交通警察が大量に動員され、大通りを閉鎖するものだから、大渋滞が起きるという。これまで計7回もの暗殺未遂に遭遇しているというから無理もないか。

派手なパフォーマンスと水戸黄門ばりのテレビ対話するかと思えば、国民に恐怖心を植え付けるのも怠らない。実質的なマフィア国家を造り上げ、汚職問題をも増大させた。
プーチン外交は元KJBスパイの強面が頻繁に顔を出し、実利主義、国益優先がキーワードで、洗練さと無縁で、独特の言動のエピソードに事欠かない。
この12年間のプーチンの特異で奇怪な独裁者としての姿、権力の垂直統治、メディア統制、汚職腐敗、政敵弾圧などのかれの負の面も合わせ、克明に260頁に渡って書かれていて興味尽きない。

あとがきで、プーチンは様々な政治家の顔が同居しているので、あえて日本の政治家に当てはめて言っているのが面白い。

ワンマン支配と政権長期化…吉田茂
豪腕とバラマキ…小沢一郎
マスコミ操作と政治センス…橋下徹
ヘリで現場に飛ぶ拙速やカッとなる苛立ち…菅直人
情報機関や警察を重視するカミソリ…後藤田正晴
国益主義と民族愛国主義…安倍晋三
ドイツ語の通訳もでき、文学に通じた博識…宮沢喜一
スポーツマンでぶっきらぼうな直言…石原慎太郎
貧しい境遇から一代で飛躍し、大派閥を率いて取りまき資本家に利権誘導した…田中角栄
プーチンと対極に位置するのは政治家エリート一族出身で、当事者意識に欠け、レトリックを弄して墓穴を掘った…鳩山由紀夫

と多様な面を持っていて、ある意味では偉大ともいえるプーチン大統領です。

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2013年9月14日 (土)

世界の国旗

朝日新聞の「しつもん!ドラえもん」で今は「こっき編」を連載中です。
世界の国旗にまつわるエピソードなどが紹介され、世界各国の国旗を眺めるきっかけになりました。国旗にはそれぞれ意味があります。
欧米(他は行ったことがなくてわかりません)では市庁舎など公の機関や銀行やホテルにまで国旗が掲げられているところがあります。それに引き替え日本では殆ど見かけませんし、旗日でも国旗を掲げる家は、近所では目に触れるだけでも一軒だけ。

Photo記事によると、世界の国旗の中で一番手が込んでいる部類に入るのがトルクメニスタンだそうです。左側の赤の縦帯は伝統産業の絨毯の模様を表してるそうで、国旗を書きなさいと言われたら、書けそうにないですね。5種類の絨毯模様は5つの部族を表しているそうだ。

一方リビアの故カダフィ政権時代の緑一色が一番単純な旗。ところが政権交代で以前のが復活で一色だけの旗はなくなった。
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次に簡単な模様の旗が日本やバングラデッシュやパラオで中央に○があるもの。
                      パラオの国旗Photo_5

二色のストライプも簡単模様。モナコとインドネシアは赤と白で全く同じで、ポーランドは上下反対。ウクライナが黄色と水色。

眺めていると星が入っている国が大変多い。
       
          

            ネパールの旗が長方形でなくてユニークです

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                    バチカンは正方形ですPhoto_7

美しい旗や変わった模様や見ていて楽しいのやいろいろあって見飽きない。
スワジランド、ドミニカ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ドミニカ、アンティグア・バンブーダ、グレナダ、キリバスなど。暇人の私でないと見ていられませんね。
                      
                      キリバスの国旗Photo_8

暇人といえば、暇人で数えるのが好きといえども、とうもろこしの粒の数は数える元気はありませんでした。
とうもろこしの粒は必ず偶数なのだそうだ。とうもろこしのメス穂は成長過程で粒がどんどん二つに分裂するからだそうだ。

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2013年9月11日 (水)

ゴーヤの花のこと、そしてジャム

第一のグリ-ンカーテンは7月下旬には立派に成長。しかし買った苗の実は10㎝になるかならないうちに赤くなって、大きくならない種類でした。
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昨年の種からのカーテンは8月終わりに2階まで上がり、20数個の実がついています。315x420

ブログ「楽餓鬼」のgakis-roomさんにゴーヤの花の雄花と雌花の区別を教えていただいて、やっと見つけることが出来ました。
       雄花の雄しべは黄色で花の大きさも雌花より大きく3.5~4㎝くらい350x263

          雌花の雌しべは緑色で、花の大きさは3㎝くらいでした。350x232
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先週の朝日新聞の「声」欄にゴーヤのジャムがほろ苦くて美味しいと載っていたので、こわごわ少し作ってみました。
ゴーヤは少し緑が残っているものが良いということで、適当に砂糖を入れ、私流に酢を加えて煮るだけのとても簡単なジャムです。Photo_6
さらに全部赤くなってしまったゴーヤで作ったのはさらに苦味が少なくなって美味しいですよ。420x315





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2013年9月 8日 (日)

清水咲栄著『雪国89歳の郵便配達おばあちゃん』

431x640今年90歳になる清水咲栄さんが、長野・新潟県国境近くの飯山市の豪雪地帯で20年間郵便配達をしている。その清水さんの語りを記録した本。それは清水さんの朴訥とした温かみが伝わってくるものになっている。
4.5mも雪が積って家が隠れて見えなくなる冬場(12月から3月)だけ、地元を熟知した清水さんが70歳の時、日本郵便から郵便集配受託者を拝命して続けている仕事だ。
新雪が次々積り足が潜ってしまうような山道を2つの集落に向かって、集配の仕事は一日とて休むことはない(20年間で娘さんが亡くなった日だけ休んだ)。
山深く、雪深いから、ぽつんぽつんと点在する家々は雪に埋まってどこにあるかわからないうえ、名前がほとんど同じなので普通の集配人では出来ないので受託者にお願いしているわけだ。清水さんは70歳の時どうしてもって頼まれとりあえず1年という気持ちで引き受けたがそれが20年も続きこれからも続けたい気持ちだ。
清水さんは言う。この仕事がなかったら4か月家から出ることないから、足は弱り、人との交流もなくこの年まで元気にいられなかったでしょうと。配達のおかげで得た元気を死ぬまで保って、苦労を掛けた娘たちに恩返ししたいとも。
ポストをわざわざ家から離れた道沿いにつけてくれる家はあっても、その家の人と話したいためにさらに家まで上っていくという。
高齢になっての健康は、毎日どうしても寝込んではいられない仕事があって、しかも人との交流があることは不可欠。いろいろ制約があって苦しいこともあった上での笑みと元気なのですね。以前紹介した農家と薬屋さんのおばあさんも程度の差がありこそすれ、全く同じです。

また咲栄さんが語る田舎の四季の暮らしが、一面素朴で貧しくて苦労が多いけれども、充実していて自然と一体となっている様子が絵のように語られる。
そしてもう一つ、事情があって、子どもの頃から続く壮絶とも言える貧乏で働き続けの人生に驚愕する。
何故高齢者にとって困難な雪国の郵便を嬉々として続けられるかが、そこまでの人生に支えられていることがわかるエピソードとなっているのです。

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2013年9月 5日 (木)

「大野麥風」展と「浮世絵Floating World」展

花が咲く前にとって食べてしまう茗荷の花をじっくり眺めたら、蕊も見事な美しい花でした。

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354x5002_354x500_3●「大野麥風」展 於:東京ステーションギャラリー
今年2度行った水族館の続きのような絵画展です。(9月23日まで)
まるで写真のように細部までこだわって描いた魚介類が写真以上にリアルに絵で紹介されています。それも木版画だから目が点になるほどのびっくり仰天の絵です。
『大日本魚類画集』全72点やその原画、摺り見本などの他、国内外の風景、愛らしい小動物などが展示されています。
麥風(1888~1976)は洋画から日本画に転向した人。水族館だけでは飽き足らず、和歌浦沖で潜水艇に乗り、魚の生態を観察したそうだ。
同時に、麥風に先駆けて、江戸時代に本草学を学び、博物学視点で描いた栗本丹洲や高木春山の魚類作品、奈良坂源一郎、平瀬與一郎の魚介・甲殻類が細密、色彩豊かに表現されている絵も展示されている。 
ステーションギャラリーもやっと作品リストが置かれるようになりました。残るは森美術館。

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354x500_2354x500_3●三菱一号館美術館では「浮世絵 Floating World」~珠玉の斎藤コレクション~ 第3期 9月8日まで

元参議院議員で現在、川崎・砂子の里資料館館長の斎藤文夫氏が長年にわたって収集してきた膨大な数の浮世絵のうち、500余点を3期に分けて江戸から明治まで、浮世絵の誕生から爛熟に至る全貌を展示したものだ。
今回3期目についてHPから抜粋です。

「浮世絵はどの時代においても、最先端の風俗を好奇心の赴くまま新奇な趣向に彩って描いてきました。
幕末から明治にかけて激動の時代、浮世絵は時代の鏡としてジャーナリスティックな側面を帯びることになります。
海外からの脅威を受けて幕藩体制が崩壊し、新しい国家の成立していくこの時代、横浜絵における開化の風物、ガス灯、洋風建築、鉄道、洋装の美人など新しい風俗が取材されました。
そんな中で明治9年(1876)から小林清親が東京の名所を描いたシリーズは、夕陽や街灯など時間や状況に応じた光の変化を微妙な陰影によって描き出し「光線画」と呼ばれました。
これらの作品は近代化する東京の姿の裏に、江戸へのノスタルジーをにじませています。」
国芳のあのスカイツリーを思わせる絵「東都三ッ股の図」の右側で煙が上がっているのは船底についた貝殻などを焼いているからだそうだ。(ちらし裏側の煙が上がっている絵)

北斎、国芳、広重、そして小林清親らの横浜絵や新橋停車場など都内各地の明治初期の当時の活気が伝わってくるような絵の数々、この明治初期あたりはあまり見なかったのでかなり印象に残りました。

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2013年9月 2日 (月)

檜原都民の森

来年でwindowsxpのサポートがなくなるということで、7に変えたのが1昨日。自分で出来ないので婿さんと娘に買ってきてセットしてもらった。特に写真関係が今までのは使いやすかったので、四苦八苦。他でも本当に使いづらくて慣れるまで暫くは大変そうです。

東京の西のはずれ、山梨県との境に三頭山(みとうさん)があって、その中腹が檜原都民の森になっている。もと御料地だったとか、今上天皇もお越しになられたそうだ。青梅から五日市線終点武蔵五日市駅からバスで1時間10分位かかる。
標高約1000mで軽井沢にいるような感じだ。しかも高尾山のように植物や動物の種類も多い。
大滝の路(森林セラピーロード)とかおりの路一周1時間のところを4時間半かけて、専属のネイチャーガイドさんの案内で歩いた。
博物学者のような凄いガイドさんで植物は花・木・シダ・きのこなどを、動物は鳥類、哺乳類、両生類、爬虫類、虫、魚などの生態を、そのほか石や地層などを丁寧に説明してくださった。
三脚に双眼鏡をセットして遠くの方の木の実や花を、双眼鏡でスカイツリーも見せてくださった。
清流では箱根サンショウウオと飛騨サンショウウオを捕まえて、蓋がルーペになっている容器に入れて説明(箱根の目は吊り上り、飛騨の目は下がって可愛い)してくださった。東京サンショウウオはここより下流に生息ということだ。サンショウウオは全国に20種ほどいるそうだが、全部名前を挙げていたのには驚きました。
我々の耳にはその鳴き声が聞こえないチチゼミが鳴いているのも聞こえるそうだ。定年まであと4年ということなのに、耳もよく視力はまだ1.5だそうだからまたまた驚く。森林館の花や鳥のパネルの撮影や入れ替えを全部されるし、鳥の鳴き声がその鳥と全く同じで区別がつかないことにびっくり。
近ければ月々の観察会イベントに全部参加したいくらいだ。プロの真髄を見せつけられ、感動の一日でした。

     三頭大滝は落差33m 南秋川の最大の滝でこの水は多摩川へと流れる280x420_2
この日は50種類の植物を教えていただいた。どうしてか殆どピンボケでいいお花もアップ出来ず、かろうじて見られる写真です。

     初めての花 レイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属)伶人の冠に似る280x420_3
    クサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属) 美ヶ原で咲いていましたっけPhoto
             4㎜の小さな花 オオルリソウ(ムラサキ科)420x271
山野の雑草としてあちこちにあるのに、名前を知らなかったクサコアカソ(イラクサ科カラムシ属)Photo_2
山はもう秋で、たくさんの木の実を見つけました。

                 キブシの実(キブシ科キブシ属)420x280_2
               サワシバの実(カバノキ科クマシデ属)Photo_4
ツノハシバミの実(カバノキ科ハシバミ属)ヨーロッパ原産のセイヨウハシバミがヘーゼルナッツPhoto_5
ツルウメモドキの実(ニシキギ科ツルウメモドキ属)はまだ赤くない。華道でよく使われる。420x280_4
        ハナイカダの実(ミズキ科ハナイカダ属) もう黒ずんでいますPhoto_6
        ヤマホロシの実(ナス科ナス属) ヒヨドリジョウゴの実にそっくり420x280_6
     バライチゴの実(バラ科キイチゴ属) 日本固有種。甘みがないそうだ。Photo_7
                   アキアカネはまだ赤くない420x280_7






























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