山手線一周１ 東京駅～品川駅（２）

浜離宮恩賜庭園の続き。
御亭山からはお台場のフジテレビが一番右の方に見えた。

富士見山にも登ってみると富士山は見えないけれど、４つの御茶屋が見える。

御茶屋というのは歴代の将軍たちが賓客と共に景色を楽しみながら食事をしたり、調度品を鑑賞するなどして過ごすほか、鷹狩りの際の休息場所として使用していた。
レインボーブリッジも見えた。

ホシハジロのお昼寝タイム。

橋を渡って中島の御茶屋へ。宝永4年（1707）、5代将軍綱吉時代に建てられたもので、昭和58年再建。
雪吊りがたくさん見える。

ここで練り切りと抹茶のセットをいただく。梅にうぐいす。ロケーションも良くくつろげました。

お伝い橋を渡って潮入の池の向こう側に渡る。

ここで都立公園のマンホール発見。都の花「ソメイヨシノ」と都の木「イチョウ」、 都の鳥「ユリカモメ」のデザイン。 「都立公園」「低圧」の文字。電気低圧用マンホール蓋。他の都立公園に行ったら見つけてみなくては。

燕の御茶屋。

鷹の御茶屋

松の御茶屋。これら3軒は11代家斉の時代の建てられ再建された。

浜離宮を中の御門から出て、旧芝離宮恩賜庭園へと向かうが、こんな10段重なった植木鉢を見た。真ん中は枯れてか、植物がなかった。

旧芝離宮恩賜庭園は、小石川後楽園とともに、今残る最も古い大名庭園の一つで、回遊式庭園。かつては海水を引き入れた潮入の池だったが、現在は淡水の池となっている。老中・大久保忠朝からその後、数氏を経て、幕末には紀州徳川家の芝御屋敷に。明治になって有栖川宮家の所有になるも宮内省が買い上げ、関東大震災でほとんどの建物と樹木が消失してしまったそうだが、その後東京都に下賜された。国指定名勝。
入場料150円（高齢者70円）。浜離宮よりぐんと小さい。

雪吊り

雪見灯籠。

ぐるぐる巻きにされた植物は何？


梅もちらほらと。

大山。庭園内でもっと高い築山からの眺め。

十月桜。

オオバンが陸地で餌をあさっている。池ではキンクロハジロも多く、シロサギ一羽もいた。亀の甲羅干しも見られた。

中島には蓬莱山を表した石組があり、向こうは西湖の堤がある。

大島、九尺台、海水取入口跡を見て庭園を出るとすぐ駅が。

４浜松町駅


5田町駅

またまた東海道沿いを歩き、東京タワーが見えるスポットを通る。札の辻（高札場のあった辻）の歩道橋からで前回東海道歩きでも写した。

高輪大木戸跡。江戸の南の入り口だ。

６高輪ゲートウェイ駅　2020年開業した駅。設計は隈研吾。駅の周りは再開発中でかなり広い範囲で工事が進んでいる。どんな景色が現れるのだろう。
駅は他に見ないモダンな駅だ。

工事塀の向こう側にもビルが輝いている。

ここから品川駅は１㎞もなくすぐ到着。

７品川駅

この日のゴール。４時少し前。今日は庭園2か所も座り込んでいました。芝恩賜公園は全く知らなく初めてでした。
この後東京駅へ山手線で戻ったら11分で到着。

地元に戻り、いつものお店へ。
お通しは魚のキッシュ、帆立とキャベツ煮。あん肝煮、赤貝の刺身、キンキの開き、ウニグラタン、和牛と大黒しめじと下仁田ネギの陶板焼き。

８時すぎ帰宅。
おみやげは香川愛媛のアンテナショップで買った坊ちゃん団子と山田屋まんじゅう、品川駅で買った御門屋の揚げまんじゅう。

約29000歩。