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2015年7月 9日 (木)

ゲイブリエル・ウォーカー著『命がけで南極に住んでみた』

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本土とモン・サン・ミシェルの間は車や人が通るために土手が築かれていました。
それが、新橋が誕生した。この写真を見て一瞬「う~ん?」でした。
この橋のお陰で自由に潮が行き来するようになったため、長年問題になっていた陸地化に歯止めがかかったそうだ。

ゲイブリエル・ウォーカー著『命がけで南極に住んでみた』
想像を絶する過酷な環境の南極。そこでいろいろな仕事をしている学者たちの中に潜入してレポートを書く著者。それにはその生活を共に体験し、あるいは仕事に参加しながら長期滞在しなければならない。そんな中でいろいろなことを学ぶ著者。想像していた南極の別の面がたくさん紹介される面白い本です。
世界各国の人々は其々の基地で実に様々な研究をしているのです。ペンギンの研究はもちろん、深い深い氷の中の研究、極地における天体観測、南極全体の地理的探検、地球の歴史も探るなどの奥深い観察の他、過去のクックやアムンゼンやシャクルトンらの探検が如何に偉大であったかを挟んで、より一層南極の厳しさを解説していく。
中には次のような記述もあって面白い。
そこに地球最強の生き物「クマムシ」がいます。1㎜足らずの体長で8本の太い足を持った動物で-273.15度に耐え、煮沸にも、乾燥にも、放射能を浴びせても生き延びるという。
南極点は儀式的なものと本ものと2つの目印があるそうだ。
又南極にはあちこちに礼拝施設があるけれども、ロシアのネギ坊主のドームが聳えたつ教会はミスマッチだが、荘厳さを賛美するという目的で造られ、専従の司祭がいるという。
彼女の気力、体力は並々ならぬものがって、探究心からこんな極地に引き込まれ、何度も赴き、想像していたのとまた違う南極を世界に紹介するという偉業を成し遂げたことになります。

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栗の実がもうこんなに大きくなっていました。19年前には既にありました。
♪大きな栗の木の下で あなたとわたし~~と歌いたくなる木です。
以前長野に旅したときに、リンゴの木が実をたわわに付けていました。ガイドさんが「リンゴの木1本に何個くらい実が付くと思います?」という質問の答えが1000個ということで驚いた覚えがあります。
そこで栗に実はどのくらいと検索してみたら、1本で250個くらいだそうです。寿命は600年。
実はこの木になった栗を毎年いただいているのです。
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クレオメが最初の花を付けました。思うに最初はとても色がきれい。これからだんだん下に咲いていって、最初の花がどんどん種になります。

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コメント

わっ、大変です。
この写真で思い出しました。クレオメの種も
ルコウソウの種も頂いていたことを忘れていました。
ツキミソウは発芽したのに~

なんとまだ播いていません。明日播きます。
本当に申し訳ありません。
花オクラは発芽していますのに・・・

この本の著者も凄い女性なのですね。
男顔負けの行動力です。
アムンゼンと聞き、
別のサイトでの知り合いが書いている記事を
思い出しました。
80代の元東大教授なのですが、お父上は
シベリア鉄道で欧州に行かれた時アムンゼンと
親しくなられたそうです。お父上も学者でした。

投稿: matsubara | 2015年7月 9日 (木) 19:08

★matsubaraさま

ありがとうございます。
まあ!お知り合いの方のお父様がアムンゼンとシベリア鉄道で親しくなられたとは。会話は英語だったのでしょうね。

全く凄い女性がいるものです。
宇宙飛行士のような厳しさが一面あるかもしれません。

私は今年はどうしたわけか花オクラを蒔くのを忘れました。matsubaraさまでも忘れることがあって、何だか安心しました。

投稿: tona | 2015年7月 9日 (木) 19:24

こんばんは
 
おや、モン・サン・ミシェルと本土は橋で繋がったのですか。
陸続きになる問題解決のためだったのでしょうけれど、う~んですね。
ちょっと雰囲気が変わってしまった気がします。
 
またもやすごい冒険をした女性の本を読まれたのですね。
この方のおかげで、南極のことを、視点を変えて見る事も
できたのですね。興味深いです。
ふっと、和泉雅子さんのことを思い出しましたよ。
日本女性で初めて北極点に到達されましたね。徒歩で到達は
世界初だったとか。女優さんが冒険家になられたことでも、
とても驚いたのを思い出しました。
 
tonaさんのお宅のご近所にも栗の木があるのですね。うちの近くにも。
同じくらいに育ってきています。
 
あれぇー クレオメがもう咲いているんですね!
種は5月に蒔き、芽もでて育ってきていますが、
まだ蕾の片鱗も顔を覗かせません。お日様大好きな植物らしいのに、
わが家は日当たりが悪いので心配していましたが、梅雨に入って
ますます日照不足。ますます心配しています。
咲いてくれますように… ハゴロモルコウソウの生育も遅れています(涙)
 

投稿: ポージィ | 2015年7月 9日 (木) 20:24

★ポージィさま

こんばんは。
ありがとうございます。

モン・サン・ミシェルが土手でつながっていたときは、島を写しても土手は見えにくかったわけですが、これには違和感がありますね。びっくりです。でもこれしか自然を破壊しないためには方法がなかったのですね。

そういえば、和泉雅子さん、凄かったですね。
高校生の時に職員室で見ましたが、とてもスマートで、北極での体力維持のために太ったと聞いたときは、そうなのかと感心したものでした。今はどうなさっているのでしょう。

近所に柿と栗はいっぱいあるのですが、桃がないのが残念です。桃とサクランボは好きですが、高いのでたくさんいただけないからせめて木だけでも。何だか関係ない内容になってすみません。

クレオメは暑い夏がくれば元気に咲きますよ。大丈夫です。
マルバルコウソウはたくさん咲いていますが、ハゴロモルコウソウは丈は高くなっていますが、まだ我が家でも咲いていません。あの真っ赤なお花を早く見たいですね。

投稿: tona | 2015年7月 9日 (木) 21:04

この本に描かれている壮絶な南極の光景、想像するだけで感動しました。
ここなら何とかして行ってみたいとは思えども、無理ですなあ。

投稿: 佐平次 | 2015年7月10日 (金) 10:10

★佐平次さま

パタゴニアと南極は凄く感動すると思います。
ある国で出会った中国人新婚さんの話では一番遠い素敵な南極が新婚旅行で、「これからも遠い所から旅行するんだ、みんな(中国人)そうなんだ」と言っていました。凄いエネルギッシュな、でも人のことをかまわずに旅行している夫婦でした。

投稿: tona | 2015年7月10日 (金) 13:17

こんばんは happy01
モンサンミッシェルに橋が?!
景観はどうなんだろう・・・と思わずにいられません。
南極観測隊を取材するため、自らも南極に身を置く・・・想像を絶する世界だけに、確かに命がけでしょうね。
私もかつて『南極第一次越冬隊とカラフト犬』という本を読みました。著者は第一次と第三次越冬隊員で犬係でもあった北村泰一氏です。
映画『南極物語』のモデルでもあります。
決して学術的な文献ではないので、とても読みやすく当時の様子が良く描かれた本でした。

投稿: 慕辺未行 | 2015年7月10日 (金) 21:51

★慕辺未行さま

おはようございますsun
昨日から良いお天気になり大量の洗濯物を干しました。

モン・サン・ミシェルの景観は慣れるまで相当の違和感があるように思いませんか。それでも地球の営みの方を大切にしたことで良かったのですね。

ご紹介くださった本を私は読んでいませんが、映画『南極物語』と西村淳の『面白南極料理人』でさっとなぞって南極の世界をのぞき見ただけです。研究社たちが足を踏み入れる極地はすごいなあと思った次第です。
東京タワーの所にある南極にいた犬の銅像は映画を思い出させてくれます。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年7月11日 (土) 08:45

tonaさんは、良著を見つけるのが上手な方ですね。
男性とばかり思ったら、女性でした!
視野に収まらない南極についてはお手上げかも…
北杜夫氏の母親、斉藤輝子さんが南極の地を踏んだと騒がれましたね。
以前読んだ、新田次郎のアラスカ物語に衝撃を受けた覚えがあるくらいで。
その後は、タロウジロウの南極物語、最近は南極料理人くらいかな~

モンサンミッシェルは、絵葉書だけで想像を逞しくしてます。
行かれたから、橋についてもご存知なんですね♪

投稿: だんだん | 2015年7月11日 (土) 16:49

★だんだんさま

こんばんは。
南極と言えば、登山家田部井淳子さんも南極の最高峰に登っているのですね。
最近は彼女はアイルランドの最高峰に登りに行ったのですが、風が強くて断念したそうですね。
この著者はかなり意志の強い体力のある女性のようで、何でも体験してしまう強者です。
斉藤輝子さんとツアーで一緒になった人が書いている文章に出会いましたが、本当にユニークだったらしいです。息子たちに旅行費をねだって、南極まで行ってのですね。あの年代では旅行日数は日本最高でしょう。

写真でモン・サン・ミシェルのへの橋を見てびっくり仰天です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年7月11日 (土) 20:17

モン・サン・ミシェル、私が行った3年前は
まだ工事中でした。
以前、道を作ったおかげで
満潮になっても、あそこに水が満ちるということがなくなっちゃったんですよね。
それを阻止するための橋ということでしたが
私が行った2年くらい前に完成予定が
まだまだのんびり工事中で…
いつ出来上がるのやら、という感じでした。
ようやくできあがったんですねえ!

投稿: zooey | 2015年7月12日 (日) 12:47

★zooeyさま

まあ、工事中をご覧になったのですね。
私は全然知らなくて、この写真を見てびっくりでした。
計算しますと、完成予定より5年も遅れたわけですね。欧州の工事現場はそんなに見てはいませんが、結構日本みたいに突貫工事的でなくのんびりしているように見えますね。
中世の面影を残すと言われる街々も、ずっとこのようにのんびり造られてきたのかと思ったりします。

投稿: tona | 2015年7月12日 (日) 13:38

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