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2017年1月30日 (月)

『ざんねんないきもの事典』今泉忠明監修

                            『ざんねんないきもの事典』今泉忠明監修
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地球には人間がまだ見つけていない生物も含めると、数億種になるとも言われている。
これだけたくさんいると凄い能力を持つものもいるが、中には「どうしてそうなったの?」と進化の結果、なぜかちょっと残念な感じになってしまった生き物を紹介した本。

イラストや吹き出しがこんな感じで(ざんねんな体に紹介されている)、実に面白い。本当に残念というかお気の毒というか、人間の自分にも残念・気の毒がたくさんあって同情したり、不謹慎にもおかしかったりで楽しい本でした。120余の動物が紹介されています。解説を読んで納得。         (クリックで大きくなります)700x584

<ざんねんな体>・・・どうしてこんな姿になってしまったの!
・世界最大の鳥でありながら、脳みそが目玉60gより小さくて40gしかない。記憶力が悪いそうだ。
・グラスフロッグは内臓が外から丸見え(透明人間を思い出した)
・デンキウナギはのどに肛門がある
・メガネザルは目玉が大きすぎて動かせない
・オオアタマガメは頭が大きすぎて甲羅に入らない。敵の攻撃をやり過ごせないけれど、木には素早く登れる。

<ざんねんな生き方>
・スカンクはおならが臭いほどもてる。
・ミノムシのメスは蓑の中に引きこもったまま一生を終える。
・キツツキは木に穴を開けるとき、頭に車が衝突したくらいの衝撃を受けている。長い舌が頭の骨を囲んで保護しているそうだ。
・イルカは眠ると溺れる。数分ごとに目を交互に閉じて脳を半分休めることを一日300回以上繰り返して何とか眠っているとか。気の毒!
・コアラはユーカリに含まれる猛毒のせいで一日中寝ている。

<ざんねんな能力>
・世界最大の動物シロナガスクジラはシャチに負ける。
・コオリウオは0℃の海でも凍らないが、水温が3℃以上になると死ぬ。
・チンパンジーがしゃべれないのは、喉の構造のせい。賢いから手話で人間と話すことが出来るのに。
・カメムシは、自分のにおいがくさすぎて気絶する。
・チーターはスピードに特化しすぎて肉食動物なのに弱い。

                  エンジェルストランペットの若葉が暮れから芽生えました
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2017年1月26日 (木)

平岩弓枝著『はやぶさ新八御用旅(二)中仙道六十九次』

昨年文化勲章を受章した平岩弓枝さん、『御宿かわせみ』をテレビでちらちら見ていましたが、本は読んだことがありません。
この本は「はやぶさ新八」の新シリーズで、その(一)は東海道五十三次でその(三)は日光例幣使道の殺人です。
大山街道が終わったら、日光街道のとりあえず都内だけでもという話がありますが、その後、私の強い希望は中山道です。東海道を殆ど一人で歩いてしまった、今の大山街道のリーダーさんが連れて行ってくださるかしら。この本もリーダーさんが貸してしてくださったのです。
この街道は峠も多く登山が楽しめそうで、しかしながら上州、信州、木曽、美濃、近江と美しい自然や山々が望めそうです。
平岩弓枝さんはこの道中をちゃんと歩いていらっしゃるのでしょうね。京都から始まって江戸へと、新八と道中一緒の人たちが遭遇する事件を解決しつつ、江戸時代の宿場や街道の様子がずっと綴られていきます。
行ったり通った所もあります。石山寺、琵琶湖、伊吹山、関ケ原、各務原、犬山、木曽の馬籠・妻籠、上松、福島、塩尻、下諏訪、望月、追分、軽井沢、松井田、安中、そして高崎から埼玉県内と。小説と中山道紀行が同時に楽しめて面白かったです。

※本は「中仙道」になっていましたので題名だけ書き直しました。今は中山道がふつうに使われます。

今日の散歩から

           お寺のカンアオイの花芽がたくさん出ていました460x345
                 ジンチョウゲも蕾が一杯460x345_2
             午後3時49分でもスカイツリーが見えました460x452
                      公園の池460x345_3
                       ユリノキ460x345_4
                 オオカナメメモチと赤い新芽345x460
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                     ミモザの蕾460x390
              河津桜が一輪だけ咲き始めていました460x345_6
                 白梅が満開で良い香りです460x345_7
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1昨日白内障の手術を受け昨日眼帯が取れたら、まあ、景色の明るいこと!白黒が鮮明で色がとてもきれいです。0.1の視力が1.2に回復し、老眼になる前1.2だった時こんな明るい世界の中にいたのだと信じられないくらいです。
でも、鏡で顔を見たらもうびっくり仰天。シミ、そばかす、皺が凄い。まともに見ていられません。
来週は左目ですが、1.2になるかはわかりませんが、読書に老眼鏡をかけるだけです。1ヶ月くらいおとなしくしていれば美しい春の花々が迎えてくれると思うと胸が弾みます。

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2017年1月22日 (日)

原町田七福神巡り

大山街道歩きの大山登山は11日の快晴の日に先発隊が途中まで登ったのですが、降った雪が凍っていて断念したということで、後発隊の私たちもやめにして、桜の咲く頃に延期ということになりました。1200mを超す冬山を甘く見てはいけませんでした。

383x600その代わりに行ったのがウォーキング協会主催の「原町田七福神巡り」でした。ウォーキング協会ですからJR横浜線の古淵駅から町田駅まで何もない道路を一駅歩いて、町田駅の周りの七福神を巡りました。約10㎞で足の鍛錬に丁度いい具合でした。今年は2ヶ所も七福神巡りをして、何か御利益があるかもしれない。

原町田は小田急とJRの町田駅あたりの地名です。



弁財天(芸術財福)・母智丘神社  インドでは吉祥天とともに最も崇拝される女神
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母智丘神社は屋根を見ると神社とわかるが、社殿正面が普通と印象が違っていた。
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茅の輪をくぐって無病息災を祈る(普通は6月30日)。左足からまたいで輪をくぐって左回り、次に右足からまたいで右回り、次にもう一度左回り、最後に左足からまたいで神前へ進みます。出羽三山の羽黒山でくぐって以来です。
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毘沙門天(福寿増長)・浄運寺 日蓮宗 
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あれれ、毘沙門天が写真になかった!狐に目が行って撮り忘れか。

                紅朴伴に似ているツバキがきれい350x263
               境内稲荷社の狐は玉と巻物を咥えている460x345_3
長岡織部の墓 幕末から明治にかけての神道無念流の剣士。弟子が100人以上いたという。460x345_4

大黒天(五穀豊穣)・カリオン広場
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福禄寿(財宝守護)・商工会議所
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寿老人(不老長寿)・勝楽寺 浄土宗
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布袋尊(家庭円満)・宋保院 曹洞宗
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恵比寿神(商売繁盛)・町田天満宮 主祭神は菅原道真
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      駅へ行く途中、この間の江の島まで流れていく境川を渡りました。460x345_10
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原町田七福神は距離的にコンパクトにまとまっていて、像は同じ人の手になるのか、なかなかに可愛いと言える御尊顔を拝するのが楽しかった。

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2017年1月19日 (木)

映画『この世界の片隅に』

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軍港呉と広島が舞台の戦争時とその前後を描いたアニメで、特に戦時中の焼夷弾が落ちてくる場面や戦闘機が飛んでいる場面などリアルで、わずかながら防空壕に退避した経験を夢のように頭の片隅に記憶している私は思い出してぞっとしました。
絵がとても得意な天然キャラのすずが広島から呉へ嫁に行く。のんきな性格なので、舅や姑は優しいのに離婚して戻ってきた子連れの義姉には辛く当たられるが、悲壮感はない。優しい夫は戦死するわけでもなく、家は全焼するわけでもないが、自身の不注意で姪が死に、自身も右手を失い、絵も描けなくなり、広島の実家では原爆で母を失い、妹が原爆で病に倒れたなどで、天真爛漫なすずも笑顔がなくなって暗く沈んでいく。しかし淡いトーンの美しい場面がそれを強調することなく、戦争、原爆の悲惨さや厳しさや辛さを酷く描き出しては見えない。
70年前の戦時中の日本の生活風景は厳しく、親たちの苦労をも思い出してしまった映画でしたが、もう10数年もすれば体験した人の多くはいなくなるわけでこうして語り継がれる漫画や映画は貴重かもしれない。

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昨年12月31日にクラスメートが突然苦しまないで亡くなったという訃報が9日に入りました。家族にとっては看取ることも出来なかった悲しさがありますが、人として一番理想的な亡くなり方です。
親が亡くなって、次はもう自分たちの番になったのです。元旦にいただいた年賀状を見ながら彼女はもう今はいないのだととても寂しい。老病死の苦しみをさほど味わうことなく終わって、先に逝ってしまって「いいなあ」と羨ましくさえ思ったことでした。

そんな時、大病をわずらっておられるある人からいただいた年賀状にあった言葉にはっとさせられました。

素晴らしい すばらしい 生きていることが
   嬉しい うれしい 生きていることが
   笑える わらえる 生きていることで
    泣ける なける 生きていることで
       一日一生 すべて感謝

そう、今できることを精一杯やって、時には楽しみながら、↑の映画のような苦しみのない今の幸せをかみしめて暮らしていこうと、この詩を味わっています。

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2017年1月16日 (月)

伊興七福神

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今年もまた正月明けの1月7日(土)に七福神めぐりをし、その足で西新井大師へ向かい、東武線を乗り継いで浅草へ。浅草寺界隈を歩きました。
足立区北西部の四つの寺を巡る伊興七福神は、東武線の竹塚駅からが近い。
しかし今回は日暮里駅から舎人ライナーで終点の見沼代親水公園に行き、そこから地図のように巡りました。
七福神は恵比寿様が日本、天がつく3尊がインド、他が中国ということがやっと頭に入ったところです。

長い見沼代親水公園を歩く。遠く利根川の水を引いた見沼代用水は関東平野最大、全国有数の用水路で、ここ足立区が末端だった。
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●法受寺 布袋尊 他に五代綱吉の生母・桂昌院の墓と怪談牡丹燈籠ゆかりの碑がある。460x345
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               きくばり地蔵 しっかりお詣りしました460x345_2
                こんな所に桂昌院の墓がある 460x345_4
                   牡丹燈籠ゆかりの碑460x345_5
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▲東岳寺 次の寺に行く途中歌川広重の墓がありました。これも知りませんでした。460x345_8
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●実相院 弁財天 大黒天 毘沙門天 そして子育て観音で知られる
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     大黒天                    毘沙門天
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                       弁財天345x460_2
                     子育観音460x345_11
                  八幡太郎義家公白馬堂345x460_3
●福寿院 福禄寿と寿老人
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●源正寺 恵比寿
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▲西新井大師 まだまだ人が多い
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▲浅草 雷門、仲見世もこの賑わい。前へなかなか進めない。
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                花やしきと六区は初めてでした460x345_460x345_2
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2017年1月12日 (木)

鎌倉12 江ノ電・七里ヶ浜~腰越界隈(2)

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サボテンの家あたりから山側に向かうと江ノ電の向こう側に石段があって山門へと続いている。これが満福寺だ。このあたりの江ノ電の両側にはぎりぎりに民家が建っていて、音はどうなのでしょう。乗っているとなかなかスリリングで面白いのですが。腰越駅を過ぎると都電のような路面電車になって車や歩行者と共存状態だが、事故が起こったという話は聞かない。307x460

77 満福寺 
古義真言宗大覚寺派 開山は行基。義経の「腰越状」で知られるお寺だ。
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平家を滅ぼし、鎌倉に凱旋してきた義経だが、頼朝に鎌倉入りを禁じられ、ここ満福寺に逗留した。和田義盛などを通じて頼朝の怒りを解こうとしたが許されず、幕府公文所別当の大江広元に嘆願書を出した。これが「腰越状」といわれている。
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本堂展示室(200円)には実物大の腰越状の版木が現存し、襖絵には静御前との別離など義経の生涯が描かれている。
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                 鎌倉彫の格天井が豪華だ460x307_8
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                  歌川国貞「壇ノ浦の合戦」550x367_460x307_2
                 歌川国芳「源平屋島大合戦」460x307_9

78 本成寺 次に行った、龍口寺の輪番八ケ寺の一つ。開山は日賢。創建1309年。満福寺のそばで寄ってみた。
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79 龍口寺 
腰越から江の島の方へ向かう。ここは鎌倉でなく藤沢市に入る。この地は鎌倉幕府時代の刑場跡であった。
日蓮が『立正安国論』を幕府に奏上したら、それを中傷と受け止め、1271年、鎌倉松葉ヶ谷の草庵で日蓮を捕えて市中引き回しのうえ、この龍ノ口の刑場に連行した。いろいろあって刑は中止となったが、佐渡へ3年間の流罪となった。世に言う「龍ノ口法難」である。
その後1337年、日蓮直弟子の日法がこの地に敷皮堂を建立したのが龍口寺の始まりである。460x307_10
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            誰でもお経を唱えれば1回突いてよい「延寿の鐘」460x307_14
明治19年に廃止されたのだが、かつて龍口寺は住持を置かず、子院の八寺が輪番で住持をつとめていた。
龍口寺輪番八ヶ寺は、腰越近くの本成寺(今回行った78)、観行寺、東漸寺、本龍寺、妙典寺、法源寺(今回行った80)と、藤沢市片瀬の常立寺、本蓮寺である。
このお寺は高校卒業してすぐクラスメートが亡くなって葬儀が行われた忘れられないお寺でもあります。

80 法源寺
ぼたもち寺とも呼ばれる。以前行った、大町の常栄寺の有髪の尼・座敷の尼が市中引き回しの日蓮にぼたもちを捧げたが、その尼さんの実家の菩提寺ゆえに、この寺もこう呼ばれる。
龍口寺輪番八ケ寺の一つ。開祖は日蓮の孫弟子・日行。1318年。
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                     水子地蔵460x307_15
              墓地から腰越の町と湘南の海が見える460x307_16
                   片瀬江ノ島駅への橋460x307_17
            この境川の源流が、先月登った草戸山でした。460x307_18
小田急片瀬江ノ島駅から家路につきました。今回は長居をしたところが多くて輪番八ヶ寺を全部廻れなかったのが残念であります。460x307_19

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2017年1月 9日 (月)

鎌倉12 江ノ電・七里ヶ浜~腰越界隈(1)

1/6(金)晴れ 鎌倉駅から江ノ電に乗り換え七里ヶ浜駅で下車。この日は約17000歩。

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●七里ヶ浜の海岸に下りると江の島と富士山が見えた。
「真白き富士の嶺、緑の江の島」と有名な歌になっている、明治43年逗子開成中学生12人のボート事件を歌ったもの。

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                                富士山手前は小動(こゆるぎ)岬か470x312
振り返えると稲村ケ崎から三浦半島までの景色が見える。
「稲村ケ崎、名将の剣投ぜし古戦場」と歌われた新田義貞の渡渉伝説がある。470x313

74 霊光寺
1271年、鎌倉が大干魃に見舞われたときに、日蓮が雨乞いしたら池が出来るほど雨が降り続いた。明治の末の調査で1735年に江戸講中が建てた「日蓮大菩薩祈雨之旧跡地」と記された石塔が発見されたので日蓮上人像と本堂が建立された。

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                    日蓮上人祈雨旧跡碑296x460
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腰越に出て昼食。御主人が日展に出品するという画家の可愛いお店で「ネギトロわかめしらす丼」、またまたしらす丼であります。絵が数枚飾られた室内装飾、特にトイレの装飾が感動したお店で、鎌倉にはこうした隠れた可愛いお店が多い。460x307_4

小動岬へ。太宰治が心中事件を起し、太宰だけが助かった所(小説は『天国と地獄』)。
小動の地名は、風もないのに揺れる美しい松の木「こゆるぎの松」がこの岬にあったことに由来する。

75 小動神社
頼朝に伊豆配流の時代から仕えていた佐々木盛綱が文治年間(1185~90)に父祖の地・近江から勧請した。新田義貞が鎌倉攻めの戦勝を祈願し、太刀一振と黄金を寄進し、社殿が新たに再興された。

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鳥居の注連縄が立派である。注連縄は藁ではなく合繊で出来ていた。(調べたら255000円もするとか!)460x307_6
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この神社には境内末社4つが祀られているが、海(わたつみ)神社の石鳥居は1728年(享保13年)銘の古い鳥居である。460x307_8
76 浄泉寺 
かつて小動神社の別当寺(神社を管理するために置かれた)であった。小動神社とは道路を挟んだ反対側にある。京都大覚寺の末寺。 460x293
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●お寺のお隣の家には数えきれないほどのサボテンがある。写真を撮らせていただいたときに奥さんに伺うと10年間でこんな増えてしまった由。赤くなっている葉はサボテンの紅葉だそうで、春から緑色に変わるという。数の多さに「おったまげた」という言葉が出そうになったほどです。
通り側だけでなく、写真で撮れないけれども、家との間もびっしり埋まっていました。
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           一つの鉢にもたくさんの種類が寄せ植えされている460x307_14



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2017年1月 5日 (木)

「デトロイト美術館展」「クラーナハ展」

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●デトロイト美術館展 上野の森美術館

588x700デトロイトはアメリカのミシガン州南東部にある都市で、2013年約1兆8000億円の負債を抱え財政破綻をした自治体。(日本の1000兆を超す借金とは比較すべくもないが)
自動車産業で栄えたデトロイトは有力者の資金援助で1885年創立され、世界屈指のコレクションを誇る。一時はこのコレクションを売却することになったが、国内外の支援者とデトロイト市民により守られた。今回は52点がやって来たが、それが凄い収集で、その上、月、火曜日は写真撮影可(12点はSNS等公開禁止)と聞いたので3日に行ってまいりました。
帰ってからもう一度説明と絵を見ることが出来、これは画期的です。いい加減に見ているわけはないですが、写真を撮っている人も多いのに、こころなしか早く見られ、しかも混み合わずスムーズに流れています。

第1章 印象派 モネ1点、ルノワール3点、ドガ5点、ピサロ1点他

                   モネ「グラジオラス」400x300
      ピサロ「小道」 シニャックやスーラなどの点描画同様大好きです323x400
                 ルノワール「肘掛椅子の女性」267x400
     ドガ「バイオリニストと若い女性」 踊子と馬の絵以外はドガらしくない400x329

第2章 ポスト印象派 セザンヌ4点、ゴッホ2点、ゴーギャン、ルドン、ドニ、ヴァロットン、ボナール。ゴッホも大好きで2点がなかなか。 

                   セザンヌ「三つの髑髏」400x282
                      ゴッホ「自画像」290x400
                    ゴーギャン「自画像」356x400
    ルドン「心に浮かぶ蝶」 山種にある速水御舟の「炎舞」を思い起こします400x339

第3章 20世紀のドイツ絵画 どの絵も素晴らしいが、10人の作品中、カンディンスキー、ベックマン、ココシュカしか知りませんでした。

             カンディンスキー「白いフォルムのある習作」332x400

第4章 20世紀のフランス絵画 マティス3点、ピカソ6点、モディリアーニ3点、ルオーやデュフィなど7人の作品。
ピカソの具象画3点の肖像画は表情が良く描かれ、力強いと感じました。
モディリアーニ「女の肖像」「帽子を被った若い男性」
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●クラーナハ展 国立西洋美術館

世界遺産になった美術館ですが、正面からはその価値が伺えないかもしれません。460x307
新聞には「ヴィーナス」と「不釣り合いなカップル」「マルティン・ルターの肖像」が載っていました。124x197
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491x700_2クラーナハと言えば「ヴィーナス」。今まで見てきたヴィーナスとは何てイメージが違うことでしょう。吊り上った目、独特なプロポーション、宝飾品と透けるベール。
今回約60点が世界各国から集められているが、それで分かったのが、神話や聖書を描いたその顔がヴィーナスのように独特な顔であるのに対して、肖像画や当時の風俗を描かせると違って、克明な描写と確かな筆運びに感動させられるのです。
プロテスタント側のマルティン・ルターと親交が深く、肖像画を繰り返し描くかと思えば、ルターと敵対したカトリック側の人物の注文も受けて描いたという画家であると同時に、実業家でも政治家でもありました。

あの何でも化けてしまう森村泰昌が、ちらしのユディトとホロフェルネスの首の二役に扮しているのが笑えました。

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2017年1月 2日 (月)

吉祥三福神めぐり

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いたします。

大晦日には様変わりしたとかで20数年ぶりに紅白鑑賞。なるほど衣装だけでなく映像がキラキラ、ダンスの数々、凄いお金をかけて趣向を凝らしている。AKB48とか欅坂46、乃木坂46を初めて見る浦島太郎でした。
今日は箱根駅伝をちらちらと。応援の大学はまずまず。

●その間の昨日元旦は吉祥寺へ。恒例の井の頭弁財天の他、吉祥七福神のうち2つを回ってきました。
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井の頭池には昔数百羽いた水鳥は、この日はカルガモ8羽、鵜2羽を確認したのみでした。昨年はキンクロハジロがたくさんいたのに。460x307_2
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裏から見た井の頭弁財天の社。弁財天は秘仏で巳年しか見られない。さて次の巳年まで生きていられるか?460x307_4
                弁財天堂の裏には龍の形をした井の頭・銭洗い弁財天がある460x307_5
                                   マンサクがいくつか咲き始めていた380x270
                                ブルテリアに会えたのは何年振りか460x354

●次に向かったのが駅の北側の布袋尊の安養寺。「多摩新四国八十八ヶ所」第一番札所。1624年開山。
                                       御大師様 真言宗・豊山派307x460
                         布袋尊には大きな熊本の晩白柚のお供えが307x460_2
                中央が1665年の庚申塔。女性の名が十数人記されている。460x307_6
                                                六地蔵460x307_7

●大黒様の武蔵野八幡宮は1時間以上待ちの大行列で横から手を合わせただけです460x279

●福禄寿の大法禅寺 臨済宗・妙心寺派 1634年開山
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                                                    福禄寿307x460_3
                                釈迦苦行像 肋骨が浮き出ている460x307_9

今年も健康であるようにお願いばかりする1年が始まりました。

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