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2019年11月 5日 (火)

中山道7 六軒駅~鵜沼宿~太田宿(2)

●鵜沼宿の続き

ここで昼食です。鉄門の斜め前にある「花の木」で昼食。ねぶか雑炊のセットです。
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伊能忠敬がいまから200年前の文化6年(1809)に測量に訪れた際、鵜沼宿のねぶか雑炊(ねぎ雑炊)をうとう峠で食べたという由緒あるもの。
雑炊が出るまでの間、りんごマンゴー酢をおつまみとともに飲んで待つ。
雑炊の他、茶碗蒸し、刺し身入りサラダ、ポテトサラダ、茶碗蒸し、肉団子、ごま豆腐など最近の昼食ではピカ一だ。
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食後、少し戻って鵜沼宿町屋館を見学。
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江戸時代には絹屋という旅籠を営んでいた武藤家は明治に入り郵便局を営むことになった。その建物を市が譲り受け、歴史民俗資料館として公開している。

復元された高札場。
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赤坂神社にはたくさん御神燈が並んでいた。
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ここから見た秋の雲が素晴らしい。5000~13000ⅿに現れる巻雲や巻積雲(鱗雲)が一番好きな雲で、我が人生最高の雲は美ヶ原の空にあったことを思い出す。
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東の見附跡と、道標を兼ねた赤坂の地蔵堂がある。鵜沼宿はここで終わり。
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◆鵜沼~太田

ここからうとう峠に向けて坂道がはじまる。
江戸時代から農業用水として利用されていた合戸池(かっこ)が行く手の左に現れた。
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峠らしい道になり薄暗い。「うとう」とは疎いで「不案内、よそよそしい、気味の悪い」という意味があるという。
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うとう峠の一里塚(100番目)があった。こちら北側は残っているが、南側は崩れていた。
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至る所にイノシシ出没注意と、まむし注意の看板が立っており、まむしが怖くて下や木からぶら下がっていないかを見ながら歩く。イノシシに効き目があるかはわからないが、娘が大きな音のカウベルを付けた。私の付けた鈴はまるで蚊の鳴くような声(音!)なので効き目はなさそう。
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コフキサルノコシカケか  ホウロクタケとshikamasonjinさまに教えていただきました。有難うございました。
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鬱蒼としたところを下ると木橋がある。
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JR高山本線と県道をくぐるトンネルを通る。脇から水が流れ込んで水浸し。
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坂祝町(さかほぎ)へと入ってきた。階段を上がると県道だが、多くの飲食店が閉店となってさびれていた。日本ライン下り(以前乗ったことがある)が終了したそうだからか。シャッター街同様見るに忍びない。

踏切のところでちょうど高山本線がきた。
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ここで岩屋観音へと上がっていく。木曽川が見える。
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観音堂には地蔵尊。奥にもいろいろな仏像がある。
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中山道はここから、太田宿の近くまで県道を行くのだが、車量も多く、風情もないので、皆も通るという川沿いのロマンチック街道を行く。
川と対岸の山々が見えて、素敵な散歩道。名前がまた日本ライン同様ロマンチック街道とは。風景がドイツのライン川沿いに似ているから付けられたとか。

水神と庚申塔が祀られ、勝山湊跡がある。木曾川の対岸犬山市栗栖と勝山を結ぶ。桑名方面へ向かう年貢米の積み出し港として、また水上交通の要所として栄えたそうだ。
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向こうに見える岩肌が見えている山は、可児市の鳩吹山である。
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さっきも書いてあったけれども、またロマンチック街道の文字が書かれている。
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はるか彼方右手に御嶽山が見えた。あの山の向こう側に中山道があるのだ。まだまだ木曽は遠い。
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コメント

岐阜の人間ですのに鵜沼宿も太田宿も知りません。
恥ずかしながら・・・
ねぎ雑炊のことも初耳です。
伊能忠敬も食べたらしいのに・・・
これではいけませんね。

可児市もご無沙汰しています。
日本ラインのライン下りはもうないのですか。
私は25年前に行ったきりです。

これも知らずお恥ずかしいです。

マムシとイノシシの出るところは行ったことが
ありません。飛騨に行かなくても出るのですね。

投稿: matsubara | 2019年11月 5日 (火) 20:13

★matsubaraさま

加納宿から鵜沼宿の間はとても長くお隣なのに間に2つくらい宿があっても良いくらいです。

伊能忠敬がなくなる6年前にここに来て計測していたとは!海岸線ばかりというイメージでした。
ライン下り、私も12年以上前でしたか下りましたよ。もう今は営業しているお店も1軒のみでした。
イノシシは夜型らしいので大丈夫かと思いましたが、マムシはもうひやひやでした。東海道でも蛇には2回もあっています。油断が出来ません。山深い飛騨にはたくさんいるのでしょうか。こちらの山歩きでは何も心配していませんが(丹沢の夏のヒルだけは避けています)、中山道の山道は気をつけないといけないようです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2019年11月 5日 (火) 20:40

こんばんは(^o^)/!
中山道歩き、鵜沼宿を過ぎ太田宿へと向かうのですね。鵜沼は犬山と木曽川を挟んだ対岸の街ですが、全く訪れたことはありません。昔ながらの道が残っていることに驚きました。いつか、このような道をリュック背負って旅してみたい・・・そんな思いを抱きました。
それにしても、ここに”ロマンチック街道”があるとは?!ドイツのロマンチック街道はライン川から離れているのに・・・まぁ細かいことはどうでもいいですよね (^_^;;ヘヘッ!

投稿: 慕辺未行 | 2019年11月 5日 (火) 23:37

前回の日記に続いて鵜沼宿、楽しく拝見しています。
各務原には私の田舎の方の実家があるのに、本当に知らないことばかりです。
ねぎ雑炊も知りませんでした。
まずは「花の木」に行ってみませんと。
帰省するといつもバタバタで中々暇がないのですが…

投稿: zooey | 2019年11月 6日 (水) 00:05

こんにちは。中山道の岩屋観音? いつも新幹線の車窓から豊橋の岩屋観音を見ていたので、それしか思い浮かびませんでした。なるほどここにもあるのですね。ロマンチック街道も各地にありますね。

投稿: 多摩NTの住人 | 2019年11月 6日 (水) 08:36

★慕辺未行さま

こんにちは。
犬山には行って鵜飼見物と犬山城に上りましたが、まさか鵜沼がこちら側にあるなんて知りませんでした。
名前からして鵜が一杯いた沼があったのでしょうか。調べもしないで勝手に想像しています。
鵜沼からうとう峠に向かう時、犬山城が見えるということでしたが見所が悪く見ることが出来ませんでした。
是非歩いて旅してください。
この間テレビの「旅する鈴木」でヒマラヤトレッキングを見ましたが、なんときつい旅でしょう。そこを慕辺未行さまは何度も歩いて滞在されたのでしたね。若くないと出来ないと思いました。
有難うございました。

投稿: tona | 2019年11月 6日 (水) 09:34

★zooeyさま

各務原は広いですね。延々と歩きました。
ねぎ雑炊は素朴な味ですよ。その他も精進料理風ですが、街道の外食ではとても美味しく感じました。丁子屋のむぎとろろも良かったですが。
りんごマンゴー酢を買おうと思いましたが、重くなるので、そういうのはなるべく最後の方がよいのでやめました。
手が空いたときにいらしてみてください。
有難うございました。

投稿: tona | 2019年11月 6日 (水) 09:41

★多摩NTの住人さま

岩屋観音ってどこかで聞いた覚えがあると思いましたら、豊橋だったのですね。高い所まで登っていきました。新幹線からも見えます。
木曽川沿いのはやはり登っていきますが、岩をくり抜いた中にいろいろな仏様がおられます。この上り道も中山道です。ここから先が県道207号と重なります。ロマンチック街道の方がとても素敵でした。ドイツ本場は歩かないでバスばかりでしたが。
有難うございました。

投稿: tona | 2019年11月 6日 (水) 09:58

tonaさん、こんにちは~♪
伊能忠敬が200年前に食したという「鵜沼宿のねぶか雑炊」
ほんとに美味しそうですね。
赤坂神社は穂高神社の若宮社に似ていると思いました。
鱗雲、秋の到来が感じられますね。
今年の9~10月は雨が多く、鱗雲を見ないうちに終わってしまいそうです。
うとう峠の石畳の道は風情があって良いですが、マムシやイノシシと聞くとちょっとゾッとしますね。
ロマンチック街道のような道があったら、のんびりと歩いて見たいです。

投稿: hiro | 2019年11月 6日 (水) 13:19

★hiroさま

こんにちは♪
ねぶか雑炊はおかずがたくさんついていて、お昼にしてはこのところ街道歩きにしては珍しいです。残してしまいましたが美味しくいただきました。
穂高神社の若宮社の相似を感じられるとは鋭いですね。

今年の秋は鱗雲をほとんど見ませんでしたね。この雲はすぐ消えるそうですので、気が付いたときにパチリとしないとだめですね。
転ぶので立ち止まって空を見るようにします。
うとう峠は石畳もあって箱根よりずっとずっと短くなかなか良かったです。季節的に蛭の心配はしてなかったですが、マムシだけ出会わないようにしたいものでした。
ここのロマチック街道はとても気持ちがよかったです。
有難うございました。

投稿: tona | 2019年11月 6日 (水) 16:50

tonaさんへ
きのこはホウロクタケのようです。

投稿: shikamasonjin | 2019年11月 6日 (水) 20:25

★shikamasonjinさま

こんばんは。
以前の写真を見て教えていただいたのに似ていたのですが、違いましたね。
ホウロクタケ、これも初めてです。
教えていただき有難うございました。

投稿: tona | 2019年11月 6日 (水) 21:35

人生で観た最高の雲!
ロマンティックだなあ。
けさもスマホを構えましたが、そうだ、人生で一番新しい雲と思ってみましょう。

投稿: 佐平次 | 2019年11月 7日 (木) 10:44

★佐平次さま

ロマンティックっていくつになっても言えるのですね。以前は若い人だけの言葉と思っていました。
そうそう、今日も岐阜県に行っていたのですが、素晴らしい秋の雲でしたよ。
一体死ぬときに何を思い起こすのでしょうか。
幾つか候補を挙げっといてもいいですね。
有難うございました。

投稿: tona | 2019年11月 7日 (木) 23:08

太田宿は歩いたことがあるのですが
「鵜沼宿は歩いていないなあ」と思いながら拝見、
しかし、見たような建物、高札場、赤坂神社が写真にあって
鵜沼宿も歩いたのかなあと記憶を探っているような状態です。
石畳は旧東海道のどこかにもありましたね。
イノシシ出没注意、マムシに注意の立札は
山歩きしていると見かけますが
一度も遭ったことはありません。
出会うと大変ですね。
いつも好い旅をなさっていて羨ましいことです。

投稿: Saas-Feeの風 | 2019年11月 8日 (金) 14:58

★Saas-Feeの風さま

石畳の多かったのは箱根と金谷でした。
雨の後は滑りやすいのが難点ですが、風情があっていいです。
鵜沼宿は力を入れている様子がうかがえるのできっと忘れない一つになるかもしれません。
これも怪しいです。というのも東海道の方もすっかり忘れているところが多いからです。
新潟県のこの間行った魚沼で7人も熊でけがをしたそうで、この回の次々回は出没地点で実は怖いです。逃げない、背を向けない、音を出すなど言われていることを復習しています。
有難うございました。

投稿: tona | 2019年11月 8日 (金) 19:20

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