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2016年6月19日 (日)

頭がいい動物ランキング&天才数学者

西洋文化史家でたくさんの美術に関する本を書かれている中野京子先生のブログに「地球上に存在する最も頭がいい動物ランキング・ベスト25選」が載っていました。
http://blog.livedoor.jp/loveai0221/archives/33058054.html
チンパンジーが一番とは思っていましたのはその通りだったのですが、次はカラスかと考えていましたが違いました。2位は豚だそうです。3位バンドウイルカ、4位オウム、5位クジラ、6位が犬で猫は10位でした。カラスは18位で意外。他にも意外なのが利口だったり全然想像できないランキングが楽しめますよ。
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ポール・ホフマン著『放浪の天才数学者エルデシュ』

ハンガリー・ブダペスト生まれのユダヤ人。
1913年生まれで、1996年に亡くなったエルデシュ。わずか3歳にして三桁の数同士の暗算ができ、四歳にして負の数の存在をみずから発見したという数学の神童だった。ユダヤ人であり祖国がハンガリーということで第2次世界大戦前に米国に渡ったが、学会で1954年に出国すると米国から再入国を拒否される(後に許可される)。こうして定住地も家庭も財産も持たず、身の回り品を詰めたスーツケースを携えて25ヶ国以上を飛び回る生活をする。いやはやこれだけでも実に珍しい人です。
485人の共著者と1000本以上の論文を発表し、一日に19時間も問題を解くという生活を送ったのだが、普通の人では考えられない、おかしな奇妙な生活態度であった。しかし仲間に嫌われることなく、愛され続けたのは、愛嬌や機智や反骨精神に富む、豊かな人間性を備えた人だったからだそうだ。
83歳で亡くなった時もセミナー出席中問題を解き終え次の問題に移ろうとしたとき倒れ、病院に運ばれ、午後亡くなった。それこそピンピンコロリだったのです。
何から何まで桁外れの人生、天才的頭脳を持ったがための変わった人生、天才とはかくも数奇な人生を送るものかとただただ驚くばかりの人です。

丁度読んでいるときに、第二次世界大戦中にドイツ最強と言われた暗号であるエニグマを解析した天才数学者アラン・チューリングの数奇な人生を描いた人間ドラマの映画『イミテ―ション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』を見ました。
数学的天才だった幼少のころから孤立していた彼にとって、チームワークなど必要なく、協調性ゼロの性格が、暗号解読をますます困難なものにしていく。仲間を要らないと言って上層部と喧嘩したり、与えられた仲間を首にしたりする彼の頭は回転するが、解読をますます困難なもににしていく孤独な後姿が哀れだ。現れた女性数学者によって心を開き解読への成功へと導かれるのだが・・・でもその後の人生がこれまたいうに言われぬかわいそうとしか言いようのないもの。

『ビューティフル・マインド』も精神を病んだり国防省の諜報員が接近したり、『博士の愛した数式』などの映画もありましたっけ。博士は認知症になってしまう。

今読んでいる『数学で犯罪を解決する』は高度な数学を駆使して、例えば犯人の居場所を追及していくなど、その数学の内容は全然理解できないけれども、興味深い。

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コメント

面白い報告ですね。
ご紹介のページも検索しました。
予想外が豚が二位ということですね。
猿に近い動物は意外にダメなのですね。
犬が猫より賢いのは、昔、両方飼っていて
実感を覚えます。

白いハスがとてもきれいです。

投稿: matsubara | 2016年6月20日 (月) 08:23

こんにちは
 
種によって秀でた能力はそれぞれ違っていますから、実際のところは
何をもって「頭が良い」とするか、とても難しいですよね。
面白い順位付けと、単純に楽しく拝見しました。
クジラにシャチの写真が添えられていたのはかなり気になりましたが。
何につけても、人間は傲慢な生き物だなぁと思うことが多いです。
もちろん自分も含めてですが。
 
そんな人間の中にも数奇な運命を辿った方も少なくありませんね。
後に天才と呼ばれた、数多くの発明などをされた人の中には、
ADHDなど発達障害だったのでは?と思われる方が多くいらっしゃる
というのも興味深いことだなぁと思います。人の社会は、もっと
寛容的なものであるべきですね。
… って、またまた話が違う方向へ行ってしまってすみませんsweat01

投稿: ポージィ | 2016年6月20日 (月) 10:17

頭の良い動物で豚が2位とは驚かされました。
バンドウイルカが3位!
西オーストラリア州のインド洋で、餌付けされた野生のバンドウイルカに餌をあげたことがあります。
夫と二人で荒野を運転し、4泊5日で行った世界遺産の海でした。忘れられない思い出です。
人間も頭が良すぎると不幸になることも・・・?

大山街道歩きとても興味があります。
赤坂御門から出発ですね。最後まで楽しみです。
私もワンゲルの会のリーダーさんに企画をお願いしたいと思いました。
矢倉沢の関所跡辺りはどこかの山に登った時に歩いた覚えがありますよ。

投稿: nao♪ | 2016年6月20日 (月) 13:40

★matsubaraさま

私も豚がそんなにお利口なのかと首をかしげちゃいました。
まあ、豚さんとお付き合いがないし、飼ったこともないのでどんなふうに頭が働くのかわかりませんので知りたいところです。
犬と猫は完全にわかりますね。性格も全然違います。
ハスは家のでなくお寺の火鉢に咲いていました。ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年6月20日 (月) 15:59

★ポージィさま

何が頭が良いの基準になっているのかがちょっとわかりませんので、よけい意外性があるのがあります。
本当にクジラなのかチャチなのか、わかりませんね。説明がクジラになっているので、シャチの写真がおかしいです(-_-)ウーム

そうです。天才の中には発達障害で、人とのコミュニケーションがうまくいかない人が多いと聞きます。
エルデッシュの場合、何日も転がり込んで数学者の家に滞在するから、滞在される方も大変なのに、とても大らかななのですね。ちょっと日本では考えられません。特に奥さんも数学者という学者夫妻の家が心地よかったみたいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年6月20日 (月) 16:10

★nao♪さま

nao♪さんもバンドウイルカの餌付けをされたのですね。
私はツアーでしたから、よその代表者があげていました。その後、船に乗ってジュゴンを見に行きました。
ご主人さまと車で良い思い出が詰まった西オーストラリアですね。

頭がよすぎることが幸福につながらないところが人間の皮肉な運命です。とてつもなく不幸になる人もいて、帰ってお気の毒です。でも天才によっていろいろな世の中のためになることが発明発見されて、私たちは恩恵を得ているわけですね。

大山街道、矢倉沢の関所、はるかかなたですね。暑い時は歩けそうにありません。若い人たちは歩くかもしれないから、所によっては脱落か?が懸念されます。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年6月20日 (月) 16:30

豚が二位とは、本当にびっくり。
でも警察犬や麻薬探知犬はいるけど
警察豚なんていないのにね?

「イミテ―ション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」「博士の愛した数式」「ビューティフル・マインド」どれも観ました。
アスペルガーの類であったろうと思われますね。

投稿: zooey | 2016年6月20日 (月) 22:45

★zooeyさま ありがとうございます。

犬は警察犬、麻薬犬、盲導犬などいろいろ使われていますね。イルカなどはショーで楽しませてくれますが、おっしゃるようにその能力を豚はどこで発揮し使われているのかを知りません。
可愛い豚の映画があったような。
そうそう、発達障害の中のアスペルガー症候群の人々ですね。早く発見して能力をうまく使えた場合とそうでない場合で随分人生が違うし、個人差が大きく医者にとっても難しい問題でしょう。

投稿: tona | 2016年6月21日 (火) 08:29

バンドウイルカが3位というのは良くわかりますが、豚が2位とは驚きです。
人に懐くのかしら?
懐くなら、食べられるだけでなく、もっとペットとして活用の道もあるのではと思いますが・・・・

数学者エルデスの本、面白そうです。
普通の人間から見れば、
日常生活を超越した非凡な才能を持つ天才ですが、
ご本人にとっては、単純にやりたい事を好きなようにやり、
一生を終えただけというシンプルな人生なのかもしれませんね。

投稿: ☆銀河☆ | 2016年6月21日 (火) 15:00

豚さんは肥満体である私の親戚!
結構な順位で、喜んでおります~(ニヤリ)

ビューティフルマインド、博士の愛した数式と映画を観ましたが。
天才の抱える頭脳は、凡人の範囲を超えていて分かりません。
本人が納得する結果が、あるんでしょうか。
pc業界のアップルやフェイスブック創設者などの人物。
奇想天外な発想や奇抜な行いで、理解の範疇を超えてます・・・
愛される人柄である限り、救われますね。

投稿: だんだん | 2016年6月21日 (火) 18:20

★☆銀河☆さま ありがとうございます。

2位の豚には驚きました。あまりに疎外され、食べられるためだけの存在があわれです。
ペットにできないものなのでしょうかね。

天才の頭の構造は凄くて、殆ど人が回りに目を配ることのできない人だったようですが、エルデッシュの場合は優しも持ち合わせていたようで救われます。
本当にやりたいことをやった人生は普通の人とあまりに違い過ぎておっしゃるようにシンプルすぎるくらい。ユニーク過ぎる人がいたものですね。

投稿: tona | 2016年6月21日 (火) 21:22

★だんだんさま

だんだんさんが肥満体?今まで思ってもみませんでした。背が高いからそう見えません。
この頃、豚を見る機会がなくていかに利口かを観察できないのが残念です。
天才の考えること、自分の興味あることだけに異常な集中力を結集するのでしょうね。他には目がいきませんね。
アップルやウェイスブックの創設者もそうですね。
エルデッシュは珍しいタイプです。しかし生活は変わる過ぎですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年6月21日 (火) 21:34

皆さんが仰ってるように頭の良さの2位がブタさんとは、驚きですね。
そんなに頭が良いのなら、自分の運命がいくばくも無い事も分かってるなら
可哀想な事です。

我が家で飼っていた愛犬ラッシーですが、小学校の低学年くらいの知能はあったと思います。
それでも6位ですか。
確かにチンパンジーは驚くほど人間の行動を見てて真似しますね。
私、サル類は余りに人間に近いので、哺乳類の動物の中では苦手です。

天才に生まれると、この世の中で生きていくのは難しいですね。
確かに天才がいて、色々と発明してくれて世の中が発展していくのですが
どうしても平凡な生活を送るには頭の構造が違い過ぎて
受け入れられないのでしょうね。

私は平凡な人間に生まれて良かったわ。

投稿: ラッシーママ | 2016年6月22日 (水) 22:49

★ラッシーママさま

本当に豚さん、そうは思われていないで哀れを催します。
少なくともワンちゃんの方が頭が良いと思っていましたもの。ラッシーちゃんのことを想像すると、人間のことが良くわかっていたのではと思われます。それがまたとても可愛いです。
あら、サル類苦手ですか。なるほど。

天才は、おっしゃるように世の中の発明発見に貢献してくれていますのでありがたい存在ですが、本人はその頭と比例しては世の中をうまく立ち回れない、多くは悲劇的な人生であることを知りました。
まったく平凡で良かったというのが実感です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年6月23日 (木) 08:41

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