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2016年12月26日 (月)

ヘンデル「メサイア」

昨日はクリスマス。毎年年末に「第九」「クルミ割り人形」と並んで頻繁に演奏される「メサイア」。
「メサイア」はハレルヤコーラスであまりにも有名です。「第九」や「クルミ割り人形」はこの時期聴いていたのですが、「メサイア(救世主)」を殆ど全曲を聴いたのは初めてです。
家から歩いて20分の市のホールで行われました。演奏時間は約2時間半 全部演奏されたとしたらその7割くらい聴いたことになりますか。
ブロ友のだんだんさんが歌っていました。
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出かける前には全然知らない内容を調べてみました。ヘンデルがイギリスに渡ってからなので、歌詞は英語だ。
3部分構成で合唱と4人の独唱者により歌われます。
第1部:預言とキリストの誕生 21曲(うち19曲)
第2部:受難と贖罪 28曲(うち16曲)・・改心した人々が神の国の到来を賛美する最後のハレルヤコーラスがやはり素晴らしい。
第3部:復活と永遠の生命 9曲(うち5曲)・・キリストを信じる者への復活の約束、最後の審判を次げるラッパが鳴り響く。信仰告白、長大なアーメン・コーラスで「メサイア」は終わる。
これらは宗教画でたくさん見てきたのでいろいろな場面が浮かんできます。
モーツァルトの教会ソナタやレクイエムやバッハの教会音楽とはまた違って、音楽で絵にあるような聖書の様々な場面を想像しながら聴くという貴重な体験でした。

こんな長丁場をだんだんさんたち合唱団のメンバーは素晴らしく歌い切りました。
4人の独唱者の歌声、いずみホールバロックオーケストラの音色もヘンデルの時代に誘われました。だんだんさん、素晴らしかったですよ。お疲れ様でした。

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松原哲明著『新約般若心経』を読んで、三蔵法師がインドから持ち帰って訳した難しい経を更に優しく噛み砕いたこの本で、日ごろの禅を中心とした仏教の教えの一端を覗けました。
その中で四苦、「生病老死」の中の「老苦」には笑ってしまいました。というのも自分のことだからです。笑っている場合ではないのですが。その一節です。
「父母の養育を受け、年長けて強健なり。然るに次第に老いて、頭は白く歯は落ち、目は弁ぜず、耳は聞えず。盛りは去りて衰え、皮は緩み、面は皺み、百の節は痛み、歩くに苦しみを極め、座するも起つも呻吟し、憂い悲しみて心悩み、心うたた滅す」5年前はこの半分もなく、今はただ歩けるというのが唯一の救いか。

そして今問題のイスラム教、阿刀田高シリーズ『コーランを知っていますか』読みつつあります。アラーの偉大なる教えが、優しく書かれているようでわかるかも。

ところが聖書、実は学生時代聖書研究会に入ったりしたのですが、不勉強でした。そして聖書や絵などから学ぶキリスト教は、イエスの教えはさっぱり把握しておらず、旧約聖書からキリスト誕生までの覚えきれないほどの人物が出てくる歴史や、マリア様のこと、洗礼者ヨハネのこと、四大福音書記録者、受胎告知、キリスト誕生、エジプト逃避、キリストの布教活動、キリスト磔刑、復活、最後の審判にいたる場面だけしか知ってないことに気が付きました。キリストの教えとは?大抜けでした。

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今年も娘たちが毎年買ってくれるクリスマスケーキは高野でした。美味しくて普通の倍の大きさを食べ(食べ過ぎ)、私は夕飯をパスしました。
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コメント

こんにちは
 
ハーレルヤ ハレルヤ ハレルヤ… と歌われるフレーズや
長いアーメンは聞き覚えがありますが、あれが「メサイア」という
曲の一節だったとは知りもしなかった私です。この分野も
どうしようもなく疎いです(恥;)
tonaさんのおかげで、内容がよく分かりました。
私も、新約聖書の物語は、一応読んで知っていますので、
場面が目に浮かんできました。キリスト教徒の方たちにとっては
とても大切な曲のひとつになっていることでしょうね。
 
tonaさんは聖書研究にも触れられ、仏教に関する本もイスラム教に
関する読んでいらっしゃるのですね。宗教の元を辿ればひとつと
言い切っては、あちこちからブーイングが起きそうですが、
そんな気がしてしまいます。解釈などの違いで殺し合いまで
発展していることを、人知の及ばないどなたかは、さぞかし嘆いて
いらっしゃいそうです。
 
美味しそうなケーキ。さすが高野、イチゴもとても新鮮そうですね。
わが家ではそれぞれ違うショートケーキを選び、
夫はレアチーズ、私はイチゴのシフォンにしました。
 

投稿: ポージィ | 2016年12月26日 (月) 16:52

メサイアを聞かれたのですね。
私は今年はダメでした。
マタイ受難曲去年は聴きましたのに
去年チケットを下さるBさんが同窓会休まれたのです。
残念ながら。

我が家の小さいケーキとは違いますね。
クリームたっぷりでおいしそう・・・

投稿: matsubara | 2016年12月26日 (月) 18:45

★ポージィさま

いえいえ、私もメサイアは初めてでハレルヤが入っていることしか知りませんでした。
イギリスで作曲したと言うこの曲は、全曲、とても美しい音楽でした。
聴いていてはそうなのですが、歌う方は大変ですね。長いのですよ。楽譜本がとても厚かったです。
聖書を音楽にしたこと、いろいろ思い浮かべながら聞けました。ポージィさんも読み込んでいらっしゃいますね。
ユダヤ教とイスラム教とキリスト教は神様が同じなのですよね。
それなのに古来戦争の原因になって、今も解決の見通しが立たない。
イスラム教はコーランの内容を知らないので少しわかったらいいなあと思います。

ポージィさんの家のケーキも美味しそうですね。二人だったらそうします。4等分を食べてしまったのですから、夜ご飯分までカロリーをとってしまいました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2016年12月26日 (月) 19:36

★matsubaraさま

マタイ受難曲を聴かれたのですね。
私もいつかは聴きたいです。
バッハの曲は教会で聴くと良いそうですね。そのように作曲してあるとか。

あら、matsubara家のケーキはとても大きく見えましたよ。
とても美味しそうです。ご主人様も喜ばれそうですね。

投稿: tona | 2016年12月26日 (月) 19:41

tonaさん、こんばんは~♪
「メサイア」を聴きに行かれたのですね。
私は20年前頃に行った、立教大学の「メサイア演奏会」
以来ご無沙汰です。ハレルヤコーラスは何度も
聴いたことがありましたが、やはり英語で歌われたので、
全体的にはあまり分かりませんでした。
やはり下調べはしていくべきですね。

こちらに越してきてから、お友達に誘われて
教会での聖書勉強会に1年間ぐらい参加したことがあります。
聖書を順番に読んで行くだけでしたが、
私は讃美歌を歌ったときが一番癒されました。
難しいお話より、音で感情に訴えられると弱い私です。

美味しそうなケーキですね。
我が家はホールでなく、それぞれが好きなケーキを
選んで食べました。

投稿: hiro | 2016年12月26日 (月) 23:36

メサイアですか。聴いたことがあるかもしれませんが記憶にありません。早速、CDを借りにいってみましょう。

投稿: 多摩NTの住人 | 2016年12月27日 (火) 08:27

★hiroさま

おはようございます。
まあ、立教大学の「メサイア」を聴きに行かれたのですか。素晴らしい!中央大学の混成合唱団も歌っているようですね。
やはりハレルヤコーラスはなじみがって、全体を盛り上げますね。

私の最初の聖書との出会いは小学生の時に、4畳半の畳部屋で開かれた日曜教会で、カードをいただくのが楽しみだけで理解していませんでした。早稲田大学のそばだったので演劇部の「クリスマスキャロル」に台詞なしで出演したのがキリストのクリスマスに関するお話との出会いです。
この年になってもメサイアを聴けたのは嬉しいことでした。
讃美歌はどの歌も心に響くいい歌ですね。
この頃はちょっと宗教画にはまっているかもしれません。
hiroさんもそれぞれケーキを楽しまれたのですね。美味しかったでしょう!

投稿: tona | 2016年12月27日 (火) 08:57

★多摩NTの住人さま

ありがとうございます。
ハレルヤの部分はお聞きになっていると思います。
全体は3時間半らしいですから、随分長いですね。しかし2時間半もあっという間に終わったという感じでした。

投稿: tona | 2016年12月27日 (火) 09:00

バッハのマタイ受難曲は47年前くらいに
上野の東京文化会館で聴いたことがありますが
ヘンデルのメサイアは聴いたことがありません。
7割でも2時間半の大作ですね。

マタイ受難曲ではチケットをくれて
一緒に聴いていた女性が
途中で居眠りを始めたので
肘でつついたことを覚えています。

高野とは・・・懐かしい名前です。
よく店の前を通ったものです。
新宿東口には長くご無沙汰してますから
今ごろ歩くと浦島太郎の気持ちになることでしょう。」

24日には男の料理教室でベイクドチーズケーキを習ってきましたよ。
近いうちに復習しなくっちゃと思っています。

投稿: Saas-Feeの風 | 2016年12月27日 (火) 10:46

私は宗教の教義は頭で理解しようとするといくら読んでも身に入りませんね。
ほんとうに求める気持ちにならないからかなあ。

投稿: 佐平次 | 2016年12月27日 (火) 14:31

今日は小さなコーラスグループが、最後の練習日でした。
早くも次の曲を歌い始めています。

長い演奏をお聴きいただいて、ありがとうございました。
楽譜覚えるのに必死だったので、公民館のレクチャーはほんとに勉強になりました。
対訳が配布されましたが、事前に調べるとはさすがです!
宗教画にも造詣の深いtonaさんらしい解釈ですね。

長女夫婦はあの大学の同級生で、チャペルも見に行きましたよ。
ちなみに私はカトリックの学校だったので、聖書研究会におりました。
途中で疑問を抱き、宗旨替えしましたが…
宗教のもとはみな同じ教えと、夫と話します。
それで戦争が続くなど、どう考えても理解出来ません。

投稿: だんだん | 2016年12月27日 (火) 15:54

★ Saas-Feeの風さま

バッハのマタイ受難曲を昔聴かれたのですね。
若い頃は居眠りをしませんでしたが、今は映画でさえ居眠り。でも音楽はもったいなくてできませんね。
上野文化会館はまだ健在ですが、私は学生時代安い、労音のチケットを手に入れて何度かコンサートに出かけました。懐かしいです。
新宿も歌声喫茶の頃と様変わり、浦島太郎になるかもしれません。

まあ、美味しそうなベイクドチーズケーキですか。復習をされるそうで偉いですね。
私も今聞きに行っている講義の復習をしようと、風さんから刺激を受けて決心しました。

投稿: tona | 2016年12月27日 (火) 16:35

★佐平次さま

そうなんですね。般若心教もかなり難しいです。コーランはこれからです。
学生時代、一般教養で難しかったのが哲学と宗教でした。
勉強したって、未だに無宗教というかいろいろな神様に手を合わせて、お願い事をするという、不信心者なんです。

投稿: tona | 2016年12月27日 (火) 16:39

★だんだんさま

今年はクリスマスの日に思いがけないプレゼントをいただきありがとうございました。
よくあんなに長い難曲を歌われましたね。
公民館のレクチャーも良かったのですね。
美しい合唱団の声は、しばらく忘れられそうにないほどです。
本当に練習が大変だったと思いますが、それだけにプロと変わりないと思いました。

あの大学のチャペルは素晴らしいですね。校内は歩きましたがチャペルの中は覗けませんでした。
私はカトリックの学校とは無縁でしたが、娘が中学高校とカトリック系でしたので、そこでも聖書研究会に入りました。でもいずれも中途半端です。これを理解していると絵を見る楽しみが倍増するのですが。
戦争の多くが民族・部族の争いによるものと宗教ですね。永久に解決できないような感じになってきました。悲しいことです。

投稿: tona | 2016年12月27日 (火) 16:51

tonaさん こんにちは。

あっという間に今年も終わりそうです・・

tonaさんの絵画や宗教などに関する知識の深さにいつも感銘を受けています。
夫が音楽が好きなので、12月に入るといつもバッハやヘンデルの宗教関係の曲のCDを聴いています。
私は内容も曲名も知らず聞き流していますが、きっと「メサイア」もかかっていたと思います。
「ハーレルヤ、ハレルヤ・・」のところはしっかり覚えているので・・・^^;
全曲は三時間以上にもなるのですね。
演奏する方も歌う方たちも大変ですね。

サンピエトロ大聖堂の中でグレゴリーチャントを聴く機会がありましたが、
内容はわからなくても、生で聴く歌声は心をうつものがありました。
二時間半もの演奏は素晴らしかったことでしょうね。

また、弁天町の話になって恐縮ですが、
畳敷きの日曜学校、私も小学生の時に通っていました。
カードをいただけるのが楽しみで・・・
もしかしたら、同じところだったかもしれませんね。


一年間、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

投稿: グレン | 2016年12月29日 (木) 12:48

★グレンさま 

こんにちは。
今日も良いお天気になりましたね。
何かとお忙しいと思います。そんな中コメントありがとうございました。
ご主人様が音楽がお好き、いいですね!
私はメサイア初めてですが、ハレルヤとアーメンだけは何度か聴いてきました。それ以外もとても素晴らしい曲でした。
まあ!サンピエトロ大聖堂でグレゴリーチャントをですか。良かったですね。私もどこかで聖歌隊の歌声、パイプオルガン演奏を聴いて感動しました。

グレンさんも畳敷きの日曜学校へいらしたのですね。同じところですよ。もうカードはとっくに無くなってしまいましたが、楽しみでしたね。またまた共有できて嬉しいです。
また来年を楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

投稿: tona | 2016年12月29日 (木) 13:05

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