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2019年2月 4日 (月)

壁面緑化

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こうした壁面緑化は東海道歩きでは、東京駅近くと戸塚辺りで見かけたが、我が駅の北口が開発されて高層マンション下層部の一部に施されました。
すぐ近くで見られたので観察したところ、まるでブロックのようで用土とは言い難い固そうな所へ様々な植物が植えられ、チューブが配管されているのが見え、完全自動灌水対応のようです。もうすぐ1年になろうとしていて、メンテナンスを見かけたことがないのでわからないけれども、ずっと植物は枯れずきれいに保たれています。
他の形式の様々な壁面緑化もヒートアイランド抑制効果があり、環境保全にも役立っている。

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昨年12/26の家のソシンロウバイの花と蕾。ヒヨドリがやってきて蕾を食べ始めたので透明ビニールを被せたところ、今年はまだ15も蕾が残っていたので全部開花させ、ビニール越しで見栄えが良くなかったけれど、良い香りが楽しめました。昨日ビニール袋を取り去ったところ、緑の葉は落ち、匂いもなく、開いた花びらに皺が寄っていました。

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色川大吉著の『フーテン老人世界遊び歩記』『フーテン老人ふたたび 私の世界辺境周遊記』を続けて読みました。

日本近代史、自由民権思想史の大学教授で現在93歳で東京経済大学名誉教授。
兎に角、片方の肺の半分がないから、チベットなどに何回も行く中、高山病で殆ど死にかけていらっしゃる。
そのチベットや玄奘三蔵の歩いた世界で最も過酷なシルクロードや当時入国が大変だった中央アジアや、ラダック、ブータン、4度も行ったアフガニスタン、パキスタン、アンデス越えをしたり、怖かった中央アメリカ、パタゴニア、メキシコ、キューバ、ニューカレドニア等々普通の人が当時いかなかった大変な所へパック旅行は殆どなしで個人や友人と歩き回る。
89歳でまた10年のパスポートを入手されたとか。

旅行記もいろいろですが、この先生の旅行記は面白く、文学的で、また途中で出合った凄い人々の話も興味深い。
黒沼ユリ子は知っていたけど、メキシコの画家、フリーダ・カーロを知らなかったです。何でも6歳のときに急性灰白隨炎になり、18歳のときに交通事故で17か所の骨折と28個のコルセットをし、30回手術。最後は足の壊疽で半分切断。それなのに絵を描き、政治活動もし、旦那の浮気に泣き、自身もイサム・ノグチやロシアの革命家のトロッキーなどと浮名を流すのです。旦那とは離婚し、1年で再度結婚。47歳で死去。著者は絵よりも寝室やアトリエに胸打たれたそうだ。

以前慕辺未行さんに紹介されていて読んだ『秘境西域八年の潜行』の著者西川一三氏に会われたそうだ。帰国後、本を上梓したと後どうされていたか?
・・・帰国後、謙虚な生き方をつらぬく。自分のしたことを誇らず、故郷盛岡にかえり、過去を消して一事業者としてつつましく生きた。高齢にもかかわらず働き詰めに働き、「人間は死ぬまで仕事をしなければならない」「自分のことは自分でしなければならない」「人間最後まで一人で生きてゆく気概がなければ」・・・
と自戒されていたそうだ。ご家族がいらしたけれど。89歳で亡くなるまで元旦以外はずっと働き通した人の信念であった。WIkiに寄れば故郷は山口、福岡のようだ。

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コメント

壁面緑化は、2005年でしたでしょうか。
愛地球博のあちこちで見られたことを
思い出します。夏の間に開催されましたので
かなりスペースをとっていました。

蠟梅は我が家も咲いていますが、今年は
元気がありません。積雪の写真でないと
目立たないのです。

西川一三さんの名前は憶えていますが
読んでいません。
色川大吉さんも有名な人ですから記憶に
ありますが、まだご存命なのですね。

投稿: matsubara | 2019年2月 4日 (月) 16:23

壁面浄化の言葉は聞いてますが、あまり意識して見たことが無かったです。
ツインタワーのマンションですね。目の付け所が流石だなと思いました。
新しいリオンホールには、歌のステージで縁が出来ました。
最上階の外は広々として、ファミリーが遊んだりしてますが緑が意外と少ないです。
トイレや湯沸かし室、その他の標識が小さく分かりにくくて迷子に!
最新建築だけど誰にも明快にしないと・・・愚痴ってしまいましたね。

色川氏が、東経大の名誉教授とは知りませんでした。
長~いタイトルの本、人物像からも面白そうですね♪
こういう方は、旅先でも異質な凄い人との出会いがあるんじゃないかしら。
フリーダ・カーロは映画を観ました。
すでに寝たきりの身体に、コルセット締め付けた場面から始まって。
眉毛の濃さで、意志の強さを感じました。
ソシンロウバイの黄がお庭に~良いですね♪

投稿: だんだん | 2019年2月 4日 (月) 19:03

★matsubaraさま

愛地球博は行きませんでしたので、そんな状態だとは知りませんでした。今検索しましたら、なるほど緑豊かな地球博ですね。

蝋梅は昨年までみんなヒヨドリに蕾を食べられて花を1つとか2つしか見たことなかったです。
今年はまだ少ないですが年々増えていくのを楽しみにしています。

色川大吉氏は今八ヶ岳の麓に住んでいらっしゃるようです。悠々自適の生活ですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 4日 (月) 19:36

★だんだんさま

リオンホールは出演する側にもそんなに使いやすくないのですね。
その他いろいろ不都合があったとは。

フーテンと言えば寅さんを思い起こしますが、その意味を本にも書いてありましたが、2つあって面白かったです。色川氏も語り口がおかしくて親しめました。

あら、フリーダ・カーロの映画があるのですか。知りませんでした。本当に悲劇の人、それでも自画像が大半の画家人生。その自画像も芯の強そうなお顔ですね。

ソシンロウバイはまだまだ小さいのです。大きくなった姿は拝めそうにありませんが、毎年愛でていきたいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 4日 (月) 19:48

おはようございます
 
壁面緑化は新しい商業施設などではよく見かけますが、
近寄って見られないものばかり。水はどうしているの??と
見かけるたび疑問でしたが、tonaさんのおかげでようやく
詳しく知ることができました。何を植えるかなど、考えつくされて
いるのでしょうね。
 
うふ 今年はロウバイをヒヨちゃんに全部上げるのはお止しになって
人が鑑賞されたのですね。ヒヨちゃんがもう少し遠慮して
くれればいいのですが、食べつくしてしまいますものね。
 
体に病など抱えながらも常に次を夢見てまたそれを実現していく
高齢の方、すごいなと思います。
つい先日は、登頂こそ断念されましたが三浦雄一郎氏にも
大いに刺激され応援していましたが、今日ご紹介の本の著者
色川大吉氏もしかり。著書の中に登場する西川一三氏しかり。
若くして亡くなられたけれどフリーダ・カーロ氏(名前だけ
 記憶にありましたが、こんな人生を送られた方とは初めて
 知りました)しかりですね。

投稿: ポージィ | 2019年2月 5日 (火) 09:33

色川大吉、ブログ仲間だった(さいきんお互いにやりとりしなくなりました、なぜか)酔流亭がときどき取り上げていました。
図書館にあるかなあ。

投稿: 佐平次 | 2019年2月 5日 (火) 09:44

★ポージィさま

こんにちは。

そうなんです。近くで見られないで来ましたが、やっと近くで丹念に眺めることが出来ました。プロのお仕事、見事です。
いろいろなのが植えられていて、知らない名前のもありますが凡そは見たことのある植物です。丈夫なのが厳選されて植えられています。

ロウバイ、今年はもう見映えが悪かったですがビニール越しに見える所に寝ていましたので毎日眺めていました。時折外に出たときに匂いがビニールの外まで流れていて感動しました。

三浦雄一郎氏、凄いですね。90歳でエベレストをめざすとか。ビックリ仰天です。いくらサポートがあったとしてもその心意気が並みでないです。
フリーダ・カーロの名前も絵も知らなくて詳しいことは検索で知りましたが、アトリエやコルセットなどのある部屋を著者は感動して見たそうです。温室の中でぬくぬくしている自分を痛感しました。これでは弱って行くばかりですね。無理はもう出来ない年ですが、気力はしっかりしなければ。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 5日 (火) 10:01

★佐平次さま

私は図書館で借りました。市内に5つありますが、家から一番近い所にあったのですぐ借りられラッキーでした。
酔流亭さん、名前が面白くて覚えています。さぞかしお酒がお好きなのだろうと思っていました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 5日 (火) 10:05

地球温暖化が叫ばれている中、少しでも役に立つ方法として、ビルの屋上緑化や、壁面緑化が盛んに行われるようになりました。
 小さなことでも集まれば大きな効果となる。
まづは身近な出来ることから実行することですね。

 家でも夏、西日の当たる出窓の外の棚に朝顔や、ゴーヤを這わせることで、部屋は暑くなく結構効果があります、
 
 近くの高層マンションにも早速取り入れられているのですね。給水装置までつけているとは大がかりですね。新築のところで最初から取り付けられなくては、後ではとても出来ないいと思います。
 
 いま、中国は春節。付き物の爆竹や花火で祝う風習がある。今朝もTVで見ました。PM2.5を削減する方針で自粛、規制を呼び掛けてるようですが、なかなか減りそうにもありません。
 4億人が休み中移動するとか。日本にもたくさんの観光客が訪れると思います。マナーの改善も求められるようになりました。少しは自覚が目覚めた様には思われますが・・・


 さて、世の中には凡人から見ればいわゆる「変人」と思われる人がいます。
勿論、感心させられることもあります。
彼らは確たる信念の基、日常を生きている。
だから変人と思われようが気にしない

投稿: 夢閑人 | 2019年2月 5日 (火) 10:46

tonaさん、こんにちは~♪
我が市内の建築会社の塀も壁面緑化されていて
素晴らしいアイデアと感心しましたが、
今は草花がすべて枯れています。
原因がわかりました。
多分水道のチューブが配管されていなかったのだと思います。
ロウバイはよく見かけますが、ソシンロウバイは初めてです。
香りが良い花は良いですね。
色川大吉さん、名前だけは知っていました。
生命力が強い方なのですね。

投稿: hiro | 2019年2月 5日 (火) 11:49

★夢閑人さま

ビルの屋上のは凄い所がありますね。
水田まで作っている方が以前紹介されていました。
壁面は水やりが難しいと思っていましたが、最初からビルを造る時にセットするのですね。

本当に中国に関する話題は毎日のようにあります。
日本のダムや水源地まで買ってしまうらしいです。まだ日本ではそれに関する法律が整備されていないとか。つまらない国会審議でなく、もっと切実な問題を審議して法律も作ってほしいと思います。
14億人と言われる国民が世界を食べ尽くしてしまうなんても言われています。元気で何でもよく食べる国民ですよね。
中国のマナーはどこの国でも嫌われてるらしいです。

何事も一所懸命やれば、何を言われようと気にしないことですね。変人にはとてもなれませんが、なってみたい気もしました。でも大それたことも、凄いことも何もできないから無理です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 5日 (火) 16:50

★hiroさま こんばんは♪

あ~あ、その建築会社の壁面、残念ですね。
私は後ろに隠されて這っているチューブを見ることが出来て納得でした。
苗床も何とも言えない代物で、栄養分も含まれているのでしょうか。ふかふかした感じが何もなくても植物は立派に緑を保っています。

ソシンロウバイは二本目。一本目は花が咲かないとあきらめました。二本目でヒヨドリの仕業と知って、しばらく食べるに任せていましたが、今年は鑑賞しようとビニールごしでした。
匂いを堪能できたので満足です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 5日 (火) 16:58

壁面緑化は、今や都心のあちこちのビルで見られます。
銀座東急プラザの屋上とか、二子玉川のシネマ館とか。
なるほど、チューブが通っていたのですね。

フリーダ・カーロは映画で見ました。
才能も凄いけれど、その努力と根性も凄い、
只ならぬ人であったようですね。

投稿: zooey | 2019年2月 5日 (火) 17:46

壁面緑化の事は多分何気なく見てると思いますが、tonaさんの記事でこれからは注意して見てみます。
もう蠟梅が咲いてると思いますが、tonaさん宅はソシンロウバイですか
今年はビニールを被せたのでヒヨドリに蕾を食べられずに、無事に15輪も花が見られ良かったです。
私は蠟梅に種類があるのを知りませんでした。

世の中には凄い人が沢山いらっしゃいますね。
私は毎日を楽しく健康に迷惑を掛けずに生きてるのが幸せと思ってるので
私には絶対に出来ないですし、只感心するばかりです。

投稿: ラッシーママ | 2019年2月 5日 (火) 20:54

屋上庭園や壁緑化が言われて久しいですが
田舎ではまだ見かけたことはありません。
きちんと考えられた壁面のチューブによる自動潅水はいいですね。
植物の水やりは想像以上に大変で面倒な作業ですから…
植えられている植物も丈夫そうなもののようで、
よく考えられたものだと想像します。
蝋梅にヒヨドリが、ですか。
こちらでは蝋梅ではなくハクモクレンのつぼみが狙われています。
我が家の蝋梅は今年は不作で花はほんの少ししかですが
貴重な一枝を切り花にしていますが良い香りです

投稿: ビオラ | 2019年2月 5日 (火) 22:52

こんにちは。壁面緑化の建物は最近ずいぶん多くなりました。自動潅水装置は良く考えられていますね。

投稿: 多摩NTの住人 | 2019年2月 6日 (水) 08:19

★zooeyさま

壁面緑化はブロック形式でない一面のも見られますが、一軒家で壁に這わせるのはレンガみたいのでないと無理ですね。壁のメンテナンスが無理ですものね。

フリーダ・カーロの映画をご覧になったのですか。こんなに凄い人だったとは驚きました。
骨が1本骨折しただけでも大変な思いでしたから、ちょっと信じられません。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 6日 (水) 08:37

★ラッシーママさま

どこかでここ2年内に凄いのを見たのですが、覚えていません。登山の帰りだったと思います。好きな人はセンスも違いますね。

さすがにもう枯れかけていますがソシンロウバイ、今年は家で楽しめました。マンゲツロウバイがこれに似ているらしいです。ロウバイは真中が赤いからすぐわかりますね。

私もただただ世の中には凄い人がいると、退職してから感心しています。真似は出来ませんが、いろいろな人を知って面白がってもいます。ブログのお友達もみんな凄いです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 6日 (水) 08:45

★ビオラさま

そちらでは周りが緑だらけ、壁面まで必要ないですね。そちらで感心したのは、道路沿いの家も玄関先や道まで鉢いっぱいに花を咲かせていましたのできれいな沿道でした。
スペインの中庭、パティオはかなり高い所までびっしり植木鉢をかけて、長い柄の如雨露で水やりをしている、あの逞しさに驚いています。真下に向けてやるのさえ結構たいへんなのにです。
そうそう、鵯は我が家のモクレンも殆ど食い散らします。満足なのは殆ど残りません。冬はピラカンサとたくさん増えた千両も全部食べてしまうので、千両には正月用に少しビニールをかぶせます。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 6日 (水) 08:55

★多摩NTの住人さま

本当にビルだらけの都市に緑、必要ですね。
よそで最初遠くから見た時、水やりや肥料はどうするのかと考えていましたが、そばに寄ってみると、自動潅水装置があって、土も考えられたのを使っているのですね。
どんどんいろんなビジネスが広がっていくのだと感心しました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 6日 (水) 09:03

 壁面緑化の仕組みが良くわかる写真、ありがとうございます。
なるほど良く出来ています。
ヒートアイランド抑制という事もありますが、生活に緑が欲しいという気持ちも満足させますね。

豊洲市場の屋上が一面の緑でした。
身近に屋上や壁の緑化が取り入れられるようになりましたね。
そうそう、ドイツ?オランダ?古い民家の屋根に
草や花が咲き乱れている村の写真を見たことがあります。
屋上緑化の先駆けですね(笑)

投稿: ☆銀河☆ | 2019年2月 8日 (金) 14:26

★☆銀河☆さま

ビルばかりの繁華街にはこういう緑があると確かにほっとします。
豊洲市場の屋上は映されませんね。
緑化されているのですか。知りませんでした。

そのヨーロッパでご覧になったという民家の屋根に草や花が咲いているという風景で、近所の藤森照信氏の家を思い出しました。
20年前に来たときはポーチュラカみたいな花が咲いていました。その後もう何も植えないでいたようで、雑草が生えていました。まさしくヨーロッパの家と同じ状態。ところがこの頃土が無くなってしまったのでしょうか、雑草も生えていないような。春になったらまたよく観察しましょう。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年2月 8日 (金) 18:38

色川さんの本(後の方)を読みました。
この記事をリンクしたいのですが、よろしくご了解くださいませ。

投稿: 佐平次 | 2019年3月 2日 (土) 10:47

★佐平次さま

5日間ほど入院して先ほど帰りまして、パソコンがなかったのでご無沙汰しております。
リンクしていただけるなんて光栄です。
ありがとうございます。

投稿: tona | 2019年3月 2日 (土) 13:34

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