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2014年1月15日 (水)

フェストゥーン

フェストゥーンとは様々な植物(花、枝葉、果実、穀物等)を束ね挙げ、2点間に穏やかにつり下げた形を示す装飾。懸華装飾とか花綱装飾ともいう。丸くしたものがリースです。
今、あらゆるイベントの会場の装飾になくてはならないものです。
歴史的には豊穣のシンボルとして紀元前4世紀末から建築や彫刻、壁画、石棺に見られるのです。
ルネサンス期以降は、空間に華やぎを与えるものとして絵画主題の背景や宮殿などの格好の装飾モティーフとなった。
植物に美を感じ、そこから得られる感動が詩や小説や絵画、写真、映像といった形で人から人に伝えられ、文化を創造し、文化を生活の軸におくようになったが、このフェストーンもごく初期の段階から植物を使ってきた例といえよう。

         ブリューゲル(父)の「聖家族」  イギリスのウェッジウッド420x270
                   2世紀頃の石棺にも420x258


植物と言えば(本などで読んだことを思い出すと)

◆衣食住の面で計り知れないものを今まで享受してきた
◆材料として
 紙類(紙、書籍、新聞、ノートなど)
 家具
 生薬
◆燃料
◆環境 鑑賞用草花、供える花、公園・庭園・並木道、旅になくてはならない植物、防風林、防潮林、里山・山の形成

人間の環境破壊の行為が絶滅、あるいは絶滅危惧にさらされるようになったことは、残念なことで、反省し、保護していかなけれなばならない時代です。
太陽、空気、水、電気、ガスなど感謝するものはいっぱいですが、植物にも感謝、感謝です。

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コメント

こんばんは
こういう装飾は見たことありますが、名前は知りませんでした。
フェストゥーン も 懸華装飾 花綱装飾 も。
元は豊穣のシンボルだったのですね。なるほど、そうだったのですか。
こうしたものの意味を知るのも楽しいものですね。次に同じものを
見たときに新しい見方ができる気がします。
 
今でこそ人がお世話になっている自然界のものは多岐にわたりますが、
植物ほど古いお付き合いとお世話になる深さ広さは他にはないかも
しれませんね。ほんとうに感謝・感謝です。

投稿: ポージィ | 2014年1月16日 (木) 17:27

★ポージィさま

こんばんは
コメントをありがとうございます。

ブリューゲルの絵を見ましても、フェストーンはポージィさんの美しいアレンジメントがたくさん集まっているようにも見えます。
花がなかったら砂漠のど真中に放り出されたようで、砂漠を一瞬は感動しても耐えられません。
本当にこんなにお世話になっている植物を、開発されて緑がなくなったところにも再びいっぱいにしていきたいです。
英語教育も大切なのですが、植物を愛する小学生を家庭だけでなく学校でも育てて欲しいと思うこのごろです。

投稿: tona | 2014年1月16日 (木) 21:01

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