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2015年10月18日 (日)

マリー・ローランサン展 府中市美術館

お陰様でブログも10年間、今日から11年目に入ります。見ていただいた皆様に感謝申し上げます。
いろいろなことがあった10年間でしたが、ブログを通して随分いろいろなことを教えていただきました。ありがとうございました。
何事もどんどん忘れていくけれども、行きっぱなし、やりっぱなしでなくて、一応振り返ってみることがとても勉強になっています。
勉強するのは若かりし頃と違って好きでもなくなったのですが、スカスカ頭にいろいろな知識が入ってくるととても嬉しくなります。
平均寿命まで十数年ですが、健康でいられるのは数年といったところでしょうか。とはいえ、今は少々がたついてきて、何時死が来てもおかしくない。一日一日を無駄に過ごさないで有意義に送りたいと思うのです。断捨離だの遺言ノートに記すなどをやったところで、また新たに出発、といっても一向に変わり映えしませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

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1週間前、お隣の市、府中市の文化祭ということで、府中市美術館で開催中の『マリー・ローランサン』展が無料でした。無料というと飛びついてしまうケチな私です。
いつもそこそこにすいている美術館なのですが、さすが入場制限していました。この美術館は、いつも画家の略年譜や説明の細かいチラシを別に作り親切です。ほかに工作部門があったり、今回は学芸員のスライドレクチャーがあって興味深かったです。
茅野市蓼科高原にあったマリー・ローランサン美術館は2011年に閉鎖され、その後は貸出展などで公開されている。今回は1点を除いた70点全てこの美術館のものです。
1011_450x338
マリー・ローランサン(1883~1956)といえば、ポスターに紹介されている、ピンクと青のパステルカラーで描いた少女の絵を思い起こします。20世紀のパリで活躍した画家。
私生児として生まれる。ブラックやピカソと出会い、詩人アポリネールの恋人となるも別れ、ドイツの男爵と結婚し、スペインで亡命生活を送るが、パリに戻り結婚生活も7年で終わり離婚する。とまあ年譜によれば72年の生涯を終えるまで波乱万丈の人生を送った。

自画像に始まり、風景画や静物画エッチングなどまずまず普通であった(1904~1909頃)450x192
ピカソらとの出会いにより、抽象化されていく。しかし、ちらしの「ピアニスト」のような作品でローランサンらしいキュビズムだ。(1910年代前半)380x450
1910年代後半から1920年代に「ロ-ランサンスタイル」が誕生。
輪郭線がなくなり、鼻がなく、淡いパステルカラーへ
                       「接吻」300x380
                      「三美神」327x400
ローランサンはその後、バレエの衣装をデザインしたり、舞台美術を手がける。
                      「鳩と花」400x330
1930年から最晩年までは顔には鼻が描かれ、少し作風が変化したようにも感じるけれども色彩などはあまり変わっていないように思える。
                    「三人の若い女」400x297
鉛筆とクレヨンで描かれた「馬に乗っている四歳のマルセル」と「マティナルトコケット」の犬の絵が普通でとても可愛い。450x364
解説に本展覧会では「かわいい造形の探究」に捧げられたローランサンの画家人生を辿る・・とありました。

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コメント

こんにちは
 
ブログ10周年、そして11年目突入おめでとうございます。
私はtonaさんから素晴らしい刺激や知識を大いに
いただいている一人。おかげさまで人生を豊かにしていただいていると
いっても過言じゃないと感謝しています♪
>勉強するのは若かりし頃と違って好きでもなくなった…
えっ!?と驚きです。「勉強好きでいらした若かりし頃」は、
いったいどれほどの勉強をなさっていたのでしょう。
ずっと勉強嫌いで怠惰できた私とは大違い。恥ずかしくなります(^^;
でも、こんな私でも、もちろんすぐに忘れてもしまいますが、
いろいろなことを新たに(または改めて)知るのは楽しいものですね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
さてさて、マリー・ローランサン。淡いパステルカラーの色使いの
絵が印象的ですが、それより以前の作品などは知りませんでした。
けれど、茶系の色使いの内にも抽象化が見られ始めていたのですね。
やがて独自の画風を確立。やさしい気持ちになれる絵と思って
いましたが、よく見ると描かれている人たちは笑っていないのですね。
どんな思いをこめて描かれたのかと気になりました。
彼女の人生も知るのは初めてでした。

投稿: ポージィ | 2015年10月18日 (日) 17:33

★ポージィさま

いつもいつもありがとうございます。
素敵なコメント、いろいろなお花の名前を教えていただいたこと、幅広い知識をいただいて、こちらこそ感謝しております。
この頃勉強は1時間ともちません。仕方なくでは勉強とは言えませんが、幸い今は学生ではないので好きな事だけやっていればよくて、誰にも叱られずいい気なものだと思っています。
お休みもありますが、週2回の講座ではたるんでいるせいか、学生時代には居眠りしたことないのに、前回あたりから居眠りしたりして反省しています。

ローランサンはピカソのようにはあまり変化してはいませんね。
ホント、気がつきませんでしたが人物は笑っていなくて憂いを含んだ少女がいますね。
一目でローランサンとわかる絵、何時までも忘れないでしょう。
いろいろな画家の人生に触れましたが、皆さん決して平凡な人生とはいい難く、それがまた描く絵への栄養になっているのでしょうか。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2015年10月18日 (日) 21:07

ブログ10周年おめでとうございます。
私も殆ど同時にスタートしました。
同時に始めた人の多くが閉鎖されているのを
見ますと、果たして私はどうなるのかしらと
少し気になります。

マリーローランサンは何度もあらゆるところで
見て来ましたが癒されますね。

30年ばかり前、「夜の手帖」という詩集も
読んだことがあります。詩的な絵を描く画家
ですから納得したような記憶があります。

投稿: matsubara | 2015年10月19日 (月) 13:04

ブログ10周年おめでとうございます。
いつも身軽なフットワークに感心しています。
おかげで私も旅をした気分に浸ることができています。

これからも楽しませていただきます。

投稿: gaki | 2015年10月19日 (月) 14:48

★matsubaraさま

ありがとうございます。
いつも温かいコメントをいただいているお蔭で続けることができました。
当初は1年も続かないのではと思っていましたが、他のものはダメでもブログだけは皆様のおかげで助けていただきながら楽しめました。
matsubaraさまが「どうなるかしら」とは考えられないお言葉です。バイタリティ溢れるmatsubaraさまこそお手本ですから。

マリー・ローランサンの詩文集『夜の手帖』を読まれたのですか。私は読んでおりませんでした。絵にマッチした詩文なのでしょうね。

投稿: tona | 2015年10月19日 (月) 15:36

★gakiさま

いつもいつも見ていただいてありがとうございます。
gakiさんのお陰で今年もこの日に気がつきました。
年齢的にも体力が衰えて日帰りがやっとの状態になり、10年前は何と元気だったのだろうと感慨にふけったりしています。これからもよろしくお願いいたします。
来週、ご紹介していらっしゃった新橋の方面の鳥居を見に行こうかと思っています。

投稿: tona | 2015年10月19日 (月) 15:40

tonaさんのブログも11年目に入ったとか、
誠におめでとうございます。
tonaさんのブログは本当に新鮮で、内容のあるものばかり、
いつも感心し、いろいろ勉強させてもらって
います。
いつも新しい発見があります。その活動範囲の
広いことには驚くばかりです。
到底まねの出来るものではありません。
これからも、新しい情報を発信し続けて下さい。
マリーローランサン展が府中市で開かれているとか。
調べてみたらまだ開催中のようなので、
私も是非行ってみたいと思います。

投稿: 茂彦 | 2015年10月19日 (月) 22:05

★茂彦さま

おはようございます。
茂彦さんたちのお陰でここまで駄文を書いてきました。本当にありがとうございます。

来年後期高齢者を前にして体力がとても衰えました。それでも日帰り位何とか物見遊山ができますので由としなくてはなりませんね。
これからもよろしくお願いいたします。

マリー・ローランサン展は71点でそれほど数が多くなく、また癒される美術館ですのでお疲れにはならないかと思います。お出かけになられるといいですね。

投稿: tona | 2015年10月20日 (火) 08:50

いつも旺盛な行動力、なんたって世界をまたにかけ、山に登り海に行き、驚いています。
しかも丁寧な記録と調査、ただ歩くだけじゃないんですね。
ますます元気な新しい10年になることをお祈りします。

投稿: 佐平次 | 2015年10月20日 (火) 10:30

★佐平次さま

いつもいつもありがとうございます。
ご期待通りにいったらどんなに嬉し事か!
世界の方ですが、限界になってきましたので多分もう行きません。山も丘になってしまいましたが、佐平次さん同様歩くことだけは続けたいです。

投稿: tona | 2015年10月20日 (火) 12:54

tonaさん、ブログ11年目に突入、おめでとうございます。
私も2007年5月からブログを書き出してますが
tonaさんの方が先輩ですね。
ブログを書き出した時に息子や娘から半年も続かないから
止めた方がいい・・・と言われましたが、今も続けられるのは読んでる方が居てくれるから・・・私もそう思います。

tonaさんとのお付き合いは未だ日が浅いですが
tonaさんの勉強家振りには目を見張るものがあります。

失礼ながら来年は後期高齢者になられるようですが
それだけの気力は何処から生まれてくるのでしょう。
私にはとても真似が出来ません。

tonaさんのブログを知ってから、私の知らない世界を教えて貰い
楽しく拝見させて貰っています。
これからも色々教えて下さいね。

マリー・ローランサン展、私は芸術に疎いのですが
名前は知らなかったですが、画を見て分かりました。
優しい感じの画ですね。

投稿: ラッシーママ | 2015年10月21日 (水) 15:52

★ラッシーママさま

温かいお言葉、ありがとうございます。
娘が最初作ってくれたのですが、時々もうやめようかしらと言うたびに、1ヶ月に1回でもいいからやってみたらと励まされ、この頃はみなさまにも無言の励ましをいただいて、ここまで参りました。
ハウステンボス旅行に行って本当に良かったと思っています。2,3日違いらしいラッシーママさんにそこではお会いできなかったのに、nao♪さんのお陰でこんなところでお話しできるものですものね。

いえいえ、こちらこそ教えていただきたいです。考え方が似ているけれども体験された世界が違う皆様にはどれだけ教えられ、刺激を受けますことか。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2015年10月21日 (水) 16:48

ブログ開設10周年、おめでとうございます。
私も今年の4月で10年でしたから、ほぼ同じ時間をブログに記してきたことになりますね。
人生後半のそろそろ衰えの感じられる時期の、自分自身の貴重な記録として残った感じがしませんか?
この10年は色々なことがありました。
私は時々懐かしい昔の記事を振り返って見ることがあります。
60代前半の、夫婦でオーストラリアのパースに通っていた頃が一番輝いて居た頃と実感しました。
カメラが趣味の私の前を歩く夫の姿がたくさん写っていてじ~~んとしてしまうこともありますが、記録として残せて良かったと思っています。
tonaさんはこれからもご夫婦でたくさんの思い出を作って、そしてここにUPしてくださいね。

マリーローランサンの絵はふんわりとしたタッチの、メルヘンチックな色が印象的と捉えていましたが
初期の頃の自画像などの作品は全然違っていたのですね。
府中市の文化祭ということで『マリー・ローランサン』展が無料で鑑賞できて幸いでしたね。
黒柳徹子さんがこの画家の大フアンで、俳句の雅号が「ローラン」と、何かの記事で読んだ覚えがあります。

投稿: nao♪ | 2015年10月21日 (水) 16:51

★nao♪さま

ありがとうございます。
少し先輩のnao♪さんは写真も趣味ということで、いつも尊敬しています。あんな美しい写真はなかなか撮れるものではありませんが、お好きだからこそ素敵なアングルから私とは違った素敵な写真となるわけですね。カメラも違うのでした。
この時期の4つ?の年齢差はとても大きいですよ。私は今のnao♪さんの頃は超元気が終わった頃で外科的にあちこち故障でそれでも何とか元気そうにしていました。
今は違いますよ。内臓にきましたからね。
肺臓以外は元気な夫が今一人でヨーロッパに行っています。あさって帰ってきますが、nao♪さんの家の中で一人だけの淋しさを10日間味わっています。でもnao♪さんのご主人は帰っていらっしゃらないのですものね。nao♪さんを思い出してせつなくなりました。私も早くて数年で別れなくては。自分の方も怪しいし。毎日を大切に過ごします。

おぉ!黒柳徹子さん、そうなのですか。俳句もされるのですね。驚きました。

投稿: tona | 2015年10月21日 (水) 19:03

 遅ればせながら11年目突入、おめでとうございます!
 何にでも興味を持ち、行動力あふれるtonaさんのブログからは、いろいろなことを教えていただき、それによってわたしの興味の範囲もどれだけ広がったかわかりません。
 これからも引き続きよろしくお願いいたします。
 

投稿: Nora | 2015年10月21日 (水) 22:12

★Noraさん

ありがとうございます。
こちらこそ、Noraさんの幅広い趣味、勉強には追い付いていけません。そして何事も中途半端な私が羨ましいくらい徹底しておられます。
これからも学ばせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2015年10月22日 (木) 05:43

ブログ10周年おめでとうございます。私は2004年夏から始めましたので、ほぼ同じ時期だったんですね。これからもどうぞ宜しくお願い致します。

投稿: 多摩NTの住人 | 2015年10月22日 (木) 08:37

ブログ11年目ですか、おめでとうございます。
1年先輩になられます、今まで続けて良かったことが多いですね。
同じ地元のtonaさんと逢えたのも、ブログのおかげです♪
ところで…ラッシーママさんとも知り合いになってますね~
彼女もnaoさんも、長くお付き合いをさせてもらっているんですよ。輪が広がって嬉しい。

ローランサンをご覧になりましたか。誰しも癒される絵画ですよね。
府中美術館は、国分寺の画家さんの展示を見に行きました。
地元ではお馴染みの風景画が多くて、親しみがありました。

今後もよろしくお願い致します。

投稿: だんだん | 2015年10月22日 (木) 11:01

★多摩NTの住人さま

ありがとうございます。
1年先輩ですね。初めからずっと拝見出来たらもっと植物に詳しくなれたかもなんて思いました。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2015年10月22日 (木) 20:58

★だんだんさま

ありがとうございます。
皆さん同じころに始められていらしたのですね。
nao♪さんのお陰でお二人の気持ちの良い方に巡り合えて感謝しております。
すぐお近くにいらっしゃるのも嬉しくて心強いです。

府中美術館は以前は歩いていました。結構遠いです。でもシルバーパスをいただけるようになってバスで半分ほど行けました。
着いた先に目に入った癒しのローランサンのポスターに期待が高まりました。
70点も見られて堪能出来ました。
こちらこそよろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2015年10月22日 (木) 21:05

11年目おめでとうございます。
私も同じ頃始めたように思います。
日常の些事であっても、映画や本の感想であっても、旅行記であっても、
書いておけばいつか読み返して思い出しますが
書かないと忘れちゃうのですよね。
知的好奇心にあふれたtonaさんを
良いお手本にさせて頂きたいと思っています。

投稿: zooey | 2015年10月23日 (金) 09:52

★zooeyあま

ありがとうございます。
もしかしてあまり動けなくなったときに、見返すことがあるでしょうか。
資料は捨てるし、日記も書いてないので、唯一の思い出となります。
本当にこれがなかったら、忘れていることが多いです。たとえ見返さなくても、命がなくなって、このブログも消えても、zooeyさまたちとの交流が亡くなる前に走馬灯のように流れていくのではと思うのです。
こちらこそお手本ですよ。

投稿: tona | 2015年10月23日 (金) 14:44

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