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2018年7月27日 (金)

100歳の画家・堀文子の言葉

1918年7月2日生まれの堀文子さんは今年満100歳を迎えられました。
77歳の時にアマゾン、マヤ、インカに出かけてスケッチし、2000年82歳の時には、ブルーポピーを求めてヒマラヤ山脈の高地を踏破したとのこと。
ところが翌年、解離性動脈瘤で倒れてからは、微生物に着目し海中に生きる命をモチーフとする作品を発表するようになったということです。
色が明るく特に花は素晴らしい作品が多く、さすがヒマラヤの青いケシは魂まで乗り移ったかのようです。

著書『ひとりで生きる 堀文子のことば』は何故100歳まで現役でこのような絵を描き続けられるかを語っています。こんな凄い方の上に、あるいは陰に阿部なをという料理家がいらしたとは! 感動のことばを抜粋します。

・群れない、慣れない、頼らない
・老残のかけらも見えぬ、阿部なを先生の迫力の原動力が知りたかった。
 「死ぬまでに体の悪い所は治しておかないと」何というすごい生き方だ。
・それに耐えるだけの体力と気力がないと、真剣に遊ぶこともできない。
・自活とか自由というものは、どんなに辛いことか。ワガママとは違って、責任は全部自分で背負わなければならない。自由の裏には過酷な任務があることを心得ておかねばならない。
・身体が衰えてきますと、誰でも何もできない諦めの老人と思うでしょう。けれども、私は知らなかったことが日に日に増えてきます。いままで「知っている」と思っていたことが、本当は「知らなかった」と。それがだんだんわかってくるのです。
・息の絶えるまで感動していたい。
・現状を維持していれば平穏無事ですが、新鮮な感動からは見捨てられるだけです。
・私は岐路にたたされたときは必ず、未知で困難な方を選ぶようにしています。
・「ひとりでよくそんな場所に行きますね。わたしにも勇気があれば・・・」とよくいわれますが、本当に行きたければ勇気も何も要りませんでしょう。本当にしたいことを人間は誰でもしているはずです。
・私はこれまで、自分の人生で大事なことは人に相談したことがありません。だって、だいたいのことは、「いけない」と言われるに決まっているんです。自分が本当に「やる」と決めたなら、どんなに大変でもやらなければなりません。自分がやりたいんですから。
・「旅はひとり」という信条に従って、言葉もできぬのに海外での一人旅を続けてきた。
・奢らず、誇らず、羨まず、欲を捨て、時流をよそに脱俗を夢見て、私は一所不在の旅を続けてきた。
・この先、どんなことに驚き熱中するのか。私のなかの未知の何かが芽を吹くかも知れないと、これからの初体験に期待がわく。私にはもう老年に甘えている暇などないのだ。



花筐~花がたみのSaas-Feeの風さまからつきみそうのmatsubaraさまへ送られたイペーの種をmatsubaraさまから送っていただいて発芽してから2ヶ月たちました。
イペーというのはブラジルの国花で「黄花イペー」と言われる。3~5mの高木になり、耐寒性は弱いということで、果たして育つかどうか、大きな鉢植えで冬は家の中で、花が咲く頃まで私が生きているかどうかわからず、それより前に枯らしてしまうかもしれませんが、兎に角珍しく面白くて、毎日眺めています。日向は怖いのでまだ日陰です。

1番(イペー市農業局の種)はまだ小さく成長が遅いので別の機会に。

3番(ポルトアグレ市 イペーアルバの種)187253_450x300
5番(ポルトアグレ市のイペーローショの種)双葉の後の本葉、3回目から3出複葉になりました。185255_2_450x300

ツキミソウの種を数年前matsubaraさまからいただてから毎年絶えることなく発芽して、今年は植木鉢10鉢に次々咲いて今晩は15も。6月22日から120も咲きました。716_450x300

                 今年はクレオメが元気です725_450x300

7月18日の三日月(実際は月齢5です)は赤かったです。明日は満月ですが台風で見えません。718_450x304

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コメント

堀文子さんのさし絵がすてきで、お名前は
60年前から存じていたのですが、今はこんなに
ご高齢なのですね。
それに生き方も素晴らしくてお手本にしたい
ですね。どの項目も・・・

月見草もイペーも好成績ですばらしいです。
我が家は息絶え絶えという感じです。
月見草も日照りで次々とかれてしまい、2蜂
だけになりました。6鉢ありましたのに・・・

イペーも、鉢に分けたら枯れそうで、ひ弱い
まま、何とか持ちこたえています。

今日未明皆既月食が見られ、それも赤い月
のはずでしたのに、台風が接近して残念でした。

投稿: matsubara | 2018年7月28日 (土) 08:21

★matsubaraさま

堀文子さんは数年前に知りました。
いい絵ですね。
画家では長生きされる方が多いですが、この方も長生きされ現役で筆をとられていらっしゃることに驚いておりました。100歳になられました。私の母と同じ年の生まれです。
生き方には魅せられる部分が多いですね。

月見草は地植えもあって、それでもたくさんの苗を可哀そうにも捨てました。
皆既日蝕の事、今朝知りましてすでに遅かったです。こちらは雨だったので見られなかったと思うのですが。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月28日 (土) 09:28

tonaさん、おはようございます♪
堀文子さんのことは“徹子の部屋”を見て
知りましたが、もう100歳になられたのですね。
作品は30年前頃、箱根の成川美術館で一度だけ見たことがあります。
おバカな私は展示されていた諸画家の作品よりも美術館の
前方窓越しに見える富士山に感動していました。
したがって、どんな作品が展示されていたのかも覚えていません。
もう一度行く必要があるかもです。
言葉も生き方もも素晴らしいですね。
どこかtonaさんに似ているところがあるのではありませんか?

イーペも月見草も丁寧に育てていらっしゃいますね。
月見草のお花は風さんのブログで拝見していたので知っていましたが、
草丈がこんなに低いとは思いませんでした。
宵待草のイメージと重なっていたからかもしれません。
6月22日から120輪も咲いたのですか。
寝る前の楽しみが増えましたね。
クレオメは昔よく見ましたが、最近はあまり見かけなくなりました。
懐かしいお花です。

投稿: hiro | 2018年7月28日 (土) 10:39

今日は白馬に行く予定が台風で取りやめになり、ガックリ!
外回りを片付けました。

今年の3月に葉山の神奈川県立美術館で、神奈川新聞主催の「堀文子展」観に行きました。
昔はキンダーブックなどで童謡のカットなどを描いていたようですが・・・
80歳前後の南米や僻地への旅に出かけられてからの「絵」が素晴らしかったです。
その時の感想などまだブログにUPしていませんが、tonaさんのブログを参考にいずれ記してみたいと思いました。

投稿: nao♪ | 2018年7月28日 (土) 14:43

イペーが順調に育っていてうれしいです。
品種によって育ち方や葉の形・色が異なりますね。
ツキミソウがここまで120も咲いたことと
一時に15も咲いたことには驚いています。

我が家では今朝も、ピンクになった花がありました。
昨夜、就寝前には咲いていなかったのに・・・。
こういうケースがときどきあります。

一時に2輪や3輪は経験していますが
株数が少なすぎますね。

こちらに台風が直撃するようです。
ツキミソウの鉢をはじめ、いろいろ、花の鉢を玄関に避難させました。
越冬用のビニールハウスは解体しました。
あとの組み立てが大変ですよ。

投稿: Saas-Feeの風 | 2018年7月28日 (土) 16:08

★hiroさま こんばんは♪

徹子の部屋に出ていらっしゃいましたね。
成川美術館にあるのですか。東海道を歩いたときに通りましたが入館はしていませんでした。
富士山に見とれちゃったそうですが、」いかにもhiroさんらしいし、私も同類項です。

私はとても一人で生きられない人間、この方の一人で生きる厳しさの言葉の数々に、足元にも及ばないと感じました。
いつも誰かと一緒でないと行動出来ないなんて情けないです。もしかして順番から行けば、いつか一人で生きていかなければならないことが起きるかもしれません。
またそのとき思い出して頑張りましょう。

もしお気に召したら月見草の種をお送りしますからその気になられたときはおっしゃってください。発芽率はかなり良いですし、室内に入れることもないです。そんなに強いのに、野生のものは殆どなくなったようです。マツヨイグサなどに取って代わられたようです。
クレオメ、確かにこの頃殆ど見かけませんね。1年草なので忙しいです。これは発芽率はよくないみたいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月28日 (土) 19:06

★nao♪さま

あらららら、今日が白馬だったのですか。それは残念でしたね。
台風に備えてお忙しかったですね。
そうそう、葉山のあの景観御美しい美術館でやっていたようですね。
ご覧になったのですね。
nao♪さんはご専門ですので、また感想をお聞きしたくブログを楽しみにしています。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月28日 (土) 19:10

★Saas^Feeの風さま

イペーの様子をやっと出すことが出来ました。
日本の桜、紫や白のジャカランタと同じように咲く黄色のイペー、初めて知って楽しみになりました。
それでもまず発芽するまでドキドキもの、そして本葉が出てきたときの小躍りするような気持ち、さらにどんどんさらに生えてくる時の嬉しかったこと。ダメでしたらしょぼんとしていたかもしれません。
ツキミソウは今年は鉢の数を倍にしましたので毎晩10輪は咲いています。一鉢では5輪が最高です。確かに朝になって開ききれないで赤くなっているのもいくつかあります。
台風直撃、心配ですね。こちらは思ったより雨は降りません。よくよく今年は今までの所雨に縁がないです。一応お湿りがあって植物も嬉しそうです。
明日は台風一過、32℃だそうです。たった3日間ですが30度以下の涼しさを味わいました。
そちらには被害がないことをお祈りいております。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月28日 (土) 19:34

堀文子さんの絵はオシャレで現代風で、
綺麗な色彩が楽しいですね。
日本画なので毒々しい所が無く、
とても上品です。
我が家のリビングに一枚・・・・と言いたいですが、そうはいきませんね。
昔、箱根の成川美術館の堀文子特集で初めて知りました。
もう100歳なのですね。
衰え知らずの制作意欲は、こんな信念で裏打ちされていたのですね。

「老年に甘えている暇などないのだ」
グッとくる言葉です。

投稿: ☆銀河☆ | 2018年7月29日 (日) 00:19

★☆銀河☆さま

色彩が私も好きです。
片岡球子とはまるで反対だなあって思っていました。
そうか!リビングに1枚。あったらいいですね。部屋にいるのが楽しいと思います。
成川美術館でご覧になったのですね。昨年は葉山の美術館であったそうな。

こんな厳しい心があったからこその作品であったと、全くおっしゃる通りです。
銀河さんも堀文子さんのような一面を持っていらっしゃるように思います。
「年だから」ともうあまり言いたくないです。ついつい年齢のせいにして甘えていますから。
偉大な先人の言葉をかみしめて辛いこれからの老いの人生を生き切りたいものです・・・?
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月29日 (日) 08:39

台風がまた西に逸れるそうで、二次災害にならねば良いがと心配です。

堀文子さんは初めて知りました。
検索して、生い立ちと画風を拝見しました。
病気をものともせずに、絵画に情熱を込められたのですね。
驚異的な年齢に畏敬の念を覚えます。
去年行った「入江一子・シルクロード美術館」を想い出しました。
現在102歳で、堀さんと似通った時代を過ごされてます。
韓国で生まれ育ったので、シルクロードへ行き描かれたのでしょう。
ご両人がヒマラヤの青いケシを描かれていて、姉妹のようにも思えます♪
いつか観る機会を得て、2人に想いを馳せたいです。

投稿: だんだん | 2018年7月29日 (日) 10:09

★だんだんさま

入江一子さん、日曜美術館などで見ましたが、だんだんさんは杉並に行かれたのでしたね。
おっしゃるようにお二人とも100歳を越え、入江さんは102歳になられました。
そして入江さんは70代後半で、堀さんは82歳でヒマラヤトレッキングで4000m以上の高所に登って青いケシを描いていらっしゃる。
その情熱、意気込み、長生き、考え方など姉妹のようによく似ていますね。
私も時々思い出しては、その作品と人柄を思い出していきたいと思います。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月29日 (日) 16:03

なかなかいい言葉ばかり。
長年の人生経験からにじみ出る言葉だと思いますが、身体健康だからこそ、言える言葉だと思います。

 「心身ともに健全」と言いますが、心が健全でも身、即ち体が健康でなければ成り立たない。
体が健康であるがゆえに、心も健全であるのだ。

 誰でも長生きしたいと願うのは本望であり、それらは心身共に健全であるがゆえに実現できる。
そのためには絶えない努力が必要。

 しかし、残念ながらほとんどの人間が、加齢とともに身体は衰える。これは仕方のないこと。一度衰えるとそれを挽回することは、程度にもよるが、並大抵ではない。
心だけではどうにもならない。

 体が不調では、やりたいことがあっても諦めざるを得ないことはある。
身体と心、人生を望みどおりに生き抜くための両輪だ。

投稿: 夢閑人 | 2018年7月29日 (日) 17:14

★夢閑人さま

本当におっしゃる通りなのです。
体が弱ってくると、心まで弱って来るのを経験しました。もう。
この方たちはとても強靭な体をお持ちだと思います。その上、心が並大抵でない強さです。
体も強ければ、心の持ち方をこの人のようにすれば、こんなに人を元気づける言葉を書けるのですね。
入江さんと言う画家は102歳ですが、力こめて描き、その後は寝込み、また起き上がって絵を描くという生活を一日に何度もしているそうですね。
また生涯現役ということは心身元気の元ですね。画家、書家など電車通勤でない仕事で情熱を燃やし続けられる方に多いかもしれません。
夢閑人さんも寝込まず、目標を持って心も元気に過ごされていらして、私がよりどころとしているお一人です。心が人一倍強いです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月29日 (日) 20:50

おやまあ、どうしたことか投稿が失敗したようです。
この本を落ち込む覚悟で読んでみます。

投稿: 佐平次 | 2018年7月30日 (月) 09:55

★佐平次さま

お手数をおかけしました。
他の方も投稿できなかったそうですので、私のブログはなぜか具合が悪いようですみません。
その後佐平次さんの方は2度くらい拒否されましたが様子を見ていて大丈夫そうです。
目の状態が手術後こんなに具合が悪い人を聞いたことがありません。佐平次さんの目の具合がよほど人と違うのか、医療事故かちょっと心配です。大切な目ですから。お大事に。

私もあまりにも自分が調子悪くなって以来、昔の自分があんな心身元気に生きていたのが不思議なくらいです。私も落ち込みながらもちょっと元気がいただけた部分があります。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月30日 (月) 19:14

堀文子さんの本の紹介を新聞で読んで、興味を持っていました。
”私はこれまで、自分の人生で大事なことは人に相談したことがありません。だって、だいたいのことは、「いけない」と言われるに決まっているんです。自分が本当に「やる」と決めたなら、どんなに大変でもやらなければなりません。”
って凄い言葉ですねえ。
世の中には精神的にも肉体的にも強い人がいるものです。
沖縄で鮮やかな黄色の花、イッペイを見ました。
イペーと同じ花のようです。
成長を楽しみにしています。

投稿: zooey | 2018年7月30日 (月) 23:00

★zooeyさま

本当に精神的、肉体的に強い人はたくさん見かけますね。
すぐへなへなになる私は見習いたいけれども両方だめなのです。身体的にはしょうがないですからせめて精神的に強くなりたい。
堀さんの言葉の一つでも身についたらいいなあと。

沖縄ではイッペイというのですね。桜のように咲くとか。
一花でも咲いてから冥途の土産に持って行きたいですが・・・。寒いので難しいかもしれません。可愛がって頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2018年7月31日 (火) 07:55

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