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2014年1月23日 (木)

木と温室と

近くの薬用植物園にまたぶらりと出かけてきました。
針葉樹とバクチンキやタラヨウやユズリハ等以外は葉を落として空まで見通せるくらい木の周りがすっきりしています。すると不思議なほど木の肌が見えてくるものです。

ロウバイ(ロウバイ科)ソシンロウバイはよく見かけますが、ロウバイは今年初めてお目にかかりました。420x280
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よく枝を切った痕などに、目と口の可愛い顔が現れるのを写真に撮られてブログに載せている方がいますが、私はまだ見たことがありません。
ところがカクレミノで1つだけやっと見つけました。ちょっと苦しいですが。420x327
アオハダ(青肌:モチノキ科)
遠くから見ると青く見えて、近づいて見ると木の表面に青い苔みたいのが生えていました。
しかし調べてみたらアオハダの名が付いたのは、外皮を剥ぐと緑色をしているからというので、この苔みたいな青は関係ありませんでした。280x420
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以前友人に葉をいただいたタラヨウ(モチノキ科)の木がここにありました。木の下に立ってみると届く葉にはいろいろなことが書かれていました。280x420_3
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フユザンショウ(ミカン科)サンショウに比べ香味成分が劣り、辛味成分も少ないので利用されない。葉は普通のサンショウと違う。420x280_4
           果実は割れていて、黒い種子は落ちてしまったらしい420x280_5
               棘がジャケツイバラみたいに大きい280x420_4

外にはロウバイ以外は花が咲いていないが、温室ではいくつか花が咲いていました。
世話をしている方の話によれば、暖かいのでダニなどの虫が多くて手入れがなかなかに大変という。働いている方たちに感謝です。

               オジギソウ(マメ科ネムノキ亜科)420x280_6
フブキバナ(シソ科)アフリカ原産。ルワンダでは薬用植物として利用されている。420x343
ショウベンノキ(ミツバウツギ科)和名の由来は春期に枝を折ると多量の樹液が出るから。420x280_7
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アマゾンユリ(ヒガンバナ科)原産地はアンデス山地。葉はギボウシ、花がスイセンに似るのでギボウシスイセンとも言う。420x280_10
      ホウライアオキ(キョウチクトウ科)中国南部原産で、血圧降下剤。420x280_11
ムユウジュ(無憂樹:マメ科)仏教三大聖木の1つ。花まつりは本来この花を愛でるものだったそうだ。麻耶夫人がこの花を愛で一枝折ろうとしたとき、右脇腹より釈迦が出生したと伝えられている。420x280_12
カカオ(アオギリ科)この果実の中にココアやチョコレートの原料の種子が30前後詰まっている。420x280_13

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コメント

ロウバイとカカオとタラヨウくらいしか
分かりません。
こちらのエーザイ薬用植物園にもあるはずですが、
中の展示と温室で皆さんを案内しても薬用樹木は
パスされてしまいます。
いろいろあるのですね~

それにしてもまだオジギソウが咲いているとは
不思議ですね。我が家はとっに枯れてとうとう
種もとれずじまいで残念でした。

ロウバイはまだ我が家は蕾です。

投稿: matsubara | 2014年1月24日 (金) 08:42

おはようございます
 

知らない名前の植物がいっぱい出てきました。名前は聞いたことが
あっても、見たことのないものもいっぱい。
フユザンショウもそのひとつですが、棘にびっくりです。
根元が膨らんで、私の棘はそう簡単には折れないわよ~って
踏んばってるかのよう。
棘と一口に言っても、茎や枝の変形、葉や葉柄の変形、
茎の表面や樹皮から出ているもの、があるそうで…
フユザンショウの棘はどれに当たるんでしょうね。
 

温室では真冬でも花を見られてホッとしますね。
でも、湿り気があって暖かな空間では、虫との攻防も無休なのですねぇ。
ホウライアオキ(初めまして)の血圧降下剤の効能に目が吸い寄せられました。
 

ロウバイのしっとりした美しさは、ステキですね。

投稿: ポージィ | 2014年1月24日 (金) 09:34

★matsubaraさま ありがとうございます。

薬用樹木は薬草に比べてずっと少ないです。薬用でなくてもたくさん植えられていて、全部名前が書いてあるのがこの植物園のいいところです。
オジギソウは温室なので咲いているのでしょうか。
じつは花が咲いてるのを野では見たことがありませんのでいつ咲くか知らなかったのです。7月から10月だそうで、さやえんどうのような実がなるのですね。種が出来なかったそうで残念でしたね。
ソシンロウバイハかなり早くから咲いていますので、ロウバイの方が遅いのでしょうか。

投稿: tona | 2014年1月24日 (金) 16:26

★ポージィさま ありがとうございます。

こんにちは。
フユザンショウノの棘には驚きました。
山の中で知らないですれ違ったら、血みどろになりそうです。棘はそんなにいろいろな物や所が変形したのものなのですか。フユザンショウの棘を調べてもわかりませんでした。

温室は言われてみますと湿気も多く暖かく、虫が居心地よさそうです。薬の撒きすぎも良くないでしょうし、手で取る作業もしているのでしょうね。ダニは難しいですが。
私もポージィさん同様、ホウライアオキの効能に目がいきましたよ。
お釈迦さまのお花も、憂い無い樹ということで覚えました。
温室のお陰で寒さに弱い南国の花を見ることが出来ます。

投稿: tona | 2014年1月24日 (金) 16:38

フユザンショウの棘の鋭さ!ちくっとさされたような感じがします。

投稿: 佐平次 | 2014年1月25日 (土) 09:56

★佐平次さま ありがとうございます。

注射されるより痛そうですね。
私は蜂に刺されるような感じです。

投稿: tona | 2014年1月25日 (土) 10:26

こんばんは (◎´∀`)ノ
薬用植物園なるものがあるのですか?
この地方ではmatsubara様宅からほど近い『くすり博物館』にあるぐらいでしょう。
オジギソウは名古屋・東山動植物園で見たのを覚えていますが、他は全く初めて見聞きするものばかり!
それにしても名前が…ユニークなものがありますね。笑ってしまいました ( ´艸`)プププ
ムユウジュの花姿、何となく彼岸花を連想しました。逸話を知ってなぜか納得!

投稿: 慕辺未行 | 2014年1月26日 (日) 00:04

★慕辺未行さま ありがとうございます。

おはようございますlovely
薬用植物園ですから今は眠っていますが春になると多くの草花が元気に花を咲かせます。すべてに薬用になる部分とその成分が記されています。
毒性成分を持った植物が意外に多いです。
オジギソウは夕方以後に見ますと実に哀れにうなだれていますね。
そうそう、あの名前はあまりにも載せるのがはばかられましたが、ちょうど花が咲き始めていました。気の毒な名前の一つです。
彼岸花を連想されたなんてさすがですね!

投稿: tona | 2014年1月26日 (日) 08:48

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