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2015年12月29日 (火)

南伸坊著『本人の人々』

笑いました!愉快な気分に浸れた本でした。まだの方にちょっとお薦めです。
イラストレーターで漫画家の南伸坊さんは顔真似の天才だ。知らなかったのは私だけだったかもしれない。
『本人の人々』で、実に71人の顔真似をしている。

                    南さん自身のお顔350x263_3
このお顔で71人の顔真似、そっくりで吹き出したくなる。何でも「ヒトの身」になってみようというのが動機らしい。
写真に付された文章は本人の身になって文章を書いているのでこれが笑える。もしかしたら本人も書きたくないようなことを堂々と書いて。
何でも奥さんの南文子さんが写真や小道具などを担当しているというから、実に息の合ったご夫婦だ。

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                       安藤忠雄263x350_5
                       五木寛之263x350_7
                        宍戸錠263x350_8
                     塩川正十郎(塩爺)263x350_9
                       矢沢永吉350x263_4

一昨日、駅ビルの前に2m以上もある立派な門松が立てられました。この頃全然見かけないし、一体どのくらいお金がかかるのかと詮索したりして、観察しました。
松に、良い香りの梅、「そぎ」に切られた竹、笹、千両、南天、柚子、金柑そしてしめ飾りが、たくさんの稲わらに縄が巻かれた上に活けこまれた感じです。
松は神が宿る祈る樹木なのです。450x338_2
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追記:ピロスマニの本を読み、すぐあとに「放浪の画家ピロスマニ」を見て、本日30日、ピロスマニの絵が描かれたグルジア(ジョージア)ワインを買いました。お正月に味わいます。Pc300001_285x380
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                          ♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪

この1年も大変お世話になり、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。来年どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年12月25日 (金)

ティモシー・ブルック著『フェルメールの帽子』

                                             Merry Christmas !
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今年はチョコレート系のケーキがダメなので、高野フルーツのクリスマスケーキになりました。フルーツのボリュームがあって大満足でした。

絵が描けないのに、子供からの影響で美術鑑賞は趣味の一つになって久しいです。心が煩わしくなったとき、空白のときに絵を眺めたり美術館に足を運ぶと、何て気持ちいいのでしょう。
外国に行くようになって教会、美術館、建築物を見る機会が増えて、せっかくだからと早稲田の講座では美術関係を受けています。
今年は櫻井有夕里子先生の「初めての西洋美術史1」は古代(ギリシャ・ローマ)から中世(ビザンティン・ロマネスク・ゴシック)までで、膨大な資料と映像で楽しめました。もっと復習をすればよかったけれども、1週間はあっという間に過ぎてあまり熱心に出来なかったです。
美術展は16回鑑賞しましたが、これは見っぱなしですが、頭の隅に1枚でも絵の残照が有ればよしです。皆さまはそんなことないでしょうね。

ティモシー・ブルック著『フェルメールの帽子』~作品から読み解くグローバル化の夜明け~ 訳者は本野英一氏

436x600フェルメールの絵を中心に、絵の中に閉じ込められたものを引き出して解説している。フェルメールが好きな方には別の魅力がわかってお薦めです。
例えば、絵の中の地図、皿、絨毯などから当時のチャイナブーム、オランダなどによるアジア探検、米大陸での銀採掘など途方もない世界が込められているという。
著者はカナダの大学教授で専門が中国史。混沌たる当時の中国の様子や歴史に多くのページが割かれているのも頷けるし、当時中国が果たした役割も大きかったことに気づきます。
ただこの頃の私の集中力の欠如が著しく、読みながら他のことを考えていて、ページだけが進んでいく。難しい本ではないのに内容が把握できないでその魅力をお伝えできないのが残念です。

表紙の「兵士と笑う女」のモデルは画家の奥さんでとても美人で魅力あふれる女性。同じくフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」も同じ洋服を着た奥さんがモデル。15人の子供を生み、42歳でフェルメールに先立たれ、破産し、未成年の子供をたくさんかかえ、過酷な生活を送った挙句、56歳で死去した。
「地理学者」「天文学者」のモデルになったアントニ・ファン・レーウェンフックが死後の遺産管財人となった。

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2015年12月21日 (月)

素敵なお見舞いクリスマスカード

コーラスと麻雀の師へ、右手が使えないので今月は麻雀はキャンセルしますと連絡しました。
そうしましたら、このようなカードが届いて感激です。
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「来年もきっといろいろなことがあるけれど」・・・とありました。まあ、そうでしょうね。もっときつい試練が待っているかもしれないし・・・

開くと268x450
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「楽しくいきましょう」

階段を上っていくと
「ゆっくりいきましょう」
「チカラをぬいていきましょう」
「ムリしないでいきましょう」
「リラックスしていきましょう

最後の階段では
「のんびりいきましょう」
「元気にいきましょう」
「笑顔でいきましょう」

先生が「このカードは是非貴方の所へ行きたいと云っています。成るべく前向きに、カードの云う事を良く聞いてがんばりましょう」ですって。
私とは比べ物にならない深刻な病を抱えておられる師から素敵なカードで励まされて涙が出ました。

娘は前開きのマジックテープで留める下着と、すぐ食べられる食べ物を持ってきてくれました。1512133_338x450
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親戚や友人からも食べ物が届いて感謝。来年はカードの言葉をかみしめていきたいと思ったことでした。

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2015年12月17日 (木)

日本橋・人形町から小伝馬町をぶらぶら

340x600先週12/9(水)、朝転んで骨折したことも自覚しないで、人形町から小伝馬町まで地下鉄日比谷線の一駅間を散歩しました。地図で赤く書かれた場所。

人形町:薩摩浄瑠璃や人形芝居が行われ、人形遣いが多く住んでいたことに由来。
伝馬町:通信・交通・輸送のために伝馬を担う大伝馬町・南伝馬町と江戸内部の伝馬を担う小伝馬町が設けられた(南伝馬町は現在は京橋の一部となっているが、大伝馬町と小伝馬町は現在も日本橋大伝馬町・日本橋小伝馬町として地名が残る)

人形町の駅を出ると「玄冶店(げんだなや)」の碑があります。幕府医師の岡本玄冶の屋敷跡で、歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛 (よわなさけうきなのよこぐし) 」4幕目の源氏店 (げんじだな) 妾宅の場の俗称。当時は忠臣蔵のように、実際の話でも人や場所の名を変えたり、字を変えたりした。
古い話ではありますが、昭和29年、春日八郎の「お富さん」で「・・・死んだ筈だよお富さん、生きていたとはお釈迦様でも知らぬ仏のお富さん、ええさほう、玄冶店」という有名な歌詞の一部分に出てくる。338x450
玄冶店の通りを隔てた紫色で書かれた場所が「元吉原跡」です。振袖火事後、浅草へ移転した。
伝馬町方面と反対方向に少し歩いてみると水天宮が見えたが、今修復中です。450x338
大観音寺」江戸三十三観音・三番札所の聖観音宗450x338_2
開帳のときの御本尊・丈六観音像御首像と御前立観音像
後ろの御首像は鎌倉に関係あり。北条政子が奉祀したが火事で焼け落ちるも御首だけ助かり、その後明治の廃仏毀釈で由比ヶ浜に捨てられたが、人形町の住人、石田可村と山本卯助に助け出されたという。460x490
ここには韋駄天尊が祀られています。韋駄天が俊足なのは、仏舎利を盗んだ鬼神を追いかけて取り戻したことに由来する。ランナーのお参りが急増し、アスリートのメッカとなっている。338x450_2
              昼食は「あさりうどんとそぼろごはん」でした450x338_4

小伝馬町方面に進みます。

椙森神社(すぎもり)」
平将門の反乱を鎮定するために、藤原秀郷が戦勝祈願をした所。室町中期に太田道灌が雨乞い祈願のために、京都伏見稲荷の伍社を勧請し篤く信仰した。江戸城下の三森(烏森、柳森、椙森)の一つに数えられ、椙森稲荷として信仰された。450x338_5
富籤が盛んだった人形町、神社の境内には他に類を見ない富塚が建つ。宝くじの元祖として多くの人々が心中祈願をするところです。338x450_3
お竹大日如来井戸跡
            立派な行いのお竹さんが使っていた井戸の跡338x450_4
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宝田恵比寿神社 商売繁盛、家族繁栄の恵比寿神(運慶作)を祀る。10月19日にべったら市が催される。
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小伝馬町の駅を過ぎたあたりは、泣く子も黙ると言われた「牢屋敷」があったところで、牢屋敷跡地の公園には、「石町(こくちょう)時の鐘」と「松陰先生終焉の地」の碑がある。
石町時の鐘 江戸で最初に設置された時の銅鐘で、この鐘の音を合図に斬罰刑が執行された。450x338_7
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道を隔てて、真言宗「大安楽寺」江戸三十三観音・第五番札所があります。
大倉喜八郎、安田善次郎など明治時代の財界人が発起人となって、獄死者を弔うために開創した。450x338_8
                     延命地蔵尊450x338_9
日蓮宗身延別院450x338_10
油かけ大黒天 名優長谷川一夫の夫人が夢の中で祀るようにと告げられ、施主となった。長谷川一夫が生まれた京都伏見には油掛町があって、油を売る商人が道端の石像に誤って油をかけて以来、商売繁盛したとの言い伝えがあるそうです。 別院内にある。450x338_11



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2015年12月14日 (月)

富士山すそ野一周ウォーキング11

2_650x562 11/25(水)曇 富士山すそ野ウォーク第11回は「田貫湖~ふもとっぱら」21360歩。
すそ野ウォーク全17回のうち、11~13回は病気で歩けなかったため、紅葉の綺麗な樹林帯を歩く14~15回を先に歩き、11回目を先月11/25に歩き、16回目はその後だったのですが、前後してつながりがなかったので、11回目を今回見ていただきたく思います。12、13回は来年3,4月に歩き、最終回17回は5月の予定にしました。はたして完歩なるか、健康にかかっています。

この日東京はずっと雨だったそうですが、幸い富士山周辺は曇った状態でした。何も富士山だけでなく、旅行や登山は雨だとがっかりして、つい愚痴っぽく天を仰いでしまいます。
でも今、プロアドベンチャーレーサー・田中陽希が「日本2百名山ひと筆書き~グレートトラバース2」をやっていて、日記に次のようなことを書いていました。目から鱗です。

「木の葉やレインウエアを叩く雨音、舗装路を流れる小川、湿度を感じる空気、どれも雨が演出してくれる。晴れた日には決して味わうことは出来ない世界だ。
山でも同じ、晴れた日は遠くの景色にばかり目がいってしまうが、雨の日になればいつもと違う視点から山を見ることもできる。
自然の中で雨を経験することも必要であり、晴れた日ばかりに注目していては、いつまでたっても同じ自然の表情しかみることは出来ないだろう。
本当に自然を知り、満喫したければ雨の日もしっかり目を向けるべきだ。自由気ままな自然の流れに逆らわず、目をそらさずにありのままを体感する」

悲しみがあればこそ喜びは倍増し、雨であればこそ天気の日には見えないものが見えるもの。喜びは悲しみの中にもあるものであり、1年中晴れっぱなしも決して良いことではない。旅行のときだけ全部晴れて欲しいというのは虫が良すぎ、欲張りというものです。3回続けて富士山が見られなかったのでついつい不運を嘆いた私に田中さんの言葉が身に染みました。

田貫湖からふもとっぱらは地図で見ますと富士山の丁度真西です。
                                  前回の田貫湖はこんなでした31_450x300
                                             そしてこの日は450x338

田貫湖に別れを告げ、北へ1㎞、小田貫湿原に出ます。富士山麓唯一の湿原。池塘の数も少なく、乾燥化が進んでいて、湿原の植物、水生生物も数を減らしているという、残念な話です。450x338_2
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陣馬の滝
源頼朝が鎌倉幕府開設の1193年、大規模な「富士の巻狩り」を催し、この近くに陣を張ったので名がついた。五斗目川にかかる小さな滝。溶岩の間から地下水が流れ出ている。450x338_5

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                                    近くの遠勝寺は日蓮宗の寺450x338_7
寺の境内にある太鼓石 巻狩りの陣を張った夜、太鼓を打つような音がしたので、翌朝滝壺を探すと太鼓の胴のような石があったので名付けた。450x338_8
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昼食は銀座スエヒロ支店で牛肉120gと野菜の石焼でした。油がないので食べられました。450x338_10

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                                                  麓の吊橋450x338_15

                   富士山の左右の裾野が見え始めましたが全体は現れず450x338_16
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麓・ふもとっぱらに到着。バルーンが浮いていました。
麓の前には毛無山(1946m)が聳え、パラグライダーのメッカでもある。この山は戦国時代、武田家の金山の一つで、麓も賑わったので「麓」がそのまま地名になった。麓の牧場だった草原は「ふもとっぱら」キャンプ場となった。450x338_18
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2015年12月10日 (木)

聖山・高取山

高齢になると転んだりすることにより、寝たきりになったり、認知症になったり、それが命取りになるという話をこの頃何回か聞くようになりました。
最近は高校のクラスメールが回ってきて、ある友人が夏に家の中で転倒し、脳内に血がたまり、血を吸い出す手術をし、やっと良くなったとのことで、「皆さん、高齢者は転ばないように気を付けましょう」と忠告を受けたばかりの私、何と昨日家の中で転んだのでした。痛いけど軽症の打撲かなと、外出もしたけれども、被る洋服がぬげなくて、兎に角激痛が走って、今日医者にどんな状態か見てもらいに行きました。結果は「骨折や大きなズレはない。少々のヒビが懸念されるから、心配なら暫く様子を見て整形外科にレントゲンを撮りに行くとよいです」とのこと。手を動かすたびに唸っていますが、一安心です。皆様、転ばないように気を付けてください。
追記:レントゲンで鎖骨が折れていました。3週間でくっつくとのことで鎖骨固定帯をしています。

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丹沢前衛の小さな山、聖峰(380m)・高取山(556m)に登ってきました。約1万歩。
今回の山も小田急線伊勢原・鶴巻温泉・秦野の間です。前回は秦野と渋沢の間でした。
伊勢原からバスに乗り終点近くの保国寺で降りると、みかんの木がたくさんあり、周りの山肌は今紅葉の真っ盛りで美しい。450x338
                                             保国寺の登山口450x338_2
                                                   サザンカ450x338_3
                                                     みかん450x338_4
                                                     マユミ450x338_5
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                        黄葉450x338_6
                       落ち葉450x338_7
           聖峰に到着。山頂には聖峰不動尊が祀られている。450x338_8
   山頂から 眼下には伊勢原市内、遠くには江の島や真鶴岬が一望できました500x117

                   聖峰謂われ600x450_2
                    シロダモの実  450x338_10
                 ミヤマシキミの雄木(の花)450x338_11
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                      高取山到着303x450
                  マユミ越しに見える大山450x338_13
                    富士山が見えました450x338_14
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ゴルフ場が登山道をはさんで買い占めたのか、ボールが飛んできてちょっと怖い。「早く歩いて行って、など言われて」450x338_16
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帰りはバスに乗り、前回の懐かしい秦野駅に舞い戻りました。

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2015年12月 7日 (月)

富士山すそ野一周ウォーキング16

2_650x56212/3(木)曇のち晴 すそ野ウォーク第16回は「西湖~河口湖八木先公園」18280歩。

レークホテル西湖を出発して西湖の東の方まで湖沿いに歩くも、前回同様曇っていて対岸の山もあまり見えない状態でした。

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西湖地区と河口湖畔の長浜の間には文化洞トンネルがあって、抜けると中学校、小学校が現れ、河口湖が見えます。西湖と河口湖は近い。
西湖、根場地区の中学生はこのトンネルが出来るまで上の峠を越えて通ったという。
西湖が標高900mで河口湖は830mなのでその差を利用して水力発電が行われています。450x338_2

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河口湖の西の端、長浜に到着。雲が切れてきました。五湖の中で周囲20㎞で最も長い。450x338_3
11時に長浜旅館で早昼です。ウナギのひつまぶしならぬ、「ヒメマスの富士まぶし」です。
このあたりで獲れるニジマスを揚げて煮たものを姿のまま、米と一緒にダシで土鍋に入れて炊いたご飯。450x338_4
炊きあがったらしゃもじで切るようにかき混ぜる。
1杯目はそのまま食べ、2杯目は菜などの薬味をかけて食べ、3杯目はダシを入れて食べる。450x273
間違えて薬味とダシを一緒にして食べたら美味しかったです。350x263
食後河口湖の南岸を西の端から3分の2くらいまで歩いていきます。対岸の御坂山塊の眺望が素晴らしい。450x338_5
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上から昭和13年、昭和58年、昭和10年の洪水のときの湖面が示されています。338x450
     道の駅勝山を過ぎて振り返ると富士山が見えました。雪で真っ白です。450x338_7
             咲や愛の鐘 お願い事があるときは2度撞く450x338_8
             中央に見えるのは河口湖内の無人島・鵜の島450x338_9
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    葦(ヨシ) だんだん生育場所がせばまって少なくなってしまったそうだ。
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富士御室浅間神社 世界文化遺産の一つ
文武天皇の3年(669)に富士山二合目に創建されたと伝えられ、807年坂上田村麻呂が蝦夷征伐のお礼に社殿を創建した。富士山最古の社だが改修された本宮本殿。450x338_12
       同じ境内にあるある里宮で明治22年再建。勝山村だけの鎮守。450x338_13
               神使の撫牛 頭とお腹を撫でました450x338_14
                   武田信玄公御祈願所338x450_2
                       すすき450x338_15
                       富士山450x338_16
       富士山とラベンダー 富士山の冠雪が光の加減で白く見えない3_450x338
                    ヤドリギの実450x338_17

到着した八木先公園から東側が河口湖で一番賑やかな所です。河口湖に来たときはいつも北側から湖越しに富士山を見ていましたので、違う河口湖と周辺を見ることが出来ました。
              富士急ハイランドの温泉からの富士山4_450x338
             中央高速から夕日に輝く紅葉の山がきれい450x288

次回のすそ野歩きは11~13回目に戻り、最後に17回目で完歩。来年春過ぎになります。昨年9月に同時期に一緒に歩いた人は殆ど来月完歩で、ご一緒できなく今日お別れしました。

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2015年12月 3日 (木)

川口マーン恵美著『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』

『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』の続編かな。ヨーロッパ全体だともっと分が悪くなっている。
日本に住んでいればいるで、汚いし、賄賂が後を絶たないし、毎日のように殺人事件が起こるし、気味の悪い人が多くなったし、人をだます詐欺グループが後を絶たないし、そして政治はまるで独裁政治の観をなしてきたし、高齢者の増加で病人の受け皿が追い付かず、介護に携わる人も不足していく。自然災害はヨーロッパに比べたら、地震、火山爆発、ゲリラ豪雨・土砂災害、竜巻、台風災害など多い。しかしこんなことは問題にならないで、外国から帰ってくるといろいろな面で実に暮らしやすい、ありがたい国とわかる。おもてなしに現れるサービス業の温かい心遣いは他の国と随分違うと思う。
そのヨーロッパも今大変な事態を招いているのが難民のこと。かの地でも受け入れ賛否両論は政治だけでなく、経費負担も多く、一緒に生活することになる住民との摩擦も大変なものと聞く。

さて川口さんの住んでいるドイツをはじめ、出かけて行ったヨーロッパ各地ではどんなことを感じ、日本と比べるとどうなのかが本書だ。

宗教に関して大変だ。世界三大宗教はキリスト教、イスラム教、仏教だが、キリスト教とイスラム教は原理主義が存在する。原理主義は自分たちの信じる宗教以外は正しくなく、悪であると決めつける。悪は是正されるか、さむなくば駆逐されなければならない。正しい宗教に改宗しない者は殺しても良い。極端な話「そうすることによって神は喜ばれる」という思想。
政教分離が行われていれば宗教戦争も起きなかった。日本はその点、神様でも仏様でも自由だった。

びっくりした話:今もドイツの各州は1803年からずっと教会に多額の賠償金を払っているそうだ。それはナポレオンが領地を奪ってしまったので、領地を失った世俗領主が、教会所有の領地を住民もろとも没収してしまったのだ。そこで横取りした領主がその後教会に賠償金を支払うことにした。それが21世紀の今も引きずっていて、州税で約580億円払われている。過去120年間ずっと。また教会に属している人はその所得税のほぼ9%の教会税を支払わなければならない。
2011年、教会税の収入はプロテスタントが43億8000ユーロ、カトリックが49億1800万ユーロだ。これはほとんどが聖職者の給料や年金になるとのことだ。

ヨーロッパは泥棒天国。凄いのは寝ている間に枕元の携帯もバッグも盗まれるということ。
音楽体育の日本の教育は優秀。リズム感も音楽的才能もヨーロッパが優れているとは言えない。
あの世界的福祉国家、女性が活躍する、まるで天国のような北欧ノルウェーは意外や日本よりいろいろ不便だし不便をこよなく愛するのだ。
フランスの闘牛が日本のイルカ漁に反撃。これは日本が分が悪いのか?
ケルンの地下鉄工事で教会が斜塔、ベルリン新空港がいつまでたっても完成しない。・・・あのドイツで何故?
日本の100倍ひどいヨーロッパの食品偽装・・・これにはびっくり
歴史の忘却の仕方がヨーロッパとアジアで違い、特に日本は特殊。中国・韓国は問題外なくらい違う。川口さんは実に歯切れよく中国、韓国について語る。この部分が日本の負けか?
ヨーロッパ人の奴隷制度の問題。日本にはなかった。
歌舞伎とオペラを比べる。
同性愛者が英雄になるヨーロッパ。日本とはだいぶ違うようだ。
劣化するウィーン・パリ・フランクフルトVS.進化する東京

450x338_3                    近くの都立公園



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