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2014年8月14日 (木)

初めての『プレミアム内覧会』

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メトロポリタン美術館『古代エジプト展=女王と女神=』於東京都美術館 に行ってきました。
普通の入場料の4倍もする値段の内覧会ですが、購入した友人が都合が悪くなってしまっていただいたものです。
これは美術館の休館日に特別の入場が許され、じっくりとしかも作品の前の人だかりがなくて一人で独占という状態で見られます。
見終わるとエジプト産のハーブティーとドライフルーツをいただきながら「古代エジプトに学ぶ美のヒミツ」と題した3人の方のトークショーを1時間観覧しました。

説明がじっくり読めるので、最初時間をかけすぎて最後は駆け足と言う時間配分を失敗したのが残念でしたが、メトロポリタン美術館は言うに及ばず、カイロ博物館や大英博物館では見られなかった約200点を目のあたりにして、今から3500年も前の物とは信じられない思いでした。

女王と言ったらクレオパトラですが、今回は古代エジプト史で最も重要な女性ファラオになったハトシェプスト女王にまつわる品々の展示です。以前日本人添乗員がその前で殺されてしまったハトシェプスト葬祭殿の遺物が多い。義理の息子のトトメス3世が破壊したと伝えられるが、破壊によって彼女の痕跡を徹底的に消し去ってしまったらしく、像も満足なのはないという。しかしメトロポリタンにはアメリカ隊が発掘した品々が結構完全な姿でたくさん保存される。
愛と豊穣を司るハトホルをはじめとする女神たちの像やレリーフも見逃せない。
また、王家の女性たちの豪華な装身具にも目を瞠る。

ちらし1枚目のハトシェプスト女王の頭部の被り物は白と赤の二重だが、ナイルの上と下の両方を統治しているという意味があるとのこと。
2枚目、3枚目の女性の髪形、いろいろあるがすべて鬘だ。暑い地なので女性も鬘の中は断髪だったとのことだ。
葬祭の道具や装身具やスカラベなどの、細かく精緻な文様や高度のデザインにはただただ驚くばかりだ。ツタンカーメン王の遺品にも以前驚いたのではありますが。
あの巨大なピラミッドや神殿、王家の谷の墓などの大きな建造物だけでなく、細かい芸術品もたくさん生み出したエジプトにはただただ感動をし、一番感動した旅行はと聞かれればエジプトと答えるほどだ。

           道に細工されたスカラベに似ている甲虫がいた300x287

今のハーブティーの殆どはエジプトが起源だそうで、暑くて乾燥した地でこそ美味しく感じられるのではないか。しかし蒸し暑かったこの日も大変美味しく感じられた。普段家では日本茶が一番ですね。

お茶の時に同席した方は、ヒエログリフ文様のスカートをはいていました。何でも吉村作治先生と4回くらい遺跡発掘に加わったとかで、ヒエログリフも少し勉強したそうだ。出した筆箱がエジプトの棺だった。R0020159_200x300
お土産にいただいたハトシェプスト女王のクッキー。大阪の株式会社「ベリーデコ」製。300x200

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コメント

ゼイタクな美術鑑賞でしたね。
ちょっとクッキー食べるのがためらわれる?

投稿: 佐平次 | 2014年8月14日 (木) 11:17

★佐平次さま

全く自分では買えません。贅沢させていただきました。
クッキーの誘惑に負けて、先ほどおやつまで待てないでいただきました。すごく美味しいです。

投稿: tona | 2014年8月14日 (木) 13:13

ラッキーなチケットが手に入りよかったですね。
私も最近サントリー美術館の内覧券を頂き
有難く有効に使わせて頂きました。
定休日にこんな催し物があることも知りません
でした。
その後今度は、東洋文庫ミュージアムのチケット
二人分を頂きましたので、お返しができてよかったです。

暑さにメゲずいつもお元気で何よりです。

投稿: matsubara | 2014年8月14日 (木) 19:09

★matsubaraさま

内覧会ってどこかで聞いたような記憶があったのですが、このようなものだったのですね。
私ももちろん初めてで定休日に各美術館が行っていることを知りませんでした。
大変な贅沢を味わいました。
東洋文庫もそうですが、都内でもまだ行ってない美術館、博物館がいっぱいあります。

matsubaraさまこそ全然ばてないでお元気に勉強されていらっしゃいますね。暑いと気力が萎えるのが私の困ったところです。

投稿: tona | 2014年8月14日 (木) 19:41

こんばんは happy01
古代エジプト文明の貴重な品々、一般ではなく限られた招待客だけの内覧会でじっくりと見ることができ、とても素晴らしい時を過ごせたと思います。
ピラミッドやスフィンクスなどの屋外に残るものは別にして、エジプト文明で私が他に思い浮かぶのは、ツタンカーメンぐらいでしょう。
3500年もの昔に、すでにこのような文化があったことが信じられないですね。
当時の日本はどうだったでしょう・・・?まだ縄文時代で狩猟で生業を立てていたでしょうね。

投稿: 慕辺未行 | 2014年8月14日 (木) 21:49

★慕辺未行さま

こんばんは。
こんな贅沢な内覧会があるのですね。知りませんでした。
ツタンカーメンはハトシェプスト女王のすぐあとですね。そしてあの凄いラムセス2世と、もう圧倒されるエジプト文明ですね。
小さな王家の谷のお墓なのに、信じられないくらいにたくさんのツタンカーメンの遺品が出てきたことが驚きです。ですから盗掘に遭った王様たちの遺品はどんなにか凄かったか想像もできないほどです。
ああ、それなのに日本は縄文ですか。あまりに差がありすぎて驚いてしまいます。

投稿: tona | 2014年8月14日 (木) 22:07

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