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2014年9月17日 (水)

トリウム溶融塩原子炉

敬老の日は久しぶりに高校クラス会に出かけました。高校が藤沢にあるので、会場は藤沢駅前です。
51名中、物故者が10名、出席者は21名でした。2/3の人は卒業以来で、紅顔の美少年も54年経つと名前と顔が一致しなかったです。
殆どリタイアしていて、好きなことやボランティアに没頭しているのですが、2人が本とレジメを持ってきてくださり勉強になりました。

0001_489x700日本くま森協会『クマともりとひと』
国策で広葉樹林の山奥にどんどん杉や檜を植林した結果、ドングリなどの木の実がなくなり、森から動物が里に下りてきて田畑を荒らし、殺されていった。ツキノワグマはヒグマと違って人を襲わない優しい動物だが殺され、今は絶滅寸前だ。
生物がいなくなった杉山は水の保水力がなく、雨が降るとそのまま一気に山を下り、ゲリラ豪雨となると大きな土砂災害を引き起こしている。
造り過ぎた杉山を手入れする人も予算もなくて今は荒れ放題というわけです。
日本列島の人間の定員は江戸時代並みの質素な生活をしても3000万人で、それを越えたときから国は自然を食いつぶして絶滅に向かっているという。今は1億2714万人もいるのですから。
兵庫県尼崎市立武庫東中学校の生徒が自然破壊で寿命まで生きられない事を知り「自分たちも寿命まで生きたい」と行動を起こしたのです。
山を広葉樹林にして、クマも棲める生物多様性の豊かな森を造りたいと知事にお願いしたり、トラスト地を増やしているのです。私たち年代は子供の頃は貧しかったけれど、その後は地球始まって以来の豊かな生活をしています。それが孫の世代が年取る頃まで続かないようだ。申し訳ないし、今の大人は自分の利益追求で自然を破壊してはいけないのだ。
水も酸素も食料も自分の町から何一つ生み出せない都市の市民も立ち上がっていかねばならないのですね。寄付という形でしかできないけれど。

「トリウム溶融塩原子炉」
495x700495x700_2トリウムを使う第三の道、これは安全で低コストで電力が供給できるというもの。
トリウム、ご存知でしたか?私は知りませんでした。興味ある方はサイトで調べますとわかります。
中国はアメリカの支援を得て、2011年から開発プロジェクトを急ピッチで進めている。インドや韓国も昨年より着手した。中国、インドが開発に積極的なのは、ウラン資源は乏しいが豊富なトリウム資源を持っていることと、人口問題で今後エネルギー需要の急速な増大が見込まれることが背景にあるからのようです。
わが国でも開発完了まで20年必要なのだそうです。3.11の原発問題で頭の痛い日々が続きますし、未解決で先が何一つ見えないのも深刻なことです。トリウムのこと、藁をも掴む気持ちで見守っていきたいです。

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コメント

こんばんは happy01
敬老の日に高校のクラス会、とても素晴らしい企画ですね。
半世紀ぶりに会う友達もいたでしょう!
とても懐かしかったのでは、と思います。
「人里で熊(ツキノワグマ)に襲われた」というニュースはよく耳にします。
しかしそれは人間が彼らの棲息地を奪っていったからなのですよね。
この狭い国土に1億を超える人間・・・いつか逆に人間が『絶滅危惧種』になる日が来るのかもしれません。
トリウム、私も知りませんでした。
プルトニウムなら聞いたことがありますが・・・。
今後勉強して行かねば・・・と思います。

投稿: 慕辺未行 | 2014年9月17日 (水) 23:46

★慕辺未行さま

おはようございますsun
敬老の日は母校で運動会をやっていて、恒例の仮装行列があるので、それを会の後で見ようという企画でした。ところが仮装行列が私たちの頃と違って時間帯が昼に移行したことがわかってだめでした。

人間が絶滅危惧種!本当にそうなる日はこのままだと近い将来きそうですね。
トリウムのことも興味を持っていただいたようで嬉しいです。未知のものですから全然わかりませんが、何とかして自然を壊さないで新しいエネルギーが開発できるといいです。

投稿: tona | 2014年9月18日 (木) 08:04

おはようございます
 

ランチからお茶の時間まで、きっとたくさんのお話の花が咲いて
有意義で楽しいクラス会だったのですね。
 

かっては自然を畏れることを知りつつ恵を享受していたのが、
いつしか、支配する・支配できたというふうに変化してしまったときから、
人類は滅亡への道を転がり落ち始めたのかもしれませんね。
どなたでしたか、人口減は必ずしも悪いことばかりではありません、と
言っていた学者さんがいましたが、本当にそうかもしれません。
 

「トリウム溶融塩原子炉」初めて知りました。
レジメを拝見すると良いことづくめのようですね。
これが真実で、本当に問題がない(うんと少ない)のなら喜ばしいこと。
でも、推進する立場では、原発の時もそうでしたが、良いことと
安全だということしか発信しないことも多いですから、
成否両方の意見に目を通しつつ、ちゃんと学んでいかねばいけませんね。
 

投稿: ポージィ | 2014年9月18日 (木) 09:51

★ポージィさま

こんばんは。
クラスで一番頭のよい方の隣になったら、高校時代の先生のおっしゃったことを克明に覚えているのには驚いてしまいました。私は一つも覚えていませんでした。

今の繁栄は永久に続かないですよね。
人口減は悪いことばかりではない、そうですね。困ることは若者が少なくなって、例えば医者や介護者やバス運転手やパイロットが減るとか、増え続ける高齢者を看る人が少なるなど、いろいろな所で困ることだらけになるでしょう。それが落ち着くまでずいぶん年数がかかりそうですね。

トリウム溶融塩原子炉ですが、おっしゃるとおりです。今のウラン原子炉のように寿命の問題、廃炉にかかる時間の問題、事故が起きたときの今回の教訓が全部生かされて研究していかなければならないでしょう。中国、インドの研究も注目ですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2014年9月18日 (木) 19:01

トリウムの原子炉について夫に尋ねてみましたら
詳しく説明はしてくれましたが、理解不可能です。
汚水に放射能が混じることは同じでそれを取り除く
ことも必要になるとか・・・

投稿: matsubara | 2014年9月19日 (金) 12:35

★matsubaraさま

そうなのですか。
同じく放射能ですから、この間のようなことがあった場合の処理が万全であることや、廃炉後の放射能除去に凄い時間がかかることやどう処理するやら、大変な問題があります。
同じく解説を読んでいるのですが、私の頭では難しすぎます。ありがとうございました。

投稿: tona | 2014年9月19日 (金) 12:57

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