イペーの花が咲きました
イペーはブラジルの国花と言われ(正式には国花とする法案は成立していないそうだ)、桜と同様に花が咲き終ってから葉が出てくるという特徴があり、大きな木になって黄色い花は一ヶ月ほど咲き続けるとのこと。
ノウゼンカズラ科で別名「コガネノウゼン」や「キバナノウゼン」とも呼ばれ、英名は「ゴールデン・トランペット・ツリー」で黄色いトランペットのような花。
ブロ友のSaas-Feeの風さんからブロ友のmatsubaraさんへ送られたイペーの種子。そのmatsubaraさんから送られた来たのが2018年。
その種子を蒔いたのが2018年5月12日で双葉が発芽したのが1週間後の5月19日。本葉が出たのが5月30日。3種類の種子のうち1種類2本だけ育ちました。
種子はオブラートに包まれたような扁平ので茶色。発芽するまで綿のようなものの上に水に浸しながらやった記憶だけで、その後花が咲くまで写真に撮っていなかったのが悔やまれます。まさか咲くとは夢にも思いませんでした。
蒔いてから4年、その間どんどん伸びて、茎は直径2㎝にもならないのに170cmの高さになりました。手を広げたような葉が毎年出ては枯れて春になるとまた葉をつけていました。
耐寒性がないということで植木鉢で育ててきましたが、重いのでこの冬、一鉢は室内、一鉢は屋外へ。
室内に入れていた方の茎の天辺にキウイフルーツのような色の細い4つの集まりが見えたのでしたがそれが突然開いたのが花でした。
蕾の写真さえ撮っていなくて(涙)
4月14日(木)に十字にかたまっていた一つが咲きました。
そして本日17日(日)残りの対角の二輪が咲きました。
もう最初に咲いたのは曲がってうなだれてきました。

80歳を過ぎた老夫婦ですから生きている間は咲いたのを見られないだろうと思っていました。ブラジルの桜とも呼ばれるくらい桜のように樹高が5m以上にもなる姿をネットで見て諦めていました。ですので今年も葉が出て来るみたいと見ていた天辺の塊が突然花となって開いていてびっくり仰天。
他には蕾はなさそうで、葉が出始めてきました。花は甘い香りがします。
わー、生きているうちに花が見られたと大感動。
御二方にお礼申し上げます。有難うございました。
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コメント
わー、すごいです。
パチパチパチ。
我が家は葉は全部落ちてみじめな姿です。
今確認してみますと、先に芽らしいものが
ありました。
これが咲いてくれるとよいのですが。
生きている間に見られるのかしらと
心配していましたが、希望が持てます。
毎年冬は室内に入れていました。
肥料はたくさん与えられたのてしょうか。
私は水だけでしたので、今年はダメかもしれないです。
肥料を与えなくても背丈まで伸びています。
投稿: matsubara | 2022年4月18日 (月) 08:16
★matsubaraさま
ありがとうございました。
これもそれも種子を送っていただいたお陰です。
最近あまり感動のない日々でしたが、思いがけずこの年になって嬉しい気持ちでいっぱいです。
matsubara家のもその先端のが蕾かもしれません。楽しみですね。
室内で冬の間は液肥をあげていました。
固形肥料も置いています。
投稿: tona | 2022年4月18日 (月) 09:12
好かったですねえ~。
うれしいですよ。
イペー普及に関わっておられる皆さんもお喜びになっています。
“黄色い桜”と言われています。
これからも春に花を見せてもらえますね。
大切に育ててくださってありがとうございました。
投稿: Saas-Feeの風 | 2022年4月18日 (月) 10:23
こんにちは
わー 良かったですね! おめでとうございます。
種から育てられて4年。ついに咲いたのですもの、嬉しいですね♪
初めて拝見しました。ブラジルの桜といわれ、国花とも親しまれている
花木なのですね。大きな木が一面黄色の花を咲かせている様子を
想像しました。華やかでしょうね。
ノウゼンカズラ科とのこと、咲いたお花を拝見すると納得感です。
この後葉が出てくるのですね。
投稿: ポージィ | 2022年4月18日 (月) 11:54
★Saas-Feeの風さま
本当にありがとうございました。
実は生きているうちは花が見られないのじゃないかと思い込んでいました。
あまりにも突然のこと!気が付いたら黄色い花が・・・だったのです。
ですから蕾さえ、開いてない状態の葉と思っていたのです
今日葉が開き始めました。。
木曜日に咲いた最初の一輪が本日落ちました。食器に水をはってまた見ております。
来年も咲くのでしょうね。期待しています。
投稿: tona | 2022年4月18日 (月) 16:09
★ポージィさま
こんにちは。
ありがとうございます。
園芸が比較的下手な我が家、それでも可愛がっていますと報われました。
生きているうちに見られました。それが何よりです。
発芽した段階から、もうブラジルで咲いている大木の真っ黄色な花をネットで見まして、これは無理と思ってしまいました。
こんなにひょろりと背丈だけ高くなった痩せた茎の天辺にまさかの花でした。
もう切ってしまいましたけれども、ついこの間まで咲いていたノウゼンカズラに似ています。
今日5枚の葉が人間の手のように広げた状態に広がりました。まだ小さいですが。他の葉もドンドン全部で6ヶ所しかないですが大きく展開していくようです。
投稿: tona | 2022年4月18日 (月) 16:20
tonaさん、こんにちは~♪
イペーの花、綺麗ですね。
原産国と栽培環境が異なる中、よく咲かせられましたね。
ノウゼンカズラ科のお花だそうですが、確かに面影がありますね。
1月に寄でロウバイの種を拾ってきて蒔きましたが、
そのとき、tonaさんと同じようなことを考えました。
生きている間お花が見られるかどうかと……。
それだけに咲いたお花を見た時の感動は大きかったでしょうね。
地球温暖化で、植物の適応能力が変わっているそうです。
近い将来、東京や横浜の公園で、イペーが普通に育ち、
イペー並木の下を歩けるようになったら良いなぁ~と思います。
投稿: hiro | 2022年4月18日 (月) 17:07
こんにちは。これは見事な開花でしたね。おめでとうございます。香りがあるのも嬉しいですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年4月18日 (月) 18:50
イペー、初めて聴いた名前だったので検索しました。
ブラジルの国花なのですね、確かにノウゼンカズラの花と似てますね。
桜と同じように、咲いてから葉が出るのですね。
ブログ仲間から戴いた種子を蒔いて育てて丸4年、生きてる内は花が観られないと思ってたのが
思いがけずに観られたのは嬉しいですね。
tonaさんは花を育てるの上手です。
我が家からもtona家に嫁に出したジャーマンアイリスが増えて花も咲かせて楽しんでるのですから。
投稿: ラッシーママ | 2022年4月18日 (月) 19:50
よかったですねえ!
イペーの花、沖縄で昔見ました。
大きな木に咲く黄色の花って、私はミモザくらいしか知らないので新鮮でした。
東京で咲いている所はないのかしらねえ?
ジャカランダやディエゴなどの南国の木の花も
都心で見かけてびっくりしたことがあるので
イペーの花も探してみます。
投稿: zooey | 2022年4月19日 (火) 07:51
★hiroさま
こんにちは♪
沖縄や九州の暖かい地方では咲いているそうなのです。
何しろ我が家の方は寒いので、ずっと家の中に冬は入れていましたけれども、植木鉢が大きくなるにつれ、出し入れが困難になってこの冬は一鉢は外へ出したままでしたが、そちらは一向に芽生えません。もしかして枯れてしまったのか。
凄く伸びていきますので、短く剪定して楽しむ方法もあるとネットで見ましたのでそうしたいところですが、それもなかなかダメになったらと心配です。
ロウバイ、育つといいですね。我が家はやっと咲いたと思ったら(苗を買ったのですが)家が縄張りのヒヨドリが全部食べてしまうのです。一部ビニールを被せて咲いたのを切って家の中で鑑賞しています。
そうですね、地球温暖化でこちらでイペーが街路に咲く日が来るかもしれませんね。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年4月19日 (火) 09:22
★多摩NTの住人さま
こんにちは。
ありがとうございます。
育てるのが下手でもこう言うことがあるのですね。
嬉しかったです。
蕊は中の方にあるらしく見えません。
昨日最初のが落下しましたので覗いたら雄蕊が4本?とめしべが1本見えました。
今器の中で鑑賞していますのでもう少ししたら裂いて見てみようかと思っています。
投稿: tona | 2022年4月19日 (火) 09:28
★ラッシーママさま
私もジャカランダは見たことがあるのですが、イペーは4年前初めて聞きました。
もう葉が開いてきました。
あの桜のような大きさになるまで咲かないのかと勝手に思っていまして(情報があまりないので)、生きている間は無理なんだと思い込んで、途中経過も撮らずにいました。
こういうことってすごく嬉しいですね。
あまり上手な方とは思っていなかったですが、ジャーマンアイリスは我が家に適していたようです。昨年まで2本が3本になったと思っていましたら大小合わせて13もあったので今年は少し離して植えなおします。
あちソテツとハマユウも種子から成功しました。
ところがブラッシの木は3回買いましたがダメでした。よっぽど合わなかったのですね。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年4月19日 (火) 09:38
★zooeyさま
ありがとうございます。
まあ!沖縄でご覧になったのですか。
黄色いのと言えば、ミモザやキングサリが目立ちますね。
これも木一杯に咲いたら凄いですね。
ジャカランダは東京にもありますか。
ディエゴはどこかで見かけました。
もしイペーを見かけましたら教えてください。
投稿: tona | 2022年4月19日 (火) 09:42
甘い匂いですか。南国なんですね。
一見カボチャの花にも似てるようです。
月下美人の花が咲いたのを喜んでいた亡妻を思い出しました。
投稿: 佐平次 | 2022年4月19日 (火) 10:14
★佐平次さま
ホント、ホント。カボチャの花にそっくりです!
全然気が付きませんでした。
亡き奥様は月下美人を喜んでいらしたのですね。私は1度しか見たことがありません。
花が咲くって何でも嬉しいですが、今回は大喜びであります。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年4月19日 (火) 20:37
tonaさんへ
今日は。種から発芽した実生苗木を育て花を咲かせるのは至難の技ですが、しかもブラジル原産のイペーとあっては素晴らしいです。拍手喝采です。👏
大事に育ててもらったtonaさんへの「イペーの恩返し」ですね。珍しいものを見せてもらい、ありがとうございました。
投稿: shikamasonjin | 2022年4月21日 (木) 11:53
★shikamasonjinさま
こんにちは。
盛大なる!拍手をありがとうございました。
咲いたのと二重に嬉しです。
今までソテツとハマユウが成功しました。
ところがいずれも暖かい地域ので越冬が至難の技です。
ソテツはかなり大きくなったのですがもう部屋に入れられなくなって、温室もないし、捨てました。悲しい別れでした。
ハマユウはこの冬ビニールをかけて外に置きましたが、どうやら生き残りました。
と余計なことを書きました。
まだ3つ残っている花を毎日愛でております。
投稿: tona | 2022年4月21日 (木) 14:14