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2015年8月27日 (木)

老舗企業の美学

今日の雑学大学の講座名は「老舗企業から学ぶ日本の美学」でした。講師:横澤利昌氏 

老舗と言えば、思い出したいろいろな老舗で、調べてみたら古いのが
塩瀬(1349)、とらや(1526)、聖護院八つ橋(1689)、福砂屋(1624)
月桂冠(1637)、菊正宗(1659)
小田原ういろう(1504)、鳩居堂(1663)、とろろいもの丁子屋(1596)

老舗旅館にもいろいろありそうで、講義で出てきた中で、世界最古のホテルでギネスブックに出ているのが山梨県西山温泉の705年創業「慶雲館」だというのである。1310年続いていることになる。
また世界最古の企業が日本にあって、それは578年創業、1437年間続いている宮大工の「金剛組」は聖徳太子の命で四天王寺を建てたのが始まりという。

日本は100年以上の老舗企業が25000もあるそうでこれは世界一とのこと。アメリカは11000。
何故かというと、家制度があって、血の存続より家の存続が重要であったことと、創意工夫の連続だから。
強みは、たくさんの老舗の哲学と、信用・信頼が第一ということ。

しかし金沢の「森八」が倒産した(その後再生した)など老舗の倒産の最大要因は
①怠慢な社風(わしはずっとこのやり方をしてきたんだ)
②煙草を吸いながら電話を待つという営業の仕方
③聞く耳を持たない横柄な態度
④仕入れ値は相手まかせ
⑤計画性のない発注

そして老舗企業の美学とは
精神美、健康美、外観美、伝統美、生活美、環境美

あらゆる分野で老舗によって伝統ある品々、サービスを守っていってほしいなあ。古い慶雲館にも行ってみたいと検索したら、新しい建物でした。そりゃそうですね。1300年も建物が持つわけないです。

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コメント

日本という老舗国?もやや弊風が目立ち始めましたね。

投稿: 佐平次 | 2015年8月28日 (金) 09:38

老舗なのに知らなかったのが塩瀬とういろうの
店ととろろいもの店です。

岐阜の最古の店は「なべや」と言いまして
室町時代から続いています。傍系の人を知っていますが
大変誇り高いです。
100年以上の店が日本にそんなにあるのでしたら
そこも珍しくないですね。

多角経営で存続しています。
傍系ですが、彼は夫の謡曲仲間の一人です。
多分日本でもそこはかなり古い方でしょう。
何しろ1000年以上ですから・・・
Oさんと言います。

投稿: matsubara | 2015年8月28日 (金) 10:47

こんにちは
 
日本にはこんなに長い歴史をもつ旅館や企業があるのですね。
1000年以上には心底驚きました。現存の法隆寺の建物を7~8世紀頃
造ったのも金剛組だったりして? 
100年以上続く老舗にしても25000もとは、たくさんありますね。
最初に老舗の例として挙げられたものは、疎い私でも知っているものが
半分以上ありました。他に思いついたのが、亀の子束子の会社と、
鎌倉の鳩サブレーの豊島屋、箱根の富士屋ホテル。
他にも色々あるでしょうに、何故にこれ? 笑
でもいずれも千数百年には遠く及びませんね。
 
現代のハイスピードで目まぐるしく変わり、多様性を求められる社会では、
歴史あるブランド名やプライドにどっかと胡坐をかいているだけでは、
老舗といえども生き残っていけないでしょうね。
そこはうまく乗り越えながらも、やはり老舗ならではの良い面や
伝統的なものも守っていってほしいなぁと思います。

投稿: ポージィ | 2015年8月28日 (金) 11:43

追伸
 
柿の実がずいぶん大きくなっていますね。
後は色づくのを待つのみ!
先週末スーパーマーケットで、早くもひらたねなし柿が
少しですが並んでいました。まだ少ぉし青味が残ってました。

投稿: ポージィ | 2015年8月28日 (金) 11:45

★佐平次さま

そうですね。
由緒を語るのに一所懸命で、気取っていて、品質はさほどでないのにお金をがばっと取るというのもありますね。
一見さんお断りというのもねえ。

投稿: tona | 2015年8月28日 (金) 15:50

★matsubaraさま

なべやは知りませんでして、1560年創業だそうですね。金属系製造業としては最古だそうです。
社長さんはOさんですね。
1800年代創業になりますと身の回りで知っている店がたくさん出てきますね。
お菓子ばかり浮かんできてしまいますが、繊維業や医薬品、デパート、製造業、新聞、出版業といろいろです。
今新しいベンチャー企業もやがて老舗になっていくのでしょうか。

投稿: tona | 2015年8月28日 (金) 16:07

★ポージィさま

法隆寺なども金剛組の系統の宮大工ではないかと、勝手に想像しています。ずっと技術が受け継がれてきたのですね。今110人いるそうですが、これからもずっと伝えられそうですね。
途中危機に遭遇して女性の棟梁も出たり、建設会社が救って今日に至ったようです。
鳩サブレーは1894年、富士屋ホテルは1878年だそうですね。
亀の子束子を調べて見ましたら1907年、100年以上の老舗なんですね。
老舗として生き残るには現代はあまりにも複雑になって、それ相応の努力が日々なされていかなければならないでしょうね。
消えては困るよき老舗よ、頑張っていってほしいです。

柿についてもコメントありがとうございます。
もう、売っていたのですか。待たれますね。
これからは梨やブドウですが、梨は1個180円くらいします。何だか高いですね。ブドウや柿まで待つつもりです。

投稿: tona | 2015年8月28日 (金) 16:25

 日本で100年以上続く老舗が、25000もあるとは意外でした。
馴染みの名前がありますね。実はそんな老舗とは知らかかったものもあります。
 
 宮大工が1400年続くのは特殊職業であり、まさしく変わるべからざる伝統そのもの
だからでしょう。しかしよくもこの間、後継者が続いたことのほうが驚きです。

老舗の倒産の要因は、確かに取り上げられたことに基づくものだと思います。
老舗の多くが、最初は殆どが同族会社。創業者の意向が強く支配する。
伝統的な代表する品々は維持するとしても、営業、販売は時代に合わせなければ
続かない。でも、新しく変えることになかなか踏み切れない。一か八かの決断が必要。
 今、話題の大塚家具がいい例だと思います。
経営者たる者、あらゆることを考え、決断することが必要ですね。

投稿: 夢閑人 | 2015年8月28日 (金) 16:41

★夢閑人さま

宮大工の技術の継承の老舗が世界で一番古いというのが驚きでした。凄いことですね。
今でも110人いるという宮大工さん、このあとまたずっと継承されていくのですね。
高松建設株式会社が金剛組の倒産で技術が消滅するのを見るに忍びなくて助けたそうです。

今話題の大塚家具はまだ100年に満たない会社ですが、もうこの段階で親子の確執が起きています。どんどん時代が変わって行って世の中のニーズが変化していく中、昔の老舗が倒産していくのを目のあたりにしている感がありますね。
経営者は本当に大変なのだと実感します。
そして老舗を末永く維持していくのも、時代が急激に変わっていくので大変なのだということがわかりました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年8月29日 (土) 08:42

世界最古のホテルが日本にあるとは知りませんでした。
欧州だと思い込んでいました。
1300年続いているとは素晴らしいですねえ!
上でmatsubaraさんがおっしゃっている岐阜のO家というのは
義母が親しくさせて頂いているので
私も存じております。

投稿: zooey | 2015年8月30日 (日) 09:50

★zooeyさま

世界最古のホテルの最初が目に浮かぶような感じもします。おもてなしはどのようだったのでしょう。

O家も凄い歴史ですね。matsubaraさまのご主人様の謡曲仲間とは、そしてzooeyさまの義母様と親しいとは驚きました。

投稿: tona | 2015年8月30日 (日) 16:05

実に面白い講座ですね。
まだまだ、他にもありそうで!
老舗のお菓子屋は、大体頷けました。
世界最古のホテルや企業が日本に、も驚きです。
その旅館、立替されたのですね~
大企業では無く、街角の小さな工場が注目されていますね。
世界有数の技術と精密さが、重宝される。
その行程を見ると、本当に職人技を極めてると思います。
何だか、誇らしいですよね。

投稿: だんだん | 2015年8月31日 (月) 18:01

★だんだんさま

雑学大学は新聞にも出ましたが、1000回記念が最近行われまして、今回は1003回目の講座でした。

世界一古い老舗とかホテルとか、今まで知らなくてびっくりでした。
そうですね、小さな工場で世界に誇る凄い技術が次々とテレビで紹介されて、驚いています。日本人って凄いなあと。
たくさんの老舗がこれからもずっと技術をつないでいってほしいとつくづく感じ入りました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年8月31日 (月) 18:50

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