« 千畳敷カールで涼む | トップページ | 老舗企業の美学 »

2015年8月24日 (月)

温泉好きですか

宮田珠己著『四次元 温泉日記』 あの『スットコランド日記』と『だいたい四国八十八ヶ所』の宮田氏が今度はお風呂嫌いなのに温泉三昧です。

子どものときから風呂嫌いだった作者は、まず服を脱ぐのが面倒くさく、わざわざ脱いだのに、あがってからまた服を着る徒労感がいや。
湯にじっとしているだけで浸かるのも退屈。ましてや温泉などは冷え性や低体温の老人が行く所決めつけ、ずっと避けてきた作家。家にも風呂があるのにわざわざ出かける理由がわからない。
しかし最近は、水の中に入ったら泳いだり潜ったり魚を探したりという情熱があっても体が動こうとしないし、動くのが面倒になった。
おまけに旅行好きだったのに、観光なんかしないでずっと宿でゴロゴロが好きになった。宿も迷路になっているのが大好き。一日探索してても飽きない。
温泉ならずっと宿にいてもいい、とひらめいた。人は何もしないために温泉に行くのだ、と作者は結論付けた。
ということで宮田氏は温泉の泉質にこだわることなく、宿の料理を紹介せず、地元の人たちとの心温まる交流もしないで予定で温泉旅行旅が始まる。それも、おっさん3人旅、昼間は別行動で温泉宿でだけ一緒になる。
次々と迷路度の高い旅館を探し当て、探検し、温泉にも一応浸かり、何もしないでゴロゴロを実行。病気でもない限りこれは普通できないと思う。
風呂そのものの異空間度合いが気になり、最後はすっかり温泉好きになったから(温泉に入ると体が喜ぶという感覚が芽生えたようです)、とても笑えました。
長野県の地獄谷温泉のサルの入浴観察も面白かった。
宮田珠己さんは本当に変わっていて、面白くおかしい方です。

私は特に温泉が好きで旅することはありません。旅で泊まった宿に温泉があるので入るという程度。広い湯船では心地よくすぐ体が温まるのは気持ちよい。
昔は部屋についている風呂でもいいと言って友人の顰蹙を買いました。しかし富士山すそ野一周で、毎回富士山を眺めながらの露天風呂は素晴らしい。

                     <散歩で>

  シュウカイドウ 雄花と雌花があるそうです。蕊が球のようなのが雄花とか。

450x300
                      オミナエシ450x334

                     キツネノカミソリ450x298
                   ホトトギスとヤブミョウガ450x267
                 ノシラン(ちょっと赤っぽいが)450x300_2
                      ハスの実450x300_3
450x300_4
                     ハツユキカズラ450x300_5
                   アガパンサスの種450x300_7













|

« 千畳敷カールで涼む | トップページ | 老舗企業の美学 »

コメント

こんばんは
 
前記事のお返事コメントで、千畳敷カールへの車での行き方を
教えてくださってありがとうございます。夫の休みと元気と
その他もろもろの条件がOKなときがあったら提案してみます(^^)
 
さて、今日のタイトル「温泉好きですか」の私の答えは「嫌い」。
何よりまず、人と一緒が緊張して寛げないというのがあり、
さらに、若いとき、団体で行ったスキーの帰りに温泉に入ったら、
湯当たりしてしまって頭が割れそうなほど痛くなったのが
トラウマになっています。
 
作者の方も、かっては温泉なんか…だったのが、
年齢とともにあれこれ変わったら、温泉への気持ちにも
変化がおきたのですね。それでも個性的な温泉との向き合い方。
面白い方ですね。そして最後にはすっかり温泉好きに180℃の転身。
その柔軟性も肩の力が抜けていていいですね。
すっかり読んだような気持ちで記事を楽しませていただきました。
 
お散歩で会われた植物たちも素適なものがいっぱいですね。
秋を感じました。

投稿: ポージィ | 2015年8月24日 (月) 20:09

★ポージィさま

温泉は嫌いということがよくわかります。
恐ろしいトラウマもあるのですね。
温泉って何だか露天風呂にも入れてしまうほどお温まるのですね。うっかりするとのぼせてしまうかもしれません。
人は気にしないでしょうが、確かに人を気にしなければならず緊張するものです。誰もいなければこんないいことないですが。

1冊の本の中で温泉嫌いが好きになる過程が何ともおかしくて、かなり笑ってしまいました。
これからの人生、この方はさらに何を求めて生きていかれるのでしょう。興味深い方です。

散歩していますと、お花に秋を感じます。早く秋よ来いと毎日心の中で叫んでいましたらここ2日は秋なんですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年8月25日 (火) 08:10

十人十色。温泉好きすか? 嫌いじゃない。
しかし、あまりどやどやはいるのは嫌い。
夜、静かになった露天風呂に一人静かに入るのが好き。
秘境と言われる温泉、好き。
 
 昔、北海道の稚内手前の豊富町だったかな?4月の中ごろ、白樺林の中に自然に湧いてる
温泉があるとのことで、(電車の中から見えてた)もの好きな宿の方に連れて行ってもらったことがあります。
まだ雪も少し残っていました。何もない林の中、小さな朽ちかけたような
板葺きの小屋がある。周りは壁なし。一坪ほどの池にお湯が沸いてる。寒い。
下には村人が敷いたのか砂利が敷いてある。落ち葉も少し入ってる。
お湯は寒さに冷やされて熱くはない。入ってる間はいいが上がると寒く感ずる。
じっくり入って急いで着込む。小屋の横には「熊に注意」の立札があった。
二度と体験することのない秘境の温泉だった。
 
 あまり人の来ない夜中の露天風呂。星を見ながら入る。いいなあ。群馬の温泉宿だったかな?
雪国の温泉も又良し。ご当地の食事が楽しみ。
 群馬の猿ヶ京温泉。ここでは自家製の豆腐料理が嫌というほど出て最後は嫌になった。
温泉いろいろ。料理もいろいろ。人もいろいろ。

初雪カズラ。家にもあります。散歩の途中でも
よく見かけます。
 ハスの実、はじめて見ました。
秋の七草、オミナエシも咲いてるのですね。
もう秋ですね。ここ2.3日朝は涼しく散歩も気持ちいいです。
 キツネノカミソリ。近くの新座市に群生地があるとTVで見ました。。

投稿: 夢閑人 | 2015年8月25日 (火) 11:52

私もどちらかと言えば温泉は嫌いです。
夫は3度入りますが、私は一度しか入りません。
のぼせそうでいやなのです。
熱い湯が嫌いなこともあります。
どこの温泉も熱すぎて死にそうですから・・・

ハンガリーの温泉はぬるすぎて風邪をひきそう
でした。
ぬるすぎもだめですね。

医師だった伯父も嫌いで、めったに入らなかったようです。
人がいっぱい入ってあんな不潔なところはない
というのです。
その娘つまり従妹もきらいです。

投稿: matsubara | 2015年8月25日 (火) 13:42

★夢閑人さま

秘境と静かな露天風呂が好きとおっしゃるのがいかにも夢閑人さんらしいと思いました。

北海道の雪の残った白樺林の中の温泉、素敵ですね!
読み進むうちにさらに凄い所です。「熊に注意」には驚きました。
この作者も書いていますが、落ち葉が入ったような温泉の話が出てきました。野性味豊かすぎるかもしれません。
星が見える露天風呂も素晴らしいです。
猿ヶ京温泉は聞いたことがありますが行っていませんし、雪国の温泉もまだです。
温泉で食べるお料理もいろいろでしたでしょうね。

今がハツユキカズラがきれいなのですね。
ハスの実は食べたことがありますが、とても美味しいです。もう1回食べたみたいものです。

キツネノカミソリは暗い木の下にありますね。お鷹の道の「真姿の池」のところにあったのは絶滅してしまいました。
オミナエシが咲いているのを見ましたら、秋という感じです。昨日からまさに涼しくて暑さバテの体が回復しそうです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年8月25日 (火) 14:48

★matsubaraさま

そういう意味で温泉がお好きでないのですね。
いつぞや温度が書いてありましたが、43度でした。家のお風呂なら冬なら入れそうな温度です。

まあ!ハンガリーのあの温泉に入られたのですね。私はパスしましたが、そんなにぬるかったのですか。皆さん悠々と楽しんで、外国人でチェスをしている人もいましたね。

伯父様のお話、確かに一理ありますね。
小学校のとき疎開先から帰ってきてしばらく銭湯でした。今は入らないですが、懐かしく思い出しました。源泉かけ流しでないのが違うのですが。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年8月25日 (火) 14:56

我が家は夫の転勤で札幌生活4年を体験し、北海道中をドライブ旅行・・・
行く先々で温泉に入り「家族みんなが温泉大好き人間」になりました。
札幌の奥座敷と言われる「定山渓」は我が家から車で1時間もかからず、よく行きました。

横浜に戻ってからも、旅行中の宿は必ず温泉宿でした。
宿に着いてまず温泉に入り、寝る前に入り、朝入りで、3回は必ず浸かりますね。
だからと言って家でのお風呂も好きか?と問われればそうでもないのです。

この宮田氏のように”温泉ならずっと宿にいてもいい”
”人は何もしないために温泉に行くのだ”というのとはちょっと違いますが・・・
山から下りた時の温泉や、一日中車を運転しての観光の後に入る温泉と、美味しい料理とビールは最高!と思っています。


投稿: nao♪ | 2015年8月25日 (火) 20:50

宮田珠巳さんは知りませんでした。
本のタイトルだけで笑えるので、興味津々。
全く常人と違う感覚が面白く、これもありなんだなと思いましたよ。
嫌いから好きへ…案外年齢的なこともあるでしょうかconfident
泳ぐのが好きでしたが、いつからか濡れるのが面倒になりました。
でも、温泉とあらば迷路も厭わずですね~

オミナエシが咲いた・・・
秋近しですね♪

投稿: だんだん | 2015年8月25日 (火) 23:43

こんにちは。風呂から眺める富士山は最高でしょう。銭湯に富士山を描いた気持ちがわかります。
シュウカイドウは雌花が固まっていましたね。一番下と中央左後方に見えるのが雄花のようですね。花の基部に三角形の翼がありません。

投稿: 多摩NTの住人 | 2015年8月26日 (水) 08:11

★nao♪さま

北海道に4年間も住んでいらしたのですか。
よかったですね。定山渓や川湯温泉など思い出します。お近くだったならこれは温泉好きになりますね。
普通の人は3回入るということですが、nao♪さん家もそうなのですね。これこそ温泉の宿にした甲斐があるというものですね。観光と二重に楽しめるではありませんか。
登山の後の温泉は、有り難く確かに気持ちいいですね。
私もこれから温泉めがけては旅に出ませんが、旅先で入れる温泉をいろいろな観点から味わってみたいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年8月26日 (水) 08:29

★だんだんさま

宮田珠己さんて、前の2冊からもちょっと変わった面白い人で、これからどうなっていくのか興味津々の人です。
知人に温泉ソムリエなる男性がいたのですが、詳しく聞かないうちに病に倒れられて聞き損いました。全国の温泉を制覇しているのかなあと想像していたのですが。

オミナエシは国分寺(お寺)の境内です。真っ先に満開でした。秋もすぐそこですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年8月26日 (水) 08:35

★多摩NTの住人さま

こんにちは。
富士裾野一周での富士山を眺める温泉は素晴らしいです。
そういえば小学校の時に一頃入っていた銭湯の絵は富士山でした。何だかやっとつながった感じです。

シュウカイドウのことを教えていただきありがとうございました。よくわかりました。
雄花の基部に三角形の翼がないこともわかりました。来年まで覚えていられるかが怪しい腦状態ですが、とても嬉しかったです。
重ねてお礼申し上げます。

投稿: tona | 2015年8月26日 (水) 08:42

温泉でのんびりしたいなあ。

投稿: 佐平次 | 2015年8月27日 (木) 11:06

★佐平次さま

このところ、胸の痛くなることが佐平次さんに続きましたね。温泉でゆっくりできますように。

投稿: tona | 2015年8月27日 (木) 19:14

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/62147139

この記事へのトラックバック一覧です: 温泉好きですか:

« 千畳敷カールで涼む | トップページ | 老舗企業の美学 »