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2015年12月25日 (金)

ティモシー・ブルック著『フェルメールの帽子』

                                             Merry Christmas !
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今年はチョコレート系のケーキがダメなので、高野フルーツのクリスマスケーキになりました。フルーツのボリュームがあって大満足でした。

絵が描けないのに、子供からの影響で美術鑑賞は趣味の一つになって久しいです。心が煩わしくなったとき、空白のときに絵を眺めたり美術館に足を運ぶと、何て気持ちいいのでしょう。
外国に行くようになって教会、美術館、建築物を見る機会が増えて、せっかくだからと早稲田の講座では美術関係を受けています。
今年は櫻井有夕里子先生の「初めての西洋美術史1」は古代(ギリシャ・ローマ)から中世(ビザンティン・ロマネスク・ゴシック)までで、膨大な資料と映像で楽しめました。もっと復習をすればよかったけれども、1週間はあっという間に過ぎてあまり熱心に出来なかったです。
美術展は16回鑑賞しましたが、これは見っぱなしですが、頭の隅に1枚でも絵の残照が有ればよしです。皆さまはそんなことないでしょうね。

ティモシー・ブルック著『フェルメールの帽子』~作品から読み解くグローバル化の夜明け~ 訳者は本野英一氏

436x600フェルメールの絵を中心に、絵の中に閉じ込められたものを引き出して解説している。フェルメールが好きな方には別の魅力がわかってお薦めです。
例えば、絵の中の地図、皿、絨毯などから当時のチャイナブーム、オランダなどによるアジア探検、米大陸での銀採掘など途方もない世界が込められているという。
著者はカナダの大学教授で専門が中国史。混沌たる当時の中国の様子や歴史に多くのページが割かれているのも頷けるし、当時中国が果たした役割も大きかったことに気づきます。
ただこの頃の私の集中力の欠如が著しく、読みながら他のことを考えていて、ページだけが進んでいく。難しい本ではないのに内容が把握できないでその魅力をお伝えできないのが残念です。

表紙の「兵士と笑う女」のモデルは画家の奥さんでとても美人で魅力あふれる女性。同じくフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」も同じ洋服を着た奥さんがモデル。15人の子供を生み、42歳でフェルメールに先立たれ、破産し、未成年の子供をたくさんかかえ、過酷な生活を送った挙句、56歳で死去した。
「地理学者」「天文学者」のモデルになったアントニ・ファン・レーウェンフックが死後の遺産管財人となった。

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コメント

こんにちは
さすがは高野フルーツのケーキ、フルーツのボリュームのほどが
お写真からも伺えます。美味しそうです~~
チョコレート系のケーキがだめなのは逆流性食道炎の関係ですか?
わが家はケーキもなしのクリスマス。お写真拝見したら食べたく
なっちゃいました。日曜にでも遅れて食べようかしら birthday
 
美術作品等は、一生懸命真剣にみても、なかなか全てを記憶できる
ものではないですね。私はそういうのとても苦手で、感動しながら
鑑賞してもひとつひとつの鮮明な記憶は残りません。
でも、完成が刺激されたという事実は何らかの形で自分の中に
蓄積されていくに違いないと信じることにしています。
 
ティモシー・ブルック著『フェルメールの帽子』
作品が作られた背景などが紐解かれるというのは、その作品との
距離が一気に縮まる気がしそうですね。
かって、楽しんでみていたNHK放送の迷宮美術館という番組を
思い出しました。その番組も、作者の人生や作品が描かれた背景、
作品にこめられた思いなどが、分かりやすくまとめられていて、
美術作品への親しみが増すもので、放送終が残とても念でした。
 

投稿: ポージィ | 2015年12月25日 (金) 15:26

★ポージィさま

早速にコメントいただきありがとうございます。
逆流性食道炎のため、チョコレート系やバター系は良くなくて、それに脂っこいものや餡子系も良くないみたいです。でも餡子はついつい食べてしまいます。そして8分目にしないとだめです。美味しく食欲が出てきたので、ついつい食べてしまって、何と逆戻り、2日間は食べられなくなりました。深く反省です。

絵はいろいろ見ているうちにポージィさんと同じく、きっと自分の中で何かを形成してくれていると信じます。
「迷宮美術館」懐かしいです。面白かったですね。キュレーターたちは良く当てていましたね。あの時いかに何も知らないかを思い知らされました。今は「美の巨人」「ぶらぶら美術館」「日曜美術館で」を楽しみに見ております。

投稿: tona | 2015年12月25日 (金) 16:51

ああ、この本は途中退場してしまいました。
入り込むのにかなりの集中が必要だったような気がします。
その時の気分がだめだったんですね。
図書館の本なので再チャレンジしてみようかな。

投稿: 佐平次 | 2015年12月26日 (土) 10:18

再びこんにちは♪
いま自分のコメントを読み直して、誤変換だの修正ミスだの
たくさんあって恥ずかしくなりました。にもかかわらず、
ちゃんと意の通り読み取ってくださってありがとうございます。

えーん、美味しさについつい食べ過ぎて逆戻りとはお辛いですね。
色々なものを我慢しなくてはいけないのはほんと辛いです。
でも、病気はもっと辛いですから何とかこらえてくださいね。
何度目かの腸閉塞から何とか回復・退院した義父にも、ついつい
自分で出来る予防は頑張ってみんなして下さいと、しつこく
言ってしまいます。うるさいと気分害していると思いつつも…

投稿: ポージィ | 2015年12月26日 (土) 11:54

★佐平次さま ありがとうございます。

佐平次さんでもそんなことがあるのですか。
集中力のなさをつくづく感じた本でした。
最後に今の中国を過去のアーヘン事件などなどから暗示する数行が出てきて、そうなのかと頷いたりしました。

投稿: tona | 2015年12月26日 (土) 15:17

★ポージィさま

再訪していただき恐縮です。
ありがとうございました。
全然気が付きませんでしたよ。

8月からずっと薬を飲んでいますから、食欲が出て美味しくいただいて、もう一つたった200gなのですが体重が5ヶ月ぶりに増えたのですよ。3kg以上も減ってあばら骨が浮き、富士山裾野歩きでは最後に温泉に入るのですが、さすがにあまりに恥ずかしくて3度ほど入浴をしませんでした。寒くて汗かかないですからいいのですが。
それでこのまませめて1㎏増えたら嬉しいと食べすぎたわけです。増えた200gもまたなくなってしまいました。体重は諦めて腹八分目で毎日快適にの方がいいです。
義父さまは腸閉塞でしたか。よくなられて良かったですね。というのも近所のおばあさんがとても元気でぴんぴんしていたのですが、突然葬式があって、聞いたところによりますと、夕方お腹が痛くなって救急車で運ばれたら腸閉塞で翌日亡くなったとのこと、ビックリしてしまいました。腸閉塞って怖いなあと実感したところだったのです。

投稿: tona | 2015年12月26日 (土) 15:31

早稲田大学で有益な美術講座を受講し続けられ
ているのですね。
私も10年前に放送大学で木村三郎先生の講座の
単位を取っていたのですが、かなり忘れています。

フェルメールのことも特集番組で見たのに
詳しいことは忘れています。

木村先生の面接授業があり、名古屋にも出かけた
ことを思い出しました。あのテキストをもう一度
復習する必要がありますが、怠けています。

私も美術大好き人間で、スタートは、52年前
京都市美術館でエジプト美術5000年展です。
海外旅行も、美術中心です。

ケーキ、美味しそうです。驚いたことはお皿。
我が家も同じものがあるのです。
ナルミ陶器のものですね。
セットで10人分貰いました。

投稿: matsubara | 2015年12月26日 (土) 18:53

★matsubaraさま ありがとうございます。

私も海外の大都市では美術館へ行きます。
フェルメール37点中8割はあちらの美術館で見る事が出来ました。
エジプト美術と言えば、カイロ美術館のツタンカーメンの仮面とミイラはもう生涯忘れられません。圧倒されました。そのエジプト美術展が起点とは素晴らしいです。

早稲田は中野京子先生もいらっしゃいましたがおやめになりました。ロンドン学と言える小林章夫先生の奥さんにも教えていただきましたが、今年から内容で学び始めました。復習出来たらもっと知識も深まるのになかなかできないのが、昔から変わらない私の習性。

このお皿1枚しかないので毎年ケーキはこのお皿なのですよ。

投稿: tona | 2015年12月26日 (土) 19:22

ひたすら歩け!歩け!を趣味とする私は、美術鑑賞は年に数えるほどしか行きませんが・・・
フェルメールは大好きで、出来るだけ見に行くようにしています。
3年前には「真珠の耳飾りの少女」と「真珠の首飾りの少女」が同時に上野の別々の美術館で開催され大変でした。

フェルメールの奥様をモデルにした絵画があるとは知りませんでした。
左手の窓辺から斜めに差し込む光が夫人を包む作品がたくさんありますね。
「兵士と笑う女」「窓辺で手紙を読む女」は観賞した覚えがありませんが・・・
2008年の上野のフェルメール展で鑑賞した「窓辺で手紙を書く夫人と召使」は確か老婦人だったので奥様ではないのですね。
まずはティモシー・ブルック著『フェルメールの帽子』を読んでみたくなりました。

逆流性食道炎とはお辛いですね。
我が家のお嫁さんも患っていて、小食でお痩せさんです。
チョコレートはあげない方が良いのですね。
流石に高野フルーツのクリスマスケーキ、果物がいっぱいでとても美味しそうです。

投稿: nao♪ | 2015年12月27日 (日) 00:49

★nao♪さま ありがとうございます。

この著者はフェルメール作品は37点と言っています。1点だけ盗まれて行方不明なので今見られる36点ですね。私は数えてみたら丁度30点だけ見る事ができました。

ワシントン・ナショナル・ギャラリーにある『天秤を持つ女』も奥さんです。妊娠していてお腹が大きいです。『兵士と笑う女』や『窓辺で手紙を読む女』の時から5,6年後だそうで、このあと10人も生んでいたのですね。少し逞しくなったとはいえ、まだスリムです。
来年1月、森美術館に来るのはメトロポリタンの「水差しを持つ女」ですよ。この女性も奥さんそっくりです。

お嫁さんはお若いのにお辛いですね。やはりお薬を飲み続けていらっしゃるのかしら。
私は夏風邪の咳が原因ですが、かなりひどいようなのです。痩せちゃったのは致し方ないのですね。8月1日から5カ月も薬を飲み続けています。

投稿: tona | 2015年12月27日 (日) 08:54

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