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2017年9月 4日 (月)

日和田山(巾着田眺望の山で登山家を偲ぶ)

作日9/3(日)にまだ彼岸花が咲いてない巾着田を望む、日和田山(標高305m)に登って、亡き田部井淳子さんを心の中で偲んできました。
田部井さんが2012年2月に腹膜癌ⅢC期になり、抗がん剤治療後、副作用がひどかったが、寝ていても筋力が落ちると言って、リハビリを兼ねて、最初に家から近い日和田山に御主人と一緒に登った山だ。その後闘病中のリハビリコースとなった。そして亡くなった昨年10月20日の2週間前に川越の病院に転院した病室の窓から、武甲山、秩父連山、富士山と見えていた中で、一番手前に見えていたのがこの日和田山だったそうだ。

           日和田山・・・ 田部井さんはこの反対側から眺めていたのでしょう450x338
         まだ彼岸花は咲いてないそうで、この黄色の彼岸花を1輪見たのみ。
ヒガンバナ科のショウキズイセンと教えていただきました。gakiさんありがとうございました450x338_4
                          石や板に花を描いた作品が売られれていた450x338_5
巾着田と反対方向に入る
登山道始まり この道を田部井さんも痺れた重い足でやっとの思いで登っていたのです。338x450
               男坂、女坂の分かれ目で男坂を登り、下山は女坂にする。450x338_6
                                                岩場450x387
                           金比羅神社の鳥居は駅の方からも見えた450x338_7
                                          ここからの眺望450x134
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                       巾着田 ぐるっと周りの木の下に彼岸花が咲く450x338_8
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                                            金比羅神社450x338_10
頂上 西武秩父線の高麗駅から頂上まで約2㎞だそうで登山口からでも途中休憩が多かったけれども1時間もかからなかった。田部井さんはここから物見山まで行っているが、これでもかなり大変だったようでいかに抗がん剤が癌と一緒に体を蝕んでいたことが分かる。338x450_2
頂上からの景色。眺望はこれだけ。 最初の時、田部井さんはここで竹の子の煮ものに卵焼きやショウガの佃煮のおかずを食べたと記している。450x338_11
今の時期、花は一つも咲いてなくて、乾燥している山なのできのこさえも無く、唯一3つのきのこが登山道の脇に見えただけ。色違いのようなサルノコシカケ科のミノタケorニクハリタケ。sさんありがとうございます。450x338_12
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高麗神社へ 高麗駅から2.2kmあって、日和田山の頂上に行くより遠かった。

                                           胡麻が干してあった338x450_3
ハックルベリーでブルーベリーよりも目に良いと手入れしているおじいさんが言っていた。実はまだ熟れていない。450x338_14
                                           高麗山聖天院450x338_15

高麗神社 天皇皇后陛下が9月20日に御参拝だそうです450x338_16
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由来 朝鮮半島に700年間君臨していた高句麗人が、唐と新羅の連合軍によって668年に滅亡したときに、王族や貴族など多数来日し、王は郡司となって武蔵野の開発に尽くしたとのこと。王の直系によって神社が今も守られているなんて。

                参道にはツルボが群生していた450x338_18
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高麗家住宅 神職を代々勤めてきた高麗氏の住宅。茅葺で5室と土間からなっている。床下が通りよく涼しそう。17世紀後半の様式で解体修理されたもの。450x338_20
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帰り道
                       ユリ450x338_23
    骸骨が門柱代わりになっているユニークな家 守り神なのでしょうか338x450_4
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                  巾着田入口の高麗川450x338_24

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コメント

tonaさん、おはようございます♪
巾着田には6年前に彼岸花を見に行ったことがあります。
その時、日和田山登山も考えたのですが、坂東33観音巡りをしていた
時だったので、彼岸花を見たあとは旧新井家住宅、高麗神社を見学し、
幾川町にある札所9番・慈光寺東松山市にある札所10番・正法寺、
東松山市にある札所11番・安楽寺を参拝しました。
車だったので、これだけ回れましたが、歩いて高麗神社まで
行かれたとは素晴らしいと思います。
田部井淳子さんが、リハビリを兼ねて日和田山に登っていた様子は
NHKで見たことがあります。
病身でありながら東北の高校生たちと一緒に富士山に登った映像を
見た時は感激して、涙が出そうになりました。
優しそうなご主人様も印象に残っています。
圏央道が全線開通し、6年前より巾着田に行くのはずっと楽になりました。
夫を誘って天気の良い日にでも登ってみたいです。

投稿: hiro | 2017年9月 5日 (火) 07:17

まだまだ残暑が厳しいですのに田部井淳子さんの足跡を
辿られたのですね。
抗がん剤に侵されながらもめげずに山歩きを
されるとは驚きです。
友人などは落ち込んでふさぎ込んでいますのに・・・

やはり生き方が並ではありません。

ツルボは我が家にありましたが、これも枯らしました。

千年家のような建物は我が家のかつての家に
似ています。でも人が住みやすいよう、60年前
改築しました。

投稿: matsubara | 2017年9月 5日 (火) 08:41

★hiroさま おはようございます♪

巾着田の彼岸花は壮観ですね。私も2度ほど見に行きましたが、今はもう人が多くてなかなかたどり着けないとか。
坂東33観音巡りをされたのですか。
東松山市は疎開していたところですが、勿論ここの札所は知りませんでした。車でないとなかなか行きにくいようですね。
高麗神社の由来も初めて知り、また両陛下が間もなく参拝されるということにも驚いた次第です。
凄い歴史なのですね。大磯や高麗山も上陸地で関係しているようです。

田部井さんの昨年の冨士山に登った様子、とても苦しそうなのに高校生を励ましていましたね。あのあと3ヶ月の後にまさか亡くなられるとは!
圏央道開通して便利になりましたね。車ですと行動範囲も広がります。
日和田山から武蔵横手までの縦走はhiroさんご夫妻なら簡単にできますね。お天気を見てからの行動が出来ていつも富士山など山々の眺望も楽しめそうです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年9月 5日 (火) 09:08

★matsubaraさま

おはようございます。
抗がん剤で気分の悪い日こそ人に会っていた方が気がまぎれるとおっしゃって、抗がん剤のための入院は一切なく、注入後すぐ登山や地方の講演など暇なく活動されました。2012年の抗がん剤が終わったあと、1年置いてまた2014年に再発したその間に私の母校の大学に講演にいらした時の様子は素晴らしかったです。
ご友人がふさぎ込んでいらっしゃる・・それが普通です。私ならそのご友人より落ち込んで虫の息になりそうです。

お家はかつては茅葺だったのですね。長屋門も立派ですが、60年も前に改築されたとはとても思えません。しっかりしたつくりで、維持は大変でしょうね。

小沢一郎、土井たか子のことを知りませんで驚きました!
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年9月 5日 (火) 09:19

tona様
12年前に、高麗駅から日和田山、物見山、ユガテ、越上山を歩き、顔振峠から吾野駅に下山しました。なかなか歩きでのある静かな良いコースでした。坂東観音霊場巡りの時、近くまでは行ったのですが、高麗神社や高麗家住宅はまだ見学しておりません。いずれヒガンバナの盛りの時期にでも訪ねてみようと思います。きのこの写真は、どちらも同じ種類のように見えます。サルノコシカケ科の仲間ですが、傘表面の感じからミノタケ?かニクハリタケ?か、傘裏の写真があると、同定できることもあるのですが・・。

投稿: shikamasonjin | 2017年9月 5日 (火) 10:20

★shikamasonjinさま

日和田山から顔振峠まで随分ありますね。電車では武蔵横手、東吾野そして吾野までですね。
もう少し縦走したかったです。動物の事もありますし、女一人では歩けないのが残念です。
そういえば坂東観音霊場回りもされたのですね。高麗のつく地名や神社と高句麗とのこんな関係を何となくしか知りませんでしたので、暑かったですが歩いて良かったです。
日和田山は乾燥気味ですね。つまり昨年の足柄峠のようにジメジメしていません。
サルノコシカケの名前をありがとうございました。生えているのを裏を見ようとすると折ってしまって傷つけるので良くないですよね。
候補の2つを写真で見ましたがどちらも同じようでわかりませんでした。観察不足の写真を載せて申し訳ありません。でもこんな芸術のサルノコシカケ、見飽きませんね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年9月 5日 (火) 14:24

秩父方面は全く疎く、巾着田と日和田山はどなたかのブログ記事で知るだけでした。
田部井淳子さんがリハビリのために登った山なのですね。
山に対する謙虚な気持ちと、誰にでも平等に接する温かいお人柄が魅力の田部井さんを偲ぶ山歩き・・・素敵です。

私はずいぶん前にNHKの男性アナウンサーと、
山々を縦走する特別番組でファンとなりました。
その後趣味悠々の「田部井淳子の登山入門」も観ました。
山を下りた時はいつもイヤリングをされていて、
お洒落で可愛い方とでしたね。
力尽きるまで子供たちの生きる力を引き出そうという姿勢は涙が出るほど立派でした。

投稿: ☆銀河☆ | 2017年9月 5日 (火) 16:02

いつも楽しませていただいています。

黄色のヒガンバナはショウキズイセン(鍾馗水仙)と言うようです。
花弁が少し波打っていますが,それを鍾馗の髭にたとえたとか。

投稿: gaki | 2017年9月 5日 (火) 19:08

★☆銀河☆さま

ジャンダルムを含むあの北アルプス縦走した番組でしたね。
エベレストに登頂されたときも15人を隊長とまとめるのがとても大変なのに、誰にでも平等精神に溢れた田部井さんだからこそ、譲って譲られて登頂できたのですね。強靭な体力と気力は凄いものがあります。
そのような方だからこそ癌の闘病生活も普通の人とは違ったものでした。
そう、昨年の亡くなる3ヶ月前の富士登山でやつれて苦しい中を笑顔で励ましていた姿は焼き付きましたね。
そんな田部井さんが苦しい思いで登った日和田山で偲べたことに満足です。軟弱な私も少しでもあやかりたいものです。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年9月 5日 (火) 19:14

★gakiさま

ショウキズイセン(鍾馗水仙)をありがとうございました。鍾馗の髭ですか。
以前聞いたことはありましたが、結びつきませんでした。
今度は教えていただいたのですから忘れないようにしなくては。

投稿: tona | 2017年9月 5日 (火) 19:26

こんにちは。日和田山は田部井さん所縁の山でしたか。バイタリティ溢れる方でしたね。巾着田はこれから彼岸花のシーズンですね。

投稿: 多摩NTの住人 | 2017年9月 6日 (水) 08:27

田部井さんのことを偲びながらの山歩き、味わいが深いですね。
立派な方だと思いました。

投稿: 佐平次 | 2017年9月 6日 (水) 10:18

★多摩NTの住人さま

こんにちは。
本当に最期まで山の魅力をみんなに伝えた方でした。
この日は高麗川で遊ぶ人と登山者しかいませんでした。来週から凄い人で溢れるでしょうね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2017年9月 6日 (水) 12:53

★佐平次さま

偉ぶらない、嫌みのない、心の温かい人柄だけでなく、どんなことにも耐える強靭な心を持った方で尊敬します。
癌になりその後再発しても治療を受けながら亡くなるまでの4年8ヶ月に、この易しい山を手始めに海外の山を30も登ってしまったのです。
有難うございました。

投稿: tona | 2017年9月 6日 (水) 13:00

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