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2016年8月18日 (木)

『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット著

副題は[パリで学んだ”暮らしの質”を高める秘訣]  著者が半年間パリに留学しホストファミリーから学んだ話です。
その内容は<食事> <ワードローブと身だしなみ> <シックに暮らす>

ワードローブの意味: 衣装ダンス、衣裳部屋の意味。 衣装ダンスから派生してその人の持っている衣装または衣装の組み合わせのことを言う。 ファッションスタイルを完成させるために必要なアイテムを指す場合もあり、コレクションやコーディネートを完成させる衣服の数々、という意味で使用されることがある。

フランス人って世界一お洒落で着ている服が誰を見ても似合っているのですね。
フランスを旅行した時、まず半月も運転して下さったドライバー氏のお洒落なこと、ずっと感動の目で見ていました。
コルシカ島の高齢のガイドさんも素晴らしい服装でした。観光業に携わる人だけでなく、現地の買い物客や路地裏から出てくる方たちもお洒落。
そんな素敵なフランス人のみんながみんな、10着しか服を持ってないなんて信じられないし、おそらく本を書くための言葉の綾なんて言うのもあるのではないかと疑ったのだが、貴族の末裔のホストファミリー家と他の友人たちの留学生宅の家もそうだったのだ。

ただし半年分(暖かい時と寒いときは別で20着)
この10着には上着類(コート、ジャケット、ブレザーなど)やドレス類(カクテルドレス、イブニングドレス、昼用ドレス)やアクセサリー(スカーフ、手袋、帽子、ストールなど)や靴や、アンダーシャツ(Tシャツ、タンクトップ、キャミソールなど重ね着するものやセーターやブレザーの下に着るもの)は含まない。

ホストファミリーのマダムの冬用:ウールのスカート3~4着、カシミヤのセーター4枚、シルクのブラース3枚。
ムシュー:グレーのスーツ2着、紺のスーツ1着、セーター2~3枚、シャツ4枚、ネクタイ2~3本
息子さん:同じような感じ。ただ普段はもっぱらシャツやセーター、たまにジーンズ。彼らは同じ服をしょっちゅう繰り返し着ていた。

著者のアメリカ人もそうだが、振り返って日本人も実に着る物をたくさん持っている。アメリカも日本も同じ服を1週間に2回着るのはちょっと恥ずかしいし、ましてや3回なんてとんでもないと思っている。フランスではみんな、同じ服を繰り返し着、それも悪びれた様子もなく、堂々と。フランス映画もそう。アメリカ映画ではヒロインが目まぐるしいほどに次々に新しい服を着て登場するが、フランス映画では同じ服を着ているのを2回は目にするし、ある映画では全篇通してたった3着だそうだ。
だから服が少ない理由というか、少なくして簡潔に過ごすには、
服が質が良く、気に入っていて、似合っていて、よく着ているかで判断して決めればよさそう。
何年も着なくて、質も悪く、色も全然似合っていなくて、形や恰好が悪ければ、捨ててもいい。そうすると10着は無理だけれどもかなりすっきりしそうだ。
日本人の持っている気質はフランス人と全然違うのでそっくり真似は出来なくて、全1冊殆ど参考にならないけれも、「暮らしの質を良くする」はとても重要で大切と思う。
あまりにすごい「タイトル」なのでこの本の2冊目を図書館で予約したのが36人待ちだけれども、キャンセルしないで一応また楽しみに待ちたい。<今の家でもシックに暮らす方法>とか<毎日を特別な日のように過ごす>だそうです。

以前勤めていた時のスーツやコート類は殆ど捨てたのに、その後は殆ど自分では洋服を買っていなくて、娘から誕生日と母の日と外国土産の服が増えただけ。
フランスのマダムに相当するしっかりした洋服は買っていない。それ以下の普段着ばかりまだまだいっぱいある。今回いい機会なのでたくさん処分したのでした。年齢も考えないで10年も20年も前の似合わないのを着ていたのよ ウーン (Θ_Θ;)

        今朝採った初物のゴーヤ(これは白っぽい種類)。.29,5cm。
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全部で10本を2ヵ所に植えたので、2階まで上がると部屋の中が少々うす暗くなりますが、ちょっとは涼しい気がします。室温は昨日の猛暑日で33℃で冷房を入れました。昼間冷房を入れたのはまだ今年は3回だけです。
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コメント

昨夜「サギソウ」の画像を拝見し、私も箱根の湿生花園で見てきたばかりなのでコメントを・・・
と、時間ができたので再訪問したらもう次の記事に更新されていました。
クーラーもあまり使っていないとのこと、読書や美術鑑賞、ヒマワリも観に行き、tonaさんはお元気にこの夏を過ごされていますね。

旧盆中は比較的凌ぎやすかったのですが、旧盆が明けた途端に猛暑がやってきました。
今日は夫の祥月命日、予定を入れず静かに過ごしています。
丸二年が過ぎ、先日息子一家と三回忌代わりのお墓参りと食事会でした。
あっという間の二年間で、まだ夫の物に囲まれて生活しています。
そろそろ私の物も含めて整理しなければと思っている所に読ませていただいた「フランス人は10着しか服を持たない」というこの記事!
ちょっと衝撃的でした。
我が家は捨てきれずに残してある衣類が多すぎます。
山のように洋服はあっても、結局着るのは好みの数着のみ・・・
ただ、今回痩せて買い替えざるを得なかった経験から、又体重は戻るだろうからとぶかぶかになった洋服も取ってあります。
反対にきつくなった洋服もお気に入りは捨てずにいたので助かりました。
そんなこんなを考えると、また整理ができなくなりそうです。

最近友人と交わした会話「この服、前回の集まりにも着たような気がするわ」
「若い時はともかく、そんなこと覚えてる人はいないわよ。」「そうよね、自分だって忘れているのだから」・・・


投稿: nao♪ | 2016年8月18日 (木) 11:55

★nao♪さま

nao♪さんが朝の気温30度と書かれていた時に、部屋を見ましたら26度でした。やがて28度に10時ごろにはなったのですが。
それで今の所今年は暑くて暑くて苦しいということがないわけです。
でもでも、何時もなら暑い中を結構出かけて行きましたが、昨年来、全然と言ってよいほど出かけていません。買い物で町往復は足腰のために欠かしていませんけれども、4000歩くらいしかなりません。
ご主人様が逝かれてもう2年ですか。長かった2年ですね。
体重が増えたり減ったりすると困りますよね。
私も昨年来、ウエストに関係する衣料がぶかぶか、買わないでベルトを締めて頑張っていますが、元に戻りそうにありません。
衣料は無料で捨てられるので慌てる必要はないわけですが、ちょっと心を入れ替えたところです。
私もひどいことに先週と言わず、時には昨日着た服を忘れています。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年8月18日 (木) 15:32

10枚しか服を持たないとはとても合理的ですね。
断捨離を心がけてもなかなか実行できなくて
着ないままで捨てるものもあったりして
要領の悪さが我ながらいやになります。
母の方の断捨離もまだ途中です。50年前の
ものまであり、気が遠くなります。

これを機会に衣類の整理にまた取り組みたいです。
格差がありすぎてフランスの人の真似は難しいでしょう。

ゴーヤの緑のカーテンで省エネとは理想的ですね。
ゴーヤを食べる母が施設に入り、今年はまだ
食べていません。
白っぽい色もあるのですね。

投稿: matsubara | 2016年8月18日 (木) 19:06

★matsubaraさま

フランス人って凄いですね。
それなのにとてもお洒落です。
ストールやスカーフなども上手く使って、そして配色も良いし素晴らしいですね。
ですからとてもたくさんの洋服を持っているものと思い込んでいました。
50年分の整理、気が遠くなりますね。
matsubara家にはとても沢山おありでしょうから大変だと思います。その点我が家ならさっさと決心すれば1時間くらいで出来そうです。あとは思い切りですね。
少しだけもうやりました。

家の中がかなり暗くなるほど今は葉がびっしりです。次々とゴーヤが出来つつあります。
また余ったのは佃煮です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年8月18日 (木) 21:37

こんにちは。ゴーヤのカーテンが見事ですね。私はゴーヤが好物なのですが、家で栽培したことはありません。これでひと夏にどれくらい収穫できるのでしょうか。

投稿: 多摩NTの住人 | 2016年8月19日 (金) 08:17

★多摩NTの住人さま

コメントありがとうございます。
途中取り忘れたり、見つけられなかったりしますが、食べるのだけでも最低100個以上は収穫します。上手な友人は1本から30個ですから、10本植えたので本当は300個くらい生ります。
食べきれないので佃煮にして冷凍すると、かなり長期間にわたって食べられます。

投稿: tona | 2016年8月19日 (金) 08:36

tonaさん宅は涼しいのでしょうか、あまりクーラーを入れない我が家でも
私は1階に寝てるので暑くて寝れない日は入れてますが
今年は10回以上だと思います。
ここ1週間くらい、クーラー無しで扇風機だけ廻し
昨日・一昨日は何もせずでした。

お洒落の感じがするフランス人の方が10着しか持って無いのですか、それは意外でした。
フランス人に関わらず着こなしの上手な人はスカーフやアクセサリーなどで
全く違ったスタイルに見せてますが、私はお洒落にはそれ程関心が無いのです。

今は外出着も普段着も昔と違って、はっきりした区別もないですし
裏返しに着ててもファッションだそうで、どのように着てもありは助かります。
私も外に出た際に気に入った洋服を見つけると買うのですが
どうしても好みが同じ物を買って来てしまったりで
襟が付いてるか付いてないか袖ありか袖無しかの違いだけで
同じような服を買ってしまうのが多いです。
家に帰って洋服ダンスに仕舞おうと思って、また、ヤッテシマっタ・・・です。

ゴーヤも10本も植えたのですか。
私は毎年2本植えただけでも沢山採れ過ぎ、あちこちあげたり佃煮を作ったりしますが
その佃煮も飽きて、今年は植えませんでした。
ゴーヤの代わりに風船カズラが涼しそうです。

投稿: ラッシーママ | 2016年8月19日 (金) 13:15

★ラッシーママさま

今年は例年より涼しく、1階ですとクーラーなしで寝られそうですが、2階はそうも行かず、寝る前にクーラーをちょっとだけかける程度の日が数日ですんでいます。

本当にフランス人全体の洋服の少なさには驚きました。
振り返って私は勤めていた時はたくさんありましたが捨てましたので、今は普段着ばかり、そして買わないし、お洒落にもそれほど興味がなくなってきました。こんな婆さんではいけないのですが、テレビに出るような人種ではないのでいいとします。

ママさんの家は堆肥がいいのでゴーヤも2本でもたくさん出来るのですね。家では買ってきた肥料ではそれほどの収穫はありません。
ただ確かに涼しくなっているのは事実のようでそのために植えているようなものですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年8月19日 (金) 16:52

この本、近年かなり評判になっていますが
おっしゃるようにタイトルが余りに極端で
読む気になりませんでした。
こちらで内容が少し分かったような気がしてありがたいです。
1週間に同じ服を2回も着られるというのは
気候も関係してると思います。
パリもロンドンも、夏も普通はカラリとしているので
汗かかないんですよね。
蒸し風呂のような日本の夏では一日着たらもう、絶対無理ですよね。

投稿: zooey | 2016年8月20日 (土) 21:56

tonaさま
ゴーヤの断熱効果は素晴らしいですね。我が家は連日エアコンを入れてリオ五輪を観戦しております。昔、家庭菜園でゴーヤを作っていた時に、沢山生って困りましたが、バナナと一緒にジューサーミキサーでジュースを作ると臭みもなく、比較的美味しく消費できたことを思い出しました。一度お試しください。

投稿: shikamasojin | 2016年8月20日 (土) 22:12

★zooeyさま

評判ではありますが、日本の気候や気質に合わせられない内容で、読んで凄く参考になるという本ではありませんでした。
ただ、自分のいい加減な生活態度を反省する意味では一石が投じられたとは思うのですが。
気候から来る服装、食物、生活習慣が、ヨーロッパとは違う日本は、猿まねは出来ませんね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年8月21日 (日) 08:42

★shikamasonjinさま

確かにゴーヤのカーテンは効果があるようですね。学校でもやっているところがります。
学校は夏休みになる前に大きくしないといけませんが。
バナナとゴーヤのジュース、初めて聞きました。早速作ってみますね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年8月21日 (日) 08:46

 人によって違いはあるいと思いますが、一般的に日本人はなんでも
流行を追いすぎる感があります。特に若い人はそんな気がします。
経済的に服を買えない人は、仕方なく同じ服を着らざるを得ない。

 流行に敏感というか、追い求める人に限って、衝動買いする人も多く、
無駄が多い。買ったものの満足しない。気に入らず眠ったまま捨てる。
加齢とともに似合わなくなるのは仕方ない。
料理でも同じ。同じ服でもコーデネイトすることで、生まれ変わる。
 フランス人がおしゃれに見えるのもそうした努力をしてるからだと思います。
確かにパリのシャンゼリゼ通りを歩いてても、年配の方も若い人も、
流行ファッションではなく、それなりのものでシックな感じでした。
ブランド店を覗いてるのは観光客と思われる人が多かった。
 
 イタリア旅行の時の中年の女性ガイドさんも、毎日、少しづつ変えて
実によくコーディネイトされていて、感じが良かったです。。
 うちの東京にいた2番目の姉がそうでした。顔もなんとなく似てる言ったら
笑っていました。教員をしてた長姉はまるで無頓着。気にしない性格で反対でした。

 ゴーヤがいよいよっ収穫ですね。うちはもう終わりです。いささか食べ飽きました。

投稿: 夢閑人 | 2016年8月21日 (日) 10:35

★夢閑人さま

日本人は人と同じでないと不安という性癖がありますね。つまり常に流行を追っていなくてはならない、そうでないとあせるというか、乗り遅れてみじめな感じになるのですね。

フランス人やイタリア人そのたヨーロッパの人々は、ポリシーがあって、自分が似合う服を知っていて、流行を追わなくても巧みにコーディネートして素敵に生活しているのですね。そんなことを学びました。
今までの無駄を考えると胸が痛くなりますが、日本人のそうした気質だったのだとちょっと勘弁してもらいます。今はもう全然買わなくなってちょっと無頓着すぎるかもしれませんから、そこは反省ですね。
お姉さまたちも同じ姉妹でありながら違っていて面白いですね。
そちらのゴーヤはとても早く収穫されていて驚きましたが、我が家は今やっとです。6本収穫、これから毎日採れそうです。
飽きてしまわれる気持もわかります。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年8月21日 (日) 16:28

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