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2016年11月 7日 (月)

キチジョソウ&すみだ北斎美術館開館に向けての講座

毎年必ず咲いてくれるキチジョソウ。咲くとよいことがあるという話を信じて咲くのを待ち望む秋です。
とても強くて植木鉢のそばの地面に、植木鉢からどうやってか、こんなに1年で増えてしまいました。今気がついたのですが、植木鉢がきたなくてすみません。
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雄しべしかない雄花と、花糸が赤紫色の雌しべがある両性花とまざって咲いています。両性花の方が多いようです。
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講演『帰ってきた北斎』
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アメリカのLife誌で、「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に、日本人としてたった一人選ばれた葛飾北斎(86位)
1760年、本所で生まれ、満89年の生涯で93回も引っ越しをした北斎は、最後の引っ越し先だけ台東区だったが、生涯本所界隈に住み続けた。引っ越しも多かったが改名も30余という。
いろいろあった生涯だったが、19歳で勝川春章に入門して34歳で破門されるまで、錦絵を描いていたが、あらゆる技法を学んだ絵はこの春太田美術館で見ました。
その後36歳で美人画を確立。その後、神社の額絵、提灯奉納などや読本の挿絵、54歳で弟子たちへの絵手本として『北斎漫画』を描いた。

最も有名な素晴らしい「富嶽三十六景」は70歳過ぎてからの作品だ。北斎自身が「七十年前描く所は実に取るに足ものなし。七十三才にして稍禽獣虫魚草木の出生を悟し得たり。故に八十才にして益々進み、九十才にして猶其奥意を極め一百才にして正に神妙ならん・・・」
享年90歳で命を終えたが、その時はさぞ残念なことでしたでしょう。
富嶽三十六景を描いたころには、良いことがっあって、その後の活躍こそ、目を瞠るものがある。
北斎には2度の結婚により二男四女をもうけたが、長女の息子、北斎の孫がとんでもない悪で、飲む、打つ、買うでずっと悩まされてきた。ある時は家から離れて三浦半島に逃げていた時もあった。70歳頃、孫の父親(北斎63歳の時に長女が離縁)の、北斎の門人で養子の柳川重信に孫を返したので、北斎は悪夢からやっと解放されて、それからは生き生きと絵にいそしんだそうだ。
子どもたち、長男次男は養子に、次女、四女は早世、三女阿栄も離婚。長女、三女の離縁理由が、其々の旦那が父北斎よりずっと絵がへただったからという。
1842年・82歳で、信濃国高井郡小布施の高井鴻山邸を訪ね、再び1844~1848の亡くなる前年まで小布施に滞在し、祭屋台天井絵などを描いている。

今月22日に開館するが本所界隈に関する絵や、絵巻物、そして有名な富嶽36景の数枚が展示される予定だという。楽しみだが最初は混むのでしょうね。

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コメント

こんばんは
 
まぁ♪ 吉祥草が見事に咲いていますね! それにこんなに増えて。
地下茎で増えると書かれていますが、元は鉢植えですものね。
鉢穴から地中に潜った根が伸びて増えたのでしょうか。
実生も両方かしら。そもそも、キチジョウソウが咲くと縁起がいいとは
何から来ているの?と思いましたら、花が株元に咲くため見逃すことが多く、
たまに咲くように思われていたたことから、咲くと吉事がある
となったようだと書かれているものがありました。正しい説かどうかは
分かりませんけれど。そして実は真っ赤なのですね。
tonaさんのお庭のキチジョウソウにも生りますか?
 
葛飾北斎が、アメリカLife誌のそんな100人に選ばれたのですね。
大したものですねぇ。1000年で最も重要な功績‥ですか。
日本人でも、学校の授業でさらりと名前が出てくるだけで、
決してよく知っているとはいえない人の方が多いのではないでしょうか。
私もそんな一人ですから、改めていろいろ知りたい見直したい
という気持ちになります。tonaさんのおかげで以前よりは
いろいろ知ることができていますけれど。
そんな北斎の美術館が新たにオープンするのですね。…混むでしょうね!

投稿: ポージィ | 2016年11月 7日 (月) 21:16

★ポージィさま ありがとうございます。

地下茎で増えるのですか。
植木鉢は夏はさらに日陰に移すのですが、その時軽く持ち上がったので気がつきませんでした。実はどす黒い赤で、何時も見かけるわけではありません。でもその実が飛んだのかしら。
毎度のことながら観察が行き届かず、今年はよくよく見てみようと構えています。
教えていただきありがとうございました。

世界の100人、ご覧になると、アメリカ、フランス、イタリア、イギリス人が多く、中国人も5人くらいランクインしていますね。基準が私たちの感覚からするとわからない人もいますが、おおむねやはり偉人であると思います。1位はエジソン、なるほどです。
北斎は私も学校で習った範囲では名前と富士山の絵です。いい加減に勉強していたので、以前書いたような気がしますが、富嶽三十六景が大学の日本史の問題に出て三十八景と書いて間違えたことは生涯ずっと忘れられません。
北斎の版画でなく肉筆画をもっと見たいところです。

投稿: tona | 2016年11月 8日 (火) 08:59

 今月すみだ北斎美術館が開館するのですか。
これは行ってみなければ♪

北斎と言えば大胆な構図が海外の印象派にも影響を与えましたね。
この点が評価されたのでしょうか?
何にしろ日本人が評価されたことに誇りを感じますね。

↓の声明、興味があって、公演も知っていたのですが、絶対に寝てしまう自信がありました(笑)
tonaさん、行ってみようという好奇心、
凄いです。

投稿: ☆銀河☆ | 2016年11月 8日 (火) 16:58

★☆銀河☆さま ありがとうございます。

確か津和野で北斎美術館があって入りましたが、今はなくなっているようです。その作品はどこへ行ったのでしょうかと思ったことでした。
北斎に関する美術展はあちこちでありましたのでたくさん見ることが出来ました。
北斎が住んでいた墨田区が熱を入れているのはよくわかります。
画家としては海外に一番影響を与えた人ですものね。北斎漫画も凄い人気のようです。

声明、お恥ずかしいことに居眠りしてしまいました。☆銀河☆さんもそうなると予想なさっていたのですね(^0^*オッホホ

投稿: tona | 2016年11月 8日 (火) 19:15

キチジョウソウは、我が家にはありません。
ありそうで、ない、花ですね。
まず、名前が好ましいです。

北斎のことは小布施に行ったときいろいろ
見ましたし、国際的にも認められている人
ですが、家庭的には大変だったのですね。

私も60年前の中学の時、模写した記憶が
あります。そんな背景のことも知らないで。

投稿: matsubara | 2016年11月 9日 (水) 08:17

★matsubaraさま ありがとうございます。

matsubara家のお庭に似合うお花です。
お近くならお持ちするのに。

小布施にはもう一度行ってじっくり見たいです。
家庭的にお栄さんと北斎は、孫では大変な思いをしているのですね。
北斎の絵を模写されたとは!良い記念になりましたね。

投稿: tona | 2016年11月 9日 (水) 20:00

北斎は、海外での方が有名かもしれませんね。
限られた数の、私の友人の外国人たちも、皆知っているようです。
その美術館ができたとは遅すぎるような気もしますが
楽しみですね。
でも最初は混むでしょうねえ?
是非そのうち、レポートをお待ちしています。

投稿: zooey | 2016年11月10日 (木) 08:31

★zooeyさま ありがとうございます。

やはりそうなのですか。
今の外国の方たちがご存知とは思いもしませんでした。
印象派頃のパリ在住の画家と世界の美術館の学芸員だけかと思っていました。
北斎美術館は津和野に何故といぶかったのですが、以前ありました。今はもうやってないです。
海外に流出してしまったので里帰りが多いですが、版画は何版もあって摺りの色合いが違いますがいいですね。
秋に限らず、1年中美術展があって、行きたいのさえ全部行けないなんて、贅沢な日本ですね。

投稿: tona | 2016年11月10日 (木) 08:42

こんにちは。キチジョウソウが綺麗に咲いていますね。運気は十分ですね。北斎の絵は素晴らしいです。本物の版画はとても買えませんが、そこそこの美術品を買ってインテリアにしようかとも思っています。

投稿: 多摩NTの住人 | 2016年11月10日 (木) 08:45

★多摩NTの住人さま

こんにちは。
コメントありがとうございます。
キチジョウソウは今年もたくさん咲いています。どんどん増えていきます。
北斎の作品では私は富嶽三十六景の最も有名な三枚が好きです。
美術品のインテリアは素晴らしいです。想像してしまいました。豊かな多摩NTの住人さまの生活が浮かび上がりました。

投稿: tona | 2016年11月10日 (木) 09:01

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