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2014年10月18日 (土)

芸術の秋、あと1年で10年

●ボストン美術館『北斎展』

495x700495x700_2お馴染みの風景版画「諸国瀧廻り」「諸国名橋奇覧」と「富嶽三十六景」。「富嶽三十六景は」21枚やってきていますが、まだ見ていないのがたくさんあったのが思いがけないことでした。どの富士山も細長い。よくこれだけいろいろな所から描いたものです。
北斎は『北斎漫画』にもびっくりっですが、この世のありとあらゆるものを描ききったのではないかと思うほどに、いろいろなジャンルの版画や肉筆画を描いた。
風景画、武者絵、歌舞伎役者、物語挿絵、洋風版画、東海道五十三次、六歌仙、花鳥版画、動物、お化け、百人一首、華麗な摺物、稀観本。ボストン美術館だけしかない珍しいのも鮮やかな色彩を保って来日した。
ボストン美術館には浮世絵が5万点もある由、アメリカでの世界の100人に日本人ただ一人選ばれたのも、ボストン美術館あってのことではなかったのだろうか。19世紀のフランスの画家たちにも多大な影響を与えた偉大なる、この不撓不屈の北斎、展覧会の度に新しい発見があります。

娘の葛飾応為(お栄)の作品「三曲合奏図」が同時に来日。上のちらしにもありますが、先般太田美術館での「吉原格子先之図」同様独特の色遣いで良い絵です。

●東京合唱団に所属する友人が出演の演奏会に紀尾井ホールに行ってきました。
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演目がドヴォルザークの『レクイエム』。殆ど2時間に渡って立ちっぱなし、歌い続ける。恐ろしく難しい歌だ。
楽譜を見せていただいて、数センチもあるびっくりの厚さ、重さ。殆どの方が団塊世代以上と思われ、その体力、気力に圧倒された。一体どのくらい練習したのでしょう。

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今日は2005年に始めたブログが9周年、今日から10年目を迎えました。
いつも忘れていてブログ友の「楽餓鬼」のgakis-roomさんに教えられたものでした。
最初は一行だったけれど毎日だったブログも、最近は読んだり観たりに忙しく、怠けがちなのです。時にはもういい加減やめた方がいいのではないかと思案したりしましたが、少なくともあと1年は書いてみたいと思っています。
それもこれも読んでいただき、いろいろな感想のコメントもお寄せいただいたお蔭です。有難うございます。又、よろしくお願いいたします。

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コメント

10年目のブログおめでとうございます。
いつも読み逃げばかりですが,私も旅をしている気分に浸っています。ありがとうございます。

それにしても身のこなしの柔らかさをうらやましく思っています。
これからも楽しみにしています。

投稿: gaki | 2014年10月18日 (土) 11:26

★gakiさま

月日のたつのは早いです。
いつもいつも見ていただき、とても有り難く思います。ですからつまらないブログですが続けられるのです。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2014年10月18日 (土) 13:49

こんばんは。
ブログの10周年、おめでとうございます。
いつもロムってばかりでなかなかコメントができないでいます。
tonaさんのように行動力がないのでこちらにお邪魔しては楽しませていただいています。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: アザミの歌 | 2014年10月18日 (土) 20:00

★アザミの歌さま

ありがとうございます。
来ていただいて、読んでいただけるだけでとても有り難いです。
身体に鞭打つようになったのはこの頃です。
歩けるうちはありがたいと思いつつ。
ものすごい勉強不足と忘れるの二重奏でアザミの歌さんのお花に付いていけないのがとても残念なところです。
そんな私ですがこれからもよろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2014年10月18日 (土) 20:16

こんばんは happy01
ブログ開設9周年、おめでとうございます。
そしてついに10年目に突入!
私はまだこちらへは新参ですが、旅やお出かけの話、花の紹介など毎回楽しみにしています。
今後もどうぞtona様自身のペースで、ブログ書き綴ってください。

本題の北斎ですが、『富嶽三十六景』以外にも、いろんなジャンルの作品を残されたのですね。
『北斎漫画』はその名だけは聞いていますが、まだ見たことはありません。
ボストン美術館に5万点もの浮世絵があるとは?!
それだけ日本から流出してしまったのですね。
惜しいことです。

投稿: 慕辺未行 | 2014年10月18日 (土) 22:16

私は4月でブログ開設丸9年でしたので、tonaさんとは同級生という感じですね。
おめでとうございます。
それにしてもあらゆる分野にご興味を示し、その探求心と行動力には完全に負けますわ。

↓栗駒山の岩鏡平の紅葉が見頃だったようですね。
日が照ればもっともっと鮮やかに見えたことでしょう。
私は乳頭温泉峡の「鶴の家」に2回行っていますが、白濁のお湯でした。
源泉が違うとお湯の種類も違うのですね。

投稿: nao♪ | 2014年10月19日 (日) 01:08

★慕辺未行さま

ありがとうございます。
有り難いお言葉、感じ入ります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

『北斎漫画』3冊を買いました。
面白いですよ。今は娘宅にいっています。
北斎がジャンルの広さでいえば、一番と思います。
アメリカだけでなくヨーロッパにもたくさん流出した浮世絵ですが、そのお陰で貴重な絵が残ったそうです。あまり公開せずに大切に保存もしているそうです。

投稿: tona | 2014年10月19日 (日) 07:23

9周年おめでとうございます。
私と殆ど同じですね~
どうぞやめるなどと言わないで下さい。

乳頭温泉は行きましたのに忘れていました。
先回の写真を見て思い出しました。

ボストン美術館は去年本場を見て来ました。
でも日本で見る方が、説明が日本語ですので
ほっとしますね~

投稿: matsubara | 2014年10月19日 (日) 07:28

★nao♪さま

少し先輩のnao♪さん、ありがとうございます。
またあと1年元気に書くことが出来たらどんなにかいいでしょう。健康に注意しながらです。
こんな環境の老後があったことがとても有り難いこの頃です。皆様のおかげですね。

栗駒山も霧の中でしたのが、残念でした。とても有名できれいなことは聞いていたのですが。
まあ、乳頭温泉も白濁だったのですか。それこそイメージ通りですよね。
いろいろあるのですね。教えていただきありがとうございました。

投稿: tona | 2014年10月19日 (日) 07:30

勉強不足で芸術といっても美術館に足を運び楽しんでいます。先日はオルセー美術館展店を鑑賞してきました。その後ホテル大倉の美術館で日本画を見る機会がありました。時代を経た美術を鑑賞できるのは美術館会ってのことありがたいですね。
それにしても10周年ものブログ本当に巣晴らしいです。楽しみに拝見させていただきます。

投稿: 鈴木光代 | 2014年10月19日 (日) 10:47

★matsubaraさま

ありがとうございます。
どうぞこれからもよろしくお願いいたしますね。
東北の温泉ってあまり行っていませんが、酢ヶ湯温泉に行きたいなあなんて思っています。もっと年を重ねたら行きましょうね。
私はボストン美術館行きましたが、日本コーナーは行きませんでした。ツアーですと時間制限があってだめですね。自由時間というのもなかったですし。
仰る通り日本語が一番です。その日本語さえ理解できないことがあるので困ります。

投稿: tona | 2014年10月19日 (日) 16:01

★鈴木光代さま

スーさん、ブログにご訪問ありがとうございました。
オルセー美術館展にいらしたのですね。
私は6月にパリのオルセーに行きましたのでパスしました。
ホテル大倉も一度しか行っていませんし。永青文庫や東洋文庫などなどまだ都内や近辺でも行っていないところが多いです。チャンスがあったら飛びつきたいです。
読んでいただき嬉しいです。よろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2014年10月19日 (日) 16:10

こんにちは♪
10年目に突入されましたね。あと1年は、と仰らずその先も
発信続けていただきたいと思っていますが、まずは1年からですね。
出不精の私ですが、tonaさんのおかげでどれほどたくさん
旅をし、美術鑑賞をし、山の自然に触れ、知らずにいた本の世界を
知ることができたか、計り知れません。感謝しています。
 

さて、今回も素適な美術展にいらっしゃいましたね。
北斎のことも、まだ浅く一部しかしりませんが、記事を拝見して
思い描いているよりもさらに奥行きの深い域の広いアーティスト
だったと感じました。そうそう、娘さんも絵を描いていたと
いうことも、tonaさんのご紹介記事で初めて知ったのでした。
 

これからもよろしくお願いします。ペースは私も随分落としました。
マイペースで良いですよね(^^)

投稿: ポージィ | 2014年10月20日 (月) 09:56

先輩!おめでとう。
いや、待てよ、違いました、私が2005年の7月だったから少し早かったのですね。
ご同輩!お互いにもう少しがんばりましょう。

投稿: 佐平次 | 2014年10月20日 (月) 10:14

★ポージィさま

ありがとうございます。
最初にコメントいただき、ずっと見守っていただいた上に含蓄豊かなお言葉をたくさんいただき、とても感謝しています。
随分教えていただき、また励ましていただきました。
これからもよろしくお願いいたします。

北斎のいろいろ知ったのもここ数年です。さまざまな画風があって新発見がありました。
特に花鳥画が意外でした。
また北斎も「東海道五十三次」を描いていたのです。
後には夭折の画家も多かった中に、江戸後期にこんな長生きの画家は珍しいからたくさんの傑作を目にすることが出来るのですね。西洋ではもっと時代を遡って、ミケランジェロが長生きしたことと同等に凄いことだとおもいました。
この人たちが今生まれていたらどんな絵を描いたのだろうと想像もしたことがありましたが、あの時代だからこそ生まれた傑作のなのですね。

投稿: tona | 2014年10月20日 (月) 16:25

★佐平次さま

ありがとうございます。
飽きっぽいというとんでもない短所を持っている私ですが、結婚生活と職業生活に次いで長く続いたのがこれかもしれません。
先輩の後に続いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2014年10月20日 (月) 16:29

 10年目に突入とのこと、おめでとうございます。その記事が北斎とドヴォルザークというのが、何でも興味を持たれ、エネルギッシュに活動なさるtonaさんらしいです。
 これからもいつまでもお元気で、またいろいろなことを教えてください。

投稿: Nora | 2014年10月21日 (火) 12:11

★Noraさま

ありがとうございます。
Noraさんのその幅広い趣味や好奇心に、私は圧倒されとても追いついていけません。
お仕事と家庭の合間によくこれだけ活躍されますね。
私は今まで何をしていたのだろうと思ったりしました。
こちらこそいろいろ教えてくださいね。

投稿: tona | 2014年10月21日 (火) 18:25

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