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2017年5月14日 (日)

東海道五十三次歩き3 元吉原~~蒲原(1)

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5/11、 14の宿・吉原から15の宿・蒲原の途中まで歩き、新蒲原の駅に出ました。
前回の吉原駅に1台早いこだまに乗ったので8時半頃到着して歩き始めました。JRの駅は吉原駅・富士駅・富士川駅・新蒲原駅まで。下記の理由で線路に並行してはいませんでした。

東海道散歩は何と言っても歴史散歩と景色鑑賞散歩ですが、今回は道祖神、常夜灯をかなり見てその鑑賞の旅ともなりました。
目下、私が街道歩きを何でしているか?は認知症になって迷惑をかけないようにするためが目的の一つ。果して効き目があるかどうかはわからないが、そう信じ切ってでのことです。

吉原宿は3度大きく場所を変えた。鎌倉時代以来の吉原宿はJR吉原駅あたりからの田子の浦港を望む地にあり、現在、元吉原宿と呼ばれる。ところが度重なる津波被害で1639年から北へ約2㎞の地へ移転した(中吉原)。さらに41年後の1680年、高潮で宿が壊滅したため、現在の富士市中心部に移った(新吉原)。

元吉原を見た後、北の中吉原に向かうため、ほんの少し左富士が見られるというわけだ。その後大きく西へ、途中から蒲原へ弧を描くように回るため、そして最初は地理的に、途中で道を間違えて後戻りしたため、あるいはあちこち寄り道したりで、隣の蒲原宿まで時間がかなりかかった。約44500歩、22㎞くらいでした。
途中、間宿(あいのじゅく)が2ヵ所、本市場(富士)と岩淵(富士川を渡ってから)がある。

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富士山と井戸の絵が描かれたマンホール 木之元神社にあった六角井戸は富士山の雪解け水で、これをお水取りに使っている。400x323
田子の浦港に面した港の見える公園に向かうと、見附跡や問屋場跡があって元吉原宿があった証だ。338x450
ここには阿字神社と奥宮があって生贄の娘お阿字が祀られている。前回の東田子の浦駅近くの六王子神社にはお阿字の死を悲しんで身を投げた6人の娘が祀られていた。338x450_2
田子の浦港 砂浜だった田子の浦は今は工業港で、以前製紙工場から流れ出るヘドロ公害で問題になったが、今は特産品のしらすが水揚げされるほどだ。
対岸に山部赤人の「田子の浦ゆ うち出でてみればま白にぞ 富士の高嶺に雪は降りける」の歌碑があるそうだ。450x135
いよいよ北に向かって、左富士を見る。左富士は道中、ここと茅ヶ崎の馬入川の所だけ。450x338_2
                      広重の絵600x4501
 左富士が見える近辺が昔の中吉原宿の跡で地上には何も残っていない 600x450
                     馬頭観音450x338_10
平家越の碑 1180年、この付近に陣を張った平家の軍勢が、近くの沼から水鳥が飛び立つ羽音を源氏の夜襲と勘違いして敗走した伝承の地。450x338_3
岳南電車に出会えた。吉原駅と岳南江尾駅(東田子の浦の北の方)を結ぶ小規模な単線。車両は1両編成だったような。450x338_4
       ここから新吉原となり、長い商店街がはるか向こうまで続く。338x450_3
新吉原の名残の鯛屋旅館 1682年、宿形成年の創業で清水次郎長の定宿だった。今も泊まれる。東海道歩きの人には、出発の時に火打ち石を打って送り出してくれるとか。450x269
               鯱のある珍しいお寺 大運寺450x338_5
「ゆず庵」にて昼食。今回も桜えびが寿司、うどん、コロッケ、ドレッシングなどふんだんに使われていて、とても美味しい。450x338_6
民家の塀にあったユーモラスな「袂の賽神」という道祖神で、村の入口の守護神。450x338_7
             この辺りから最初の間宿の本市場だ 600x450_2
富士山型のかつらをかぶったようなかわいらしい道祖神(疱瘡稲荷神社内)338x450_4
                    旧東海道の碑338x450_5
         アーケードのずっと奥がJR富士駅(身延線が出ている)450x338_8
                      (つづく)

            ・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・・。・。・

家のタツナミソウが増えて満開に(5/9)。北斎の「神奈川沖浪裏」ほどではないにしても白く砕けようとする波を眺めている感じです。
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コメント

tonaさん 今晩は~

山登りは苦手ですが、東海道53次を歩くというのには心惹かれます。

前記事も読ませていただきました。
この東海道歩きは自由に歩いていらっしゃるのですね!
京都まで!楽しみですね。

富士山型のカツラを被ったような道祖神はなんとユニークなこと。
駿河湾は桜えびの産地ですね。
ランチもとても美味しそう。

これからはしばらく海沿いを歩かれるのでしょうか?
次回を楽しみにしています。

投稿: グレン | 2017年5月15日 (月) 00:02

tonaさん、おはようございます♪
東海道五十三次歩きというと壮大で、とても大変の
ように思いましたが、一歩一歩着実に歩けば、
いつかは必ずゴールまで辿り着くのですね。
tonaさんのブログを拝見しながらそう感じました。
左富士が見えるのはこちらと茅ヶ崎の馬入川の
所だけだそうですが、茅ヶ崎の馬入川も行ったことがなく、
ぜひここからの富士山だけでも見てみたいものだと思いました。
名物の昼食も美味しそう。
道祖神にはホッコリとさせられました。

タツナミソウは近所の方から頂いたばかり・・・
花の名前がわからなかったのでさっそくメモしておきます。

投稿: hiro | 2017年5月15日 (月) 06:46

歩いてみなければわからないこともありますね。
洪水でコースが変わったことは知らなかったです。
ここまではテレビは教えてくれません。

左富士も見たことがありません。
もしかしたら新幹線でほんの束の間ですが
上りで言いますと、右窓に見える箇所がある
らしいですが、そこを指すのでしょうか。

投稿: matsubara | 2017年5月15日 (月) 08:18

こんにちは。どんどん進みますね。拝見していて楽しいです。蒲原は温暖な気候なのになぜ雪の絵になったのでしょうかね。左富士は新幹線で静岡駅の少し先で実際に確認できますね。

投稿: 多摩NTの住人 | 2017年5月15日 (月) 08:23

★グレンさま

おはようございます。
山登りも苦しい所はありますが、街道歩きはアスファルトが多く、最初はそれで躊躇して、しばらく、間が開きました。でも慣れると大丈夫でした。
2回目からは個人ですから自由気ままです。これがいいですね。
この道祖神は実にユニークでしょう。ちょっと忘れられません。
駿河湾の桜えびの季節に丁度歩けてタイミングが良かったです。
静岡県が長くていつ終わるやらです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年5月15日 (月) 08:58

★hiroさま

おはようございます。
上の地図を見ますとまだほんのちょっぴり、始まったばかりで、終えることが出来るのか?疑問です。
でも田部井淳子さんのお言葉とhiroさんのお言葉が重なりますね。その通りですね。
茅ヶ崎に住んでいたのに馬入川に行っておりません。
ここを歩くとき富士山が見えなかったら意味がないような。
桜えびとしらすが旬で美味しいです!

タツナミソウは結構強くて、我が家でさえ、増えました。紫色の方が弱いです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年5月15日 (月) 09:02

★matsubaraさま

吉原宿が2回も津波などで奥へ移転していることを初めて知りました。
大変な湿地帯だったのですね、この当たりは。

多摩NTの住人が書いていらっしゃいますが、新幹線でも静岡駅の少し先で見えるそうです。
何時かごらんになれるといいですが。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年5月15日 (月) 09:07

★多摩NTの住人さま

おはようございます。
そうなんですね。多分このあたりを歩いていないのではということです。
どのような気持ちで描いたのでしょうか?
一度も雪が降ったことがない地のようです。
新幹線から左富士とは!一度見てみたいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年5月15日 (月) 09:10

おはようございます
 
この日も青空に恵まれ、綺麗な富士山もご覧になりながらの
東海道歩きでいらっしゃいましたね。気持ちよさそう!
でも、地名も景色もなじみのない場所。この辺りは新幹線で、
あるいは東名高速道路で知らない間に通過するからでしょうね。
tonaさんのおかげでいろいろ拝見し知ることができました。
津波や高潮被害を受けてきた地域なのですね。
 
水が溢れ噴き出ているマンホールの絵は、富士山からの水が豊富な
感じがよく表れてユニークです。頭巾をかぶった道祖神の像も
ユニークに感じました。
左富士のことは、全く意識したことがありませんでしたし知りも
しませんでしたよ。東海道新幹線にも何度も乗ってますし、
馬入川(河口付近ですが)にも行ってますのに。
意識もせず、記憶にも引っかからず見たことがあるのかしら?
いえ、やっぱりないような気がします。
 
タツナミソウ、綺麗ですね。ほんと砕け散る波頭の様子にそっくり、と
タツナミソウを見かけるたびに楽しくなります。

投稿: ポージィ | 2017年5月15日 (月) 09:40

★ポージィさま

こんにちは。
比較的天気女の娘と雨女の私ですが、幸いまた晴れの日でありました。
富士山の雪が前回に比べてかなり減っていましたが、まだ筋状にあったのが素晴らしかったです。
東名も新幹線もくぐったり、上をまたいだりしました。
今も昔も津波の被害は大変なものがありますね。多くの命が奪われ、またどんなにか大変なことでしたでしょう。現在の東北と重ね合わせたりします。

三島も水が豊富にあふれ出ていましたが、ここも水が豊富で、だから製紙工場がたくさん出来たのでしょうね。その他工場だらけでした。

道祖神がたくさんあって、たくさん撮影して堪能した地域でした。
馬入川の左富士、住んでいた頃は知らないで、いつか見てみたいです。

タツナミソウはやはり波のイメージで、白の方がいいですね。紫の方は弱く一株位、この後ろに隠れています。
ありがとうござました。

投稿: tona | 2017年5月15日 (月) 10:30

街道歩きを次々に踏破されて、拍手です♪
認知症予防なんて、とっくに何処かへ吹き飛んでますよ~
恥ずかしながら、全く未知の所が多くて・・・
コメントを控えるべきでしたね。
関東の一部は、車から見た、通りがかった、名前を知ってるだけでして。
あとは見知らぬ土地で、吉原ははとバスツアーで花魁ショー見ただけ!

ずっと西の琵琶湖は、見たこともありません。
山は行ったけどそこだけの往復ですからね、旅慣れて無いです。
実家往復に、時間も月日も消耗してました。

投稿: だんだん | 2017年5月15日 (月) 13:42

★だんだんさま

神奈川県に住んでいましたので、東京とともにあとでいいかなあと飛ばして静岡県から始めましたが、静岡県は長くて浜松の向こうに行くまで一体どのくらいかかるか。琵琶湖に達する前に命が尽きるかもということも考えましたが、まあ足が痛くなかったら、頑張るつもり。目標はいろいろありますが、その認知症なのですよ。
そうです。百名山の名前は知っていても、いろいろな地域の名前も知らないところが多いです。
でもちょっとばかり発見があったりで楽しめることもあります。
ご実家が遠くていいような悪いようななのですね。確かに大変。でも懐かしく安堵を覚えることでしょう。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年5月15日 (月) 16:28

近所の散歩でも富士が右に見えたり左に見えたりするのがどうにもわからないのです。
孫が遊びに来た時にそういったらさげすむような目で見られました。

投稿: 佐平次 | 2017年5月15日 (月) 21:15

★佐平次さま

確かにそう言われてみますとそうですね。
子供さんやお孫さんの方が賢い。昔は私たちももっとましでしたよね。お孫さんのお顔が見えるようです(笑)
ところが東海道を西に進んでいくとずっと右手なのですね。2か所を除いて。

投稿: tona | 2017年5月15日 (月) 21:40

こんばんは(^o^)/!
ご無沙汰しています。
いつも読み逃げして、すみません。

東海道歩き、いいですね。
古の旅人気分になれますか?
この先も歩かれる予定はありますか?
ぜひ丸子宿へ行って、「丁子屋」でとろろ汁のご飯をぜひ味わってください。
絶品!です。

投稿: 慕辺未行 | 2017年5月15日 (月) 23:05

★慕辺未行さま

とても昔の人には敵いません。
というのも装備はしっかりしているし、お弁当など持ち歩かないし、歩くのはその日だけで、今のところは宿に宿泊しないし、川を渡るのは立派な橋(このあと冨士川を渡りました)ですし、ただ同じような道を真似事で歩いているだけ。しかも当時の半分くらしか歩きませんし。
ただ歴史を知り、景色を楽しみ、本当に昔は大変だったという実感を毎回抱くのです。
私もいつ介護の身になるか時間の問題かもしれませんし、自分自身もいつ何が起こるかわからない身になり、今だけという感じです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年5月16日 (火) 08:00

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