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2016年11月24日 (木)

永青文庫「仙厓ワールド」と新江戸川公園

文京区目白台にあるこの永青文庫は始めてです。

地下鉄早稲田駅を降り、北に向かって歩くと神田川に出ます。中央のビルは椿山荘のホテル。460x307
橋を渡ると「胸突坂」が目の前に。坂下の左側(西側)には「水神社」、右側(東側)には「関口芭蕉庵」があります、後で見ることにして永青文庫へ。307x460
永青文庫は、元総理で陶芸家の細川護熙氏(18代)の祖父・16代護立が設立した。460x307_2
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457x650_22_322x750_2出光文庫で数回見た仙厓ですが、ここ永青文庫でも100点以上仙厓作品を所蔵しているそうで、4回に分けての展示。今回第2期目で26作品を鑑賞。
ちらしではクリックしても小さくて見にくいと思いますが、ユーモアに富む禅画が楽しい。禅画の傍らに仙厓のコメントが書かれているのは、仙厓が禅の心を人々に説いたものと言われる。

文庫の前のここを降りると「新江戸川公園」の庭園に出ます。公園名も来年から「肥後細川庭園」と改名されるそうだ。460x307_15
庭園の真っ赤な紅葉と松の雪吊りが美しい。

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庭園を出ると胸突坂に至り、先ほどの「水神社」へ。徳川家康が命じて造られた神田上水(神田川)は度々氾濫した。その堰の守護神として、江戸の町の安泰を祈願する神社。
上水の恩恵にあずかった神田、日本橋方面の人たちが参詣が多かったと言われる。
このあたりは田園地帯で、清らかな神田上水の流れ、前には早稲田田んぼが拡がり、後には目白台の椿山を控え、西には富士の姿も美しく眺められて、江戸時代は後楽に地であったと書かれています。460x307_9
                   御神木の大きいこと!307x460_2
             道祖神もひっそりと。見猿、聞か猿、言わ猿。307x460_3
坂の右手の「関口芭蕉庵」は、芭蕉が1677~1680年まで、神田川改修工事に参画してここの庵に住んだ。460x307_10
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さらに東に進んでいくと江戸川公園に入る。小学生の頃、弁天町に住んでいた私はこの公園に遊びに来ていました。

大井玄洞胸像 明治43年の神田川の洪水後、大井玄洞が大正2年(1919年)から護岸工事を始め6年後に完成させた。昭和3年(1928年)に人々は治水の功績をたたえて胸像を建てた。307x460
神田川には桜の木が続いていて、春になったらきれいな眺めでしょう!

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コメント

こんばんは
 
この景色も、今日は雪化粧したのだろうなぁと思いながら
お写真を拝見しました。いらっしゃった日は陽射しが明るく暖かそうです。
永青文庫も仙厓さんとその禅画も新江戸川公園も未知なる世界です。
この禅画、ユーモラスで温かみがありますね。これなら庶民も
受け入れやすかったでしょうね。
永青文庫も新江戸川公園も細川家縁のものでしたか。
庭園の紅黄葉も素晴らしく見事で見惚れました。公園の名前が
「肥後細川庭園」に変わるとのこと。そのほう細川家の下屋敷跡と
いう歴史も分かっていいと思います。
そして近くに、これも歴史ある水神社、芭蕉庵、江戸川公園も
あるのですね。どこも散策に気持ち良さそうなところに感じます。
芭蕉の古池や…の句は、この庵に住んでいたときに詠まれたもの
なのでしょうか。ぴったりの池がありますね!
それにしても、芭蕉が神田川改修工事に参画とは意外な一面を知りました。

投稿: ポージィ | 2016年11月24日 (木) 21:21

★ポージィさま

こんばんは。
今日は雪吊りの松にも雪が積もったでしょうか。
うっかり日付を忘れましたが先週金曜日18日で良い天気でした。
仙厓さんの絵は当時の庶民にも凄い人気があって、書いてくださいと言う人が毎日押し寄せて大変だったそうです。お坊さんを隠居したのにかえって忙しくなってしまって面会謝絶にしたようなのですが、それも続かなかったとか。このような方が今もいたらいいですね。
私も公園の名前、早く変わるといいと思いました。
芭蕉がこんな所に住んで川の改修の仕事に携わっていたとは驚きました。ずっと俳句を教えながら過ごしていたと。でも幕府の隠密の仕事をしていたという話もありますね。
「古池や 蛙飛び込む 水の音」ですが、句碑が清澄庭園など方々にあるようですね。句会で詠まれたのでしょうか。
早速にありがとうございました。

投稿: tona | 2016年11月24日 (木) 22:56

tonaさん こんばんは~

江戸川公園! 懐かしいです~

弁天町から山吹町を抜けて都電通りを越すと
神田川に突き当たりますね。
私も子供の頃は遊びに行きました。
ちょっと寄り道をして、地蔵通りまで行って、
浅田屋のみたらし団子か浪花屋のたい焼きを買ったりして・・・

新江戸川公園は細川家のお屋敷跡だったのですか~
素晴らしい庭園ですね。
雪吊り松は兼六園の雰囲気ですね。
今日は風情のある景色だったことでしょう。

森下の芭蕉稲荷にも「古池や・・」の句碑がありますね。
色々なところにあるのですね。


投稿: グレン | 2016年11月24日 (木) 23:51

新江戸川公園のこと全然知りませんでした。
東京にいた24年前に、永青文庫に行きましたのに・・・
当時のままですね。観覧していたのは、私一人で
静まり返っていました。
次に行くときはこの公園にもよりたいです。
でも、時間があるかしら。
来月上京しますが日帰りであわただしくて
連絡もできなくて失礼すると思います。
妹も母のことで忘れかけていました。
花の苗はしおれていませんでしたか。

投稿: matsubara | 2016年11月25日 (金) 08:11

★グレンさま

ああ、やっぱりグレンさんも江戸川公園で遊びましたね。まさしく山吹町を抜けてでした。
野間文庫に行ったときに帰りに江戸川公園に降り、逆コースで弁天町、保健所前の昔のわが家の跡に立ち寄りました。まだ新しく立っていませんでしたが、この前の早稲田大学での講義の前に寄った時には60数年ぶりに景色が変わっていたというわけです。
私の家は結構貧乏だったのでみたらし団子も鯛焼きも食べず、土曜日のコッペパンにアンコを挟んだのが一番のご馳走だったような。給食のあの不味い進駐軍にいただいたミルクの後だけにね。
新江戸川公園の雪吊りは私も兼六園のを思い出しました。昨日の景色は素晴らしかったことでしょう。
芭蕉稲荷はまだ行っていませんでした。いつか寄ってみます。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年11月25日 (金) 09:30

★matsubaraさま

永青文庫ももう行かれているのですね。
matsubaraさまは東京の殆んどの美術館にいらしていますね。私はまだ行ってないところが数か所あります。
実はすぐそばの講談社の野間文庫も行ったらお休みでした。当時はまだパソコンが普及してない時代で調べられなかったのだと思います。休館はかなずしも月曜日とは限らないですものね。
この日も他に3人くらいしかいませんでした。
お母さまと妹さまの両方のお見舞いで大変ですね。それでも根をあげずにお元気に勉強されていらっしゃるのは驚異です。
苗と言いますと家のでしょうか。それでしたら1昨日あわてて家の中に全部入れました。
追伸:午後1時前にオキザリス2種類届きました。今植木鉢に植え終わったところです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年11月25日 (金) 09:41

おおっ~!、出光以外でも仙厓和尚の作品が100点以上も観られる所があるとは!
まだ新聞社勤務だった頃の若き細川護熙氏は時々出光美術館に来ていました。
ユーモアいっぱいの仙厓和尚の掛け軸携え仙厓作品に詳しい理事の先生を訪ねて来ていたようです。
(東慶寺の松ヶ丘文庫の主だったその教授は私の結婚式の主賓でした)
そんな細川護熙氏に、我々はお茶出しした思い出がたくさんありますね。

出光のカレンダーの仙厓作品を眺め、時々その教授監修の分厚い本を開いています。
この永青文庫も是非行きたいと思います。教えていただきありがとうございました。

投稿: nao♪ | 2016年11月26日 (土) 10:48

★nao♪さま ありがとうございます。

まあ、仙厓ですから出光美術館とnao♪さんの関係で何等か関係あるとは思ったのですが、まさか細川護熙氏とご対面だったとは!
東慶寺の松ヶ丘文庫・・初めて知りました。
その教授が結婚式の主賓とはまた驚きですね。
教授監修のご本も当然お持ちで、素敵ですね。
時々眺めておられるnao♪さんをご主人さまがあの世から眺めていらっしゃるような。

投稿: tona | 2016年11月26日 (土) 11:08

私は美術に疎いので、今回も仙厓和尚と言う名を初めて知りましたが
見ただけで思わず口元が緩んでしまう絵ですね。
仙厓和尚さんの作品かどうかわかりませんが、子供の頃に似たような絵を見た事があります。
子供心にも面白い絵だと思ったのです。

「新江戸川公園」の名も来年から「肥後細川庭園」となるのですね。
その公園で素晴らしい紅葉・黄葉が観れて良かったですね。

投稿: ラッシーママ | 2016年11月27日 (日) 15:21

★ラッシーママさま ありがとうございます。

こういうユーモアたっぷりの絵を見ていると思わず微笑んでしまいますね。
当時の庶民が喜んだのも頷けます。
ぎすぎすした世の中、この精神で行かなければなりませんね。
雪吊りもあり池もありで、公園と言うより大名庭園の趣、名前が変わるのは大賛成です。
1週間ライトアップする時だけ有料ですが、普段は無料です。
近くの人はいいですね。

投稿: tona | 2016年11月27日 (日) 17:06

椿山荘にはたまに行くのですが
新江戸川公園は知りませんでした。
近くにこんな素晴らしい庭園があったのですね。
アホなことをお聞きしますが
こちらは犬連れ可でしょうか?
(犬の姿を見かけませんでしたか?)
六義園や清澄庭園など、犬不可の処が結構多いのです…

投稿: zooey | 2016年11月29日 (火) 10:01

★zooeyさま

椿山荘は目白から行きますので、早稲田からこんな位置に椿山荘が見えてびっくりです。
山手線の高田馬場と目白駅を確認してわかりました。

この庭園は永青文庫からそのまま降りて行けるので、こちらは一応永青文庫が門になり、川沿いにも門があるのでですが、昼間は無料で誰でも入れます。犬がいけないなんて書いてなかったです。夜は門を閉めます。ライトアップ期間だけ有料です。(11月26日から1週間?)
というわけで何の答えにもなっていなくて申し訳ありません。HPの電話に問い合わせられてください。

投稿: tona | 2016年11月29日 (火) 11:01

こんにちは。昔はその界隈をウロウロしていましたが、永青文庫の存在は全く知りませんでした。とても綺麗な庭園ですね。いつか機会を見つけて行ってみたいと思います。近くの甘泉園には行ったことがありました。

投稿: 多摩NTの住人 | 2016年11月30日 (水) 08:53

現役時代はよく行きました。
綺麗にしたそうで、またたずねましょう。

投稿: 佐平次 | 2016年11月30日 (水) 10:57

★多摩NTの住人さま

甘泉園は知りませんでした。
場所を調べたらここからも歩けて行けるところで、庭の雰囲気も似ているのですね。
こちらにも行ってみたいと思います。
教えていただきありがとうございました。

投稿: tona | 2016年11月30日 (水) 12:34

★佐平次さま ありがとうございます。

松聲閣があるのですね。
工事が終わるのが来年3月当たりだそうで、そこで公園名を変えるそうです。
ここも甘泉園も知らないで、大隈庭園だけぶらついていました。

投稿: tona | 2016年11月30日 (水) 12:46

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