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2025年2月11日 (火)

ブログ友オフ会新年会

1/25(土)、子供たちに夫を診てもらい、例年この時期に行われる年1回のお食事と見学会・東京新年会に出掛けました。
今年は幹事さんが花水木さんで、7人での市ヶ谷私学会館での昼食会と午後の見学は迎賓館でした。

私学会館でのお食事は洋風で久しぶりに柔らかい厚いお肉をほおばったのでした。
今回は早く食べる練習をこんなところでしました。というのもある会で食べるのが遅く大変迷惑をかけたことがあったからです。
凄く努力して早食いのtonaと化しました。と、しょっぱなから変なことを書いて恥入ります。
最後のデザートの時、nao♪さんのお誕生日だったので、お祝いの歌を歌ってお祝いです。おめでとうございます。
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私は海外で4回も祝ってもらいました。なんだか気恥ずかしいけれども良い思い出となりました。

四谷に出て迎賓館に向かいます。
正面玄関の鉄扉の裏から・・高さは8mもあるとか。表には上部に菊花、扉左右に桐の紋章が。
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迎賓館の場所は紀州徳川家・江戸中屋敷のあった場所で、明治に献上され仮皇居となり1909年に東宮御所、そして現在迎賓館赤坂離宮の本館に。100年を記念して2009年に本館、正門、噴水などが明治以降の建物で初めて国宝に指定されたそうです。
パノラマ失敗で端が欠けるが、ネオ・バロック様式。はて、この様式って?・・ナポレオン3世の第二帝政の出現(1852)とそのパリ改造計画(1853-70)を契機として起こったバロック建築様式の復興をいって、ルーブル新宮新館、パリのオペラ座、ウィーンの王立劇場、ベルリンの帝国議事堂、ブリュッセルの高等裁判所などとこの迎賓館が有名です。
改めてみるとなかなかに素敵な建築です。
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裏に回ると主庭だそうで噴水と建物が見ものです。
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噴水
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建物の脇や庭の周りに植えられている松は「タギョウショウ」といってアカマツの園芸品種だそうだ。幹が根元近くで多数に分かれる傘を開いたような樹形になるという。
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いよいよ見学。撮影は殆ど禁止。
まず和風別館「游心亭」の見学。
入口の菊の御紋の明かりが目立ちます。
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谷口吉郎の設計で日本らしい家と主和室、即席料理室、茶室(一度も茶器が使われたことないと言う)があり、庭には池に鯉がたくさん泳ぎ、主和室に池に差し込んだ太陽の光が反射して、天井や柱に水の揺らぎが映し出されるのが見られ、うっとりしました。
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次は本館で、パンフレットを見ても、溜息が出るような書面玄関大ホール、「朝日の間」「彩鸞の間」「花鳥の間」「羽衣の間」と鑑賞。好奇心旺盛な人ばかりなので私たちは部屋のガイドさんに説明を受けました。見えない所にも建設秘話や建築材料その他いろいろな話を聞くことが出来ました。壁の厚さは1mにもなるところがあって、関東大震災など災害には一度も崩れたことがないそうだ。
ヴェルサイユ宮殿などヨーロッパで見る宮殿の中にいるようだが、ところどころ和風の七宝や桜花をちりばめた緞通、鎧、兜、剣などがあしらわれています。
久しぶりに外国に行ったような贅沢な素敵な気分を味わいました。

友人たちも大阪や沼津から毎年欠席もせず参加され、立派なブログを書いていらっしゃるし、貪欲にあちこちお出かけになって探索されていて感心するばかりです。
幹事の花水木さんありがとうございました。皆さんお世話様になりましてありがとうございました。

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コメント

https://blog.goo.ne.jp/tsukimiso17/e/d6770b95027de3680dcdf78d7897f9f7

私も10年前に赤坂迎賓館に出かけたことを思い出しました。
しかし、和風別館があると知りませんでした。
その時はツアーでしたので、コースが決められていました。

海外で何度もバースデーを祝ってもらわれよかったですね。

私は二月生まれですから、寒くて出かけられず
そういうことはありませんでした。

投稿: matsubara | 2025年2月12日 (水) 11:09

★ matsubaraさま

コメントありがとうございます。
2016年にいらっしゃったのですね。
その頃は写真が撮れたのですね。今は内部は全部だめでした。でもパンフレットにきれいな写真が収められていますのでしばらく取っておきます。
ツアーには和室をご覧になるのが含まれてなかったので残念でしたね。
1974年(昭和49)の大改修で新設されたそうですからずいぶん昔からあったわけです。

6月は海外旅行に丁度良い季節ですので4回も丁度重なりました。今もその場面だけは覚えています。2月生まれは早生まれでうらやましいですが、なるほど海外旅行にはあまり行く気がしませんね。でも南半球が季節がよさそうです!

投稿: tona | 2025年2月12日 (水) 20:15

年1回の皆さんとの新年会でお会い出来る事を楽しみにしておりますが、特にtonaさんとはご主人の関係もあり
難しいと思っておりましたが、幹事さんの計らいで土曜日と決まり娘さん夫婦の協力で
お会い出来た事を嬉しく思っております。

赤坂迎賓館は皆さんは何度も行った方ばかりでしたが、私は初めてだったので特に楽しませて頂きましたが
私の足が悪いので、皆様には気を使って頂き、ありがとうございました。

投稿: ラッシーママ | 2025年2月12日 (水) 20:43

★ラッシーママさま

ありがとうございます。お陰様で出席出来てお会いできて嬉しかったです。
実は私も迎賓館は初めてでしたので、和室まで見られてラッキーでした。もうこれで再び行くことはないでしょうが、暫くははっきりと瞼に焼き付いていると思います。
足の調子が悪いと言う事はわかっていてもついつい先に歩いてすみませんでした。でも何も苦渋を感じさせないで平然としていらっしゃるのだからとても偉い存在です。見習いたいです。
私は最近、足は大丈夫なのに腰と背中がやられてきました。加齢です。

投稿: tona | 2025年2月13日 (木) 08:53

こんにちは
 
ブログ友の皆さまとの交流の会にご参加、良かったですね(*^^*)
私は子供の頃から食べるのが遅めなんです。今現在はそれ程には
後れをとらずに食べられますが、年齢と共に遅くなっていくかも
しれませんね。でも、よく噛んでゆっくり時間をかけて食べることも
大切ですよね~
 
迎賓館はその場へ行ったこともなく、TVの映像や見学に行かれた方の
お写真で拝見したことがあるだけですが、こうしてまたお写真を拝見して、
裏手からの噴水と調和した景観の優美さに改めてうっとりします。
なんと壁は厚い所で1mもあるのですか。堅牢に作られているのですね。
和風別館というのもあるのですね。西洋の美と日本の伝統との
調和や共演も素晴らしかったでしょうね。
 

投稿: ポージィ | 2025年2月13日 (木) 11:51

オフ会、よく続きますね。
わたしもかつて熱心にやっていたオフ会、いつのまにか消えてしまいました。
幹事になる人がいなかったせいかな。

投稿: 佐平次 | 2025年2月13日 (木) 13:28

★ポージィさま

こんばんは。
皆さんのおかげで土曜日になら出掛けられる私を理解していただき感謝しながら参加しました。
家ではゆっくりできますが、会席ではお隣と話しながらも上手に速度を加減して食べることは大切なことですよね。今頃練習なんて、もう遅いっていう年です。まあ、目標をこんなことでも持つと言うのはいいかなあと、本当にくだらないことを書きました。
私も迎賓館に行ったことがなくテレビで見ていただけです。土曜日という予約で混んでいるのに挑戦してくださった幹事さんは大したものです。
洋館はルーブル宮殿にいるような感じでした。
壁の厚さが明治からたびたび起こる地震火災などの災害から守られてきたことを知りました。鹿鳴館はすぐ倒れちゃったそうですから。
和風別館はそれこそ日本の素材を使って純和風という感じでしたが、外国の方はどう感じられたのでしょうね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2025年2月13日 (木) 20:45

★佐平次さま

そうですね。小学校もいつもずっと続けていた人が出来なくなって終わりました。もちまわりの大学も終わりました。高校はいつもやってくださる方がまだ頑張っていてくださいます。ありがたいですね。
このオフ会も一人の人が10数年続けられたそうです。今年変わりました。
年取るとだんだん友達がいなくなると90歳代の人に聞きましたが、そう、お友達がなくなってしまうのですね。行けるとき、今の内という感じの年になりました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2025年2月13日 (木) 20:51

 こんばんは。tonaさんも早く食べる練習されていたとは!!
 私も1か所しか咬み合わせができないので、
遅れすぎないよう意識して食べてました。
 しゃべらなくてはいけないし、食べなくてはいけないし、大忙しです(笑)
 まぁ、いつものことで、もう慣れていますが。

 迎賓館は4回目。最初は20数年前。
春秋に公開日があり、ハガキで申し込みます。
当選ハガキには「この公開には一生に一回しか
参加できません」と書いてあり、驚きました。
今より貴重な体験でした。
 私はその後、専門学校の生徒を引き連れ見学した友人の一行にまぎれ、再度見学しました。
今の自由見学より、公開部分が多かったです。

 何はともあれ、tonaさんが参加できてよかったです♪

 


投稿: ☆銀河☆ | 2025年2月13日 (木) 23:12

★☆銀河☆さま

そうなのですか。
私は別にかみ合わせなどの問題がないのになのですよ。そう、おしゃべりもしなくては楽しくないですからね。
迎賓館4回ですか。しかも一生に1回だけとは知りませんでしたし、驚きました。
公開部分が多かったのですか。
さぞかし頭に入ってしかも勉強されたのでしょうね。専門家ですし。
全く初めてでしたので、とても感動しました。
遂に私も見たわ‥という喜びが溢れて。
今年は幹事さんごめんで気楽に会に臨めたのではありませんか。長い間大変とおっしゃらないでなさったことは、知っている人の中でもっとも偉大です。ありがとうございました。

投稿: tona | 2025年2月14日 (金) 16:27

当初旦那様のお世話で出席できないと
おっしゃっていたtonaさんもご一緒出来てうれしい新年会でした。
いろいろ手はずを整えて下さった幹事さんに感謝ですね。
tonaさんは海外で4回も誕生日のお祝いをしてもらったんですねぇ
何十回もの海外旅行をされている中でも
ことさら印象に残った旅だったことでしょうね。
迎賓館に初めて行く時、ヨーロッパの宮殿と比べたら劣るのでは?と思って行きましたが
洋の中の随所に和を取り入れたお部屋はとても素晴らしく
そんな考えで来てしまって「失礼しました」でした(;^_^A
純和風の別館は外国からのお客様には最高のおもてなしの場なんでしょうね
そんな別館にも入ることができてうれしかったです
また当日は私の以前のブログから覚えていてくださって
本をお持ちくださり有難うございました。
感謝です。

投稿: ビオラ | 2025年2月15日 (土) 14:33

★ビオラさま

まさか参加できるとは思いませんで、皆さんにお会いできて嬉しかったです。幹事さんにはご苦労をおかけしました。

全くベルサイユ宮殿に入ったかと思ったほどまばゆかったですね。
仰るように和風をところどころにちりばめたところがなかなかのものです。
京都にも迎賓館があるそうでノーベル平和賞を受賞したもったいない運動家のワンガリ・マータイがとても感激していましたがあちらは純和風のような気がしました。行って見たいけれども入れないのでは無理ですね。
私も秋保温泉が有名なことを知りませんでしたので結びついて良かったです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2025年2月15日 (土) 16:14

今頃になってコメントごめんなさい。
どうしても一言書きたくて・・・・。
tonaさん、本当にご参加できてよかったです。
お嬢様ご夫婦にも、お母様に自由な時間を与えてくださり感謝をしたい気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
気分転換になりましたでしょうか?
また来年、是非ご参加くださいね。

まだまだ寒い日が続きます。
ご主人様ともどもどうぞご自愛くださいませ。

投稿: 花水木 | 2025年2月21日 (金) 11:53

★花水木さま

丁寧なコメントいただきありがとうございました。
そちらのブログに入ることが出来ないと言う事でこのブログ上でのお礼になってしまい失礼しました。
お陰様で皆さんもおっしゃる通り、花水木さんの土曜日選択で出席が可能になって、協力していただいた皆さんにも有難く思っています。
とても行き届いたご案内ぶりで思いがけず素晴らしい一日になり心も晴れ晴れしました。
再度お礼申し上げます。感謝の心でいっぱいです。

投稿: tona | 2025年2月21日 (金) 18:58

「誕生祝」の御礼が遅くなり申し訳ございません。
幹事さんのご配慮で、お陰さまで忘れられない思い出の70代最後の誕生日となりました。
こんなサプライズは2009年のエジプト旅のナイル川クルーズ中の63歳の誕生日以来でした。

私にとっては3度目の「赤坂離宮見学」でしたが、和風別館「游心亭」は今回が初めてで、、、
説明もありとても有意義な1時間でした。
私がOL時代に勤めた会社が谷口吉郎氏設計の新築の「帝劇ビル」にありました。
美術館という職場で、お茶室などの作りに馴染みがありましたしね。
谷口吉郎氏も何度も訪ねてきましたから、お茶出しもしたものです。

tonaさんは早く食べる練習も?
私は何事もスローモーで友人との会食はいつも一番最後で悩みの種ですが、友との会話を優先しています。
何はともあれ、お嬢様のご協力でtonaさんも参加できて私も嬉しい限りでした。

投稿: nao♪ | 2025年2月23日 (日) 23:04

★nao♪さま

国内でお誕生日の日に会食とはあまりない話です。良かったですね。みんなが亡きご主人の代わりにはなり得ませんが、天国でご覧になっていらしたかと思います。
えっ、ナイル川クルーズの中でもお誕生祝だなんてとても忘れられませんね。

迎賓館は3度目だったのですか。私は全く初めてで、しかも和室も見られて、参加させていただき良かったです。多分一生見ることが出来なかったかもしれません。
今度帝劇ビルは解体されるのですね。
今度はどなたの設計か知りませんが、当時かかわった谷口氏にお会いできたなんて良かったですね。
お陰さまで皆さんと1年ぶりにお会いできて嬉しかったです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2025年2月24日 (月) 10:00

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