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2018年4月10日 (火)

信州の直虎の町・須坂と北斎と高井鴻山の小布施を訪ねる(1)4/7~4/8

300x450ナビゲーター付きの『葛飾北斎ゆかりの地めぐり』3回シリーズの3回目のみ参加してきました。(1回目は「神奈川沖波裏」のルーツ、宮彫師「波の伊八」の世界。2回目がすみだ北斎美術館見学と北斎が生まれ育った浅草から両国へ。)

一日目は北斎に関係ないが須坂藩と豪商、蔵の町の様子を、二日目は北斎の石碑に刻まれた187句の川柳が置かれる渋温泉と北斎と高井鴻高山の「小布施」を巡りました。

<一日目>須坂

行きのバスの中からレクチャーを受け、これから訪れるところの歴史をレジメで学んで須坂市に到着。
バスの中で漫画『信州須坂藩・堀直虎物語』を読んで、将軍慶喜を叱った男で、女城主直虎と同じ名前の13代須坂藩主・堀直虎のことを知る。

堀直虎は江戸時代末期の大名。若年寄、外国総奉行。信濃須坂藩の第13代藩主。
直虎公は漢学、書道、砲術、洋学、蘭学など勉学に励み、若年寄兼外国総奉行に抜擢される。
しかし慶応4年(1868年)1月3日戊辰戦争(薩長軍と幕府軍の戦い)が始まり、4日慶喜は朝敵となり敗走、8日に江戸城に戻る。江戸城では激論が飛び交う中、将軍慶喜に諌言し、1月17日、江戸城中で自ら腹を切って義に殉じた。享年33。墓所は港区赤坂の種徳寺で、霊廟は須坂興国寺臥竜山腹堂宇。
そしてこの日行ったのが奥田神社:藩祖堀直重と13代藩主堀直虎を祀る神社で、明治14年(1881)旧須坂藩の政庁であった須坂陣屋の跡地に創建された。藩祖が元、奥田だったそうで神社の名前になったようだ。(小さな藩なので城はなく陣屋であった)
又、財政難に喘いでいた藩を陰に陽に支援し、藩から篤く信頼された豪商・田中家の存在を知る。

・先ずは昼食  栗の入ったすしご飯のほか、なかなかに心のこもった豪華な昼食でした。

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・円光寺の太鼓堂 不等辺八角形の平面で、美的・芸術的に優れた楼閣建築です。江戸時代から明治にかけての建物。
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・桜の綺麗な普願寺 あいにく小雨模様でしたが
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田中本家博物館 江戸時代から戦後にかけて、北信濃屈指の豪商。田中姓を名乗り刀を差すことを許され、商人でありながら士分に取り立てられ、幕末期の厳しい時期に、須坂藩の財政の切り盛りをしていた。
地域のため貢献した田中家も1990年代から商売も傾きはじめ、2005年には一等地を売り、本家も博物館となり計20棟の建造物が2003年に国の登録有形文化財となった。
「近世の正倉院」と呼ばれ、約5万点の資料を交代で展示公開している。庭も天明の飢饉で困窮した庶民を救うため京都から庭師を呼んで作らせたという。春夏秋冬の庭がある。
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     南総里見八犬伝の羽子板    田中家の江戸料理
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       雛段                  かるた
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       食器                  漆器
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・寿泉院 
                    国定忠治地蔵
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      改易された福島正則がこの辺りに住んでいた。福島正則公遺跡碑
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奥田神社 ↑の直虎公が祀られる
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・旧上高井郡役所、大正6年の洋風建築 長野県に残る唯一の郡役所でバロック様式の影響を強く受ける。
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・塩屋醸造 元は塩問屋だったが1800年頃から味噌・醤油の醸造業に転向した。頂いた味噌汁が美味しかった。
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・蔵の町
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               屋台とお雛様
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臥竜公園 臥竜山(471m)の懐にある公園で竜ケ池やカピバラなどがいる動物園がある
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コメント

懐かしいところです。
小学校の恩師を訪ねたのはもう3年前かな。

投稿: 佐平次 | 2018年4月10日 (火) 10:15

★佐平次さま

そうでしたね。
実際に行ってみないとわからないものですね。
須坂は知ってはいましたが初めてでとてもいい町でした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年4月10日 (火) 10:58

まだまだ桜の残る信州に旅されてよかったですね。
10年くらい前でしたでしょうか。
同じコースを廻ったように思います。
でも個人旅行ですから解説のDVDはありません。
団体でゆきますと学ぶことが多いですね。

隣県ですのに、交通が不便で東京より遠い
という感じがします。
東京は日帰り可能ですが、信州ではそういう
訳にはいきません。
何度も行きましたのにまだ見ていないところも
多いです。開智学校は25年前に行きましたが
印象深いです。高井郡役所の写真で
思い出しました。

投稿: matsubara | 2018年4月10日 (火) 13:36

tonaさん、こんにちは~♪
こんな素敵なツアーがあったのですね。
知っていたら参加したかったです。
桜もちょうど満開で、時期も良かったですね。
田中本家博物館を拝見すると江戸時代の
豪商の生活ぶりが窺えて興味深いです。
円光寺や臥竜公園なども魅力がありますね。
須坂市はまだ未訪なので、ぜひ訪ねてみたいと思いました。

投稿: hiro | 2018年4月10日 (火) 13:40

こんにちは
 
須坂藩の堀直虎のこと、全く知りませんでした。もしかすると
時代ドラマで見ているのに覚えていなかったのかもしれませんが。
徳川慶喜に諌言して自ら切腹してしまったとは。
何の根拠もなくですが、慶喜だったら切腹を命じはしなかったかも
という気がしてしまいました。ご説明を拝読すると、
とても優秀な人だったようですのに若くして惜しいなと。
今からちらりとネットでお勉強してみます。
 
そこかしこで桜がとても美しいですね。
種々の魅力的な建物・お庭と、とても興味深く拝見しました。

投稿: ポージィ | 2018年4月10日 (火) 17:51

★matsubaraさま

そう言われてみますと隣どうしの県なのですね。新幹線が直通の東京より遠いことになりますね。
私も結構山と兼ねて信州に行っています。
開智学校や松本城などの建築物は印象的ですね。まだ上田城には行っていません。本当にまだまだ行きたいところだらけですね。
須坂は初めてでしたが、いろいろな見どころがありました。
講師の先生がいろいろ御存知で、紙にもたくさん書いて、歩行中も説明してくださったのでとても良かったのです。
有難うございました。

投稿: tona | 2018年4月10日 (火) 19:42

★hiroさま こんばんは♪

クラブツーリズムの「歴史への旅」にありました。たった1日しか催行されなくてこの回しかあいてなくて行かれませんでした。
長野県も少し暖かい時期があったので丁度この時期が満開になったようでラッキーでした。なかなかお花に合わせられないですね。今回は目的が違っていたのにお花にも恵まれたというわけです。
豪商の凄さも実感でき、須坂はなかなか良い町でお奨めです。
有難うございました。

投稿: tona | 2018年4月10日 (火) 19:50

★ポージィさま

こんばんは。
私は全く初めて須坂藩があったことを知りました。たまたま立派な「直虎」という殿さまの名前が出てきたので、とても興味をそそられました。
英語の通訳もできたようですね。
慶喜公への諌言の内容が調べたのですがよくわかりませんでした。
幕末はあまりに複雑でまだまだ理解できていません。ポージィさんは凄く勉強されていらっしゃるのに。
今回は桜見物に行ったような感じでもありました。
有難うございました。

投稿: tona | 2018年4月10日 (火) 20:00

我が家から中央高速が近いので信州はよく行きますし
ラッシーパパが山梨出身なので須坂の名前は聴きますが、詳しい事は全く知らなかったので
今回の「堀直虎」の事も初めて知りました。

将軍慶喜に諌言し、1月17日、江戸城中で自ら腹を切って義に殉じた。
出来の良い人だったようで、惜しい人を亡くしましたね。

昔の豪商は私財を投げ出して財政苦しい藩の為に尽くしたのですね。

桜の満開の時期に合って素晴らしいお花見が出来ましたね。

投稿: ラッシーママ | 2018年4月10日 (火) 21:06

★ラッシーママさま

新宿8時に出発し、11時半ごろには昼食を食べていました。関越から上信越道ですいていて気持ちの良い道路でした。
ママさん家から簡単に行けますね。
昨年女城主直虎をやっていたので、直虎に親近感が湧きましたら、とても若いのに偉い人でした。惜しい人を早くに失ったものです。
豪商はただ自分だけが儲けるだけでなく藩のために尽くしたこともよくわかりました。
歴史の勉強にもなったのですが、桜が満開でそちらに気を取られました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年4月10日 (火) 21:30

ツアー学習というのでしょうか、やはりマニアックですね。
車で通る須坂に藩があるのですか、歴史の勉強し直さないと駄目ですね!
所々に、桜や雛飾りも見られて、バス旅の良さがありますね。

明日一泊で、吉野千本桜と仁和寺の御室桜ツアーです。
国立博物館でみほとけを拝観して、期待はマックスだったんですが・・・
一気に咲いてしまって、止めようかと思ったほど。
でも友達と語らって、良い旅にします。

投稿: だんだん | 2018年4月10日 (火) 21:37

計20棟の建造物とは!
世の中にはそういう御大臣がいるのですね。
まさに豪商という言葉がピッタリです。
直虎については私も読んでみたくなりました。
ご紹介ありがとうございます。

投稿: zooey | 2018年4月10日 (火) 23:33

須坂にこんな歴史がありましたか。大変興味深く拝見しました。何せ、須坂の記憶は40年前の真冬の雪しか記憶にありません。野沢温泉や志賀高原などにスキーに行く途中の町でした。

投稿: 多摩NTの住人 | 2018年4月11日 (水) 08:35

★だんだんさま

須坂は長野や志賀高原や野沢温泉方面にいく時は必ず通るのでそれで知っているような町です。須坂藩の存在も知らなく、直虎という藩主も優秀だったことを知り、悲惨な最期を痛ましく思いました。
吉野千本桜楽しみですね。私も以前行きまして満開だったのですが、人を見に行ったようなものでした。
旅は花以外に得るものも多く楽しんできてください。

投稿: tona | 2018年4月11日 (水) 08:40

★zooeyさま

zooeyさまの故郷にも豪商がいらしたと思いますが、田中家も凄かったです。5万点の品々も家の人しか全部見きれませんね。
昨年、女性の直虎を見なかったら、こちらの直虎にそんなに興味が湧かなかったかもしれずグッドタイミングでした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年4月11日 (水) 08:44

★多摩NTの住人さま

そうなのですね。
私も志賀高原と野沢温泉と結びつく通り道の須坂でした。
こんな歴史があって、幕末に活躍した殿の藩があったなんて知りませんでしたので、面白く町を廻りました。
有難うございました。

投稿: tona | 2018年4月11日 (水) 08:47

須坂藩、全く知りませんでした。
幕末の幕府側の藩というと会津藩だけが取り上げられ、幕府側に就いた他藩の事を学ぶ機会もありませんでした。
徳川慶喜には良い家来が沢山いたのですね。
若くして亡くなるなんて残念な事でした。
こんな歴史を知るツァー、よくみつけましたね。
須坂、面白そうです。
須坂藩を財政的に支えた田中家にも興味を持ちました。
博物館、行きたい!!

投稿: ☆銀河☆ | 2018年4月13日 (金) 01:02

★銀河さま 

私もでした。近くの上田から松代藩への真田はあまりにも有名です。
幕末、お詳しいようですが、私はもう全く頭に入っておりません。徳川慶喜への諌言内容もあのごちゃごちゃの意見が飛び交う中でどのようなものだったか掴めていません。
こんな良い家臣がこうして命を落として残念なことです。過酷な時代でしたね。
田中家は養子に入られた13代目?の方が説明をしてくださいました。維持管理って本当に大変なのですね。
桜が満開もプラスして須坂、いい所でして、お奨めです。

投稿: tona | 2018年4月13日 (金) 09:09

私も須坂は長野方面への通り道としてしか知らない所です
井伊直虎と同じ名の直虎さんがいたのも知りませんでした
単なる観光ツアーではなくバスの中で歴史のレクチャーがある
ツアーというのも珍しいですね
円光寺の太鼓堂はおしゃれな建築で見とれました
近世の正倉院とも呼ばれるほどの博物館や立派な庭は
豪商だった田中家の財力の大きさを想像させられます
蔵が立ち並ぶ街は新しい建物のように見えますが
街並み保存がされているのでしょうか
見事な桜にも出会えた素敵な旅でしたね

投稿: ビオラ | 2018年4月13日 (金) 13:37

★ビオラさま

そうですね。歴史関係の中のツアーから北斎に関係していたのがありましので選んだのですが、ここまでいろいろ教えてもらえるとはおもいませんでした。昨年小布施に自分で行こうと思っていたのですが、あまり簡単そうではないとあきらめていましたが、電車に乗れば簡単だったのです。しかし自分では調べて行かないのでツアーはとても良かったです。
私も太鼓堂は心に焼き付きました。
蔵の白壁は塗り替えされているのでしょうか。スペインの白い家のように。
きれいな町並み保存は統一している点が見事でした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年4月13日 (金) 18:47

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