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2015年11月 5日 (木)

旧新橋停車場プラットホームと鳥居などにまつわる3つの神社

(1)新橋駅で下車してまず向かった旧新橋停車場は、今とは汐留方面に少しずれている。
朝の連続ドラマ『あさが来た』でもうすぐ汽車が横浜まで走るようになるから、その原動力が石炭で、その商いを・・・というのが先週出てきたところです。
夏目漱石は18歳の学生時代から生涯で54回新橋駅に足を踏み入れたそうだ。

1872(明治5)年10月14日、新橋駅ー横浜駅(現桜木町駅)間が開業した。
これはその時のプラットホーム25m(本来は151mあった)が再現されたもので盛土式石積みという方式で造られているそうです。450x300_2
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日本最初の鉄道の起点・0哩標識とレール
1914(大正3)年に新橋駅は貨物専用の汐留駅になり、新橋駅は烏森駅になり、汐留駅は86年に廃止。91年に汐留再開発で関東大震災で、焼失した停車場の礎石などの遺構が現れた2003年、再現駅舎が完成(写真撮り忘れです)。300x450

ブログ「楽餓鬼」のgakiさんに教えていただいた2つ面白い神社です。

(2)ー1 烏森神社 
新橋駅烏森口からすぐのところにある神社で、変わった鳥居と同じ形の社殿。なるほどそっくりで、それだけで感動しました。
手前が鳥居です300x450_2
                       近づいて450x300_4
                  社殿は鳥居にそっくりです300x450_3
ここの狛犬は吽形の方が子どもを抱えているというか、踏んでいるように見えます。300x450_5
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                     神社の起源450x273
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(2)-2 虎ノ門金刀比羅宮(ことひらぐう)
虎ノ門琴平タワー(26階)が鳥居と参道に覆いかぶさるという面白い神社。
下層部3分の1が参道になっている宗教法人金刀比羅宮と三井不動産の共同開発オフィスビル。300x450_6
          中から鳥居を見る。ビルを支えている柱の太いこと!450x300_6
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           参道を奥に進み左を向くと、銅鳥居と拝殿がある。300x450_7
                        拝殿450x300_9
拝殿前の銅鳥居には四神の彫刻がある。品川神社にもありました。
左の柱の上が青龍(東)と下が玄武(北)300x450_8
              右の柱の上が朱雀(南)と下が白虎(西)300x450_9

(3)羽田・穴守稲荷神社と大鳥居
2度ほど羽田から朝早い便に乗るため、前日羽田国際空港駅より3つ手前の「大鳥居」という駅のそばのホテルに泊まったというのが事の始まりです。
その時、大鳥居というのはどこにあるのか見てみたいと思って交番で聞いたら、かなり遠くてもう暗いからよした方がいいと言われあきらめたのです。(店やホテルで聞いても誰も大鳥居もことを知りません)
その後調べたら、戦前から羽田には穴守稲荷神社があったが、戦後進駐軍の空港拡張に伴って穴守稲荷神社が取り壊された。地元の人はすぐ近くに土地を寄進してくれた人がいたので神社をそこに造りなおしました。大鳥居も移転しようとしたら、移転に関わった人が亡くなったりといろいろなことが起こり取り壊しを免れて残りました。ところが新B滑走路の整備の障害となることから、今の天空橋駅のそばに移転を余儀なくされ、今は穴守稲荷のものではなく、国と空港関係企業のものになったのだそうだ。
穴守稲荷は羽田に向かって、大鳥居駅の次の穴守稲荷駅にあり、大鳥居は穴守稲荷駅の次の天空橋駅のところにあるというわけです。天空橋の次の駅が国際空港駅です。大鳥居駅といっても大鳥居があるわけでなく、もしかして穴守稲荷駅や天空橋駅が以前はなかったのかなあと思ったですが、どうして名前が付いたのかが調べられませんでした。

前置きが長くなりました。以前夫が川崎の夜景を見に羽田から船に乗ったら赤い鳥居が運河のそばにあったと言っていたので、是非、赤い鳥居(大鳥居)と奥に引っ込んだ穴守稲荷神社を見ようと友人と出かけて見てきたというわけです。

          穴守稲荷には東西南北に鳥居が5つもありました2_450x300_2
                        社殿450x300_12
                       キツネ300x450_10
                      稲荷大明神300x450_11
                必勝稲荷社などお狐様がいっぱい450x300_13

          神社から天空橋まで5分歩くと大鳥居が見えました450x300_14
関係なければ、どうという話ではないのですが、歴史の詰まった大鳥居に出会えて感激です。青空に映えてきれいでした。450x300_15
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コメント

マニアックな話題ですが、面白く拝読しました。
私のネックは、東京は長いのに田舎者で何も知らないこと。
汽笛一声新橋の~歌を覚えている程度でして!
でも古き神社をビルの谷間に大事に祀っているのは、日本人らしいですね。
tonaさんは気になっていた記憶を辿って、穴守稲荷神社へ行かれたのですね。
ご覧になれて気持ちがスッキリしたのではないでしょうか♪

投稿: だんだん | 2015年11月 5日 (木) 19:28

★だんだんさま

最後の話は本人は面白くても人には押し付けられません。
はい、気持ちがスッキリです!
この日全部回ったので一応書いてしまいました。
読んでいただいてありがとうございます。
ビルの谷間の2つの神社のお詣りで驚いたのが、次から次へとお詣りの人が現れることでした。中には10分くらい何か祈っている人がいました。
本当は京都に行きたいのですが、宿泊するところが半年前に申し込んでも満杯だということです。中国人が賃貸住宅を宿泊所として使っていることが今日のニュースになったほどです。

投稿: tona | 2015年11月 5日 (木) 20:43

こんばんは
 
tonaさんのご関心はいろんな方面に向かっておられますが、
寺院とともに鳥居もその一つですね。
烏森神社のような、こんな形の鳥居と社殿があるとは初めて知りました。
ごく普通の形の鳥居の形とはずいぶん違いますね。
何か理由があってのこの形なのか気になります。

ビルの下に鳥居と参道がある虎ノ門金刀比羅宮もびっくりです。
どうしてこんなことになってしまったのやら、ビル建築の際の苦肉の策?
 
さらにすごいのが穴守稲荷神社と大鳥居ですね。
簡単に言うと社殿と鳥居が引き離されちゃった?
羽田空港へ行く際にいつも通り過ぎる駅の名前に、ごく普通に
神社がある地なのだとばかり思っていました。
 
以前どなたかが、日本は古くからのものと近代的なものが
当たり前のようにともに息づきそこに人々の暮らしがある、
というようなことを言ってみえたのを思い出しました。
それも日本ならではの魅力だと。

投稿: ポージィ | 2015年11月 5日 (木) 21:45

★ポージィさま

おはようございます。
珍しい鳥居の見学もこれで終わりになりました。
烏森神社の鳥居の形がどうしてこうなったのか、調べてみたのですがわかりませんでしたし、どなたが設計したのかもわからずじまいでした。とても残念。

虎ノ門金刀比羅宮にもビックリですね。都会ならでは事情がありそうですね。思わずここの杭はデータ改ざんなんてないでしょうねと頭に過りました。

大鳥居は取り壊そうとしたアメリカ兵や日本人工事者が次々と怪死し、次々と航空機事故が起こったのだそうで、残すことになったということも言われているのだそうです。上の写真にも見えますが、大鳥居の前の銘板にはそのことが一切書かれていませんでした。鳥居の額には「平和」と書かれいます。

仰るように古いものと新しものとが混在して生活できている日本は欧米とかなり違うのですね。外から見たら変わっていて面白い国なのかもしれません。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年11月 6日 (金) 08:54

羽田の大鳥居のことは知っていましたが、前二つの神社は知りませんでした。
都会が開発されていく中、御宮だけはそのまま残ってるわけですね。

他にもビルの片隅に昔の遺跡の表示が残ってますね。
実に不思議な光景です。

投稿: 夢閑人 | 2015年11月 6日 (金) 12:12

何時もtonaさんが書く記事は、だんだんサンも仰ってますが
マニアックな記事が多いですね。

私は東京に60年近く住みながら、知らない所が多く
何時もブログ仲間から教えて貰っていますので
今回の記事も初めて知ったものばかりでした。

特にビルと神社が一体化した虎ノ門金刀比羅宮には驚きました。

穴守稲荷と大鳥居が離れた場所にあると言うのも面白いですね。

以前、新宿の何処を歩いたか定かではないのですが
空き地一つ無い新宿で神社があった時には驚きましたが
昔からお詣りしてたのでしょうね。

投稿: ラッシーママ | 2015年11月 6日 (金) 12:22

★夢閑人さま

大鳥居のことをご存知でしたか。
烏森神社は細い路地が一応参道になっていました。
虎ノ門金刀比羅宮を広い道路のこちら側から見たときには聞きしに勝ると言いましょうか、驚きました。ビルの下三分の一を開けて、その上に何十階も建物が乗るなんてあの太い柱で出来るのですね。
全く都会に中の神社にはびっくりでした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年11月 6日 (金) 13:38

★ラッシーママさま

まあ、60年も東京に住んでいらっしゃるのですか。私は中学1年途中で茅ヶ崎に引っ越しましたので、東京は40年くらいになります。勤めや学校を合わせるともっと長く東京に親しんでいます。
でもここ11年暇になってから東京のあちこちを知るようになりましたから、ラッシーママさんと全く同じです。

穴守稲荷の大鳥居はいろいろ紆余曲折があって、国のものになってしまったというのが鳥居の運命を感じました。
新宿の神社は花園神社だけ知っています。東京にはビルに挟まれた社寺が多いですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年11月 6日 (金) 13:52

最初の二枚の写真は、9月に汐留ミュージアムの
アールヌーボーのガラス展を見に行った時
通りました。時間がなくて中に入れず心残り
です。

たくさん鳥居が都内にあるのですね。
祟りもあると聞くと簡単に移設はできない
ですね。

将門の首塚が動かせないのもそういう理由が
あるとテレビで言っていました。

投稿: matsubara | 2015年11月 6日 (金) 15:21

★matsubaraさま

旧新橋停車場の前を通られたのですか。それは残念でしたね。

将門の首塚のことも聞いたことがあります。
大鳥居の祟りはエジプトのツタンカーメンの呪いを思い起こすような話です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年11月 6日 (金) 19:32

烏森神社の前の飲食街、昔良く行きました。
二階の小部屋で飲んでいると新内流しが歩いたり、いい感じでしたよ。

投稿: 佐平次 | 2015年11月 7日 (土) 11:21

★佐平次さま

烏森神社の細い参道の両脇も、飲食店が並んでいますね。
楽しかったでしょう。
私の父は勤め帰りに、新橋界隈でしょっちゅう飲んで茅ヶ崎の自宅まで帰ってきました。さて、どこの店に入っていたのだか。

投稿: tona | 2015年11月 7日 (土) 16:24

私の父の実家が新橋烏森口から歩いて5~6分の所です。
祖母(父の母)が生きていた小学校時代はしょっちゅう行っていた場所ですが・・・
まだ本家の従兄が商売をやっていますが、最近はトンとご無沙汰です。
「烏森神社」という名前を聞き覚えがありますから、行ったことはあるかと思います。

ビルと合体した虎ノ門金刀比羅宮は凄いですね。
最近街歩きをするようになり、どんなビルの合間にも小さな神社が祀られているのを見て、日本人の神に対する心を改めて知る思いです。
tonaさんも念願かなって羽田・穴守稲荷神社と大鳥居も見学できて、胸スッキリかと思います。

汐留はイルミネーション巡りで何度か行っていて、この停車場も夜に見たことがありますが、日中じっくり見学するのも良いですね。
東京の街もジックリ歩くと歴史が良くわかります。

投稿: nao♪ | 2015年11月 9日 (月) 08:30

★nao♪さま

意外な所にご縁がある所だったのですね。
従兄さんもおられるとは。
nao♪さんがおばあさんの所に遊びに行っていたころの神社は建て替えられたようですね。コンクリートに変わっていますが、デザインが面白いので楽しめました。
nao♪さんもこの頃東京の街歩きをされていらっしゃいますね。小さな神社がビルの谷間にいっぱいあることに驚きます。そしてお参りにやって来る人が後を絶たないのにもビックリでした。
金刀比羅宮も凄いですね。都会ならでは珍風景と思います。
おっしゃるように大鳥居の謎を解明できてスッキリしました。
ライトアップされた夜の停車場を写真で見ましたがきれいですね。昼間はひっそりして停車場とわからないほどで、うっかりカメラに収めるのを忘れるほどでした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2015年11月 9日 (月) 08:48

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