南沢あじさい山の「花咲かじいさん」に会う
JR武蔵五日市の裏手にある「南沢あじさい山」(あきる野市深沢)に友人に車で案内していただきました。
チラシより・・・山の持ち主、南澤忠一さんが40歳の時にご先祖様にお供えをしたい気持ちから、まず山を切り開き道を作り、庭の2株のアジサイから独学で挿し木で増やしました。
それから50年、一万五千株のあじさい山となりました。
90歳の南澤忠一さんに入口で会いました。「花咲かじいさん」とか「ちゅういっちゃん」という愛称で呼ばれているそうです。
とても90歳とは思えない若々しさ、背筋も伸び艶やかなお顔でした。
2016年からは、このあじさい山を広く知ってもらいたい、この先も長く愛される場所にしたいという思いから、地元の若者が管理を手伝うようになりました。来場者への案内や道路の整備などはもちろん、アジサイの管理、木々の手入れなど、忠一さんが長年山に入って培ってきた技術を受け継ぐべく、奮闘しているそうです。
若者たちとの触れ合いやまだまだあじさい山を大きくしていこうという意気込みが、こんなに元気で若々しくしておられる源と思われました。
入口から左手に入って山道を登っていく道は両側に丁度満開のアジサイが垂れんがばかりの様相です。
あじさい山を造る動機になった先祖代々の墓地が右手に見えます。
「20年でここまで」という表示まで見ました。30年、40年、50年という表示は見ないまま引き返すようになっていました。
昨年の加藤登紀子さん記念植樹。この日「加藤登紀子&Yae あじさい山コンサート」が午後3時頃から行われるそうで準備もされていました。
駅近くのお蕎麦屋さんで昼食。竹炭そば、月見とろろ、ツユクサとヨメナの天ぷら、切り干し大根の煮つけ。
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コメント
もうただただ素晴らしくて何度もスクロールして見ちゃいました。
2株から50年かけて、なんと1万5千株とは。。
しかも意思を引き継ぐ若者たちもいるなんてホント素晴らしい。
それほど魅力的な花咲かじいさんなのですね。
90歳になんて全然見えない。
道もキレイに整備されて皆さんの心意気を感じます。
こんな素敵なあじさい山のある地、ロケーションも含めてますます皆さんの憩いの場になるでしょうね。
投稿: ちょびママ | 2020年7月 7日 (火) 01:44
★ちょびママさま
カメラワークが悪くて、本当はもっと素晴らしい景色が広がっているのですが、全然これでは伝わってきません。
登り道25分までずっとアジサイばっかりのです。
4年前までたった一人で山を切り開いて植えて行ったその気の遠くなるような作業に頭が下がりました。
90歳と言えばもう腰が曲り足も弱っていらっしゃるのを想像しますが、10歳以上はお若く見えました。
地元の若者が立ち上がったということや加藤登紀子さんが賛同しているようでちゅういっちゃんも指導者としてまだまだ頑張られると思います。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2020年7月 7日 (火) 08:38
いいハイキングでしたね。
蕎麦もうまそうです。
投稿: 佐平次 | 2020年7月 7日 (火) 10:49
★佐平次さま
この日は雨でしたのでアジサイはきれいでした。
1時間足らずの花見のハイキングは楽しいです。
お蕎麦は竹炭の味はしません。ヨメナとツユクサの天ぷらは初めてで味がそれぞれ独特でした。美味しかったです。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2020年7月 7日 (火) 11:00
個人でここまで継続的にあじさいを作っている
方は他にないでしょうね。
まさに継続は力なり、ですね。
美味しそうな蕎麦膳ですね。
お疲れの後は格別ですね。
まだまだこの分では100歳まで大丈夫ですね。
投稿: matsubara | 2020年7月 7日 (火) 12:15
こんにちは
この場所のことは、これまで2~3回ブログ記事で拝見して
ステキだなぁと思っていたのですが、今回tonaさんは
このあじさい山を作られたご本人とお会いになれたのですね。
良かったですね♪ なんと、御年90歳ですか!?
若々しくていらっしゃいますね! 40歳から独学で始められた
あじさい山への道が、50年経った今、山も素晴らしく
なっていますし、若者たちへと受け継がれつつあるという、
これまた素晴らしい実も結びつつあるのですね。
山を切り開き植えていくのはもちろん、維持していくのも
大変な労力と思いますが、生き甲斐であり健康のもとにも
なっているのでしょうね。
良いお話を伺いました。
昼食のお蕎麦は、竹炭を練り込んであるのですか?
それに、ツユクサにヨメナの天ぷら!その土地ならではという
メニューですね。どんなお味か想像できません。
ツユクサの天ぷら、美味しかったですか?
投稿: ポージィ | 2020年7月 7日 (火) 14:52
tonaさん、こんにちは~♪
五日市は母の実家がある町で、子供の頃、夏休みになると
よく遊びに行きました。川でばかり遊んでいたので、
山には行ったことがありませんでしたが、
こんなに素敵なあじさい山があったのですね。
造り始めたのは50年前とのことですが、
もうその頃は、ほとんど五日市には行っていないので、
あじさい山のことは知らないはずだと思いました。
神奈川からは遠くなりましたが、機会があったら訪ねてみようと思います。
ありがとうございました。
投稿: hiro | 2020年7月 7日 (火) 15:04
50年で15000株のアジサイ山になさったかたがおられるとは
その姿勢に頭が下がります。
もともと、山をお持ちだったのですね。
それを挿し木でアジサイを増やしていかれたのですから
かなりのご努力が無いと何年も続かないのではと思いました。
管理が大変でしょうね。
我が家の数本くらいのアジサイの世話でも、嫌になりますのに・・・。
投稿: Saas-Feeの風 | 2020年7月 7日 (火) 16:22
★matsubaraさま、ありがとうございます。
継続は力なり・・久しぶりに聞く良い言葉です。
何一つ継続していない身には、このあじさい山の凄さに圧倒されました。
あと10年で100歳、60年のあじさい山、若い方たちの後継ぎも出来て素晴らしい景色になることでしょう。
久しぶりのお蕎麦が竹炭入りでびっくりでしたが、においもなく美味しかったです。
投稿: tona | 2020年7月 7日 (火) 20:26
★ポージィさま、ありがとうございます。
こんばんは。
この山のこと、ご存じだったのですね。
造られたご本人と写真を一緒に撮らせていただきました。ほんの一瞬マスクを外して注意してです。良い記念になりました。
上の写真はチラシと同じのをサイトから拝借いたしました。チラシのが小さすぎるので。
若々しいですよね。
15000株の剪定など大変でしょうね。4年前まで一人でなさっていたわけですから驚くほかありません。
人間は生き甲斐があることと、大勢の人との交流がこんなにもお若く生き生きとされるもとなのですね。自分には両方欠けるなあと、努力が足りないことを思いました。
ヨメナのお浸しは食べたことがありますから、灰汁がないと知っていましてその通りでした。ツユクサはちょっと表現できない独特の味でした。天ぷらにすれば野草はなんでも食べられるものです。美味しかったですよ。
投稿: tona | 2020年7月 7日 (火) 20:37
★hiroさま、ありがとうございます。
こんばんは♪
あらまあ、五日市はお母さまのご実家があったのですか。きっと小さい頃いらしたのでしょう。
秋川渓谷で遊んだのでしょうね。春は桜の名所もあるようです。この春行こうと言っていたのが行かれなくなって、アジサイになりました。
弁天山に登ったことがあります。
お母さまのご実家はが今もあるのかわかりませんが、川は変わっていないと思いますので登山がてら(このあじさい山の奥が金毘羅山です)遊びにいらっしゃれるといいですね。
投稿: tona | 2020年7月 7日 (火) 20:44
★Saas-Feeの風さま、ありがとうございます。
この辺りの山が全部この方のものだそうです。
林業をやっていらしたのでしょうか。
杉山です。
50年をも続けてこんなに増やしたその努力は凄いですね。
本当に家の数株でも大変に思います。
家ではとうとう1株にしてしまいました。
南澤さんは腰が全然曲がっていないのですよ。
腰が痛いと言いながら怠けている自分が恥ずかしいくらいでした。
投稿: tona | 2020年7月 7日 (火) 20:54
あきる野市に友人がいるので、話は聞いていましたが、広大なあじさい山ですね。
アジサイは挿し木で簡単に増やせますが、2株からここまで増やすのは並大抵で出来ることではありません。
。山を切り開き、道を作り、ここまで大きくするのには大変な苦労があったと思います。それこそ少しづつコツコツが実を結んだわけですね。生き甲斐なんでしょう。
だから若々しくいられる。
加藤登紀子のコンサートまであるんですね。
有名にになっていますね。若者までが賛同して管理してるとはすばらしいことです。
投稿: 夢閑人 | 2020年7月 7日 (火) 21:17
★夢閑人さま
あきる野市にご友人がいらっしゃるのですか。
それではもうご存じだったのですね。
まず山を切り開くのを1人でされるということは大変なことですね。
北海道や世界に出て行って開墾で苦労された方々と同じです。
二株が一万五千株に・・とは!だんだん大きくなっていった時の喜びは作った人しかわからないです。
展望台から見下ろして先が見えないほど広いのだと実感しました。
加藤登紀子さんは何かで共鳴されたのでしょうか。娘さん・Yaeさんは農業と歌手と兼業だそうです。大地を守る会を加藤さんたちはやっていまして、昔入ったことがあります。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2020年7月 8日 (水) 08:32
たった2株から50年かけて1万5千本まで増やしたアジサイ、
それもたった一人でと聞いただけでここのアジサイを見る価値ありですね。
家の数本のアジサイでさえ大変ですから
これだけ広い場所のたくさんのアジサイを管理するのは大変な労力でしょう
最近は若者たちがそれを手伝ってくれているそうでうれしい事ですね
その「花咲じいさん」に会えたのはラッキーでしたね
90歳とは見えないお元気そうな姿はアジサイにかける意気込み?
がなせるものかもしれませんね
投稿: ビオラ | 2020年7月 8日 (水) 13:15
★ビオラさま、ありがとうございます。
4年前まではたった一人で山を切り開いてから挿し木して出来た株を15000株まで増やしたなんて、本当に大変だったことでしょう。
アジサイは大きくなって小さな庭では沢山は無理ですね。
花咲かじいさんは写真と変わりなく、70代にも見えました。
人間って同じ年齢でも10年以上も若く見えるなんて、その心の内を知るときっとすごい情熱がたぎっているのだと思われました。そうすると体までお元気なのでしょうか。
私なんか、体の調子が悪いともう何かに対する情熱ゼロになってしまってこの頃悲嘆にくれています。この方の爪の垢を煎じて飲みたいくらいです。
投稿: tona | 2020年7月 8日 (水) 13:56
この「南沢あじさい山」は7,8年位前にだんだんさんが銀河さんと私を車で案内してくれました。
確か、その頃は10000株位と言ってたように思いますが、この広大な山を一人で切り開き
今は15000株の紫陽花を50年掛かって作り上げた、凄い方ですね。
とても90歳には見えず、自分の信念があると何時までも若々しくいられるのでしょうね。
先日にご一緒に行った「府中郷土の森」の紫陽花が10000株でも、あの素晴らしさですから
その上の150000株の素晴らしさは、想像できないです。
展望台も造られ、其処から見渡す一面の紫陽花は圧巻でしょうね。
つゆ草が天婦羅に出来るのですね、どんな味なのでしょう。
今度我が家でもやってみようかしら、でもつゆ草が出てもすぐに抜いてしまいます。
投稿: ラッシーママ | 2020年7月 8日 (水) 14:30
こんにちは。50年で15,000株ですか。すごいとしか言いようがありません。とても90歳には見えませんね。こういうふうに健康で歳を取りたいです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2020年7月 8日 (水) 17:28
★ラッシーママさま、ありがとうございます。
まあ、7,8年前に行かれたのですね。
その時から増えているのでしょうが、展望台やいろいろな立て札は4年前から若い人たちで整備されているのですね。
そう、10000株であの素晴らしさですから1.5倍。植え方などが違いますから感じが違うのですがずっと斜面と、郷土の森のちょっとした丘陵との違いで、どちらも良しです。
今年は凄い所を2ヶ所も見ることが出来て、ラッキーな年でした。4月や5月の花でしたらダメでしたね。
ツユクサは表現が難しいですが、独特で初めての味でした。というのも初めてでしたので。
我が家には昨年からどこからかやってきたムラサキツユクサが頑張っていますが、自分では天ぷらにする勇気が出ません。臆病ですよね。
投稿: tona | 2020年7月 8日 (水) 20:14
★多摩NTの住人さま
こんばんは。
背筋がまっすぐで、皺も少なく、私よりずっと若い人のように見えました。
どうしたらこんなに若々しく年を取ることが出来るのでしょう。
生まれつきだけでないものを感じます。
情熱かなと思いました。
多摩NTの住人さまも体を鍛えていらして、しかもやりたいことをたくさんお持ちですから同じような年の取り方をされると思います。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2020年7月 8日 (水) 20:19
「南沢あじさい山の花咲かじいさん」の話は
私も聞いたことがあります。
それにしても50年で1万5千株…
世の中には凄い人がいますねえ。
しかもその御本人にお会いできたとは素晴らしい!
行かれた甲斐がありましたね。
投稿: zooey | 2020年7月11日 (土) 23:02
★zooeyさま、ありがとうございます。
花咲じいさんのお話ご存知でしたか。
私は教えてもらったテレビで知りました。
五日市駅近所に住んいる友人に案内してもらいました。徒歩20分なのですが、雨なので車で。
見ごたえありました。
南澤さんはマスクはしていませんでしたが、ご一緒に写真を撮らせていただきました。
改めて凄い方だと感心しました。
良い記念になります。
投稿: tona | 2020年7月12日 (日) 08:17