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2017年5月30日 (火)

東海道五十三次歩き4 蒲原~由比(2)

由比宿へ
                枡形になっている東木戸の手前に地蔵堂と一里塚跡がある450x338
妻籠や馬籠で覚えたが、宿の出入り口では枡形にして攻撃に備えているという説明板があって、蒲原と同様である。

見学は後にして本陣公園の斜め前にある「おもしろ宿場館」で昼食に。
娘が去年来たときは入口に弥次さん、喜多さんがいたそうだが、今年は弥次さんだけ。338x450
赤富士丼。生桜えびのまわりに揚げ桜えびがたくさんのっている。新鮮な桜えびが美味しく先日来の桜えび攻勢に10年分食べた感じだ。450x338_2
                      2階の食事席から薩埵峠がもうすぐそこに見える2_450x338
慈徳寺の女子厄除石段は女子は登るべしということで、何故なのか書いてないけれども、一応登ってみた。厄除けがあったような、ないような。450x338_3
本陣家跡を整備した由比本陣公園 由比宿は東海道の中でも小宿の1つで、ここ1軒だけが本陣であった。
園内には東海道広重美術館、明治天皇が休憩された御幸亭、庭園(松榧園)、物見櫓などがある。450x338_4
広重美術館では「浮世絵と広告」展が開かれていて、江戸時代では浮世絵が商業的なメディアとして扱われ、商品の宣伝に使われたという展示がなされていた。
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                                       御幸亭、松榧園450x338_6
木塀の外には水路があって、馬の水飲み場跡だが、今は亀がたくさん甲羅を干したり泳いでいる。
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正雪紺屋 討幕を企てた慶安事件(1651年)の首謀者、由比正雪の生家とされる。計画は直前に発覚し頓挫、正雪は駿府城の近くで自刃した。450x338_8
                             脇本陣饂飩屋(3軒あったうちの一つ)450x338_9
江戸時代文書の送達は飛脚便で行われ飛脚屋と呼ばれていたのが → 明治の郵便局舎(平野氏宅)450x338_10
本陣の隣の正法寺には由比の語源が書いてある碑があった。ユヒは労働生産で使われた言葉、元結、結納のユヒで組合、共同、交換の意味であり、農業や漁業の仲間同士の労働的な常套語であったと碑に記されている。338x450_3
由比紺屋の先に清水銀行がある。国登録有形文化財で現役の銀行。正面に4本のイオニア式の柱頭を飾る柱がある昭和初期の建造物。この辺りがもう西木戸跡だ。薩埵峠まで4.9kmとあった。338x450_4

由比川 手前の由比川橋の所には常夜灯があり、鉄道寄りには入上地蔵堂がある。一番海側に東名高速、次が国道1号、手前がJR東海道線。450x338_11
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ツナ缶いなば食品を過ぎると石像の楽しい桃源寺へ。
                        山門脇の双体道祖神は男女手を繋いでいる450x338_13
        羅漢さんやあちらこちらに。観音様も並んでいる。
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               裏手の地持院には「みまもり地蔵」338x450_6
隣の豊積神社は797年、坂上田村麻呂が奥州の蝦夷征伐へ行く際にここで戦勝を祈願し、帰途神楽を奉納したとあった。450x338_18
左側に由比漁港を見ながら、左側の神社の階段にイソヒヨドリを見た(娘に教えてもらう)。全国の海岸にいるそうだ。その後キセキレイも。
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              由比駅を過ぎると、枇杷畑が広がる。450x338_19
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日本橋から160㎞地点の「小池邸」でこの日の見学は終わり、由比駅へ。
小池邸は明治時代の建物で国登録有形文化財で代々の名主。海鼠壁が残っている。450x338_21
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この日は前回より早く帰れたが、やはり庄やにて乾杯。お通しは生しらすで、谷中生姜、静岡おでん、煮穴子の炙り焼きなどでお腹を満たした。

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コメント

こんにちは
 
揚げ桜海老と生桜海老で赤富士丼とは、考えましたねー。
今年の春は旬の桜海老を味わいつくされましたね。
この前の日曜に、いつも行っているスーパーマーケットに
桜海老があって、駿河湾産?と思って見たら台湾産でした。
 
由比宿はかなり歴史色濃く残るところなのですね。
お写真を拝見しながら、しばしタイムトリップ気分に浸りました。
坂上田村麻呂の古い時代から昭和の初期まで、様々な時代のあとが
見られるのは素晴らしいですね。
高速道路や新幹線でただ通り過ぎるだけの町でしたが、
降り立って歩いてみたくなりました。

投稿: ポージィ | 2017年5月31日 (水) 09:58

★ポージィさま

こんにちは

生桜えびが高く富士山のように盛り上がっていましたので、面白い命名と感心しました。
そちらでは桜えびが売られていましたか。でも台湾産とは。買いませんよね。先日京都で柴漬けを買ってきました。前回は有名店でありながらナスなど中国産と書いてあったのでやめました。大原産の野菜だとばかり思っていましたからビックリでした。今回は違う老舗にしたら国産でした。
由比宿は小さくて、すぐ東木戸から西木戸に辿り着いてしまいますよ。歴史もいろいろ感じられ、桜えびの頃がいいかしら。
1回この当たりの東名を走ってみたくなりました。車がないのでダメでした。
いつもありがとうございます。

投稿: tona | 2017年5月31日 (水) 11:30

蒲原~由比は全く未訪のところですので
珍しく拝見しました。
東名で往復していたころも寄る事はありません
でした。今から思えば、惜しかったですね。
歩くばかりでなく、いろいろ珍しいところも
見聞できて楽しめますね。

投稿: matsubara | 2017年5月31日 (水) 19:06

由比と言えば桜エビですが、その桜エビの生と揚げた桜エビで「赤富士丼」とは
よくぞ考えましたね。
「おもしろ宿場館」は知らなかったのでネットで見たら
やはり入口に弥次さん、喜多さんが居るので、tonaさんが見た時は喜多さんは何処に行ってしまったのでしょうね。
由比に行く機会があったら寄って見たい所ですね。

由比本陣公園や由比正雪の生家と歴史が色濃く残ってますね。
由比正雪の名前は歴史で習っているのですが、すっかり忘れていたので調べました。

車で何度も通ってるのですが、実際に歩いて無いので
今回の記事でも勉強させえて頂きました。 

投稿: ラッシーママ | 2017年5月31日 (水) 21:00

★matsubaraさま

東名でこの当たりを往復されていらっしゃるのですね。私は沼津まででこの当たりの東名を知らないのです。
由比では海岸を走るのですね。
宿は本当に短距離です。小さいのですね。
でもこうして建物がいろいろ残っているのでとても良い所でした。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年5月31日 (水) 21:23

★ラッシーママさま

北斎の赤富士を見るまでは富士山のあんなに赤くなる自然現象を知りませんでした。
それを桜えびでイメージしてしまうことにユーモアさえ感じました。
まあ、喜多さんをご覧になったのですね。
私も今慌てて見たくて見てきたところです。
どうしていなくなってしまったのでしょう?
やはり二人並んでいてほしいですね。
由比正雪についても調べられて、勉強家。私も見習わなくては。
また通られるときにはちょっと寄られるといいですね。小さな宿場ですから。
次回の薩埵峠が楽しみですが、多分梅雨で富士山が見えそうにないともう確信してしまいます。旅はすべて望むのは難しいです。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年5月31日 (水) 21:33

tonaさん、おはようございます♪
街道沿いには江戸時代の面影が残り、見どころも多いですね。
「枡形」のことは私も妻籠や馬籠宿に行った時知りました。
赤富士丼とはよく考えましたね。この辺は桜エビが名産ですものね。
由比本陣公園内の広重美術館や御幸亭には特に興味を覚えました。
ここだけでも見てみたい気がします。
由比正雪は歴史上の人物ですが、由比出身とは知りませんでした。
お寺もたくさんあるようですね。
桃源寺の石像には癒されました。
枇杷と言えば長崎県や千葉県と思いましたが、こちらでも
生産されているのですね。
まだ木が若いようですが、そのうちに静岡の枇杷も有名に
なるかもしれませんね。

投稿: hiro | 2017年6月 1日 (木) 08:09

★hiroさま

おはようございます。
特に蒲原からこの当たりが静岡県内の東海道で一番面影を残しているとのこと、なるほどいろいろな建物を見ることが出来ました。
枡形は妻籠・馬籠の方がよく残っていてわかりやすいですね。なんでもすべて戦いのために工夫されたものですが、街道にまでね。
桃源寺にも羅漢さんがあちこちにいろいろな表情なのが置かれていて、こういうお寺は長居したくなるホッとするお寺です。
まだお茶畑は出てきませんが、枇杷畑があるのが意外でした。
静岡産なんて聞いたことがないですものね。こんな斜面がいいのでしょうか。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年6月 1日 (木) 08:36

名古屋までの在来線ぶらり旅で由比を歩いたのは去年だったか一昨年だったか、ああ、こうしていつも旅人を見守って・見られているんだなと懐かしい建物などを拝見しました。
やっぱり頑張って出かけるべきですね。

投稿: 佐平次 | 2017年6月 1日 (木) 09:29

★佐平次さま

そうだったのでしたね。
やはり実際に出かけてみないとわからないことが多いです。
体がすいすいと出ないので、頑張りを入れないとダメになりましたね。
ただ人に迷惑をかけるので無理だけはしないことです。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年6月 1日 (木) 11:22

赤富士丼、美味しそうですね。
いかに流通が発達した現代といえども
生シラス、生桜エビは、私の住まいの辺りではあまり見かけません。
やはり由比や湘南まで行かなければ食べられないのでしょうね。

投稿: zooey | 2017年6月 2日 (金) 00:12

★zooeyさま ありがとうございます。

私の方ではもっと奥ですからもちろん見かけませんね。
そう、ですから湘南に行けば生しらす、鎌倉・江ノ島で飽きるほどに食べました。
そして東海道もこの当たりだけの生桜えび、時期が丁度あっていたのでラッキーでした。

投稿: tona | 2017年6月 2日 (金) 08:36

美味しそうな丼です!
お店は違うけれど、赤富士丼と命名したのを御殿場で食べました~
ご飯の上にシラス、その上に桜エビをこんもりと盛ってありました。
ヘルシーで完食でした(笑)
五十三次行脚、頑張ってますね。
由比本陣はとても立派!
語源も謂れがあるんですね、覚えてると良いけど・・・
手を繋ぐ道祖神さん、野仏さまもほっこりして、癒されたことでしょう。

投稿: だんだん | 2017年6月 3日 (土) 17:15

★だんだんさま

まあ、御殿場にもしらす入りの赤富士丼があったのですか。
はやり完食されたのですね。私もよ。
時々はこんなヘルシー丼を食べたいものですね。

由比の謂れ、きっと次回まで忘れてしまいます。いやーねえ(私のことですよ)
まだ始まったばかりですが、結構楽しんでいます。
いろいろな物に癒されるものですね。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年6月 3日 (土) 19:43

すっかりご無沙汰してしまいました。
事情がありブログの更新をするのみで
一週間を過ごしてしまいました。

Saas-Feeの風の場合、2007年1月9日
さった峠を越えて由比宿まで歩きました。
由比宿はゴール地点だったのです。
ところが↑由比宿ご紹介の写真の殆どの場所について
Saas-Feeの風は見学していないようです。
初めて知った場所ばかりなので
勿体ないことをしたなと思っています。

当時の写真を振り返ると
山岡鉄舟ゆかりの家(藤屋)
柏屋
名主の館(小池邸)
JR由比駅
おもしろ宿場館
脇本陣饂飩屋
これらが入っています。

もう10年も経ったのか・・・
当時はちょっとは若かったな・・・
そんなことを思いました。

投稿: Saas-Feeの風 | 2017年6月 5日 (月) 16:57

★Saas-Feeの風さま ありがとうございます。

10年前に富士山を振り返らずに見える方向に歩いたわけですね。
次回大雨でなかったら薩埵峠へ向かって歩き始めます。もうそろそろ富士山も雨で見えなくなりそうです。でも旅はいつももいつも絶好調というわけにはいきませんので、この頃そんなこともあるさと割り切ることにしました。
Saas-Feeの風さまが回った中で、藤屋と柏屋には、私は入っていないように思います。
10年の年は人間を凄く年取らせて、具合が悪くなります。若い頃の長い健康状態が信じられないほどに急激に衰えました。
それにしてもSaas-Feeの風さまは日本のいろいろな所に行っていらっしゃいますね。
いえ、世界の方もね。

投稿: tona | 2017年6月 5日 (月) 20:41

★再度Saas-Feeの風さまへ

藤屋と柏屋は次回、薩埵峠へ向かう時に寄るそうです。(同行者の娘よりメールがありました)。楽しみです。

投稿: tona | 2017年6月 6日 (火) 07:56

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