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2018年6月 5日 (火)

東海道五十三次歩き23 国府~御油宿・赤坂宿・藤川宿~美合(後編)

◆赤坂宿藤川宿の間の続き・・本宿(間宿)

・岡崎市に入る。徳川家康が生まれた所!
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・岡崎市に入ってすぐ、本宿村の説明板があり、冠木門がある。本宿は赤坂宿と藤川宿の中間にあり、立場であり、旅人の休息場としても繁盛した。
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・岡崎市のマンホールは岡崎城と矢作橋がデザインされている
岡崎市の別バージョンのマンホール。岡崎城は同じだが桜と三河花火のデザイン。30_450x428
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・名鉄電車が数種類あって時々東海道の脇を走り抜ける。われら亀の歩みに対して早いなあ!
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・左手に大きな法蔵寺がある。常夜灯は文政11年のもの。
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これは御草紙掛松。幼少期の家康はこの寺で手習いしその紙を干したという松で、現在の松は四代目だそうだ。
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立派な鐘楼門をくぐった左には行基が植えたと言われるイヌマキと家康公お手植えのヤマザクラがあり、六角堂を見て少し上がったところに近藤勇の首塚がある。板橋で処刑され、京都で晒された首を同士が盗み、近藤が敬慕していた和尚の転任先のこのお寺に埋葬したという。体は三鷹のお寺に埋葬されている。
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家康の長女亀姫、異母兄弟忠政、三方ヶ原合戦で死んだ者たちの墓もある。
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            東照宮(江戸初期からあるそうだ)もあった
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・本宿一里塚跡(78里目)を見て進むと。長屋門が見えてきた。医師の宇津野龍碩氏邸跡である。蘭方医で当時としては画期的な種痘を施したそうだ。
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・名電山中駅を過ぎた先で跨線橋を渡ると、興円寺があり、ここでまたまた馬頭観音(これは三面六臂)に出会う。
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                    小さな不動明王も!
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・電車からも良く見える標高106mの小山に山中八幡宮がある
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三河一向一揆に破れ逃げてきた家康が隠れたという狭い洞窟(鳩ヶ窟)がある。洞窟から鳩が出てきたため、人がいるところに鳩がいるわけはないと追っ手が通りすぎ、家康は助かったという。
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●藤川宿(37番目の宿)赤坂宿から8.8㎞。宿の長さは1.4㎞位か。日本橋から約328.2㎞。本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠36軒。
規模が小さかったので二川宿同様、加宿村が求められ山中郷の市場村を東に移転させたそうだ。

・旧道に入ると、藤沢宿の入り口の東棒鼻があった。 広重が藤川宿の絵に描いている通りに再現されていた。宿の出入り口には見附とか木戸とか棒鼻や江戸方・京方入口などといろいろな呼び方があるものだ。
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・藤川といえば、むらさき麦で有名だそうだ。むらさき麦の畑があった。300年前の芭蕉の句「ここも三河 むらさき麦のかきつばた」にも謳われたように藤川にはむらさき麦が栽培されていたが、戦後作られなくなって幻の麦となっていたのが栽培されるようになった。5月中旬から下旬にかけて紫色に実る。むらさき麦を使った鬼まんじゅうや麺類などが、後に寄った藤川駅そばの道の駅・藤沢宿で売られている。
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・格子造りの家がぽつぽつと残る。旧街道らしい雰囲気でなかなか良い。
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・明星院には見られなかったが、片目不動尊がある。 家康に放たれた矢を見知らぬ武士が身代わりとなって受け、片目をつぶしたままいなくなった。のちに明星院を訪れたところ、祀られていた不動尊がそのときの武士にそっくりで片目が潰れていたという。その後大名たちの崇敬も高く、東海道上下向の際には立ち寄り武運を祈ったという。
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・称名寺には三十三所観音菩薩があり、馬頭観音の他、十一面観音がたくさんあった。
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・公園になっている森川家本陣跡には高札場が再現され、ここにもむらさき麦が栽培されていた。
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・お隣は橘屋脇本陣跡。 門は享保4年に建てられたもので、中の建物は無人の藤川宿資料館になっている。ジオラマや宿の説明があった。
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・西棒鼻
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◆藤川宿から美合駅まで

・藤川駅の所に大きな家康の像があった
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・西棒鼻の斜め向かいに十王堂がある。ここに上に書いたむらさき麦の芭蕉句碑があってこの近辺で一番大きい句碑だそうだ。なるほど巨大だ。
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・藤川宿の一里塚跡(79里目)を過ぎ、吉良道を過ぎると藤川の松並木が現れる。1㎞の間に90本。
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・この日最後に阿弥陀寺で、しつっこいようだがまた三面馬頭観音を写して大満足。
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・美合駅に到着し豊橋に戻り、駅弁「吉田伝説」を買って、前回同様ひかりに乗って、家に9時半頃到着いたしました。
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コメント

我が家からわりと近いですのに、岡崎は、
20年くらい前、岡崎城だけ行きました。
他は全く知りません。

久能山東照宮も思い出しましたが、ここから
近いのでしょうか。方向がよく分かりません。

投稿: matsubara | 2018年6月 5日 (火) 11:33

★matsubaraさま

ありがとうございます。
名鉄では名古屋行きでしたが、JRは大垣行きや岐阜行きを豊橋で見かけました。
もうそちらは近いですね。
静岡を歩いていた時、久能山に寄る暇がありませんで、別に行こうと言っていました。実現するかどうか、行くところが多過ぎでして。
岡崎市に入ってすぐの本宿の法蔵寺に東照宮がありました。松平家(家康公)と関係のある人が祀られている関係でしょうか。

投稿: tona | 2018年6月 5日 (火) 16:44

こんにちは。
名鉄電車を見ながら歩かれたということは、ほとんど国道1号線を
歩かれたということでしょうか。
後編のこの辺りは名鉄電車に乗って、または国道1号線を車で走って
何度も通っているのですが、電車で名古屋に通っていたころは
急行(たまに特急)利用で、国府の次は本宿、美合と停まるだけ。
駅名すら知らないところもありました。
名前を知っている本宿も立ち寄ったことはなく、今回もtonaさんの記事で
色々教えていただいています。
本宿の法蔵寺にも東照宮があるのですね。久能山、日光と東照宮が
造られた後、全国で500社を超える数が造られ、現存するのは
130社ほどなのだそうです。(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E7%85%A7%E5%AE%AE
藤川駅の徳川家康像にはびっくり!こんなの初めて見ました。
道の駅藤川というのも。これらができて以降、私は通っていない
ということなのでしょうね。

投稿: ポージィ | 2018年6月 5日 (火) 17:51

★ポージィさま

こんばんは。
後編で言えば、名電長沢駅を過ぎますと藤川駅過ぎまでずっと国道1号線が殆ど電車に沿っているのが見えます。旧道を歩いていると車があまり走っていなくて空気もいいし気持ち良いのですが、時々旧道がなくなって国1を歩かなくてはならないのです。
本宿駅手前から藤川宿過ぎまではちょっとの区間を除いてほとんど旧道です。
これまで乗り降りしたのは豊橋えき、国府駅と美合駅とこの後1週間後に歩いたときに着いた新安城駅だけ。来週は名古屋に出てのぞみで帰ることになります。

東照宮のことを教えていただきありがとうございます。700社も作られて現存130社とは。一覧に法蔵寺のが出ていました。
家康像の大きさに驚きました。道の駅はこの像と道路を挟んで反対側にありました。
新しくできたのでしょうか。3年前2015年の地図には載っています。
こちらこそありがとうございました。

投稿: tona | 2018年6月 5日 (火) 20:30

こんばんは happy01
東海道歩き、我が愛知県に入り豊橋から岡崎へ。江戸時代から残る様々な史跡がたくさん残っているんだなぁと、改めて思いました。
若いころは仕事で何度も行ったことがある地域ですが、あくまで仕事でしたので寄り道する余裕もなく・・・しかし御油の旧東海道の松並木は見覚えがあります。

投稿: 慕辺未行 | 2018年6月 5日 (火) 23:11

tonaさん、おはようございます♪
岡崎は徳川家康生誕の地だけあって見所も多いですね。
近藤勇のお顔があまりにもリアルで驚きました。
東照宮は久能山や日光と比べると小さいように思いますが、
遠目から見ても彩色は鮮やかなようですね。
医師の宇津野龍碩氏邸跡はよく残されていたな~と感心しました。
三河一向一揆、家康には試練の時でしたね。
こんな狭い洞窟に隠れていたとは・・・
格子造りの家も情緒があって良いですね。

投稿: hiro | 2018年6月 6日 (水) 07:26

★慕辺未行さま

おはようございます。
こちらも梅雨入りかもしれません。やっと岡崎市に入り、この1週間後に新安城まで歩きました。
岡崎の町は27曲がりで結構時間がかかりましたが、岡崎城に入れました。
そこへ行く間宿の本宿も藤川宿も家康に関係することが多くなりましたね。
御油にも藤川にも松並木があって、日陰となりほっとします。
昔の人にもどんなにかありがたかったでしょう。今でも松並木をを見るとついつい写真を撮ってしまいます。
メールいたします。ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年6月 6日 (水) 08:37

★hiroさま おはようございます♪

そうなのです。家康が生誕して、後人質になってあまり過ごした時間は少ないですが、でも何と言っても家康生誕の地ですから、次回たっぷりまわりましたが、なんとなく趣が違っていますね。

この間は新田義貞の首塚がありましたが、今度は近藤勇。銅像まで塚の隣に造られていました。
東照宮は一頃は全国の大名などがこぞって造って700もあったそうですよ。今は130社とかと教えていただきました。。全く知りませんでした。家康は偉大だったのですね。
三河一向一揆、三方ヶ原の戦い、信長暗殺の時の逃亡など家康の危機のときがあって、皆助けられて生き残ったその生命力には感嘆します。
この当たりでは格子作りの家を随分見かけましたよ。
ありがとございました。

投稿: tona | 2018年6月 6日 (水) 08:48

岡崎ですね。
Saas-Feeの風は駿府で二基の家康公像を見ましたが
三河には家康公の像がもっと多いのかもわかりません。
このあたりを歩いたことが無いため知識が全く無いに等しいです。
近藤勇の首塚があることを知りませんでしたし・・・。
藤川の松並木もきれいに残っていますね。
以前に書いたと思いますが四日市にはわずかに一本が残っているのみで寂しい光景になっています。

美合から熱田(宮)まで、およそ40km、歩くと8時間くらいでしょうか。
二分割なさるのかな。

投稿: Saas-Feeの風 | 2018年6月 6日 (水) 14:30

こんにちは。さすが岡崎。家康ゆかりのものが多いですね。学生の頃の自転車旅行で岡崎市は通りましたが、岡崎公園で少し休憩したくらいで、今はほとんど記憶にありません。

投稿: 多摩NTの住人 | 2018年6月 6日 (水) 15:45

★Saas-Feeの風さま

家康公は幼少期しかいなったですが、何といっても岡崎は生誕地、この次の回に美合から新安城まで歩きました。来週は知立へ向かい有松あたりまで。その次が有松から鳴海・宮宿でしょうか。3分割になります。
ひかりに乗っても豊橋で名鉄に乗り換えなくてはならないので家を5時過ぎに出ても9時近くになってしまいます。
藤川にも御油と同じように松並木が残っていました。たった1本の松、そんなところは今まで随分ありました。1本でも残るということは凄いですね。三重県も近くなってきました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年6月 6日 (水) 15:48

★多摩NTの住人さま

こんにちは。
25日にいよいよ岡崎宿に入って城址公園や八丁みそ工場など見てきました。街も力が入っているようです。
私も今まだ歩いたところももう既に随分忘れています。特にお寺関係はどんな謂れがあってどんな人と関係するかは殆ど覚えていません。せっかく歩いているのに、こんな頭ではもったいないことです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年6月 6日 (水) 15:57

こんにちは。
いよいよ名古屋に近づいてきましたね。
海蔵寺に近藤勇の首塚があるのですか!
身体は三鷹。
さらし首が盗まれたのは知っていましたが、
この地で供養されているとは、驚きの移動ですね。
先月、甲州古道を途中から歩き始め、
幕末、甲州征伐を命じられた新選組がここを通ったと知りました。
街道歩きは歴史が身近に感じられて面白いですね。

投稿: ☆銀河☆ | 2018年6月 7日 (木) 13:43

★☆銀河☆さま

新田義貞の首も京都から運ばれましたが、運ぶ人がそこで亡くなってしまったからでした。
思いを込めて首を運んで街道を歩いている姿が浮かんできます。

甲州古道を歩かれ始めたのですか。相模湖の方から信濃境駅の方に行っているのでしょうか。
新選組が甲州征伐を命じられた話は初耳です。
ついつい京都の方ばかり目が行ってしまう新選組です。意外なことを知り面白いです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年6月 7日 (木) 16:16

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