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2017年6月20日 (火)

東海道五十三次歩き5 由比~江尻(清水)(1)

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6/14 この日は待ちに待った薩埵峠です。週間天気予報ではずっと曇りの予報が、前日から晴れマークが入っていつもの7時前の新幹線に乗り、三島から東海道線に乗り由比へ。沼津で乗り換えたりしていて由比には8時45分頃に到着。
東海道線は由比駅~興津駅~清水駅間を歩く。約34000歩、17km。

由比駅前の由比桜えび通りのアーチにさよならし、歩きはじめるとツバメがたくさん飛び交っていて家々の軒を覗きながら進む。由比と薩埵峠は桜えびと初夏はツバメ、枇杷の町としてしっかり刻み込まれました。450x338
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前回寄った小池邸の斜め前の明かりの博物館を通り過ぎ、いよいよ薩埵峠へと向かう。だんだん上り坂になる。450x338_13
この間も枇杷畑が多かったが、薩埵峠全体が枇杷農家が多く、各家では枇杷が売られている。9つ入って300円のを買って峠に登った時に食べた。ジューシィで美味しい。450x338_2
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ここで鞍佐里(くらさり)神社に登って、小田原で見えて、三島では見えなかった富士山が見えるかを確かめてみる。見えました!450x338_4
この辺りが間宿(あいのしゅく)・西倉沢となり、川島本陣跡、その隣に明治天皇が休息された柏屋があり、続きに脇本陣の望嶽亭藤屋がある。『歩いて旅する東海道』によれば、官軍に追われた山岡鉄舟が望嶽亭の主人に海岸へ逃してもらったというエピソードが残っているとのことだ。
           望嶽亭藤屋は室町時代から続く、現代24代目。450x338_5

一里塚跡からいよいよ峠に向かって登り始める。振り返ると富士山に少し雲が増えてきた。薩埵山は標高244m、薩埵峠は標高200mだ。338x450
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広重の絵に描かれた位置辺りにやって来た。昔山際が海岸線間近に迫っている道の難所だった。
広重の絵の海岸辺りには今は海岸から東名高速、国道1号、JR東海道線がくっついて走っているのが見える。富士山とカーブを描いた駿河湾が絶景である!253x450
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広重の絵では砂浜はなく、急な崖になっているが、安政元年の地震で隆起したそうで、以降、通れるようになったそうだ。

薩埵山は地形上、歴史的合戦の地で、足利尊氏、武田信玄と今川氏や信玄と北条氏などとの合戦があった。

枇杷や蜜柑の収穫用のトロッコが所々に見える。芥川龍之介の短編『トロッコ』を思い出す。450x338_8

面白い花を見ながら枇杷を食べ、名残惜しく富士山と分かれ峠を降りる。チリアヤメと教えていただきました。Oさんいつもありがとうございます。450x338_9
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            海岸を見下ろしたら赤潮らしきものが見えた450x338_11
           峠の最後、往還坂を降りるとそこは墓地であった450x338_12
                       つづく

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コメント

さすが、さった峠を踏破しましたね。

投稿: 佐平次 | 2017年6月20日 (火) 11:04

★佐平次さま

お陰様です。ありがとうございます。
晴れてラッキーでした。
今、お宅のサンチ君を見て心和ませたところです。が、ちゃんとサンチ君と書けたか、よその犬と間違えて呼ばなかったかが心配な私の頭です。

投稿: tona | 2017年6月20日 (火) 11:15

すごいですね。
もう東海道の1/3ほど制覇されて・・・
34000歩とは・・・
私は一日平均4000歩ですから
途方もない数字です。

そのあたりが枇杷が名産とは知りませんでした。
よい季節に行かれてよかったですね。

投稿: matsubara | 2017年6月20日 (火) 12:36

こんにちは
 
34000歩!今回もまたたくさん歩数を歩かれましたね。
由比の薩埵峠へついに登られて。東海道でも最も景観の
良い場所と言われている所。お天気良くなって良かったです~
広重の絵と現在の景観とを比べられるのも楽しいですね。
ほんと美しいです♪
親知らず子知らずの難所と言われたところも、地震の際の隆起で
安全に通れるようになったのですか?すごい地震だったのですねぇ。
 
枇杷と蜜柑の産地でしょうか。ちょうど山の斜面が、万遍なく日が当たって
果樹栽培に適しているのかもしれませんね。
ぷっくり大きな枇杷、美味しそうです。
この紫色のお花、初めて見ます。面白い形ですね。

投稿: ポージィ | 2017年6月20日 (火) 14:58

★matsubaraさま

実は日本橋から三島、つまり東京と神奈川県は抜かして後回しというか、雨にあたってしまったときに歩く予定です。比較的地理的に知った地域ですので。ですからまだ六分の一も歩いてないのですよ。
東海道は毎回3万歩を超えてしまいます。

桜えびと枇杷の季節でタイミングがよかったです。それにまだわずかながら富士山に雪が残っていました。
枇杷ですが、自生ではなく農家が植えて栽培しているのだと思います。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年6月20日 (火) 16:22

★ポージィさま

こんにちは
今回はとてもついていました。
1週間薩埵峠からは富士山が全然見えなかったそうで、しかも午後はすっかり雲がかかってしまったらしいです。昨年娘がピーカンの日に行ったのに見えなかったそうです。冨士山って雲がかかりやすいのですよね。
安政の大地震は2回くらい起きていますね。伊豆半島も甚大な被害を受けたということは聞いていますが、同じ駿河湾のこちら側も凄かったのでしょう。しかも地滑りが。隆起したことは幸いでしたが。幸田文の碑文を峠で見損ないましたが、この方は「崩れ」に興味を持っていて、本にしていますね。

枇杷や蜜柑はこんな斜面ですから日当たりが良いですが、トロッコを使わないと収穫が難しいです。
登った後の枇杷は美味しかったです。
このお花はベンチの横にたくさん咲いていました。形と色合いが面白いです。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年6月20日 (火) 16:33

tonaさん、こんばんは~♪
今回もお天気に恵まれて良かったですね。
一日で約34000歩、17kmも歩かれたそうでが
素晴らしい脚力ですね。
私の今までの最高歩数は28221歩でしたが、
膝が悲鳴寸前でした。
薩埵峠からの富士山は眺めの良いことで有名ですが、
ほんとにそうですね。
お写真で十分楽しませていただきました。
東海道歩きの旅は出来ないと思いますが、
薩埵峠のツアーはあるようなので、
機会があったらぜひ参加してみたいです。
枇杷もとても美味しそうでした。

投稿: hiro | 2017年6月20日 (火) 20:40

★hiroさま

こんばんは♪
2回目、3回目は約45000歩でしたが、30000歩台になるとぐっと楽になりました。
数年前杖を買って杖ついて歩いたことが嘘のようです。治って本当に良かったと感謝して歩いています。いつ足が壊れるかわからない恐怖を抱きながらですが。
富士山裾野一周以来嵌ったという感じです。
有名な広重の絵を何度も見ながら晴れて欲しい気持ちでいっぱいでした。ラッキーでした。
運動した後の枇杷美味しかったです。贅沢な時間を過ごせました。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年6月20日 (火) 21:02

前記事の川柳に、ひとしきり笑い転げておりました~
脳味噌がボロで、感心するばかり・・・

気を取り直して、今回も一緒に歩かせてもらいますね~
薩埵峠への244m、楽に登られたでしょうね。
斜度の具合で、たったそれだけと思っても悲鳴があがる場合があります。
富士山、桜エビ、ビワの道中が楽しそう♪
先日信州に行った時も、富士山が迎えてくれて嬉しかったです。

朗読の会は残念でしたが「母」では涙出ました。
またの機会にご一緒出来れば良いですね。

投稿: だんだん | 2017年6月21日 (水) 15:46

薩埵峠から富士山が見えて本当に良かったですね。
私は20年位前に「浜石岳」に登り、ミカン畑の中を薩埵峠に下り、その時見た風景に感動しました。
去年の冬に撮影で薩埵峠に車で行き、富士山と駿河湾、そして近代的な高速道路の風景に、改めて広重の描いた世界を思い描きました。
由井の町で食べたサクラエビのお料理もおいしかった!
旧東海道歩きの見どころの一つでですね。

友人が同じコースを歩き、今年中に踏破の予定だそうです。
tonaさんもこれから先は泊りがけとなりそうですね。
暑い中無理せず、でも歴史を学びながらの東海道歩き、楽しんでくださいね。

投稿: nao♪ | 2017年6月21日 (水) 17:49

★だんだんさま

シルバー川柳ですから、実にわが身によくあてはまります。これからそうなりそうなのもありますが。

仰る通り薩埵峠は軽く登れました。
箱根や鈴鹿や小夜中山などとは比べられないでしょうね。
そうそう、富士山を見ると嬉しくなってしまうのですよね。

朗読の会は本当に失礼してすみませんでした。
また懲りずによろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年6月21日 (水) 18:52

★nao♪さま

nao♪さんは2度も感動を味わっていらっしゃるのですね。冬は富士山の雪が多くて素敵ですね。
広重は3枚同じ所を描いているのを途中の写真で知りました。当時の険しい様子がよくわかります。
東海道のハイライトですね。今の時期に歩いて富士山が見られたのは本当にラッキーでした。

知人が全く同じペースで歩いていますが、次回から泊りがけだそうです。
私は相方の娘が有休を2日続けてとれないので、鈴鹿あたりで1回だけにとどまり、あとは全部日帰りの予定です。ですから凄く時間がかかります。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年6月21日 (水) 19:00

こんばんは(^-^)
楽しく拝見させていただいています…
ご無理なさらず、お嬢さまとの二人旅を楽しんでくださいね…

>2回目、3回目は約45000歩でしたが、30000歩台になるとぐっと楽になりました…
毎回脅威の数字で…私の日常は1/10くらいでしょうか(^^;
tonaさんの年齢になった時…果たして歩けるのか…心配しています(;´▽`||A``アッセ!

面白い花…は「チリアヤメ」です…小さいけれどきれいなお花ですよね…
まだ咲いているのですね…わが家は先月で終わりました…

投稿: orangepeko | 2017年6月21日 (水) 20:53

★orangepekoさま

「チリアヤメ」でしたか。アルゼンチンとチリが原産なのですね。関東以西に野生化しているのもあるとありました。こんな峠に野生化とは!
まあ、orengepeko家にもあるのですか!ここのはそちらより半月も遅くまだ咲いているのですね。なんとも独特な面白いとしか形容できないお花です。今度どこで出会えるか?多分あまりないと思われます。
教えていただきありがとうございました。

登山も66歳くらいから始めましたが、歩くのは富士山裾野一周から73歳からです。
その前勤めていた時に結構階段の上り下りが多かったので少しだけ鍛えられていました。orangepekoさんはまだまだお若いから大丈夫ですよ。

投稿: tona | 2017年6月21日 (水) 21:42

 34000歩、17kmとは凄い!!
tonaさん、歩く距離は尋常ではありませんよ。
それだけ歩けるなんて、回復されてから更に体力が向上したのでは?
何といっても、富士山と、枇杷が美味しそう~。
八百屋で買った枇杷は、甘みなんてないです。

私も東海道を歩いていますが、tonaさんの
半分も歩かないです。
寄り道と食べ歩きツァーみたいになってます。

展覧会は駆け込みでミュシャ展に行き、先日は府中美術館の浅野竹二の木版展に行きました。
バベルの塔も急いで行かないと~。

投稿: ☆銀河☆ | 2017年6月22日 (木) 00:27

★☆銀河☆さま

おはようございます。
おかげさまでこの間お会いした時より、体力がつきました。

枇杷、そうかもしれません。茂木枇杷を昨日食べましたが、薩埵枇杷は甘味があり、酸味が全然ありませんでした。
私はまだ日本橋から三島が抜けているので、天気悪目の時にこちらになります。

ミュシャいらしたのですね。府中も。ミュシャはチェコで見ましたので、行きませんでした。バベルはこちらの方が大バベルより熱心に見てしまいました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年6月22日 (木) 06:18

こんにちは。
由比は広重の絵と今の景色との比較が面白いですね。チリアヤメはおわかりになられて良かったですね。これは一日花で、、咲くのは午前中だけ。365日のうち花を楽しめるのは数時間だけでちょっと物足りない花です。

投稿: 多摩NTの住人 | 2017年6月22日 (木) 12:59

懐かしいです。
写真を拝見し「そうそう、ここを歩いた・・・」あれこれと思い出しています。
Saas-Feeの風はtonaさんとは逆のコース(さった峠を越えて由比宿へ・・・)でした。
さった峠では先客の男性が三脚にカメラを乗せて
富士山から雲が去るときを待っていました。
Saas-Feeの風もしばらくその場にいましたが
なかなか雲が切れないのでやむなく峠から降り始めました。
さった峠から降りた街道で民家の軒下に鉢植えのオキザリス・バーシカラーが咲いていて
きれいな花だなと写真を何枚も撮りました。
そのときにはその花の名を知らなくて
民家のかたに名を教えてもらいました。
それが縁で庭にオキザリス・バーシカラーを植えたのですが
なかなか根付かなくて何度もトライしています。
想い出多い“さった峠・由比宿”です。

投稿: Saas-Feeの風 | 2017年6月22日 (木) 22:37

★多摩NTの住人さま

こんばんは。先ほど出かけていて帰ってきました。遅くなりすみません
コメントありがとうございました。
広重の絵は3枚もあって比較して楽しめました。現代の変わりようが面白いです。

チリアヤメってそんな花なのですか。
丁度たくさん咲いていて楽しめたのはラッキーだったのですね。
何だか嬉しくなりました。

投稿: tona | 2017年6月24日 (土) 23:33

★Saas-Feeの風さま

遅くなりすみません。先ほど2泊3日から帰ってまいりました。
反対に薩埵峠を歩かれたとのこと、特徴のある所ですから、私も印象深く、しばらくは覚えていると思います。
私たちは下に雲が横たわってしまいましたが、上が見えたので由としました。
下の鉄道や道路の様子が、広重の絵と比較して隔世の感があり、それははそれで感動です。
オキザリス・パーシーカラーは我が家にもありますが、冬には家の中に入れないと我が家はだめになります。へたなのであまり増えないところが残念ですが、冬家の中できれいに咲くと嬉しくなります。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年6月24日 (土) 23:42

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