『マザー・テレサ語る』ルシンダ・ヴァーディ編
『マザー・テレサ語る』ルシンダ・ヴァーディ編
マザー・テレサについては以前にも本を読んだことがあって、凄い人だなあとごく普通の感想をもっただけであった。
しかし、その行動の原点は一体信仰だけなのであろうか?そうしたらその信仰こそはこの世で一番凄いのではないだろうか?
そうなのでした。テレサにとってイエスは「私の神」「私の伴侶」「私の命」「私の唯一の愛」「私の抱くすべて」「私のあらゆるもののすべて」
それでイエスとともにイエスのためにイエスに対してしているのです。
テレサの神への、イエスへの信仰は凄まじいものであることを知ることになります。祈ることに始まり、深く信仰し、あらゆる人へ愛を与え、この世のどん底の人々を救って安らぎへと導き奉仕の日々が亡くなる日まで続くのです。
元々、シスターたちの神への愛はアフリカの未開の奥地から南アメリカのジャングルの中、そして世界でも最も貧しい人々のいる例えば
テレサが築いたインド・カルカッタ(コルカタ)の「死を待つ人の家」やその他、ハンセン病、エイズ患者の家など、普通の人が目を背けるような不便な大変な気候の地へ、大変混沌とした不潔な悪臭を放った、病原菌で溢れた地へ赴かせるのに驚いていただけです。
しかしマザー・テレサのもとから巣立った人は、どんなに貧しかったり汚れていたり、臭かったり、気持ちがすさんだ人に会っても驚かなくなるといいます。
神の力の偉大さを知る瞬間です。
しかし私は無神論者で、仏教もキリスト教も信じていません。神さえも。しかしながら困った時の神頼みをするから浅はかな人間です。
自分のことで精いっぱいでいかに現状の体調を維持していくかにかかりっきりと言っても過言ではありません。
いくつになっても悟ることができないのが情けないというか、人さまへのお邪魔虫というか、極端な意志薄弱というか。
時々こんな偉い人がいるんだということを思い出したいです。
10日前に我が家のヒマワリが咲きました。第1号。昨年お隣からいただいた種子10個のうち発芽したのは3つでした。
高さは今2m35㎝です。
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