« リラックマ状態ですが、もうちょっと。 | トップページ | 外濠を歩く(2) »

2019年1月21日 (月)

外濠を歩く(1)

420x600_420x600_2

『東京人』1月号の特集が「外濠を歩く」で、市ヶ谷と飯田橋の間にある勤務先に長い間勤めていたので、あの市ヶ谷の土手を通った日々を思い出し、12月の元気だった日に外濠を出発点から途中まで歩いてみました。

600x453へたな地図ですが、地図にある紫色の線が外濠で、九段下から始まって両国橋で終わる、「の」の字の形をしている。全長17.3㎞。この日は御茶ノ水駅で日が暮れて、あと1時間弱は次回に散歩することにした。この次回がなかなか訪れないことになろうとはこの時は微塵も思っていなかったのだが。

東海道と同じく、娘の後にくっついて行くのだったが、娘は『東京人』と『でか字マップ東京23区』の2冊を持ちながらなので大変そうだった。

地下鉄九段下駅を降りたところが俎橋で、少し戻った所が堀留橋。ここが外濠り巡りのスタート地点。江戸時代の日本橋川はこの橋辺りで行き止まりとなっていて(現在はこの先の神田川までつながっている。以前日本橋を起点に遊覧船で日本橋川から神田川に出て御茶ノ水を通り隅田川に出て、また元の日本橋に戻るというコースに乗船したことがあった)、堀が留まることから「堀留」という地名になった。
1_399x450
               日本橋川の上は首都高が走っている
2_450x300
出発するとすぐ立派な千代田区役所があって、その前に大隈重信の雉子橋邸跡がある。
300x450
その雉子橋を過ぎると江戸城外濠の石垣が見えてくる
4_450x300
一橋徳川家の名の由来となった一ツ橋。江戸城一ツ橋門の石垣も残っている。
450x283
大手町川端緑道に入ると向かい側は気象庁
かつて、桜の開花などを知らせていた木々の旧静物季節観測の木々がある。
丁度満開の実を輝かせていた。
                    クロガネモチ
450x300
                       ソヨゴ
450x300_2
                      モチノキ 
10_450x300
                   マルバシャリンバイ
11_450x300

常磐橋に出るが工事中。常磐橋は江戸城正門の大手門へ向かう外郭正門であった。
渋沢栄一の銅像があった
12_300x450
次は一石橋。そのたもとに一石橋迷子しらせ石標がある。迷子探しのための告知石碑で、左に迷子の特徴を書いた紙を貼り、右に心当たりのある人がその旨書いた紙を貼る。同じものを桑名の春日神社で見た。
13_285x450
呉服橋近くに北町奉行跡がある。遠山の金さんが4年間執務していた。
14_450x300
八重洲地下街で食事をした後、有楽町の方へ歩き数寄屋橋の碑に到着。ここには橋も濠もない。
15_450x353
新幸橋で山手線の内側に入ると、日比谷公園の修理中の公会堂が見えた。
16_450x300
道路の左手に大同生命のビルがあり、元禄初年~現在までのこのあたりの外濠の変遷を示したパネルと広重の絵があった。濠もここにあったらしい。
17_450x300
突き当たったところ(日比谷公園の左手)が文部科学省で正面玄関前に埋め込まれた大きな石は、外濠の石垣を再利用したものとのことだ。
18no1_450x300
18_450x208
東京メトロの文科省出入り口の地下に江戸城外堀跡地下展示室があって説明板もある。
                  
                  発掘された外濠の石垣
19_450x300
この辺りの石垣を建設したのは矢のマークの毛利家。石のあちこちに矢印が見受けられた。
20_450x300

|

« リラックマ状態ですが、もうちょっと。 | トップページ | 外濠を歩く(2) »

コメント

一ヶ月以上も更新がなかったので
久しぶりにお元気そうな日記を拝見できて嬉しく思います。
写真を見るにつけ、日本橋川の上の首都高、やはり邪魔ですね。
日本橋の首都高を地下に潜らせる計画については
税金の無駄使いなどと反対意見も多くあるようですが
私は是非にと思っています。

投稿: zooey | 2019年1月21日 (月) 23:02

tonaさん、こんばんは~♪
ブログを始める前(15年前頃)に、友人と飯田橋から外濠公園、
市谷、四谷、迎賓館前、紀尾井坂、赤坂見附まで歩いたことを思い出しました。
「外濠り巡り」の地図を拝見しましたが、私が歩いた区間は約4㎞で
全コースの1/4以下でした。
完全に復調されたら、残りも歩いて是非、ご紹介くださいね。

投稿: hiro | 2019年1月22日 (火) 00:48

ご病気が快復されるやいなや、もうウォーキングとは
すばらしいです。とても真似は出来ません。
東京人という冊子は東京にいた25年前に
時々買い求めていました。

東京ウォークは魅力的ですね。
これに似た記事を書いている私がリンク
しているsyuさんのページを思い出します。
最近はあまり訪問していないのですが・・・

つづきが楽しみです。

投稿: matsubara | 2019年1月22日 (火) 08:00

★zooeyさま

おはようござます。
私、書きましたように首都高を上にした日本橋川を遊覧船で行ったのですが、あまりよい景色ではありませんでした。日本橋を見たときはがっかりしたものです。
おっしゃるように地下に行ったらどんなに素晴らしくなるかです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月22日 (火) 08:19

★hiroさま おはようございます♪

hiroさんは飯田橋から濠が残っていて土手もある場所を歩かれたのですね。
このコースでは一番いいコースですね。
桜の頃の美しさと言ったらたまりません。
歩かれた続きは溜池あたりから濠がなくなってまた日本橋川で水を見ることになります。
残りはあと少しです。もう間もなく歩けるかもしれません。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月22日 (火) 08:24

★matsubaraさま

ここを歩いたのは昨年の病気の合間でした。

この後少しで回復したら、残りちょっとを歩いて完歩しなくては。
「東京人」初めてなのですが、なかなか面白いですね。
ご友人も都内散歩を書かれているのですね。
近いので行動は楽です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月22日 (火) 08:28

こんにちは。東京の街歩きは楽しいですね。正月にテレビドラマにもなりましたが、「家康、江戸を建てる」という小説が面白いです。街歩きの楽しみ方も増えます。

投稿: 多摩NTの住人 | 2019年1月22日 (火) 09:05

こんにちは
その後の体調はいかがですか?順調に回復に向かわれていますように。
 
昨年12月にされた外堀歩き。快晴の気持ち良さそうな日和ですね。
江戸城の外堀がどんなところにあったか、考えたことも
ありませんでしたが、こうして駅と重ねて拝見すると
改めてその大きさに圧倒される思いです。「の」の字状に
造られていたのですね。
近代都市東京に、今もこうして江戸時代の石垣がちゃんと残っていること、
しかも、中には将軍家に命じられて??普請した大名家の印が
刻まれている石があったり、また現代の地名にちゃんと歴史が息づいていたり、
なかなか楽しそうですね。
それにしても、ご病気とご病気の間にもこんなに長距離を
歩かれていたとは!
残り部分、完全にご回復されたら暖かな日に歩いてくださいね。

投稿: ポージィ | 2019年1月22日 (火) 11:41

★多摩NTの住人さま

「家康、江戸を建てる」を見損ないました。
ご本も読まれたのですね。
外濠だけでもこんなにいろいろあって楽しめました。
それにしても堀に随分たくさんの大名が駆り出されたことがわかりました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月22日 (火) 13:35

★ポージィさま

お陰様で本当によくなりました。
後は今の所何も油気にない食事で単調ですが、美味しいものを食べられるようになるのが夢です。もう一息、今試している最中です。
お気遣い有難うございました。

外濠といえば、私は自分の通った市ヶ谷沿いの土手の濠しか頭にありませんでした。
外濠が17.3kmもあるなんて思いませんでした。
まだ皇居の内堀一周もやっていませんが、それに比べますとかなり長いです。
堀留の地名の意味が今頃になってわかりました。
石を見ますと大名の家紋までわかって、私は真田しか知りませんでした。
歩いていた時に次の病気が潜んでいたなんて気がつきませんでした。これからは慎重にして、気をつけます。今までも出かける前後は何と2日間もあけたりしていたのに。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月22日 (火) 13:45

歩きすぎ^^。
この続きの道の方が味わい深いかな、楽しみにしてます。

投稿: 佐平次 | 2019年1月23日 (水) 10:31

外堀が九段下に始まり、両国橋まで続いていたとは全く知らなかった。中央線の市ヶ谷から飯田橋の間に見えるのが外堀とは認識してたが、こんなに長いとは知らなかった。
 あらためて知るとただ驚き。改めて見るといたるところにその跡が今も厳然と残ってるのですね。お正月ドラマ「家康江戸を創る」が思い出されます。何もない葦原にまづ町を作るに創りそして治水。政治の中心江戸城の築城。
その遺跡があちこちに残っているのですね。
こうしてみるとやはり江戸は、300年も続いた江戸幕府のあったところ。史跡の多いのは当然ですね。普段何気なしに見てるのもあらためて見ると深い歴史の跡なのですね。

探索すればするほど興味深い東京ですね。

投稿: 夢閑人 | 2019年1月23日 (水) 15:45

tonaさん こんにちは

11月のご旅行以降、お加減が悪かったのですね!

小康状態でのお散歩、tonaさんのすごさを改めて感じました。
自分は具合が悪くなると、治っても臆病になってしまって、なかなか動けません。

そのあとの長いご病気、本当に大変でしたね。
普段から活動的でいらっしゃるので、
具合の悪い時はさぞお辛かったことでしょう。


九段下、飯田橋、市ヶ谷と馴染み深い地名なので、
楽しく読ませていただきました。
何気なく歩いたり、用事のついでに歩いたところがありました。
テーマを決めて歩くと楽しいですね。
御茶ノ水からの残りの散歩は気候が良くなってから楽しんでくださいね。

東海道53次制覇ももうすぐですものね。
春の訪れとともに、体調も上向きになられますように!

投稿: グレン | 2019年1月23日 (水) 17:48

★佐平次さま

この続きは溜池、清水谷公園からいよいよ四谷、市ヶ谷、飯田橋のお堀を見ながらですから眺めがいいですね。
途中お茶したり、休んでばかりいました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月23日 (水) 19:47

★夢閑人さま

外濠は皇居の回りの内堀と同じく円形とばかり思い込んでいましたが、なんと「の」の字で隅田川に抜けていたのですね。
こんなことを初めて知っただけでも楽しくなりました。
あんなに深い堀、そして石垣、各大名たちの負担はどんなに重かったことでしょう。
将軍にとって鉄壁の守りですね。
「家康江戸を創る」を見損なったのがとても残念でした。
この雑誌をパラパラめくっていますと本当に東京、面白いですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月23日 (水) 19:54

★グレンさま

ありがとうございます。
2ヶ月半、とても長かったです。
途中治ったと思われたときに名古屋とこの外濠めぐりをしました。
そしてまた具合が悪くなったときはどうちゃったのかしらと悩みました。
もう東海道は途中で終わってしまうのかなと。
多分ウィルスみたいのがお腹に入ってしまったのですね。それが外に出るのに1ヶ月もかかるとは思いませんでした。
思わず薬剤師さんに今まで一番長く下痢が続いた人はどのくらいだったのですかと尋ねてしまいました。そうしたら1ヶ月半だそうです。驚きました。
お陰様で落ち着いて1週間、一日中起きていられるようになりました。体重をまず4㎏増やさなければ。まだ食べ物が制限がありますのでゆっくりとです。

次回四谷から飯田橋まで歩いた写真をほんのちょっとですが載せますね。飯田橋では神楽坂や子供の時行った赤城神社のお祭りなどを思い出していました。

投稿: tona | 2019年1月23日 (水) 20:07

tonaさん、こんばんは~♪
OL時代、最初の1年は、中央線に乗り、外堀を眺めながら
内幸町まで通勤していましたが、市谷あたりは、当時とあまり
変わらないようで、とても懐かしく思いました。
小石川後楽園、東京ドーム、娘の大学の入学式など、
この辺は折々によく訪ねていました。
もう10年近くご無沙汰していますが、桜の綺麗な頃、
もう一度歩けたら良いな~と思いました。

投稿: hiro | 2019年1月26日 (土) 22:47

★hiroさま

中央線もこの当たり濠があって独特な雰囲気を持っていますね。
それが昔と全然変わっていなくて。
変わったのは両サイドの建物が変わってビル群になったことでしょうか。
今も中央線に住んでいますのでなんでも東京駅に出ることが多くいつもいつも眺めています。
hiroさんもOL時代中央線族だったのですね。
水道橋あたりから日本橋川に変わるのですね。
私も桜の季節に歩きたいです。ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年1月27日 (日) 08:20

やっぱり東京は日本の本拠地かな、、 赤坂以外にも見附は沢山あるのでしょうか? 
 健康には散歩第一かな、、 お疲れ様です。    お元気で、、

投稿: 平名 | 2019年1月31日 (木) 04:45

★平名さま

初めまして。コメント有難うございます。
もしかして存じ上げている方なのでしょうか。

見附は全部で36あったと書いてありました。
私が勤めていたところは市ヶ谷駅の市ヶ谷見附で下りて、法政大学の隣で新見附というところでした。
このところ歩かなかったら悪玉コレステロールが増えました。毎日歩こうと思います。

投稿: tona | 2019年1月31日 (木) 08:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 外濠を歩く(1):

« リラックマ状態ですが、もうちょっと。 | トップページ | 外濠を歩く(2) »