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2013年10月31日 (木)

ドイツ紀行8 バンベルク、ニュルンベルク、バイロイト

Photoバンベルク> 
中世の町並み(第2次世界大戦の被害を受けなかった)と自然の素晴らしさから、町全体が世界遺産に登録されている。しかし大聖堂も新・旧宮殿も修復中であまり見られなかった。
町はレグニッツ川が流れ、川沿いには漁師たちが住んでいた家々が並び、その美しい景観から「小ベニス」と言われる地区がある。
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              川の中には島があって旧市庁舎がある420x280_3
旧市庁舎には追加された木組みの家「ロット・マイスターハウス」が見える。市庁舎が2つの橋の間にあることがわかります。420x280_4
                     新宮殿のバラ園420x280_5
大聖堂の必見と言われる、あのリーメンシュナイダーによるハインリッヒ2世墓と王妃の墓。420x280_6

ニュルンベルク
第2次世界大戦後ナチ戦犯に対する「ニュルンベルク裁判」が行われたのは、1933年にここで第1回のナチ党大会が開かれ、ナチの記念物が建てられたから。またワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が思い浮かびます。
さらに、北方ルネサンスの代表デューラーが生まれ、住んだ地でもあります。

カイザーブルク 
神聖ローマ皇帝の城で、12世紀に基礎が築かれ、15~16世紀に現在の形になった由。420x280_7
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         ここは小高い岩の上にあるので市街を見渡すことができる420x280_10
      カイザーブルクから少し下るとデューラー(1471~1528)の家がある420x280_11
                      デューラー像280x420
                     出窓は富の象徴280x420_2



町の中央を流れるペグニッツ川は風情があってとても心が和む風景です。この町が気に入った要因です。
川をまたいで中洲に渡って建てられている家がある(ハイリヒ・ガイスト・シュピタール)。かつての救済院は今はレストラン。420x280_13
                    いろいろな橋がある420x280_14
                     屋根が付いた橋420x280_15
                       吊り橋420x280_16
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        フラウエン教会前の中央広場には青空市場が開かれている420x280_19
                  広場の一角の「美しの泉」280x420_3
                 シャボン玉が高く上っていった420x280_20
            カテリーナ修道院は病院になり今は老人ホーム420x280_21
今日はハロウィンの最終日、アイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどで盛んだそうで、カトリック系その他の国ではあまり普及していないという。しかしかぼちゃはドイツでも所々に置かれていた。420x280_22

バイロイト
ワーグナーゆかりの地。毎年7月25日から8月28日のバイロイト音楽祭シーズンには世界中から約10万人が訪れる。世界で最もチケットが取りにくいと言われ、8年待ちだという。

祝祭歌劇場
1876年にワーグナーが自らの芸術を表現するために最も適した劇場を造りたいと手がけた。2000人収容で、音響効果のためオーケストラを下にもぐらせ、客席を2000年前のローマ劇場と同じ構造にして扇形にした。
午後4時から9時まで途中1時間ずつの休憩を2回はさみ3時間の公演。冷房はなく熱気で倒れる人もいるそうだ。420x280_23
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ヴァーンフリート荘(修復中)の裏側のワーグナーの墓
妻コジマと暮らしていた館の裏に夫妻のお墓がある。石板には何も書かれていない。理由は「みんな私のことを知っているから書かなくていい」。左隅の石は愛犬の墓。420x280_25
    館の隣には妻コジマの父リストの家があって、ここでリストは亡くなった420x280_27
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                        宮殿420x280_29

この町には世界遺産の「辺境伯歌劇場」があります。残念ながら中も外も修復中で見学出来ませんでした。

あと2回ほどで終わります。日数が長かったので長くなってしまいますが、よろしかったらまたお付き合いください。

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コメント

こんばんは!
 

わぁ… トップ2枚のお写真のこんな風景好みです。
バンベルクの中世の町並みなのですね。川沿いに並んだ可愛い家と
豊かな緑がとてもすてきですね。漁師さんたちの家だったのですか。
川での漁なのでしょうかね。
ニュルンベルクの町の川のある景色もいいですねぇ。
様々な素朴な橋がかかる様子も楽しいです。石造りの眼鏡橋や、
屋根の付いた橋は特に周りの景観とマッチしていると思います。
いいないいな、こんな所は毎日でも散歩したくなりそう。
木の家も石造りの建物も、機能的なことは置いておいて、
景観的にはとても素適ですね。こういう景色に現代のコンクリート製
建物が建っていたらやっぱり寂しいです。よくぞ守り継いで
いてくれると思います。日本でも昔ながらの町並み、古民家など
残っている所もありますが、維持はとても大変なようですね。
 

今回も町を歩いている気分で楽しませていただきました。
それにしても、見所がいっぱいで、どれがどこ、どういうものと
覚えておかれるのも整理されるのもとても大変だったと思います。
楽して楽しませていただいて恐縮ですが、あと2回、何を見せて
いただけるか楽しみにしています。
 

投稿: ポージィ | 2013年10月31日 (木) 20:03

★ポージィさま

おはようございます。
ヨーロッパではどこの河川も堤防を築いていないの(しかし洪水の時は大変)で、川の景色が美しく、私も大好きです。
バンベルクやニュルンベルクの川の景色がそうでした。
あぁ、なるほど、ここは海辺でないのに漁師さんとは!川での漁が盛んだったのでしょうか?どんな魚がいる、いたのでしょうか。疑問が湧いてきます。

ニュルンベルクの橋、素敵ですよね。自由時間はずっと川のあたりを歩いていました。
日本でも重要伝統的建造物群保存地区は維持が大変のようです。欧州ではどこも全部そんなものですから、何時も修復ばかりといった感じです。

写真をたくさん撮ってきて1回見るだけで終わりにしたら、次に写真を見てもどこだかわからないでしょう。
こうして復習するおかげで頭に少し残ります。これもそれも皆さんのおかげでありがたいです。
今回もありがとうございました。

投稿: tona | 2013年11月 1日 (金) 08:29

世田谷美術館で観た素人の描いた絵、木組みの線を見ると、あんな描き方をしたくなることがよくわかりました。

投稿: 佐平次 | 2013年11月 1日 (金) 10:16

★佐平次さま

そうですか!
何となく芸術はつながっているのですね。
コメントありがとうございました。

投稿: tona | 2013年11月 1日 (金) 15:46

ドイツ紀行楽しませていただいています。
所どころに知った名前の地名や音楽家や芸術家などが出てきて、高校時代の世界史を思い出します。
↓ロマンティック街道の名前の由来など初めて知りました。
ロマンチックではないのですね。

堅牢な古い石造りの町が多いヨーロッパは、その町ごとが史跡で、修理も大変そう。

曇り空が続いたようですが、雨には降られませんでたか?
今年はヨーロッパも異常気象で、5月に行った友人はドナウ川の洪水騒ぎに巻き込まれたとか・・・
先日も突風が吹いて犠牲者が出たとのニュースを見ました。

護岸工事がされていない川が多いので、氾濫もあるようですが・・・
景観的には断然自然なままの方が素敵で風情がありますね。
こんな川辺をゆっくりと散歩してみたいです。


投稿: nao♪ | 2013年11月 1日 (金) 21:16

★nao♪さま

嬉しいです。ありがとうございます。
世界史に出てくる偉人がドイツにも多いですね。
私も今回ロマンティックの意味を知りました。
この言葉、日本人に大変気に入られているそうです。
今回も修復のため幕がかかっているところがたくさんありました。貸し出されてしまっている絵画同様すべてを完全に見られることは出来ないのですね。
ローテンブルクでは一日雨でした。一日中は初めてです。過去、ヨーロッパではほとんど晴天で雨に降られることはなかったですが、ごく最近は曇天、そして少々の雨に遭いますが、気象が変わったのでしょうか。
異常気象はあちらの川での氾濫の傷跡を見て、護岸工事がされていないからやはり大きな災難のようです。
そうですか、ヨーロッパにも突風が吹いたですね。日本では竜巻の被害が突然出るようになりましたものね。

緑が映り込む川の景色は、雪をかぶった山と同様大好きです。

投稿: tona | 2013年11月 2日 (土) 08:38

こんばんは (◎´∀`)ノ
3度もドイツを訪れていながら、ごく一部の同じところしか訪れていない私です。
tona様の記事で『行ったつもりのバーチャル旅行』させていただいてます。
バンベルクの市庁舎、あのような場所に建てられているなんて (゚o゚)ナニッ?!
世界中、どこを探しても川の中洲を利用しての市庁舎はここしかないのでは?
ニュルンベルクで思い出すのは、かつて話題となったシロクマの赤ちゃん”フロッケ”!
ニュルンベルク動物園でアイドルだったそうですが、今はすごく大きくなったんだろうなぁ・・・?!
この街を流れる川の景色、風情たっぷりですネェ!いろんな形の橋が架けられ、それらも面白いです。
この季節に訪れたことはありませんので、ハロウィンの盛り上がりのほどは分からないのですが、2~3月ごろのカーニバルの盛り上がりはスゴイですヨ!

↓ 記事に出てきた「フッゲライ」。
10年ほど前、教育TVでドイツ語を学んでいた時、番組の中で紹介されたことがありました。テキストにも載っていたと思います。
アウクスブルクにあったのなら、訪れてみたかったです。

投稿: 慕辺未行 | 2013年11月 2日 (土) 23:33

★慕辺未行さま

まあ、バーチャル旅行をしていただいて、嬉しいです。ありがとうございます。
ドイツには3度もいらして、ドイツ語の勉強もされていらしゃるとは。ドイツ訪問では、私のような旅行者ではなく、親しいご友人との語らいがあって格別の思いがあるはずで、とても有意義な旅ですね。

シロクマのフロックはニュルンベルクの動物園だったのですか。全然思い浮かびませんでした。
川の上や中州に家が載っているのが面白い今回の旅行でした。日本では考えられないです。石の家だから大丈夫なのでしょう。
日本でもいろいろな橋があって、しかも最近は瀬戸内海を中心に新しい橋が趣を見せていますが、同じころにメンテナンスが大変になるのでは思ったりして、欧州では橋はどのようにメンテナンスがされているのか、石なら大丈夫なのかなど思ったりしました。

ドイツでもカーニバル盛り上がるのですか!寒い季節ですね。
フッゲライのことをテキストで学ばれたのですね。現在と昔の中の様子を見る事が出来て、現在は私たちのキッチンなどと何ら変わりない、快適な生活ができます。入居条件が面白かったです。貧しい人の桃源郷のようなところですね。

投稿: tona | 2013年11月 3日 (日) 08:41

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