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2017年2月27日 (月)

「舞楽」と「ガラス絵」と

1昨日は国立劇場で舞楽を鑑賞しました。50周年記念。
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430x600舞楽は雅楽の演奏形態の一つで、唐楽(左舞)と高麗楽(右舞)を伴奏として舞うもの。上演は左舞と右舞をペアにした番(つがい)舞として演奏される。中国、朝鮮半島から渡来した。

左舞「太平楽」は、漢の高祖と楚の項羽が鴻門で宴を催したとき、項羽の臣の項荘が剣を抜いて舞いながら高祖を殺害しようとするが、項羽の叔父の項伯もまた剣を抜き舞いながら高祖を守ったという舞。

右舞「古鳥蘇」はかつての渤海国の鳥蘇里(ウスリー)地方の風俗舞。
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「太平楽」は天皇即位の大礼に舞われる。今上天皇の即位式では平成2年11月12日から15日まで「祝宴の儀」で舞われた。
最も豪華絢爛な装束を纏っています。常装束の他に別装束が加わり、絹、金物、革、木材、漆、螺鈿などの材質で卓越した名工によって作られる。
その着付けはプロの装束でも一人当たり25分かかり四体の武者人形の完成まで100分を要するそうだ。身につける品物は26点、全部で57本の紐でしっかり縛り上げる様に着付けられる。
さぞかし重く苦しいのでしょうね。音楽もさることながらずっとその装束と舞に見とれていました。
国の重要無形文化財であり、ユネスコ無形文化遺産保護条約への記載決議がなされた。

        小さな干菓子や歌舞伎煎餅が入っていてお雛様飾りに460x198

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昨日はこの日で終わってしまう府中市美術館の「ガラス絵」展に行ってきました。
ちらしがプラで出来ていて、ガラス絵の雰囲気を出しています。
ガラス絵って聞いたことがなかったけれど、ステンドグラスをイメージして行ったのですが、全然違いました。
これがガラスに描かれている?普通の油絵なんかとどう違うか?いろいろ観察してみてもよくわからない。色彩が素晴らしいとは思いました。

絵は透明なガラス板の裏面に描き、表面から鑑賞する。だから左右を逆に描き、一番表に出る色から塗っていくのでなかなか難しそう。何故裏から描くかはわからない。
チラシによれば、
古くはヨーロッパの宗教画に始まり、中国を経て、日本へは江戸時代の中期に伝わった。それから200年経つが、幕末明治期には異国風景や浮世絵風のガラス絵が描かれた。
大正・昭和初期には小出楢重、長谷川利之。戦後は藤田嗣治、川上澄生、芹沢銈介、桂ゆきの絵が存在感がありました。今回は130点。浜松市美術館と福島県立美術館の所蔵が突出していました。
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日本人の死亡リスクにおいて「高血糖」や「塩分の高摂取」等を抑えて「身体活動の運動の不足」が第3位となっているという。
日本人は世界的に見ても一日のうち座っている時間が長く、一日平均7時間半も座った姿勢のままだという。結果として血流を悪くし、知らないうちに身体の痛みやコリを引き起こしてしまっている。
私もここ10年以上、暇なくせに家事をサボり、そんな傾向が続いていました。
現在、目が良く見えるようになって、家の中全てがとても汚いので、腱鞘炎が起きそうなくらいあちこち掃除に余念がない。いつまで続くやら。果てしなく汚くなるあちらこちらに少々うんざりではあります。

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コメント

こんばんは
 
「舞楽」とは?? 「ガラス絵」とは??
今日も新しい世界を教えていただきました。
 
雅楽の演奏を伴奏に舞を舞うのですね。中国や朝鮮から伝わってきた
当初の文化の形がしっかり残っていそうな伝統的な芸能ですね。
身に着けるのがとても大変そうな豪華な装束を私も見てみたくなりました。
>国の重要無形文化財であり、ユネスコ無形文化遺産保護条約への
 記載決議がなされた
そうなのですね。なのに何も知らなかったとは…
 
ガラス絵も観たことありません。世界的に有名な作品というのが
存在するのですね。説明を伺って、小学生のとき通っていた
絵の塾で作ったものを思い出しました。たしか、ガラスの片面に
ロウソクのすすを真っ黒く付けた後、描くものに合わせてすすを引っかいて削り、
削ったところに絵の具を置いていくと、表から見たとき黒地に
カラフルな色で絵が浮き上がる、といったようなものでした。
ですが、自分がどんな絵を描いたかはとんと覚えがありません(^^;)
記事でご紹介くださった作品とは少し感じが違いますが、
私が教わったのもガラス絵の一種ということになりそうですね。
ご紹介くださった作品は、綺麗な色使いの楽しげな感じに見入りました。
 
日本人の死亡リスク第3位が「身体活動の運動の不足」ですか。
ぅゎ~~ 私もろに当てはまりますsweat01
 

投稿: ポージィ | 2017年2月27日 (月) 20:26

★ポージィさま こんばんは。

早速にご感想をありがとうございます。
昨年から最初は雅楽の演奏を、次は声明を、そして舞楽を見ることが出来、楽しかったです。
大劇場が満席ですから、いかに好きな人が多いかも驚きでした。来月は歌舞伎です。

ポージィさんはガラス絵の体験者ですね。
引っ掻いた作品もありましたよ。
なるほどすすの黒い色が縁取りとなった絵になるのですね。いろいろな色が塗り重ねられて想像しただけでも、影絵のような感じでもあり、いい作品に仕上がったことでしょう。
残っていないのが残念ですね。

猫好きの国芳のように擬人化した藤田嗣治の猫の絵がで別人の藤田を見たような感じでした。
桂ゆきさんの作品も良かったです。

私うっかりすると8時間、一日の3分の1も椅子に座っています。腰が痛い、肩が凝ったなどと言って、腰痛、膝、肩こり体操だけはやっているのですが、ずっと座っていてはだめですね。そうしないためには、体のいろいろな所が悪いところをよくしなくては、動き回れません。そろそろ動いても良いし、春ですし、歩き回りたくなりました。

投稿: tona | 2017年2月27日 (月) 20:46

こんにちは。私は昔から塩っ辛いものが好きでしたが、やはり塩分控えめを意識しています。目が良くなられて良かったですね。お掃除は頑張って下さい。

投稿: 多摩NTの住人 | 2017年2月28日 (火) 08:37

舞楽のことは、35年前から存じていたのに
まだテレビ以外は見たことがありません。
お正月に演じられていますね。
地方では広島の厳島神社とか
伊勢神宮に行かないと見られないですね。
とてもよいものを見られましたね。

ガラス絵のことも30年くらい前から
描き方を知っていましたがむつかしくて
出来ません。
なぜなら、仕上がりから順に描くから
です。裏から見るからです。
普通は輪郭から描きますが、ガラス絵は
最後に入れるハイライトから描きます。
よほどの達人でないとかけません。
ステンドグラスとは別のものです。

投稿: matsubara | 2017年2月28日 (火) 08:39

★多摩NTの住人さま こんにちは。

今日は朝から良いお天気です。毎日のお勤めは大変ですね。
私も一頃降圧剤を投与されて飲まされて!いましたが、塩分控え目で、もう2年くらい飲んでおりません。薄味になれました。
多摩NTの住人さまのお言葉で、お掃除を頑張る勇気が湧いてきました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年2月28日 (火) 09:04

★matsubaraさま ありがとうございます。

舞楽は勿論matsubara家ご夫婦はよく御存じでいらっしゃいますね。
ご主人様のご趣味とも関係あるでしょう。
重要無形文化財とは大したものです。これを守っていくという後継者が続いていることが素晴らしいです。奏者は24人おられるそうです。
舞人は合わせて10人おられました。着付けだけでも4時間もかかっているのですね。
装束師は陰の力ですね。
肩喰や帯喰は遠くから見られませんでしたので双眼鏡を持って行けばよかったです。

ガラス絵もご存知でいらしたのですね。
裏から描くから逆に塗っていくことの難しさがちょっと理解できました。随分高度な技法ですね。
丁度最後の日に間に合ってよいものを見る事が出来ました。

投稿: tona | 2017年2月28日 (火) 09:17

tonaさん、おはようございます♪
能と狂言は入門講座のような舞台を一度見たことがありますが、
雅楽や舞楽はまだ未経験です。舞台のお写真を拝見しただけで
厳かな雰囲気が伝わってきます。衣装も豪華絢爛のようですね。
一度見てみたいです。

ガラス絵は一枚のガラスに平面的に絵を描くだけと
思っていましたが、絵を描くのも絵の具をのせるのもすべて
逆なのですね。緻密な職人技が必要となりそうですね。
130点も鑑賞されたそうですが、さぞ幻想的で素敵だったことでしょう。

運動不足が死亡リスクの第3位とは驚きました。
ブログをするようになって、パソコンに向かうことが
多くなったので、つとめて歩くようにはしていますが、
一日1000歩ぐらいの時もあります。
気をつけなくちゃ・・・

投稿: hiro | 2017年2月28日 (火) 10:13

初歩的な質問ですが、オペラシティのことですか?
新しい劇場ですよね?
東日本大災害の、追悼コンサートで行った所だと思います。
何しろおのぼりさんでして、地理不案内の極みです。
雅楽、以前に地元のホールで鑑賞した記憶が(違うのかな)
頭からすっぽり被って、足上げてゆる~い舞い方していました。
いい加減に見てますよね、恥ずかしい~
ガラス絵、貴重なものをご覧になったんですね。
塩辛いのは受け付けませんが、食べること大好き。
何時間も動かないし、もはやリスクに直面してますね。

投稿: だんだん | 2017年2月28日 (火) 16:49

すみません!
過去の記事を探しました。
2013,3/12日。国立劇場と新国立劇場(オペラシティ)は別物でした。

投稿: だんだん | 2017年2月28日 (火) 17:40

★hiroさま ありがとうございます。

こんばんは。
私も、中学でしたか、能・狂言は学校向け講座で見たのが最初でした。
雅楽系はここ10年が初めてです。
先日は笙を作っている先生の講座に参加しました。雅楽はハワイ大学、コロンビア大学、ケルン大学、ロンドン大学、ソウル大学などで学生が学んで演奏しているそうです。

ガラス絵は描くのが難しそうだということはよくわかりました。挑戦する芸術家も古今たくさんいたようですね。
運動不足は昔の人にはなかったでしょう。家にいても一日中家事をしていたのですから。
今はその点電化によって運動不足、ちょっと皮肉ですね。
一日に1000歩はあり得ます。努力しなくては歩けませんね。やりましょうね。

投稿: tona | 2017年2月28日 (火) 19:15

★だんだんさま ありがとうございます。

ややこしいですよね。
美術館には国立新美術館があって、国立美術館という名前のはありませんし。新を前に入れたり途中に入れたり。
雅楽は、いずみホールで一度演奏をだけを聴きました。舞は初めてです。
装束の素晴らしさに目を瞠りました。これを制作する人たちの技術も素晴らしいです。

ウォーキングなど出かける日以外は町の往復だけでいかにも運動不足です。歩けなくなった時が怖ろしいですね。その時になったら考える主義の私です。

投稿: tona | 2017年2月28日 (火) 19:31

去年の雅楽、声明は国立劇場に夫も行っています。同じ会場にtonaさんもいらしたのですね。
私は舞台の範囲が広がるのが怖く、
行きませんでした。
舞楽というのがあるのを初めて知りました。
雅楽とは違うのですね。
能、狂言は能楽堂や薪能で見る機会があるのですが、
舞楽はほとんど見る機会がないです。
国立劇場はそんな珍しい芸能も披露してくれる貴重な劇場ですね。

北斎美術館、まだ行ってないのですが、
tonaさんの紹介で、概要が分りました。
早めに行きますね!

投稿: ☆銀河☆ | 2017年2月28日 (火) 19:41

★☆銀河☆さま ありがとうございます。

まあ、ご主人様もどこかにいらっしゃったのですね。
☆銀河☆さんは本当にお忙しすぎますものね。その気持ちわかります。
舞学は雅楽の一種だそうです。演奏に舞が加わりますが。
国立劇場は来月は歌舞伎でまた参ります。本当に貴重な劇場です。大劇場が満席なのですからファンの層は厚いですね。

北斎美術館は有名な建築家によって設計されたのですよね。妹島和世氏。
初めは行列までできたそうですが、今は空いていました。是非どうぞ。

投稿: tona | 2017年2月28日 (火) 20:37

部屋のなかの汚れについてはもうあきらめました。
埃を掃除機で吸い取るだけです。
時間と体力がもたないもの。

投稿: 佐平次 | 2017年2月28日 (火) 21:58

★佐平次さま

私も一通り凄く汚い所をやっつけたらそうするつもりです。
まったくその通りですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年3月 1日 (水) 22:03

雅楽は聴いた事ありますが舞楽と言うのがあるのですか。
tonaさんのブログで何時も知らない事を教えて貰ってる私です。
着付けだけでも大変なようで、観た事もない私には想像も出来ません。

ガラス絵と言うのもあるのですね。
私もステンドグラスの様なものを想像してしまいましたが
透明なガラス板の裏面に描き、表面から鑑賞する・・・
昔、アドちゃん?と言ったかしら、TVでガラスに絵を描くのですが
左右の手でガラスの裏側に絵を描いてた人が居ましたね。
それとは違うのかしら。
綺麗な絵ですね。

日本人の死亡リスクの第三位に、身体活動の運動の不足だそうですが
これに私は当てはまりそうもないです。
落ち着いて座ってる事が少ないです。

確かに目がよく見えるようになると余計な所も見えて気になりますが、程々にね。

投稿: ラッシーママ | 2017年3月 2日 (木) 22:46

★ラッシーママさま

私も雅楽は数年前に聴きましたが、舞楽は全く初めてです。その装束には驚いてしまいました。
まるで十二単を着るみたいに苦しく大変な事のように思えました。そんなそぶりも見せず舞っている姿が凄いです。

ガラス絵は順番が逆さに描くというのが難しそうですね。
アドちゃんの事知りませんでした。手順からいってきっとガラス絵でしょうね。

ほんと、ラッシーママさんは一日に7時間も8時間も座っていないですよね。何の心配もなしです。見習わなくては。
はい程々にしたいと思います。ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年3月 2日 (木) 23:13

舞楽とは珍しいですね。
「太平楽」の装束、さぞ豪華だったことでしょう。
私もいつか見てみたいものです。

>果てしなく汚くなるあちらこちらに少々うんざりではあります

笑っちゃいました。
綺麗にしても、すぐに汚くなる。
掃除って本当に賽の河原ですね~

投稿: zooey | 2017年3月 3日 (金) 10:53

★zooeyさま ありがとうございます。

おば様が古典芸能の人間国宝でしたか。
zooeyさまも随分ご覧になっていらっしゃるでしょうね。
私は全く初めてで感動しました。

zooeyさまのお家はまだまだ新しくてきれいでしょう。
我が家は20年経って本当にバッチイです。自分の代で終わりでよいから最低限ですね。汚れを取るのは。
賽の河原、、言えています。

投稿: tona | 2017年3月 3日 (金) 19:27

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