日光街道11 上戸祭~徳次郎宿~大沢宿~上水無(2)
大沢宿に向かって石那田地区を歩いています。
またあった馬力神(神道系の馬頭観音)。
石那田八坂神社御仮屋。京都八坂神社の祇園祭の流れを汲む。
天王祭の際に繰り出す、6地区の彫刻屋台。彫刻師は日光東照宮関係の彫物棟梁や当代一流の名工だそうで立派な屋台のようだ。
積みわらとその向こうのりんご畑。この辺りはりんごの産地のようでお店がいくつか出ている。

松本バス停の先にお願い地蔵があった。
享保15年(1730)八代将軍吉宗公時代疫病が流行り、地元の人々が石仏(地蔵尊)を造って祀った。体の痛い所があれば石仏の同じところに赤い布を巻き祈願すると治ったことから 「お願い地蔵」 と呼ぶようになった。
三個の丸石のうち、一つを持ち上げて軽ければ願いが叶うとも言われ、占い地蔵とも呼ばれている。
真ん中の石を持ち上げて軽かったのでお願いが成就かな。
新渡(にわたり)神社では、あまり見られない拝殿から本殿が見えた。
参道口には文化7年(1810)の御神燈がある。 御神燈とは、神に供える灯火のことで、普通は職人や芸人などの家で縁起をかついで入り口につるした、提灯(ちようちん)のことを言う。しかしこのような御神燈は提灯と違うので光をどこに、そしてもれてくるのか、他に意味があるのかわからなかった。
神社斜め向こうに上小池の一里塚。31里目。南塚のみ現存。
山口の交差点の先から日光街道は、別れた二又の右に行くが、すぐ並木寄進碑がある。
徳川三代につかえた松平正綱が杉並木を植栽して東照宮に寄進した。今市市とあるが今は日光市だ。
ここから有名な日光杉並木が始まる。!!

●大沢宿(19番目)本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠41軒。徳次郎宿から9.6㎞、今市宿まで7.4㎞。
宿並は度重なる大家に見舞われ灰燼の帰して、何もなく、標識もない。
大沢の交差点でまた道は合流、すぐ先にあったのが王子神社。創建1200年で源頼朝が祭神。大沢宿の鎮守。
境内には推定樹齢240年の大イチョウがあった。鎌倉の倒れた大イチョウを思い起こす。
元文元年(1736)の石燈籠(左)と元禄12年(1699)の石燈籠(右)の古いものが見られる。
また杉並木に入ってきた。この辺りは並木は一段高くはなっていない。車も入れない。
大沢宿を出て水無地区に入り、並木が歩道より高くなって水無一里塚がある。32里目。特別史跡、特別天然記念物指定だ。
西塚。
東塚。
杉並木
地蔵堂があって、享保年代などの石像がたくさんあった。

旧道は交通止めになって、バイパスに出来た新しい上水無バス停より宇都宮駅へ。新幹線に乗り込んでいつものように大宮乗り換えで地元駅へ。
いつものお店で夕食。
お通しは栗のしらあえ、さつま揚げ入り筑前煮。
白エビの刺身、米なすのチーズ焼き、八角の塩焼き、骨煎餅、ほたてバターの炊き込みご飯のおにぎり。
白エビの刺身は美味しかった。八角は初めて。
お土産は大宮の「十万石饅頭」
帰宅は9時すぎだった。約48000歩でした。次回はゴールか。
(11回目終わり)
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コメント
こんにちは。稲藁の眺めは晩秋の景色ですね。日光街道の杉並木は良い雰囲気です。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年11月19日 (土) 17:08
★多摩NTの住人さま
コメントありがとうございます。
小さい頃疎開先で見たこの晩秋の景色、久しぶりのような気がします。
日光街道も最後の方で田園風景も杉並木もたっぷり見ることが出来て幸せな気分でした。
投稿: tona | 2022年11月19日 (土) 18:38
何年か前、日光の田母沢御用邸に行った時の
ことを思いだしました。
JR日光線に乗った時、ずっと杉並木の街道に
沿っていました。
幻日は大変珍しい現象ですね。
ラッキーでしたね。撮影もされて。
シロエビもおいしそう。
投稿: matsubara | 2022年11月19日 (土) 20:29
★matsubaraさま
おはようございます!
田母沢御用邸は私もちょっと見学した覚えがあります。主目的は日光植物園でした。
次回最後に日光からJRに乗りました。
暗くて外が見えませんでした。
幻日は聞いていたものの見る機会恵まれませんでしたが偶然で見られたのはラッキーでした。
白エビやその前にはニシンのお刺身を頂きましたが、とても美味しかったです。
あとあん肝をもう一度食べたいと思っています。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月20日 (日) 08:47
いよいよ次回はゴールでしょうか。
この距離をゴールまで12回で歩くとは!!
健脚に驚くとともに、歩きとおすという意志の強さに感嘆です。
私達はどこもちょびっとつまむだけですが、
それでも満足感が大きいので、歩きとおした時の感動は想像を越えます。
馬力神、初めて見ました!
投稿: ☆銀河☆ | 2022年11月20日 (日) 13:54
★☆銀河☆さま
はい、この間ゴールしました。記事が遅れています。
私と同じような年の人がこの3年間に登山をやめて、家にいたのが、近所8000歩を始めたら膝をやられて歩けなくなっているようです。
私は月2回ですが歩き過ぎると思うのですが、都から出ていけないときも近所の街道歩きや町一周などをしていましたので、今のところ膝などが痛くなることがなくて幸いです。
何しろ歩けなくなって家から出られなくなったり寝たっきりなったら(いつか来ますね)悲しいですが、それを遅らせたいです。
日光街道も終わりごろが田園風景、杉並木がいいですね。山も見えますし。
馬力神は馬頭観音の神式とは初めてこの街道で知りました。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月20日 (日) 19:22
こんにちは
街道筋もすっかり秋の色が濃くなってきていましたね。
刈り取られた稲が束ねられたもの、美しい穭田、刈り入れ前の
すっかり色付いた稲穂、といった秋の田園風景、時折目に入る紅葉、
たわわに実ったリンゴ、どれも心を豊かにしてくれる感じです。
美しい幻想的な幻日もご覧になれて良かったですね。
この区間は杉並木が多いのですね。車道より一段高くなった
歩道を歩ける場所は、安心感もありますし気分よく歩けそうに
思いました。
馬力神というのは全体としては珍しいでしょうか。
私は馬頭観音の存在しか知りませんでした。
投稿: ポージィ | 2022年11月21日 (月) 10:10
今回も48000歩いつもながらの健脚ぶり、すごい!ですね。
昔の面影を残す杉並木の街道、周りには当時の石像など多くのものが残っているんですね。
馬力神、街道筋を行き交った馬たちを祀る思いが観音様を越え神様となったのでしょうか。
「お願い地蔵」、石を持ち上げて想像したより軽かったら願いが叶うというのは
あちこちになりますよね。
叶って欲しいとの思いが軽く感じさせるのかも?
tonaさんも軽く感じられて良かったです(^^♪
幻日と言う珍しい光景も見られてラッキーでした。
投稿: ビオラ | 2022年11月21日 (月) 11:16
道端にある観音様やお地蔵様を探しながら歩く旅も心安らぎますね。昨日の関東は、久しく続いた爽やかな秋空も一服し、12月のような気温で冷たい雨になりました。今日はまた暖かいですが、もう10日もすれば師走入りですね。毎年この時期になると時の経過が早いなあ・・と実感します。コロナ・インフルの再拡大も懸念されますが体調管理を万全にして冬支度をして参りましょう。
投稿: ローリングウエスト | 2022年11月21日 (月) 13:29
★ポージィさま
こんにちは。
田舎の景色、時に秋は稲穂や積みわらとさらに穭田にたまにですから余計見入ってしまいます。東京では昨年歩いた1ヶ所しか知りません。空が広いです!
日光に近づくにつれて紅葉もきれいになってきました。
栃木県もリンゴの産地だったとは。苺のイメージしかなくて。
福島県のはリンゴ、モモも食べましたが。
重いので買うのはやめました。ちょっと重いと速度が遅くなるのです。
今までの街道では車道より高くなり並木も備わった街道は初めてです。いい気持ちですよ。
馬力神は宇都宮市に属する街道で3つ見ただけです。この後も注意してみたいと思いますが。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月21日 (月) 13:35
★ビオラさま
街道を歩くまでは石像の種類も知らなくて1から出発したわけです。
するとあることあること、地蔵様が一番多かったと思われます。
寺や神社や民間信仰など学ばなくてはならないことも多かったです。人もいろいろ出てきますがやはり有名人しか頭に入りませんでした。江戸時代の年号表を持って歩いています。
お願い地蔵の石を持ち上げるのは初めてでした。東海道にもあったのでしょうか。政治家ではないですが記憶にございません。
願い事を欲張る傾向にあるので今回は控えめにしました。
東京のこの辺では幻日を見たことがないです。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月21日 (月) 13:53
★ローリングウエストさま
日本の昔からの街道はお寺や神社も多く、もう数えきれないほどの石像を見てきてお気に入りもできました。
どれだけ石が使われたのでしょう、想像もできないくらいです。
寒さになれてきました。インフルもコロナワクチンも両方打ちましたので一応安心してはいますが気をつけています。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月21日 (月) 14:05
この辺りは大谷石の蔵が次から次へと出てくるのですか、蔵の中にはどのような物が残されてるのでしょうね
下賤な私は「なんでも鑑定団」に出せばいいのに・・・なんて思ったりしてしまいます。
「お願い地蔵」の前に置いてある三つの石の重さは違うのでしょうね、tonaさんは持ち上げて
軽く感じた様なので、きっと願いが叶いますよ。
日光市の杉並木、私は1度しか歩いた事が無いのです。
享保年代などの石像がたくさんあった地蔵堂、tonaさんが写真を載せてくれるので
お地蔵さんは可愛いお顔をしてるのですね。
何時もの事ながら約48000歩には驚嘆の声しか出ません。
投稿: ラッシーママ | 2022年11月21日 (月) 21:02
★ラッシーママさま
大谷石の蔵を持っている家が多いですね。
この中ですと、品物が悪くならないでしょうね。どんなお宝が眠っているのでしょうね。
昔の人が神、仏頼みをするのにあやかって現在の私も何かと色々なものにお願いしたことがこの街道歩き中にどれだけありましたことか。
はい、叶うといいです。
日光の杉並木、まだ序の口と言った感じで、このあと長く続くのですね。驚きました。
これがあの杉並木かと。日本一ですね。
ここでは八代将軍時代の古い石像をたくさん見られて良かったです。
最近は最後の方もよろよろしなくなりました。涼しくなったからでしょうね。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月21日 (月) 21:33
tonaさん、こんばんは。
いつもお元気にお歩きになっていますね。
感服しています。
今年は5月、7月、10月、11月と4度のツアーを経験しましたが
ツアー3日間や4日間を通して
各23000-28000歩くらいしか歩いていませんでした。
神道系の馬頭観音を初めて知りました。
馬力神とはすごい神さまですねえ。
一段高い歩道の由来は何でしょうね。
興味津々です。
歴史的な何かがあるような気がします。
宇都宮、日光には行ったことがありません。
JR宇都宮駅は乗り換えで使いましたけれど。
48000歩ですか・・・こんなに歩けませんよ~。
一里塚から一里塚までの歩数はどれくらいなのでしょう。
塚と塚との間隔は一里・・・4㎞ですよね。
投稿: Saas-Feeの風 | 2022年11月22日 (火) 21:21
★Saas-Feeの風さま
おはようございます。
最近は寒いくらいですので、街道歩きも楽になりました。
今年はコロナの間をくぐってツアーに4回参加されて良かったですね。今また、怖いくらいに増えてきましたから。
確かにツアーでは私なんかバスに乗っている時間の方が長かったりする日もあります。
私も今までの街道では馬頭神は宇都宮で初めてです。3つ見かけました。
将軍様の秀忠、家光、吉宗などが足しげく通った街道はさすが違うなあと思いました。他に例幣使街道もありますし。当時車はなかったにしても、一段高くして杉並木を設けたのは日陰を作るためだけではなかったのでしょうね。
私は1里は4㎞でちょこちょこ1歩が50㎝歩くとして800歩でしょうか。ですからこの日は21㎞でしょう。
往時の女性は多くて30㎞歩いたそうで、寄り道も少なくひたすら歩いて、目的地に向かったのでしょうね。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2022年11月23日 (水) 09:06