村上春樹著『1Q84』
この3年間、マスクをしているお陰で冬に必ず引いていた風邪を一度も引いていません。コロナが終焉しても冬はマスクをしようかなと思った次第です。
今年は散歩していると梅がこんなところにもあったと梅のありかを知った鑑賞の日々でもありました。
我が家ではとうとう咲かなかったカンアオイが今年も国分寺で咲いていました。
沈丁花もぼちぼちと咲き始め、やがてあの大好きな香りを届けてくれるでしょう。
お鷹の道の小川ではカルガモがそばによっても全然動かず10分くらい眺めて根負けで帰りました。目を白黒させるとはこのことでしょうか。眠っているのかそうでないのか。
五日市街道を歩いた時国分寺市の一番北側の方を歩いたのですが、マンホールが見つからず、お鷹の道のカラー版を撮りました。
市の花サツキの周囲に国分寺の軒先瓦をデザイン。
やっと高村薫と村上春樹を1冊ずつ読みました。なんとなく敷居が高くてというか、大変そうと読まないでいました。しかし暇が出来ていろいろな作家を知りたいと思うようになって。
高村薫は『マークスの山』。薄気味悪い犯人と地位ある人が殺されるというのが過去の北岳付近に繋がっていて、面白く読めたのですが、やはり何故が残りました。今更ながらの読解力不足。
村上春樹はこれこそノーベル賞候補作家ですが、随筆は読んで面白かったのに、小説は敬遠していて遂に『1Q84』を。文庫本で6冊、6日で読み終えました。知的に刺激される数々の事柄、場面。主役、準主役の内の4人の過去、生き様が凄い。そのうち3人の子供の頃の不幸は、今でもたくさんありそうです。ぐれないで普通の人にはできない最高の域まで自分を高めたのに脱帽。
オムニバス形式とはちょっと違うのでしょうが、それがまた面白い。しかし私の嫌いなSF、つまりあり得ない世界展開がおっとっとっとだったのですがそれをも凌駕する物語の構成力、さすが村上春樹です。
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コメント
村上ワールドを堪能されましたか。彼の作品はほとんど読みました。SFチックなのは『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』も好きです。元ランニング愛好家としては『走ることについて語るとき僕の語ること』は面白かったです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年3月15日 (火) 17:52
カンアオイの写真は初めて拝見しました。
色が神秘的ですね。
沈丁花は、我が家も咲き始めています。
村上春樹はまだ読んだことがありません。
高村薫さんのものも見ていません。
村上さんは超有名人ですので、一冊ぐらいは
と思いながらなかなか・・・
短歌関係の本に偏りがちです。
と言いましても専門書を読むわけでは
ありません。
カルガモは長くお目にかかっていません。
投稿: matsubara | 2022年3月15日 (火) 20:11
★多摩NTの住人さま
早速にコメントいただきありがとうございます。
何十年もためらっていたわけです。
こんなに面白かったとは。
今日は村上氏の随筆を読んでいます。
ここに2冊の本をご紹介くださいました。
メモしました。
これを機にいろいろ読みたいと思います。
投稿: tona | 2022年3月15日 (火) 20:17
★matsubaraさま
カンアオイは面白い花ですね。
家にあるのにまだ1回しか咲かないのです。下手ですね。
イペーなのですが、1本は家の中、外に1本、鉢なのでいよいよ地植えにしようと思っています。移植に失敗しなければと思います。
matsubaraさまもこの作家たちまだでしたか。
ちょっと安心したりしています。
私は歌の方は作れないので鑑賞だけです。
カルガモは多摩川で池で小川とどこにもいますね。こんなに人から逃げないカルガモは初めてです。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月15日 (火) 20:24
そうなのですよ~。
Saas-Feeの風は風邪をひき易くて、風邪にかかると長く、
3ヶ月くらいはゴホゴホするのですが
新型コロナウイルス騒ぎとなってからは
一度も風邪に罹りません。
外出すると手洗い、うがいの励行
マスクは必携ですしね。
やはりそういうことの効果が大なのでしょう。
カンアヤメは知っていますがカンアオイについては
まったく知見がありません。
花よりも葉を愉しむようですね。
村上春樹さんの著作では“色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年”を
脊柱管狭窄症手術で入院したときに読みました。
ノーベル賞候補に挙がっていましたが
なかなか受賞できませんね。
ご本人は賞に興味なしと仰っているとか。
2017年に受賞したカズオ・イシグロ氏は
Saas-Feeの風の従弟のいとこになります。
Saas-Feeの風にはまったく関係無いかたですけどね。
投稿: Saas-Feeの風 | 2022年3月15日 (火) 22:25
★Saas-Feeの風さま
やっぱりですか、我が意を得たりという感ありです。
風邪引きの大家で長くて1ヶ月も風邪引き状態です。1回インフルエンザの注射をする前にモロッコに行ってしまい、帰ってきてから3回もインフルエンザに罹ったのには我ながら呆れてしまいました。この3年、ことに冬は憂鬱ではありますが、風邪引かないのがこんなに快適とは。もう一生風邪引きたくないです。
カンアオイの花はめくらないと見えないくらいで、しかもじみな紫で花らしく見えないという、まさに葉を愉しみますね。
読まれた村上作品をメモしました。彼の作品の題名はユニークですね。
カズオ・イシグロ氏がご親戚とは!
『日の名残り』を映画で2度観ただけで、まだ本には辿り着けません。
ノーベル賞作家の大江健三郎は難しそうで1冊も読んでいません。川端康成はそこそこに。夫の弟のお嫁さんの親戚で、結婚式に川端氏に会いました。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月16日 (水) 09:14
高村薫は、私も解りにくい作品があって今は読まなくなりました。
理屈っぽい、その理屈が分からないのでした。
投稿: 佐平次 | 2022年3月16日 (水) 09:45
こんにちは
冬場のマスクは、コロナ前でもたまにしていました。
過去に冷たーい向かい風を受け続けながら歩いて風邪を引き、
気管支炎にまで進んで辛い思いをしたことがあって以来。
寒風から気道を守って適度な湿り気も与えてくれるマスクは
なかなか優れものだと思います。もちろん風邪、インフル、コロナ予防にも。
国分寺のカンアオイは鉢植えで見やすくて良さそうですね。
いちども出会ったことないのですが、この不思議な花、
一度は直に見てみたい気もします。
逃げないカルガモ2羽。よほど人慣れして安心しているのかしら。
私が出会ったカルガモたちは、遠く離れていても逃げていく
子たちばかりでした。10分動くかなと待たれたんですね(^^)
高村薫さんの作品は読んだことなく、村上春樹さんの作品も、
ノルウェーの森で挫折して以来手に取ったこと無しです~
tonaさんは果敢に挑戦されたのですね。「1Q84」はタイトルだけ。
文庫本で6冊もの長編なのですか。うゎ~
私はやっぱり自分の好みの小説だけに流れそうです。
投稿: ポージィ | 2022年3月16日 (水) 11:05
★佐平次さま
佐平次さんもそうだったのですか。
「レディ・ジョーカー」はもう読まないつもりになっていました。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月16日 (水) 13:45
★ポージィさま
こんにちは♪
冬場のマスク、大切だったのですね。混んでいる電車などで風邪菌をたくさん吸い込んでいたのです。今年は風邪引かない、大したものだとふんぞり返っていたら春に差し掛かって引くのですから、風邪と縁のない年は今までなかったです。赤ん坊から幼児の頃は肺炎に何度もかかっていたそうです。
このお寺のカンアオイは必ず毎年咲いています。上手なんですね。めくらなくても見られるのが鑑賞にいいです。
カルガモは結構遠くから出ないと撮影できませんよね。この2羽は珍しいです。黒眼と白眼を繰り返していたのには笑えました。
「ノルウェーの森」挫折されましたか。私もきっとそうなると思いますので他から攻めます。
作家がそれこそものすごくたくさんいますから、読みたくないのはすぐ途中でもやめます。年間100冊も読めない年もあります。暇な生活を送っているのにね。電車通勤ですとかなり読めるのですが。
読書はいろいろな人生を一緒に体験できるのがいいです。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月16日 (水) 13:59
tonaさん、こんにちは~♪
カンアオイ、お花の名前を聞くのも拝見するのも初めてです。
アオイの仲間は夏に咲くものと思っていましたが、
冬に咲くアオイもあるのですね。
お花の色もダークで渋いですね。
沈丁花は我が家にも、大きな木があったのですが、
30年を過ぎた頃から衰え始め、枯れてしまいました。
香りで春を感じられる花ですね。
お鷹の道、聞いたことがあります。
お蔦さんとはお蔦、主税のお蔦さんのことですか?
村上春樹を知ったのは40歳頃、「ノルウエーの森を読んでからですが、
あれほど感動した作家さんの作品が、短編を読むようになって
あまり魅力を感じなくなりました。
長編は好きでしたが、『1Q84』はまだ読んでいません。
長編はちょっと荷が重くなりましたが、読んでみるのも良いかもしれませんね。
投稿: hiro | 2022年3月16日 (水) 17:08
どちらも読んでいます。
高村薫の「リヴィエラを撃て」を読んだ時には
日本女性にもこんなハードボイルドを書く人が現れたかと驚いたものです。
「1Q84」は発売されたその日に読みました。
こちらに感想を書いていますが、この人の新刊は楽しみにしている人も多いでしょうから、ネタバレするわけにはいかず、印象のみです。
何の参考にもならないかもしれませんが…
https://blog.goo.ne.jp/franny0330/e/c80b29705d5c6d58f791bf21c23c45c3
投稿: zooey | 2022年3月17日 (木) 08:15
★hiroさま
こんにちは♪
カンアオイもいろいろ種類があるらしく、この辺りのは多摩のカンアオイと呼ばれるものが多いみたいです。でも確かなこともわかりません。
お鷹の道は家の近所で名水100選に選ばれた場所がありますが、水量も減って(マンションが出来たので)その名にふさわしくなくなってきました。
お蔦・主税のことはこの辺りに関係あるかどうかを知りませんでした。
hiroさんは『ノルウェイの森』を読まれたのですか。私もそのうち読もうかしら。
『1Q84』は面白い部に入りました。
その他『海辺のカフカ』とか『ねじまき鳥クロニクル』『騎士団長殺し』などもありますね。
長編読める元気が続く間に。いつまで続くかしら??
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月17日 (木) 08:54
★zooeyさま
『リヴィエラを撃て』『レディ・ジョーカー』などいつか読もうと思っていますが果たして。
『1Q84』を発売されたその日1日半くらいで読んでしまったのですね。その時はまだBOOK3は出版されてなかったのですね。この部分はもう小説の山を越えて1.2よりちょっと刺激に乏しい感がありましたが、最近読んだ中で実に変わったぐいぐい引き込まれるものでした。こうなると他の長編が気になるところですが、果たして読めるでしょうか。
その後『雨天炎天』と『もし僕らのことばがウイスキーであったなら』、つまり、ギリシャ・トルコ、スコットランド・アイラ島とアイルランド紀行を読み終えました。
今は太宰治です。
感想文のご紹介ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月17日 (木) 09:11
カンアオイ、初めてのお花です
色も形も独特ですね。
マスクはうっとおしいですがその効能は
風邪やインフルエンザが流行らない事からも
実証されますね。
村上春樹、あれだけ皆に騒がれる作家さんなのだから
きっと素晴らしいのでしょう
でも私はずっと昔「ノルウェイの森」を読んで
この人は私には合わないと…
以来春樹ワールドとは縁がありません。
高村薫も「マークスの山」「照柿」で挫折しました。
私が敬遠する二人をきちんと読みこなしていらっしゃるtonaさんは
やっぱりすごいなと思ってしまいました。
投稿: ビオラ | 2022年3月18日 (金) 13:30
tonaさんへ
今日は。6日で「1Q84」の文庫本を6冊とは、tonaさんの集中力は凄いです。私も2年前に連続して読みましたが、約20日かかりました。じっくり読んだ筈なのに、内容はすっかり忘れています。😅
高村薫も読書記録を見たら、「マークスの山」をはじめ、いろいろ読んでいました。内容は何も思い出せず、暇潰しに読んだようです。村上春樹にも高村薫にも、再読した本は無いので、私が好きな作家とは言えないかもしれません。
投稿: shikamasonjin | 2022年3月18日 (金) 16:41
★ビオラさま
カンアオイ、とてもユニークな花ですね。
我が家のは最近一向に咲く様子を見せません。育て方が下手なので我ながらがっかりです。
3年間風邪を引きませんでしたが、マスクは冬を過ぎるととても苦しくなりますね。18度の日でしたか、外したくなりました。
来年も冬はします。
「ノルウェイの森」は何だか読みにくそうとパラパラと見て感じて、大江健三郎と共に読まない作家になっていました。友人がこの本は読めるわよと言ったので読んだらすいすいでした。変わっていたのでこれはまあまあでした。次は何を読むか?いつになるかは未定です。
高村薫も次はもう読む予定がありません。ですから全然ダメな私ですよ。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月18日 (金) 20:01
★shikamasonjin さま
こんばんは。
読まれたのですね。
私はもっと早く内容を忘れると思います。
最近ひどくなりました。
若い頃同じ本を買ってきたこともありました。しばらく読んで気が付いて。恥ずかしいです。
高村薫も「レディー・ジョーカー」などが有名ですから次はと思いましたが、今はもう結構です。
『火の山ー山猿記』は図書館にありませんでした。そのうち図書館にリクエストしようと思います。都立中央図書館辺りからくると思います。それで太宰治の『ヴィヨンの妻』を読みました。太宰は昔全部揃えて読みましたがやはり忘れていました。
いろいろご本を紹介していただいていますが後を追えません。まあ、楽しみがずっと続くことを想うといいですね。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年3月18日 (金) 20:10
この3連休は暖かくなりいい天気でお彼岸や観光地の人出は結構凄かったですね!ついに関東にも桜の便りが入ってきました!しかし明日は何と雪で最高気温が5度の予報で一挙冬に逆戻り・・!その後はまた20度超と気温に戻るようで、三寒四温とはいえビックリしちゃいますね。エレベーターのような気温変化で体調を崩さぬようお気をつけ下さい。来週末はいよいよ桜満開で本格的な春爛漫となっていそうです。
投稿: ローリングウエスト | 2022年3月21日 (月) 22:19
★ローリングウエストさま
ありがとうございます。
まだ感染者は多いものの、今日からまん延防止等重点措置がとけてまた空いている電車に乗れそうです。
この気温差ついていけなくなりました。日替わりで着るものを変えていかなくては。
でも来週はあちらこちらで桜満開ですね。
桜を愛でなければ、本格的春を味わえません。
投稿: tona | 2022年3月22日 (火) 08:31