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2014年10月12日 (日)

月山・鳥海山麓・栗駒山へ(2)

鳥海ブルーラインを5合目(標高1150m)まで行ったのですが、日本海の絶景は3合目までであとは霧の中でした。3合目からの景色から想像の翼を広げて絶景を眺めたのでした。鳥海山に登った知人は4回登ったけれども天候に恵まれなかったとか。

●鳥海山麓
◇獅子ヶ鼻湿原(天然記念物) ここは芭蕉の句で有名な象潟の句の象潟町にあります。

富士山の湧水同様に、鳥海山頂上溶岩にしみ込んだ水から湧き出たものだそうです。420x280
鳥海まりも
湧き水の周辺や川底には多種多様のコケ類が密生してます。特に、八ヶ岳にしかないハンデルソロイゴケと鳥海山にしかないヒラウロコゴケが絡み合って球体状になったものが俗称「鳥海まりも」と呼ばれる。
阿寒湖のまりものように波が往復してころころと毬のように形成されていくのと違って、一方的な流れに身を任せている苔は丸くはなっていませんが、緑が何とも鮮やかでした。420x280_2
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奇形ブナ
湿原を歩いていくとブナが目に入ってきます。420x280_6
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そして奇形ブナが。どうして奇形ブナが沢山出来たか?それは江戸時代末期から昭和の時代まで続いていた炭焼きのために伐採した枝が、芽を出し成長を続けたことが、この独特な樹形の理由だと言われています。

これは「燭台」で、幹から立ち上がった枝の形が西洋のロウソク立て似ていることから付けられた。420x280_8
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こちらは「あがりこ大王」 樹齢300年・幹回り7.62mと他を圧倒する森の王様です。人と比べるとその大きさを実感します。420x280_11
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元滝伏流水 幅約30mの岩肌一帯から湧き流れ落ちる伏流が元滝(もとだき)という名の滝になっています。斜面に張り付いた苔の緑と飛沫の白のコントラストが目に鮮やかです。420x280_13
              辺り一帯に白いキノコが生えています420x280_14
                  この樋からの水が美味しい280x420_2

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コメント

まさに「ここで水を飲む」ですね^^。

投稿: 佐平次 | 2014年10月12日 (日) 11:05

★佐平次さま

先週の国会質疑応答がそうでしたね。つまらない。せめて日曜討論までレベルアップしてほしいです。

投稿: tona | 2014年10月12日 (日) 15:22

こんばんは happy01
水の流れ、上手く捉えていらっしゃいますね。
流れの速さ、勢いが伝わってきます。
ブナの木の形、面白いものがありますね。
人間に枝を切り落とされても、なお成長しこのような大木に!
これらも自然が作り出した芸術ですね。

投稿: 慕辺未行 | 2014年10月12日 (日) 21:48

★慕辺未行さま

おはようございます。
大きな山にたまった水が表面を流れ落ちないで伏流水となってから出てくる水の清らかさは、富士山と同じだと感動しました。
ブナの木の白神山地は世界自然遺産になっていますが、その昔は当然ながら地元の人の燃料だったのですね。
おっしゃるようにその生命力の逞しさには驚かされました。

投稿: tona | 2014年10月13日 (月) 08:38

おはようございます
 

この湿原は湧き水が豊富なのですね。ブナの森は天然のダム湖だと
読んだことがありますが、地中に豊かに蓄えられた水が
こうして湧き出てくる様子をみると、地球の自然の循環の
素晴らしさを改めて感じます。
 

そのブナの木も、炭焼きのために伐られたものが、また逞しく芽吹いて
このような大木に育ったのですね。「あがりこ大王」は圧巻!
感動しました。

投稿: ポージィ | 2014年10月13日 (月) 09:05

★ポージィさま おはようございます。

ブナの森の素晴らしさを感じていただきありがとうございます。
映像でも見ましたが丁度降ってきた雨を幹が受けて地下へ導くのですね。地面もふかふかで歩くのが心地よいブナ林です。
こんなところではどんな急斜面も絶対に土砂災害は起こりませんね。
昔は燃料として薪としてではなく炭として使われた歴史は知りませんでした。この大王の近くに炭焼き釜がありました。ブレ写真で載せることが出来ませんでした。
あがりこ大王はどの方向から見ても圧巻でした。

投稿: tona | 2014年10月13日 (月) 09:26

東北の秋は早く、紅葉も素晴らしいですね。
私も山仲間と、4年かけて東北の山々の紅葉登山に通いました。

月山&鳥海山は17~18年前の夏に、今は亡き主人と車で行き、鳥海山のブルーライン5合目の山小屋に泊まり、翌日朝の5時からスタート。
午前中に頂上を極め頂上神社の小屋に泊まる予定をキャンセルし、急きょ下山して海辺の遊佐温泉に泊まった覚えがあります。
夏は高山植物が素晴らしい山でした。

月山は3年前の秋に友人と二度目の登山、主人とはスキー場から登ったのですが、3年前は弥陀ヶ原から登り、素晴らしい草紅葉を上からも楽しみました。
次回は「栗駒山の紅葉」ですね。
こちらも一昨年、山仲間と登りましたので、思い出が甦りそうです。

今年は紅葉登山を楽しむ余裕もなく、ブログ仲間の皆様の所で行った気になっていますが、まずは元気な体に戻して、近場の紅葉狩から始められればと願っています。

投稿: nao♪ | 2014年10月13日 (月) 12:19

 東北の山はまだまだ自然の残るブナの原生林が多いですね。白神山地を見て実感しました。
空に向かって伸びるブナの大木、山の主です。
 
 奇形の大木、炭焼きに切られた後芽が伸びて
大きくなったのですね。今は切られることもなく伸び放題。
 
 秋は一斉に紅葉し、落ちた枯葉はたくさんの虫たちの温床となり、水を育む。それはやがて澄み切った水となって湧き出し、人々、植物に恩恵を与える。
 
 木々に張り付いたコケ、倒木や地面に生えるコケ。大自然を感じます。
今頃の山歩きはいろいろ発見があっていいでしょうね。

投稿: 夢閑人 | 2014年10月13日 (月) 16:07

★nao♪さま

鳥海山に登られたのですか!
5合目のあの山小屋に泊まられたのですね。
それは素晴らしい登山でしたね。
お花もある時期なら楽しみ100倍ですね。
私たちと言えば、数m先も見えない状態でしたよ。凄くがっかりしました。いくら想像してもその素晴らしさを思い描けませんでした。
その代わり麓を散策出来たのが幸いでした。

月山も登られたのですね。弥陀ヶ原から見える山は頂上ではなくて思わせぶりしている山だったとは。まだまだ弥陀ヶ原からはありそうですね。数年前時間がなくて弥陀ヶ原でお花観察をずっとしていました。
栗駒山もけぶって全然見えませんでした。台風を迎えては致し方ありませんでした。
随分涼しくなりってきましたから体にはちょうど良いですね。
一日も早くお体が元に戻って、近場と言わずお好きな山登りが出来ますようにお祈りしています。ご主人様もきっと応援してくださると思います。お大事にね。

投稿: tona | 2014年10月13日 (月) 19:26

★夢閑人さま

ブナの原生林は私も白神山地が初めてでした。
世界遺産になったことは嬉しかったです。
奇形ブナがここにはあちこちにありましたが、この2つの名前の付いたブナが傑作でした。
その生命力の強さに感嘆しました。
地面にしっかりと水をため、生物の循環の主役となって素晴らしい森を築いているのですね。
残っているところは日本でも少なく貴重な場所になりました。多くの子供たちに知らせてあげたいです。
湧水のある所にはこのような苔で覆われ、光が射したらまた素晴らしいことでしょう。
ガイドさんに説明をしてもらいながらなので楽しかったです。ありがとうございました。

投稿: tona | 2014年10月13日 (月) 19:34

阿寒湖以外にもまりもがあるとは知らなかったです。

前回のコメントの続きですが、月山には茂吉の
息子さんの茂太さんも登っておられます。
あのあたりでは、成人すると登る慣例に
なっているみたいです。

投稿: matsubara | 2014年10月14日 (火) 16:18

★matsubaraさま

私もこんな所のまりもの存在は知りませんでした。阿寒湖の中でしたらここの「まりも」も丸くなりそうですね。

月山に成人すると登る慣例も知りませんでした。
若者なら軽く登ってしまうでしょうね。でも下からでしたら、長丁場でずいぶん時間がかかりそうですね。でも面白い風習だと思いました。

投稿: tona | 2014年10月14日 (火) 19:14

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