« テレビドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻』 | トップページ | ボケ防止五箇条 »

2014年9月 3日 (水)

田部井淳子氏講演

533x5509月1日に母校で東日本大震災復興支援「チャリティ講演&コンサート」がありました。

チャリティ講演の講師は田部井淳子氏です。
颯爽と現れた田部井さん、その声は元気で声量があってとても美しい。シャンソンを歌うコンサートを何度も開いておられるが、さぞ素晴らしい声で歌われるであろう。是非一度聴きたいものです。
福島県の三春が故郷なので、東日本大震災があった直後から復興支援に取り組まれている。
県外で不自由な生活を強いられている人々の話を聞いて、登山家である田部井さんが支援出来ることは一緒にハイキングや登山をするで皆に元気になってもらいたいということでした。お風呂も700人も入る仮設住宅ではもうどろどろのお風呂に入らざるを得ず、その方たちのお風呂に入りたいという切実な話を聞けば、山上に露天風呂があって富士山を眺めながら入れる登山をして大変喜ばれたそうだ。
また被災した「東北の高校生を富士山登山」にという、山と渓谷社・日本山岳遺産基金と田部井淳子氏の共同プロジェクトは今年で3回目、いずれも全員登頂を果たした。
それにより縮んでいた心が元気になったとか不登校をやっている場合ではないなどたくさんの感想が寄せられたとか。目標は1000人を登らせること、自分が出来なくなれば、息子さんに引き継いでもらってでも達成させたいとのこと。
この日の義捐金は3つの団体に全額寄付されるが、その一つが田部井さんのプロジェクトへということで、大変感謝されておられました。
今日3日は大熊町から避難している人をハイキングに誘い、自宅ロッジでバーベキュー大会を開催した。
田部井さんのブログによれば、8月も1日から21日まで夏休みとしてピレネー登山をし、帰った翌日に22日から日本アルプス登山に出かけています。そしてこの講演の前日は谷川岳に登っています。とても考えられない過密スケジュールで、風邪一つ引かず、具合の悪くなることもなく人のために尽くしています。他にも、もう感心することばかりで、私より2才も年上とはとても思えない活躍ぶりです。

『それでも私は山に登る』によれば、田部井さんは2007年から癌と闘っていらっしゃる。2012年には余命3ヶ月と宣告を受けた。抗がん剤治療にもめげず、寝ていたのは1日、すぐ痺れる体で登山開始、横たわることなく前半12週の抗がん剤治療を終えた後に手術、そして後半12週の抗がん剤治療、計28週で治療が終わり寛解でした。途中手術して退院した翌日が、2012年1回目のこの富士山登山の日で、五合目で高校生を送り出したそうです。
よく「元気をもらう」といいますが、この日壇上の超お元気な田部井さんを見て元気をいただきました。

チャリティーコンサートは学校関係の音楽科出身や音楽科学生の方のピアノ、チェロ、ソプラノや合唱の調べで、久しぶりの生演奏には心打たれました。
最後の「花は咲く」を会場全員で歌いながら、さらなる震災復興を祈りました。

                  近所のヤマノイモの花420x280

|

« テレビドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻』 | トップページ | ボケ防止五箇条 »

コメント

こんばんは happy01
田部井淳子さんと言えば、女性として世界で初めてエヴェレストに登頂された方として有名ですよね。
今も新聞のコラムなどしばしば名前を拝見します。
しかし癌と闘っておられることは全く存じませんでした。
まして、余命三ヶ月の宣告を受けたなんて・・・!
しかし癌に負けないどころかやっつけてしまったのですから、スゴイ人ですね。
癌が寛解したのはもちろん治療による部分も大きいでしょうが、それよりも田部井さんの精神力が勝ったのだと思います。
今後もますますお元気で活躍されることと思います。

投稿: 慕辺未行 | 2014年9月 3日 (水) 22:08

★慕辺未行さま

おはようございます。早速にコメントいただきありがとうございました。
世界七大陸最高峰も女性最初に踏破しましたね。
それも頑健な体と広い打たれない心がそうさせたと思います。
私も昨年雑誌でがんと闘っていたと知って、青天の霹靂でした。
さすが田部井さんの闘病生活は普通の人と違っていました。その精神力のタフな事と言ったら凄いの一言に尽きます。
私もこれからのご活躍を大いに期待しています。

投稿: tona | 2014年9月 4日 (木) 08:27

おはようございます
 

田部井さんの笑顔は印象に残りますね。シャンソンも歌われる
とは初めて知りました。
登山で培われた精神や体も、日頃から積極的に活動されていること、
広いお心などなど、そのまま病気に向かう姿勢にも現れて
いらっしゃるのですね。
余命3ヶ月宣告を見事はねのけられたことは昨年?知りましたが、
そのガンとの闘いが7年も前から続いていらしたとは。
どうかガンが完全に消滅してしまいますように。
まだまだ田部井さんのご活躍を見せていただきたいです。

投稿: ポージィ | 2014年9月 4日 (木) 08:46

凄い人ですね。
近くに闘病している人がいるので話を聞かせてあげようかな。
もっともうかつに元気になった人のことをいうとかえって逆効果にもなるのが難しいところですが^^。

投稿: 佐平次 | 2014年9月 4日 (木) 11:13

★ポージィさま ありがとうございます。

震災後は『怖いもの知らずの女たち』に詳しいのですが、素人が歌って、毎年収益を高校生富士山登山の資金にしています。多分みなさんとてもお上手なのだと思います。
兎に角困っている方を励ますことに命を燃やしていらっしゃいます。
治療中も「そうだ、騒ぐな、オタオタするな。現状を受け入れ、一番いいと思うことをやれ」と自分に言い聞かせたそうです。そしてストレスをためない工夫をなさったそうです。
これだからこそ、現在ももの凄い活躍が自然にできてしまうのですね。


投稿: tona | 2014年9月 4日 (木) 16:49

★佐平次さま ありがとうございます。

この病気にもいろいろなタイプがありますし、受け止め方が人によって随分違うでしょうから、こういう人がいるからこうしたらいいと一概には言えませんね。
闘病されていらっしゃるお近くの方が、田部井さんのことを受け入れてくださったらいいのですが。

投稿: tona | 2014年9月 4日 (木) 16:52

田部井さんが癌と戦っておられたのは、何年も
前から聞いていました。不屈の魂ですね。
すごいの一語に尽きます。
ネパールで、アンナプルナの日の出をみて
そして、エベレストの遊覧飛行をして
よくあんなに高い山を制覇されたとはと、
彼女のことを思い出しました。
私は仰いだり、飛行機から見ただけですのに・・・

投稿: matsubara | 2014年9月 4日 (木) 20:25

★matsubaraさま ありがとうございます。

私は昨年暮れまで全然知りませんでした。
上記の本や文芸春秋で知りました。
もう凄いのなんの、こんな方だからヒマラヤにも登れたのですね。田部井さんだけは高山病の頭痛もなかったそうです。超の字がつく頑健です。
ネパールで是非ヒマラヤを見たかったですが、もうこの年では無理そうですね。
慕辺未行さまの数々の写真で想像するだけです。

投稿: tona | 2014年9月 4日 (木) 21:19

相変わらずPCから書き込めないので、スマホからです。
田部井さんのご活躍は多少知っていましたが、
癌で余命宣告を受けていたとは知りませんでした。
そんな人がこの世の中にいると思うだけでも、元気が頂けそうです。
素晴らしい話のご紹介、ありがとうございます。

投稿: zooey | 2014年9月 5日 (金) 10:35

★zooeyさま

まあ、スマホからありがとうございます。
私ならスマホで文字を打つのは大変でとてもできません。
本当におっしゃる通りいつもその存在で元気をいただけますね。
田部井さんはこの11日からは東ティモールの最高峰に登りに行くそうです。
お互いに気持ちを元気に生きたいですね。

投稿: tona | 2014年9月 5日 (金) 14:31

本文には無関係です。

9月4日の私のブログにいただいたコメントの返事の宛名を間違えて返信してしまいました。
ごめんなさい。
お恥ずかしいかぎりです。

投稿: gaki | 2014年9月 6日 (土) 11:31

gakiさま

わざわざありがとうございます。
私なんかもっともっとおかしくなっていてブログをやる資格がないくらいないですが、どうぞこれからもよろしくお付き合いくださいませ。

投稿: tona | 2014年9月 6日 (土) 14:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/60255537

この記事へのトラックバック一覧です: 田部井淳子氏講演:

« テレビドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻』 | トップページ | ボケ防止五箇条 »