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2017年1月 5日 (木)

「デトロイト美術館展」「クラーナハ展」

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●デトロイト美術館展 上野の森美術館

588x700デトロイトはアメリカのミシガン州南東部にある都市で、2013年約1兆8000億円の負債を抱え財政破綻をした自治体。(日本の1000兆を超す借金とは比較すべくもないが)
自動車産業で栄えたデトロイトは有力者の資金援助で1885年創立され、世界屈指のコレクションを誇る。一時はこのコレクションを売却することになったが、国内外の支援者とデトロイト市民により守られた。今回は52点がやって来たが、それが凄い収集で、その上、月、火曜日は写真撮影可(12点はSNS等公開禁止)と聞いたので3日に行ってまいりました。
帰ってからもう一度説明と絵を見ることが出来、これは画期的です。いい加減に見ているわけはないですが、写真を撮っている人も多いのに、こころなしか早く見られ、しかも混み合わずスムーズに流れています。

第1章 印象派 モネ1点、ルノワール3点、ドガ5点、ピサロ1点他

                   モネ「グラジオラス」400x300
      ピサロ「小道」 シニャックやスーラなどの点描画同様大好きです323x400
                 ルノワール「肘掛椅子の女性」267x400
     ドガ「バイオリニストと若い女性」 踊子と馬の絵以外はドガらしくない400x329

第2章 ポスト印象派 セザンヌ4点、ゴッホ2点、ゴーギャン、ルドン、ドニ、ヴァロットン、ボナール。ゴッホも大好きで2点がなかなか。 

                   セザンヌ「三つの髑髏」400x282
                      ゴッホ「自画像」290x400
                    ゴーギャン「自画像」356x400
    ルドン「心に浮かぶ蝶」 山種にある速水御舟の「炎舞」を思い起こします400x339

第3章 20世紀のドイツ絵画 どの絵も素晴らしいが、10人の作品中、カンディンスキー、ベックマン、ココシュカしか知りませんでした。

             カンディンスキー「白いフォルムのある習作」332x400

第4章 20世紀のフランス絵画 マティス3点、ピカソ6点、モディリアーニ3点、ルオーやデュフィなど7人の作品。
ピカソの具象画3点の肖像画は表情が良く描かれ、力強いと感じました。
モディリアーニ「女の肖像」「帽子を被った若い男性」
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●クラーナハ展 国立西洋美術館

世界遺産になった美術館ですが、正面からはその価値が伺えないかもしれません。460x307
新聞には「ヴィーナス」と「不釣り合いなカップル」「マルティン・ルターの肖像」が載っていました。124x197
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491x700_2クラーナハと言えば「ヴィーナス」。今まで見てきたヴィーナスとは何てイメージが違うことでしょう。吊り上った目、独特なプロポーション、宝飾品と透けるベール。
今回約60点が世界各国から集められているが、それで分かったのが、神話や聖書を描いたその顔がヴィーナスのように独特な顔であるのに対して、肖像画や当時の風俗を描かせると違って、克明な描写と確かな筆運びに感動させられるのです。
プロテスタント側のマルティン・ルターと親交が深く、肖像画を繰り返し描くかと思えば、ルターと敵対したカトリック側の人物の注文も受けて描いたという画家であると同時に、実業家でも政治家でもありました。

あの何でも化けてしまう森村泰昌が、ちらしのユディトとホロフェルネスの首の二役に扮しているのが笑えました。

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コメント

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
月、火曜日は写真撮影可というのは面白いですね。
以前のように全く駄目というよりはマシな気もしますが
しかし知らずに他の曜日に行ったら
もっと悔しい思いをすることになりそうです。

投稿: zooey | 2017年1月 5日 (木) 22:33

★zooeyさま

明けましておめでとうございます。

日本で外国から来た絵の写真撮影可というのは殆どありませんでしたね。
全部撮影できたのですが一部ピカソやココシュカなどSNSに流してはいけないというのが貼ってありました。
本当に知らないで他の日に入ったらとても悔しいですね。もう一度行くには入場料と交通費がばかにならないし。

本年もどうぞよおしくお願いいたします。

投稿: tona | 2017年1月 6日 (金) 08:23

新年からよい展覧会を見られましたね。
名古屋でのポンペイ壁画展も平日に限り
撮影許可でした。
日本もようやく海外の美術館に追いついた
のですね。
でもなかなか浸透するには時間がかかる
でしょうね。
100年も遅れていたのですから。

投稿: matsubara | 2017年1月 6日 (金) 20:27

★matsubaraさま

今は世界中の絵が目白押しに毎年たくさんやってきて、全部はとても行かれません。
100年も遅れていたのですか。
写真撮影可は混むから反対とか、じっくり見なくなるなど、日曜美術館で各美術館の学芸員が言っていましたね。
私は外国の美術館がすべて日本に持っていった段階で撮影はいけないと言っているのかと思っていたのです。
これからすぐこのように撮影可にはならないでしょう。

投稿: tona | 2017年1月 6日 (金) 20:48

 遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。

絵画や本、街道歩きなどなど、趣味と教養の幅が広いtonaさん、
今年もいろいろと教えてくださいね。

デトロイト美術館展は行こうと思っています。
月曜と火曜は写真もOKですか。嬉しいですね。
でも日本の作品の展覧会が写真不可で、
外国の作品の展覧会が写真OKとは不思議ですね。
空いている国立博物館などの通常展示は写真OKなのでやはり混雑の具合なのでしょうか。

吉祥寺七福神もあるのですね。
いつか行ってみます。

投稿: ☆銀河☆ | 2017年1月 6日 (金) 23:54

★銀河さま

こちらこそよろしくお願いいたします。

七福神はあちこちにあり、銀河さんがいらした深川は一番有名ですね。
ホントに行列のことに考えが至りませんでしたね。私も今回は武蔵野八幡宮は手を合わせるにとどまりました。あとは武蔵野市の奥の方と隣の三鷹駅の方だったかで時間が無くなって行けませんでした。何とも中途半端ですが今年のモットーは無理しないで何でもすぐあきらめるになってしまった、情けない話になりました。

そう、外国の作品ならわかる気もしますが、日本の作品もそういえば撮影可がないですね。
この日撮影可でとてもいい気分になって撮りながら鑑賞できました。

投稿: tona | 2017年1月 7日 (土) 07:18

tonaさん、おはようございます♪
シャコバサボテンやオキザリス・パーシーカラー、
見事に咲いていますね。
パーシーカラーは花びらの裏側の縁取りがパラソルの
様で可愛いですね。

ここしばらく美術館から遠ざかっています。
日本の美術館は撮影禁止が多いですが、
限られた曜日であっても写真撮影が許可されていたとは
素晴らしい試みですね。

アップされた作品、何度もスクロールして見せていただきました。
デトロイト美術館展は1月21日までだそうですが、
是非行ってみたいです。

投稿: hiro | 2017年1月 7日 (土) 07:40

こんにちは
 
最初の2枚のお写真、シャコバサボテン(たくさんの花付きですね!)と
オキザリスのバーシーカラーでしょうか。バーシーカラーは
花も葉も特徴がありますね。素適なお写真♪
 
今年の初美術鑑賞でいらっしゃいましたね。写真撮影可の日があったとは。
おかげでこうして見せていただける幸せを感じながら拝見しました。
 
デトロイトの住民の方々は、トランプ大統領になったら、
かっての街の繁栄を‥と夢を描いているかしら。
フッとそんなことも思ってしまいました。
素晴らしい美術作品のコレクションは街の誇りでしょうね。
クラーナハは、ヴィーナスは見覚えがあります。
キューピット?とともに描かれた絵も頭に浮かびましたが
それもクラーナハかしら。作者をちゃんと覚えておかない私の悪い癖で。
人物の描き方に独自の特徴がありますね。

投稿: ポージィ | 2017年1月 7日 (土) 13:12

美術館・博物館内では撮影禁止とされているところが多いですね。
あれは著作権の問題なのかと思っていたのですが
そうでもないようだなと感じられるケースもあり
真の狙いは何だろうかと未だに判っていません。
日を限って撮影許可というケースを知ったのは初めてです。

高校生の時に京都市美術館でルーブルを中心としたフランス美術展を見学したことがあり
それがこれまで最も印象に残っています。

大好きなオキザリス・バーシカラーですが
我が家の庭では何度も失敗しています。
1年か2年で消えてしまうのです。
土壌が合わないのかなと思っていますが
またチャレンジしてみます。

投稿: Saas-Feeの風 | 2017年1月 7日 (土) 14:24

★hiroさま

今年もこの2種の花が今満開となりました。
ここまで増えてからその後増えなくなりました。へたですねえ。
シャコバサボテンは結構息も絶え絶えになってきました。8年くらいすると死んでしまうと聞いたのですが。更新を怠ったためによけいです。hiroさんにお見せするのが恥ずかしいです。
日本の美術館でカメラを絵に向けるなんて殆どありませんから嬉しかったです。52枚中50枚も撮ってしまいました。帰ってもう一度鑑賞できました。
ドイツの絵が意外と良かったですよ。ピカソも。チャンスがありましたら是非どうぞ。

投稿: tona | 2017年1月 7日 (土) 22:02

★ポージィさま

オキザリス・パーシーカラーは裏を見るのが楽しいです。赤い縞々に惹かれます。上からは縁にちょっと赤い色が見えるだけですものね。
下手な写真ですが素敵とおっしゃっていただきありがとうございます。

そうそう、自動車問題ではメキシコへの事、アメリカも日本もメーカーは翻弄され始めましたね。デトロイトに活気が戻ってくるのでしょうか。そして陰で泣きをみる会社や人々が溢れるかも。トランプ氏は未知数ですが、実際に20日過ぎたらどうなるか?興味もありますが怖くもあります。

クラーナハは本当に人の描き方が独特で、それが面白い点でもありますね。でも肖像画は当たり前ですがその通りに描くわけで差が何とも私には滑稽にさえ感じられました。

投稿: tona | 2017年1月 7日 (土) 22:16

★Saas-Feeの風さま

私も撮影禁止にしているわけ、あるいは今回のような試み、どうしてだかわかりません。
ルーヴル美術館ですが、何を撮ってもいいわけでビックリです。しかしこの頃外国でも写真を撮るには撮影料を取る所も増えてきました。
日本はそれさえもないですね。
風さまは高校生の時にすでにルーヴル美術館などの作品をご覧になっているのですか。凄い!

オキザリス・パーシーカラーは霜が降りる頃になると我が家では家の中に入れないとダメになってしまうのです。西側が畑なので強風が吹くとよその家では外でも大丈夫な植物がやられてしまいます。
そちらはよその家同様、外でも大丈夫なのでしょうね。

投稿: tona | 2017年1月 7日 (土) 22:28

新年早々の名画三昧もいいなあ。
フラッシュもOKなのですか(私がつかうわけじゃないのですが)。

投稿: 佐平次 | 2017年1月 8日 (日) 10:34

★佐平次さま

名画に映画がいいですね。
昨日友人と浅草の寄席に入ろうと思ったのですが、時間が遅くなってしまったのであきらめました。夕ご飯のことを考えないで出てしまったから。
フラッシュはやはりダメでした。

投稿: tona | 2017年1月 8日 (日) 13:17

時々美術鑑賞をするのは良いですね。私はモディリアーニの絵が好きです。

投稿: 多摩NTの住人 | 2017年1月 8日 (日) 15:33

★多摩NTの住人さま

美術展がたくさんあるので選ぶのもいろいろ考えてしまうほどです。
モディリアーニの最も独特と言える絵はいいですね。私も今までたくさん見る事ができました。ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年1月 8日 (日) 16:33

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