中山道27 軽井沢駅~軽井沢宿~碓氷峠~坂本宿~横川駅(1)
10/22(土)晴・雲多し。気温が下がって、ヒルもいないのじゃないか、峠越えの時のいつもの助っ人さんも手があいているということで、いよいよ碓氷峠を越えることになりました。前回横川から安中までは先に歩いています。
高崎から「はくたか551号」に乗り、7時半過ぎに軽井沢駅に着き、タクシーが混んでいて、歩いて前回の六本辻に着いたのが8時だった。
軽井沢駅の手前で浅間山が見えた。
六本辻。
しばらく歩くと旧軽沢銀座に入る。ここが軽井沢宿の京方見附だ。
●軽井沢宿(18番目)。本陣1軒、脇本陣4軒、旅籠21軒。水掛宿から4.5㎞、坂本宿まで11.7㎞。
中山道でも難所の碓氷峠を控えて、六十九次の中で最も栄えた。宿の長さは511mだそうだ。
軽井沢教会はあの近江兄弟社のヴォーリズの設計で、軽井沢に他にも設計した建物がある。毎年夏、軽井沢で過ごしたそうだ。
今は遺構はないが、脇本陣江戸屋はカフェとなっており、本陣はショッピングモール、チャーチ・ストリートとなっていた。
神宮寺に寄る。
宝篋印塔(寛政7年)は5mあり、枝垂れ桜は樹齢400年だそうだ。春も遅く咲くのでしょうか。
つるや旅館。江戸時代はは茶屋だった。芥川龍之介、堀辰雄などが宿泊したそうだ。
天保14年(1843)建立の芭蕉句碑。野ざらし紀行のなかの「馬をさへ ながむる雪の あした哉」
ショー記念礼拝堂。カナダ人の宣教師ショーがこの地に別荘をたてたことから、避暑の軽井沢発祥の地となった。
ショーハウス。
明治21年大塚山に建てられた別荘は昭和のはじめ軽井沢教会の敷地に移築され、昭和61年ここに復元された。外観は日本民家風、内装は西洋風。
そのすぐ先に大きな岩石に上信越高原国立公園・碓氷峠の文字が。ここでヒル対策の服装に整え、「昼(ヒル)下がりのジョニー」を吹きかける。8時50分、峠に向かって歩き始める。峠まで2.9㎞。
旧道と遊覧歩道の分岐にきた。旧道は荒れているそうで遊覧歩道を行く(ただし距離は長い)。ここから峠(県境)まで2.5㎞とある。
10時に峠に到着。まず碓氷峠見晴台へ。956m。長野県と群馬県の県境。信州からいよいよ上州へ入る。と言っても実際には前回上州に足を突っ込んでいるのですが。県境を見るのは楽しいもの。前回の岐阜と長野の県境を跨いだのが懐かしく遥か昔のようだ。コロナで出られなくなったり冬を迎えたりで木曽路と信濃路の長かったこと!
タゴールの像。アジアで初めてノーベル文学賞を受けたタゴールにとって軽井沢は尽きることのない泉となった。
茶屋の力餅は行列なので持ってきたどら焼きを食べる。峠を降りる途中のお店には2時頃到着予定なので。
熊野神社へ。長野県側は熊野皇大神社、群馬県側が熊野神社である。
神社は県境にあり、石段の真ん中がそうだ。
結婚式の参列者やたくさんの犬がいたりで大変な混雑ぶりでした。
この後は碓氷峠を坂本宿まで13㎞下ります。全部で峠越えは約16㎞になります。
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コメント
こんにちは。軽井沢は良いですね。30年ほど通っていましたが先年住み処を手放したので今は思い出の地です。浅間山は先日初冠雪でしたね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年10月30日 (日) 19:44
軽井沢の京方見附では人影が遠方に見えるのみですね。
夏には人の流れが途絶えることの無い場所ではないのかなと思いました。
軽井沢には独身時代に上司の別荘に行って泊まったのみ
その後は一度も行ったことがありません。
テレビの旅番組などで歴史や文化について知る程度です。
軽井沢の広場に設置された街角ピアノの様子を
NHKテレビで何度も観ましたよ。
それくらいですねえ、軽井沢については・・・。
神社の狛犬にはちょっとびっくりしました。
このような姿の狛犬を見るのは初めてですから。
投稿: Saas-Feeの風 | 2022年10月30日 (日) 21:27
こんばんは。
軽井沢は宿場町と意識することがありませんでした。でも、そうなんですね。
コロナ少し前に、牧場まで散策し、通りましたが、昔の賑わいが嘘のようにさびれてました。
本陣が喫茶店なんですね。
何だかほかの宿場町と違う。
神宮寺の紅葉が綺麗。
熊野神社の狛犬が蛙みたいですね。
年を経て削られたのかな。
碓氷峠の見晴らし台からの景色が素晴らしいです。
軽井沢駅からここまでなら歩けるかしら?
投稿: ☆銀河☆ | 2022年10月31日 (月) 00:19
★多摩NTの住人さま
こんにちは。
浅間山の冠雪を見ましたが美しかったです。
まあ、軽井沢に毎年お家に滞在されていらしたのですね。それでは周り全部お詳しいことでしょう。
私はその前軽井沢に着いた時に歩いていて野草が目についた中でオイランソウがまだ立派にたくさん咲いているのに感動しました。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年10月31日 (月) 09:06
★Saas-Feeの風さま
こんにちは。
8時頃でしたのであまり人影がなかったのだと思います。
ところが途中の朝食を提供するカフェには若い男女で外側の席も満席でした。若い人は今頃何しに来ているのかしらと思いました。みんな車なのでしょうね。
ご上司の別荘に泊まられたですね。軽井沢の別荘と言うと、つい、殺人事件の起きる推理小説に気が行ってしまいます。
私は軽井沢は追分の学校の寮だけで、別荘は浅間山への登山で浅間山のあちら側の別荘に泊ったのが1度だけです。
広場に街角ピアノがあるのですか。見たことがありません。素敵ですね。弾く方がたくさんいそうな軽井沢です。
この狛犬、顔もわからず形も潰れたような感じで変わっています。古いですものね。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年10月31日 (月) 09:18
★☆銀河☆さま
こんにちは。
夜遅くまでお元気ですね。
軽井沢は宿場町の面影はないのです。
というのも馬籠・妻籠・奈良井などと違って近世の遺産を保存する宿と違って、別荘の出現で江戸時代と宿を捨てたのだそうですから。宿の遺構もほとんどなく、案内表示もありません。
1000m地帯はもうこの時期紅葉がきれいでした。
熊野神社の狛犬、仰る通り蛙みたいですね。
色々見ましたがこんなにつぶれた感じのは初めてでした。
はい、碓氷峠までは軽井沢の駅から楽勝です。この後の峠を降りるところから横川までが長いのですよ。
空気が冷たくなって、しかもまだ凍らないうちにいきますと、峠からの眺望がすばらしいです!
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年10月31日 (月) 09:31
軽井沢はいつもの街道となんだか違う世界のような雰囲気ですね。
室町の狛犬はかえってモダン、現代彫刻のようです。
投稿: 佐平次 | 2022年10月31日 (月) 10:23
こんにちは
5年半前(もうそんなに!?)に行った軽井沢の旅を
懐かしく思い出しながら拝見しました。
私たちが訪れた場所とところどころ重なっていましたので。
軽井沢、もう一遍行きたいです。
とはいえ、私達が行った時は、中山道の「軽井沢宿」があった
ということは全く意識にも上らないままでの訪問でしたし、
行っていない所も多々ですし、新たにいろいろ知ることができました。
紅葉が綺麗ですですね! 碓氷峠からは周囲の山々も
はるかに見渡すことができ、すてきな秋の軽井沢宿と
なられましたね。
投稿: ポージィ | 2022年10月31日 (月) 10:42
★佐平次さま
軽井沢宿は江戸時代の遺物は何もなくて、別荘になってからの通りがこんな立派に舗装されたようです。上にも書きましたように軽井沢は衰退して、江戸時代と宿を捨てて、別荘の出現で現在の道を辿り観光地として賑わっているとのことでした。ですから訪れる人はかつて中山道だったことを知らないとのこと。
追分にいますと中山道と北国街道の分岐点があるので意識できるのですが。
室町時代の狛犬をモダンと評された佐平次さんは結構審美眼をお持ちとお見受けします。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年10月31日 (月) 16:37
★ポージィさま
こんにちは。
私から言わせれば5年半前というのも最近ということになります。色々見せていただきましたね。今回の出発点は雲場の池に近いです。
全く昔ここが中山道であったという事は知られていないようですね。
私も今回追分から初めて軽井沢の中山道を歩いて、昔草ぼうぼうの凄い写真見ましたので信じられない思いでした。寂しい道を旅人は歩いていたのだと現在の軽井沢とギャップが激しすぎて信じられない思いです。
碓氷峠の名前は有名ですが、いつもトンネルの中(つまり車で行ったことがない)、峠の景色が美しいことを知りませんでした。紅葉の季節で山がきれいに見えたのが今回は長くあるいた褒美といったところです。何しろずっとこれらの山を見ることが出来なかったのですから。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年10月31日 (月) 16:48
中山道歩き、気持ちよさそう!紅葉も色づいてきましたね。ここ数日は安定した気持ち良い青空、秋の快晴が続きました。10月も明日で終わり・・、寒暖差の激しい月でしたが、11月からは冷える日も続き確実に冬に向かっていきます。5回目ワクチンの接種券も来て、インフルエンザ予防注射もしなきゃ・。お互いに健康管理に努めてまいりましょう。
投稿: ローリングウエスト | 2022年10月31日 (月) 19:02
★ ローリングウエストさま
今日から11月、天候が安定する月ですね。
山も良く見えますし、寒いけれども歩くのにはちょど良い季節。温暖化で世界中で酷い夏から初秋でした。
碓氷峠は下を潜っても実際峠は初めてでして、こんな素敵な山々が見えるとは感動しました。
そろそろワクチンも発送されたと市報にありましたので首を長くして待っています。
昨日したインフルのワクチンが打った個所がまだ痛いです。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月 1日 (火) 09:10
秋の軽井沢を堪能されてよかったですね。
私たちは軽井沢は夏に行きましたので
あまり風情はなかったです。
それに観光地をよく調べもせず出かけました
ので、有名人別荘を垣間見ることはありませんでした。
小さな美術館があり寄りましたが、
あまり記憶にありません。
投稿: matsubara | 2022年11月 1日 (火) 09:18
tonaさんへ
今日は。いよいよ碓氷峠越えですね。軽井沢には雲場の池近くに会社の保養所があり、高崎に住んでいた時分はそこを基地にしてあちこち回りました。
大きなきのこは切り株に発生しといるようですが、ベッコウタケ?、かもしれません。ヤマヒル対策もばっちりで、紅葉の美しい碓氷峠越えを存分に楽しまれたご様子、中仙道の難所のクリア、おめでとうございます。
投稿: 色麻村人 | 2022年11月 1日 (火) 15:32
こんにちは。碓氷峠というと“人間の証明”を思い出します。西城八十の『母さん僕のあの帽子どうしたでしょうね 夏 碓氷から霧積に行く道で渓谷に落としたあの麦わら帽子ですよ』でした。霧積温泉は街道筋ではなかったですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年11月 1日 (火) 15:50
★matsubaraさま
私も軽井沢の方は一度バスツアーで歩いただけした。追分は詳しかったのですが、今は忘れました。
素敵な別荘がありましたが、今はもう帰った後の家が多かったです。
紅葉は今が一番きれいです。
夏や初秋は若い人が多いですね。一つの文化を形成しているようです。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月 1日 (火) 19:23
★色麻村人さま
こんばんは。
雲場の池に保養所があった何て良かったですね。今回の出発地点がこの池のそばでした。
ベッコウタケありがとうございます。
大山街道を歩いた時に一度教えていただいていました。
ヤマヒル対策はきちんとしたつもりですが、どうやらこの日はいなかったような気がしました。朝は気温が13度でしたか。多分20度以下だったと思われます。
この時期が紅葉が美しいのですね。
この後の下りが長くて足に来ました。
でも山々がこんなにたくさん見えて嬉しかったです。妙義山は途中を回っただけですがあとの二つは登りました。懐かしく山姿をよそから見たのです。
最後の難関をクリア出来まして、応援のお陰でして、ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月 1日 (火) 19:42
★多摩NTの住人さま
こんばんは。
森村誠一の『人間の証明』の霧積温泉と麦わら帽子、思い出しますね。
調べましたら碓氷峠を下った坂本宿の辺りらしいです。
でも今回歩いた限りでは坂本あたりには渓谷が見当たらなかったのです。
温泉街もなく1軒のみあるということです。
私はてっきり軽井沢の奥の方かと思い込んでいました。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月 1日 (火) 19:49
軽井沢は紅葉も始まって歩くには良い季節のようですね
軽井沢が宿場町だった面影がないのは江戸の面影を捨てて
別荘地としての発展へ舵を切ったからなのですね。
夏の賑わいも今は落ち着きしっとりとした風情が少しだけ当時を思わせているでしょうか
ヒル対策もバッチリとようやく立つことができた碓氷峠からの眺めはひとしおだったことでしょう。
投稿: ビオラ | 2022年11月 1日 (火) 22:56
★ビオラさま
軽井沢はこの時が一番紅葉真っ盛りだったのですね。
あの有名なカラマツの黄葉は何故か見つかりませんでした。
別荘地となったため宿場町を捨てたと書いてありましたので、なるほど何も遺構が残っていないのが頷けました。
追分も、軽井沢もレンガ敷きできれいでした。沓掛宿(中軽井沢)は何もないような印象です。
碓氷峠の眺めは最近では感動ものでした。
ヒルは一度中山道でやられたので、まっぴらごめんです。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月 2日 (水) 10:28
紅葉真っ盛りの良い時期に歩かれましたね。
碓氷峠見晴台の956mが長野県と群馬県の県境で
熊野神社も県境にあって石段の真ん中が県境とは面白いです。
皆さんも書いてますが狛犬がガマガエルそっくりで、狛犬と説明が無ければガマガエルかと思う人が多いでしょうね。
投稿: ラッシーママ | 2022年11月 2日 (水) 12:33
★ラッシーママさま
標高が1000メートルですと10月下旬に紅葉するのですね。
群馬県に降りたらまだ紅葉はそれほど進んでいませんでした。
県境は東海道の時は感じませんでしたが静岡県が長かったです。中山道は長野県が長くて県境がはっきりと示してあって、滋賀県側と群馬県側を意識しました。
本当にこの狛犬は蛙ですね。
狛犬には鹿やキツネなどいろいろありましたが、これには蛙と書いてありませんでした。ただ室町時代という古い時代ものにはなかなかお目にかかれません。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月 2日 (水) 14:34
軽井沢を中仙道の宿場町と意識したことはありませんでした。
そうした過去を捨てて、別荘地として生き残ったのですねえ。
宣教師ショーが別荘を建てたのが始まりということですが
その頃は別荘といってもインフラはなくて
大変だったでしょうね?
朝吹登美子が昭和の初めの頃の軽井沢で過ごした子供時代を書いていましたが
女中さんが毎朝川から水を汲んで運んでいたと。
そんなものなのでしょうね。
投稿: zooey | 2022年11月 3日 (木) 21:25
★zooeyさま
私は追分と縁があったのに軽井沢の方は宿場町ということを思ったことがなかったです。何しろ別荘ばかり鑑賞していたのですから。
別荘地に決める頃の写真を見ましたが、さびれていました。
初めて入植という事でその大変さが偲ばれます。
朝吹登美子さん、懐かしい名前が出てきました。『悲しみよこんにちは』などの翻訳を読んだ人。もの凄い家系でしたね。
私の母と同じ時代の方ですが、軽井沢の山荘ではそんな不便が強いられていたのですか。さもありなんですね。
面白いお話ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月 4日 (金) 08:52