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2014年1月 9日 (木)

「川瀬巴水展」を見に千葉へ

2時間以上かけて千葉駅に到着しました。千葉駅は初めてです。
駅前にはフクロウの交番があって目立ちます。また高いところにモノレールが走っています。地盤の関係でこの県庁所在地には地下鉄が造れないでモノレールと聞いたことがあります。

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マンホールの蓋には市の鳥「ハマシギ」と市の花「大賀ハス」が書かれています。
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「川瀬巴水展」は市役所の中の千葉市美術館で開かれています。今丁度大田区立郷土博物館でも生誕130年記念展が開催されています。
川瀬巴水(1883~1957)は「昭和の広重」とも称えられた木版画家で、日本のどこにでもあった、なんか懐かしい風景やそこで暮らす人々を、旅に出てはスケッチし、東京に戻って版画にして、その作品は600点を超えます。

   雪の増上寺      房州鴨川
131x200_2139x200 [旅みやげ第一・第二・第三集][日本風景選集][東京十二題][東京二十景][日本風景集ⅠⅡ][朝鮮八景]などのシリーズものの他に「白馬の雪渓」「日光華厳の滝」「鎌倉大仏」といった今と同じ風景が展開します。
広重の「大はしあたけの夕立」のような雨、深々と降る雪や雪景色、あらゆる水辺の風景、月、雲、山々の風景などが、もっこりした厚みのある作風で、あるいは細い線の連なりでといったふうに、一人の画家がこんなに変化に富んだ作品をものにしたなんて、なんともぜいたくな時間を過ごさせていただいた感じでした。
1月19日で終わってしまうのですが、大田区の方は第3期が3月頃まであります。

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コメント

こんにちは
川瀬巴水 またもや知らない方で、検索して木版美術画舗のHPで
たくさんの作品を観ました。観た事あるかも…?
tonaさんがはるばる千葉まで足を運んでご覧になったのが
解る気がしました。素晴らしいですね。
自分の中にある日本情緒にすーっと真っ直ぐに訴えかけてきて、
1枚観るごとに心にしんしんと積もっていくような不思議な感覚を
覚えました。そしてちょっと悲しいような気持ちにも…。
いつもながら変な表現ですけれど。
日本でよりもアメリカ等で非常に人気の高い方とウィキの説明に
ありましたが、日本でもお好きな方はたくさん
みえるでしょうね。
またまた素晴らしい方と作品をご紹介いただき感動しています。

投稿: ポージィ | 2014年1月 9日 (木) 09:55

千葉には二度、あしかけ8年ほど勤務しました。
案外知られてないのは房総半島は絵処だということです。
青木繁が「海の幸」を描いたり、浅井忠や安井曾太郎など多くの画家が滞在して作品をものしているのです。
佐倉の川村美術館などもいいですよ。

投稿: 佐平次 | 2014年1月 9日 (木) 10:44

★ポージィさま

まあ、もうちゃんと勉強されたのですね。
素敵な版画でしょう!
懐かしい田舎、昔が続々登場して、DNAに刷り込まれていることがわかるような数々の景色は広重風でありながらさにあらずで、しみじみしますね。
こうした版画がアメリカなどで人気が高いというのがなんとも不思議ですが、私たちが西洋の絵を楽しむのに似ているのかしら。
良い絵は万民のものですね。
初めての人でもきっとファンになる方が多いと思います。
調べていただきありがとうございました。

投稿: tona | 2014年1月 9日 (木) 13:41

★佐平次さま

千葉はわが庭なのですね。
高い建物がありながら空が開けているような千葉駅前でした。
仰るような偉大な画家たちの活躍の部隊の出発点であるわけですね。
川村は行きたいけれどもなかなか行けません。写実絵画専門のホキ美術館にも行きたいです。
教えていただきありがとうございました

投稿: tona | 2014年1月 9日 (木) 13:46

こんばんは (◎´∀`)ノ
川瀬巴水…、初めて聞く名前の方です (^_^;;ハズイ!
芸術に疎いと言いましょうか、縁がないと言いましょうか、ホントお恥ずかしい限りです。
ところで、千葉市の花が『大賀ハス』だとは、驚きました。
岐阜県羽島市に『大賀ハスの池』があるのですが、その大賀ハスは千葉市から譲り受けたものだそうです。

投稿: 慕辺未行 | 2014年1月 9日 (木) 23:35

★慕辺未行さま

おはようございます。
私もほとんど知らない画家ばかりです。
今回初めて知ったのですよ。

大賀ハスのこと、びっくりです。
そうだったのですか。
羽島市に「大賀ハスの池」があるそうで、さぞや千年以上も前のハスが美しく咲いているのでしょうね。その子供があちこち広がっていくのが楽しみでもあります。
貴重な情報をありがとうございました。

投稿: tona | 2014年1月10日 (金) 08:26

おはようございます
今日は一段と寒くなりましたね~
              
芸能&美術の世界は、まったく知識のない私です。
とはいえ、偶に絵画展にも参ります
絵の好き嫌いの選択はすべて感性だけです
従ってピカソなどの抽象画は足が向きません
まったく分からないからです
川瀬巴水>これには興味をそそられました
いつか、機会があれば見てみたいと・・・・

投稿: OB神戸家 | 2014年1月11日 (土) 08:37

★OB神戸家さま

おはようございます。厚い氷が張ってとても寒々しいです。

私も年代別に並んでいるときには、20世紀のコーナーになるとさっと見るだけで通り過ぎたり、ただただ通過することがあります。
川瀬巴水は大正と昭和32年までなので、本当に懐かしい光景です。
版画の美しさも再認識した次第です。

投稿: tona | 2014年1月11日 (土) 08:57

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

川瀬巴水展にいらしたのですね。
綺麗な版画なので前から画集が欲しいと爺さんが言っていたのですが、実物をご覧になられて素晴らしかったでしょうね。
郷愁を誘う風景で見たいのですが、千葉には爺さんの従姉妹達がいるのですが、中々行く機会がありません。

投稿: アザミの歌 | 2014年1月11日 (土) 21:01

★アザミの歌さま

明けましておめでとうございます。

画家であられるご主人さまが画集が欲しいとおっしゃっていたそうですが、知っていれば買ってきましたのに残念でした。
兎に角素晴らしい版画で、とても感動しました。
千葉には日本画家の大家がたくさん見えて、描いたそうですね。私は千葉には殆ど縁がありませんので、わくわくしながら参りました。山は低いけれども、房総はなかなかいいところですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2014年1月12日 (日) 08:33

川瀬巴水の作品は、中山道のある宿で記念展が
催されていましたので、まとまった作品は
見たことがあります。2-3年前でした。
あの当時の技術を再現できる人がいることを
知り驚きました。

投稿: matsubara | 2014年1月13日 (月) 09:20

★matsubaraさま

もうご存じだったのですね。
川瀬巴水も中山道を歩いて写生したでしょう。
そんな関係ある土地の宿で記念展は感慨深いですね。
彫と摺りの技術には驚きます!

投稿: tona | 2014年1月13日 (月) 16:19

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