2023年10月 8日 (日)

高尾山いろはの森コース

高尾山登山の色々なルートのうち、1、4、6号路と稲荷山コースと蛇滝コースは登った。
残る「いろはの森コース」、2、3、5号路を全部一日で昨日回って来た。これは街道歩きの最後の準備として3か月間歩かなかった、なまった足を鍛えるためであった。

朝7時1分の電車で高尾駅へ。7時50分のバスで10分、日影バス停で下車。
いろは48文字が頭文字になっている木を探しながら登るという「いろはの森コース」を木の名前を記したプレートを見ながら登る。結構きつい。途中クマが出没の絵が。えっ、高尾山にもいるの!婿さんが鈴をつける。

日影沢にアオサギが。
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秋の草花をがいろいろ咲いていた。
ミゾソバ
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ツリフネソウ
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サラシナショウマ
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標高があるのでもうキンモクセイがきれいに咲いていた。
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いろいろなプレートの種類があるが例えば「ひのき」。
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「へ」の付く木があるのですね。「ヘイタマノキ」。聞いたことがないと思ったらアブラチャンのことで栃木県のある地方の呼び名だそうだ。

「わせび」のように和歌が立て札が付いているのもあった。
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「らおぎ」は「はないかだ」。
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他にも有名じゃない方の名前の木があって「そろ」が「あかしで」とか、「ろくろぎ」が「えごのき」、「せんのき」が「あかぎり」など、48種あるらしい。

オオモミジ
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20㎝くらいある白いきのこがいくつか。
これはオオイチョウダケか。
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きのこ
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やがて4号路と交わるが、いろはの森コースは4号路と分かれて尾根伝いに続く。
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奥多摩三山の一つ、大岳山が見えた。
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4号路はやがて1号路に合流する。
ここから5号路に入って一周する。
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シモバシラの花が咲いていた。
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5号路を一周すると頂上に到着。10時45分。
富士山に雲が少しかかって初冠雪がはっきりしなかった。もう融けてしまったのかな。
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頂上の人出。天気が良く江の島も確認できた。
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お昼はととろそばを11時前に入って食べた。
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お店を出たらもう行列であった。 
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頂上から3号路を下る。
カラカサタケの蕾か?20cm高さがありそう。
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3号路が終わって2号路を一周する。

途中の1号路と交わった所の展望台から。
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リフトで降り、栗ソフトクリームを食べ、留守番さんへのおやつを買ってもらい家路につき、2時15分頃帰宅したのであるが、最後の下山中に膝裏の足が攣ってびっこひきひきの帰宅。
街道歩きの練習がかえって足を痛め、これで行かれるか?エアゾールを振りかけ、湿布を貼り、サポーターをはめて、治るようにお祈りしました。
今日になったら治っていたので一安心。何のために訓練に行ったのか、逆効果になってしまったのかと一瞬動揺してしまいました。
これで高尾山とその周辺は殆ど制覇出来、最後の登山?となりました。約19000歩。

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2023年6月14日 (水)

孤児列車&グレダさん&高尾山

●『孤児列車』クリスティナ・ベイカー・クライン

佐平次さんに紹介していただいた本です。
アメリカの様々な昔の貧しい孤児がたむろする映画や、『あしながおじさん』や『大草原の小さな家』シリーズでお馴染みのアメリカの開拓時代。そのあとの物凄いお話。国は違うけれど『赤毛のアン』や文中には『ジェーン・エア』も出てくる。
1854年から1929年の間(西部開拓時代は1830年~1860年代)、「孤児列車」という慈善事業が行われていて、その子供たちのその後が当然のことながらの様々な悲劇にあい、苦労し、成長していく様子が描かれる。その子それぞれで、悲惨をなめ尽くした人生だ。これらの事を基にしたこの小説の最後が救われる。


●『グレタと立ち上がろう』ヴァレンティナ・ジャンネッラ著

この本を読んでいた時、6月11日の新聞に「グレタさんスト251週卒業」が。20歳になり学校を卒業したので、週1度続けていた「学校ストライキ」も終えると発表した。このストライキは一時数百万人の若者が参加する社会現象になった。「戦いはまだ始まったばかり」とコメントしている。
日本での台風や線状降水帯や地震被害はもとより、欧州では旱魃と洪水と山火事、カナダの山火事ではアメリカワシントンまで煙が来たとか、フィリッピンでも火山爆発、アフリカの旱魃、インド方面にはサイクロンが、アメリカでは海水温が上がって酸素不足で大量のニシンが打ち上げられ、中国などで雹が降り・・など毎日のように恐ろしい気候変動による災害が報じられて、今後それが続くのかと思うと、空恐ろしくなる。小さなグレタさんがもう大人になって、もっと声をあげていくのでしょうが、世界中皆が考え行動していかなければならない最重要課題だ。戦争問題も大変なのですが。
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●高尾山六号路ハイキング(高尾山は唯一一人で行ける山)。

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曇った日、一人でハイキング。前回の六号路はもう10数年前になりますがセッコクが咲いていました。あの時は早く行ったので往復出来たのですが、帰るとき登ってくる人が渋滞で全然進んでいないほど、当時は高尾山は大変なことになっていました。
さて、今日はその六号路。マタタビが花みたいに目に飛び込んできた。
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今はすきすきです。梅雨の季節に入ったものの、紫陽花は何も咲いてなく、花も殆どなくて淋しい(シモツケとユキノシタとヤマボウシのみ)。
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ただ六号路は川に沿って、途中では川の中を歩いて行くので緑と風の涼しさを味わえます。
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最後に階段が380段ありました。それもマイペースで休むことなく上りきり、呼吸も乱れなかったことが嬉しかった。最初ストックを忘れた!とあせったものの、高尾山はストックがいらないほどなだらかなのでした。1時間半はかからないで頂上に到着。
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13州が見晴らせるのを知った。何度も来ているのに気が付かないことが多い。曇っていてあいにく遠くは見えず。
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帰路はさぼって1号路が40分かかるという事で、リフトに乗ってしまいました。
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2023年5月22日 (月)

榛名富士登山&群馬・敷島公園ばら園へ

これは5月5日に庭にやってきたトンボです。ヤンマ類か?昨年は殆ど来なかったのに早い。
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5/20(土)群馬県はまあまあの天気という事で6時出発。

高崎では保土田古墳群の一つを窓越しに見る。埴輪がたくさん置いてあった。5世紀後半から6世紀前半のものらしい。
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もう一つの古墳。
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9時過ぎに到着。
榛名富士は頂上に雲がかかり始めている。
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榛名湖も煙っている。
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榛名富士の登山口。榛名富士の標高は1391mなのですが、すでにここの標高が1000mを越えているので400mはないので楽に登れそうだ。全山ヤマツツジが満開であった。
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結構角度はあった。
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頂上には真新しい冨士山神社。
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一等三角点、頂上に到着するも雨がポツポツと先程から降り出し、視界が悪い。
晴れていたら、八ヶ岳連邦、妙義山、富士山、武甲山、スカイツリーが見えたはずなの残念。この山は霧が多いということで有名。
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雨がポツポツしていたので、下山は二連続きという珍しいロープウエイに乗って2分ちょっとで麓に到着。
途中のすれ違い。
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下の榛名高原駅は標高1097m。
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ヤマツツジ(レンゲツツジ?)の色の美しい事!まだ八重桜が少し咲いていた。
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階段のある伊香保で温泉饅頭を買う。
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少し行った水沢で、水沢うどん山菜セットを食べる。とても美味しい。
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坂東拾六番の水澤観世音にお詣りする。
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水澤観音
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六角堂や弁財天、天然記念物の大きな観音杉等を見学して、榛東(しんとう)ワインナリーで白ワィンを購入。だんだん晴れてきた。
その後新しくできたばかりの道の駅「まえばし赤城」で沢山の野菜を買い込む。安かったのです。車なので思いっきり多く。

伊香保と前橋のマンホール。ついつい目が行ってしまう。
渋川市にある伊香保町のには、町の木モミジ・町の花ツツジ・町の鳥ホトトギスをデザインし下部に「いかほ」の文字。
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前橋市は市の花バラが蓋一面に描かれる。
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振り返ると水沢山が形良い。榛名連山は14座くらいあるらしく、その外れにあるのが水沢山(1194m)。水澤観音口から登り、伊香保温泉に降りていく登山を昔バスツアーで行ったのを思い出す。
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最後に前橋市の敷島公園門倉テクノ薔薇園へ。無料です。600種7000株が植えられている。新しい名前のもたくさんあった。多くあり過ぎて全部は回れなかった。
子供と同じ名前のがあって嬉しくなる。
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イヴ ピアッチェ
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大地真央
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マーメイド
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ブルームーン
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ステンレス スチール 素敵なバラがたくさんあり過ぎて写しきれない。今年は思いがけないところでバラを見ることが出来た。
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夕ご飯はハンバーグに鯛めし、みそ汁、生麩でした。
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歩いたのはたった約11300歩でした。疲れたのは運転手さんだけです。いつも運転お疲れ様です。

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2022年12月 9日 (金)

四方津の斜行エレベーターと四方津御前山

中央線四方津駅の「コモアブリッジ」つまり「ドーム付き斜行エレベーター」に初めて乗りました。一度乗りたいと思っていたのでご満悦。
駅の標高が238m、距離210mのエレベーターは4分で運行され、標高334mの「コモアしおつ団地」まで96m上がる。
何でも山梨のマチュピチュと言われているとか。その景色はどっか下の方から見える場所でないとわからない。
約2400で世帯、約3600人が住んでいるとのこと。東京から80㎞とか。一戸建てながら管理費がいる。きっとこのエレベーター2基とエスカレーター1基の管理費なのでしょうか。私たちは無料で乗れたのですが。
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それで何しに行ったかと言いますと、低山愛好会で四方津御殿山461mに登りに行ったのです。既に334mまで来ているので、たった127m上り下りするだけでした。これならまだ大丈夫。下りがたった30分でした。
正面の山が四方津御前山。
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まず西御前(419m)で、四方の山を見る。
富士山がちらっと見えた。
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目の前に四方津御前山が。
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まわりの山々
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四方津御前山に到着。
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この山は眺望がきかないのでした。
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<近くの都立公園の散歩>

紅葉がやっときれいに、そしてまさに終ろうとしています。
近所
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公園
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マユミ
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椿
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枇杷の花
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芭蕉
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ホソバヒイラギナンテン(メギ科)
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2022年10月 3日 (月)

御前山

奥多摩三山の御前山(1405m)に登りました。
残り二山の大岳山(1261m)、三頭山(1531m)は昨年に登ったので遂に奥多摩三山制覇です。

ルートはいくつかあるけれど、累積標高差が一番少ない月夜見第2駐車場からピストンです。

10月からは奥多摩周遊道路が開くのが9時からだそうで7時出発で9時半に到着。

いきなり下って下って下る。帰りにここを登るかと思うとぞっとする。東京水道水源林とあった。
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途中、杉等の木もあるけれども、全山栗だらけという印象でかなりイガを踏んで歩く。
小さな山栗(柴栗)で縄文時代から食べられていた自生の栗らしい。今の栗の原種で美味しいとのこと。
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苔ときのこ。
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ベニタケか。
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500mくらい下るといよいよ登りで急登が多い。もうずっとハーハーで「チコちゃんに叱られる」によれば、炭酸ガスが体にいっぱい貯まって脳が疲れたと言っているのだそうだ。時々トレイルランの人が走り抜けていくのを見て超人に見えた。このハーハーで登山人生を終わらせようと突然決めたのでした。

ドングリも大きなクヌギからシラカシやシイなどがゴロゴロ落ちているところもあった。
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やがて水窪山の山頂に到着。1050m。
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小河内峠到着。
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木の間から多摩湖が少し見える。
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やがて岩場があり、ストックをしまって、手袋をはめ、這いつくばって登る。

岩場を登り切るとソーヤノ丸デッコ頂上だった。1260m。名前の由来はわからない。
富士山の眺望が良いというので有名なのに、残念ながら見えなかった。朝は見えていたのに。
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最後の急斜面を登り切ると、惣岳山頂上。1348.5m。ここの山頂は眺望なし。
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ここからは木の階段があり、上がった先が御膳山頂上。到着。1405m。
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頂上からの展望は一方向のみで残念ながら富士山は木のある方向だった。
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昼食はお湯を沸かして、カップ麺とおにぎりと果物。山で初めて食べたカップ麺。暖まって塩分もほどほどで大変美味しかった。
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下山の前に避難小屋のトイレへ。それが物凄く下るのでまた登らなければならないのだ。
でも避難小屋の前にトリカブトの群落を見ることが出来た。
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岩場を避けて巻き道を行き次の巻き道を間違えて引き返したりしたが、最後の階段(実際は写真より急なのですよ)を登ると登山口で4時15分に到着。
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婿さんには案内並びに家まで車での送り迎えをしてもらって感謝。又娘からお父さんへといつものようにお土産をもらった。
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さて、上の事情で今日で登る山は卒業です。3年間もあまり登らなかったのと、年齢も重ねて81歳、無理が出来なくなりました。
2007年、今から15年前から始めた登山、最初は高尾山でした。小学生の頃は箱根の山々、学生時代は志賀高原の山等に登ったきりです。
百名山25座とあと約150座、計175座くらい登ったことになりますか。高山植物と頂上からの眺望に感動した15年間でした。平らな所と下るのはまだ歩けるのが有難いです。

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2022年7月28日 (木)

天神峠に涼を求めて

低山友の会で行ってきました。曇り。
谷川岳は11年前、南アフリカから帰ってきてツアーですぐ行ったら、時差ボケで呼吸が苦しくなって敢え無く登山出来なかった思い出の山です。
今回は登山ではなく涼んで下山するだけです(これが大間違い。谷川岳の尾根は厳しい)。

初めて、高崎で別れる上越新幹線に乗り、上毛高原駅で降り、谷川岳ロープウエイ駅までバス。
ロープウエイに乗る。
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天神平に着くと双耳峰の谷川岳の頂上、トマの耳(手前):1963mとオキの耳(奥):1977mが見えました。トマの耳のそばまで行ったのにね(恨めしいことを想う自分に愛想が尽きる)。
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次に天神峠観光リフトに乗る。
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お花がきれい!
シモツケソウ
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ニッコウキスゲ
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ヤマブキショウマ
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オオハナウドか?
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オオバギボウシでしょうか。
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天神峠に到着。谷川岳頂上看板の後ろに見えた。見回すと奥利根の山々が見える。
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さようなら
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キンコウカ
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ヨツバヒヨドリはまだ開いていない。
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昼食を終え、下山開始。
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田尻尾根コースを下る。
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前日雨だったので土がべたべた。最初は15分登りで、後が下り。傾斜が凄いと思ってリーダーに聞いたら15度とのこと。
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いやはやズボンはドロドロ、バレーリーナみたいな格好になって怖かった。行きはよいよい、帰りは恐いでした。
谷川岳は百名山ながら登るのも降りるのも私には大変でしかも登山達成できない山であった。帰りもロープウエイにしておけばよかったと猛反省。まあ、登山する年齢が悪かったとしておきましょう(まだぶつぶつ言っている)。

山アジサイがきれいだった。ヤマアジサイの変種のエゾアジサイだそうです。装飾花の色が水色より緑がかったとても美しい色でいくつか見ることが出来ました。shikamasonjinさま、ありがとうございました。
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小さな滝にほっとする。
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2022年5月15日 (日)

日連アルプス・金剛山へ

「低山友の会」のリーダーが1年4ヶ月ぶりに療養から復活されて始まりました。
会員13名。いつでも友人を連れてきても良い。コロナ対策ばっちり。私より年齢が2,3年、年上の方が二人いるので弱音を吐いてはいられない。

日連(ひづれ)アルプスへは神奈川県相模原市緑区の中央線・藤野駅から出発。400m級の低山だが久しぶりであなどれない。
藤野は有名な「緑のラブレター」のある芸術の盛んな地区。国分寺駅からは藤野駅まで27㎞で近い。
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駅前の道路から日連アルプスが見える。
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日連大橋で相模川を渡る。少し先が相模湖だ。
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旧藤野町のマンホール。藤が一房アップで描かれたデザイン。
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山道に入るとホウチャクソウ(ゆり科)が。久しぶりです。
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ツツジのハナグルマも久しぶり。
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ヤブデマリ(ガマズミ科)か?枝を水平に出しているから。似ているムシカリはもっと高山に生える。
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宝永(1710年頃)と読める石仏(馬頭観音)が目に留まる。
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宝の峰(374m)の頂上から
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レンゲツツジ
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標高が書いてない日連山を通り過ぎ峯山(423m)に到着。
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その先の眺望の良い場所から右奥高尾山から陣馬山方面を望む。
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最後の金剛山(410m)
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金剛山神社 火の神様が祀られている。山頂に神社のある山は信仰の対象として昔から崇められてきた山であると認識しました。
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金剛山は登りは這うように、下りは急坂でへっぴり腰で、もう若くないのでした。
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とはいういうものの久しぶりに懐かしい植物に会え、山仲間に会え、約16600歩で心地よい山行でした。

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2021年8月24日 (火)

高明山➡馬頭刈山へ(奥多摩)

7/31(土)6時半出発で車で向かう。
武蔵五日市駅から西に少し行ったところに十里木があって駐車場に入る。
先日登った三頭山から右手の方に見えていた双子のような山(馬頭刈山と鶴脚山)の一つだそうだ。
高明山(798m)、馬頭刈(まずかり)山(884m)の縦走。無理そうな予感もしたけれども御前山への訓練ということでしがみつくような感じで付いて行った。十里木の標高が200mちょっと。600~700m位をアップダウンするわけ。暑そうかな。ひるむわけにもいかず、黙々というより、ハーハーと登るのみ。8時頃登山開始。瀬音の湯から上り、帰路は軍道へ降りる。
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南秋川にかかる橋、石舟橋が見える。
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橋を渡ると下は秋川渓谷だ。
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瀬音の湯からの登山口。ここから帰りまで出会った人はたった一人だけであった。
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苔?に生えている赤い花?久しぶりに見る。花ではなくてコアカミゴケでした。Sさんいつもありがとうございます。
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祠があって、この辺りが長岳(326m)の山頂だったらしい。もう疲れてしまったのか手ぶればかり、写真を撮るもまるで白内障が撮ったようにぶれて没写真ばかりであった。
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この登山道は草もぼうぼう、道標も壊れかかり、蜘蛛の巣だらけでしかも急登。倒木をくぐる。
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この辺りからヒグラシの大合唱で感激。西武秩父線の吾野のどこかの山以来である。ツクツクボウシも遠慮がちに鳴き、下の方ではハルゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミも鳴き、セミの山と称したい。

さらに登って、ようやく軍道コースとの分岐にくるとやがて高明神社の鳥居が見えた。以前は光明山の光明神社とされていたが、明治9年の地租改正の際、高と誤記されてしまったようだ。
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このあたりもヒグラシがたくさん鳴いている。
稲荷社、鶴松神社、團子木社の碑を通り過ぎ、高明神社跡に着く。

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少し登っていくと高明山山頂だった。798m。ここで疲労困憊。二人に頭馬刈山に行ってと。私はここで留守番・・という弱音を吐いたら、もう少しだから頑張れということで進む。
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枝が、天狗の腰掛けみたいな木。
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ヒイロタケににたサルノコシカケ風のきのこ。きのこには今年はなかなか出会えていません。
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プレートに関東の富士見百景に選ばれていると書かれていたが、木も生い茂り、天気の関係で富士山見えず。うっすらと山が見えるだけ。
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このあと、山頂までガレ場の連続で登るのが大変(下山がとても大変そう)。
11時20分、馬頭刈山山頂に到着。3時間20分登ったのだった。884m。きつかったです。鶯が鳴いて出迎えてくれた。おにぎりや果物が美味しかった!
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もう一つのピーク、鶴脚山は無理でやめる。
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下山です。往きより天気がよくなり、遠くまで見渡せる。
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が、倒木をまたいだり、くぐったり、足元は苔、石がつるつる、荒れているところあり、滑りそうになったり尻もちつきそうになったり、おまけに腿が初めて攣って薬を振りかけ足を引き引きよちよちと降りた。
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林道に出て、それが舗装道になり集落が見えてきた。下は暑い!
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高明神社到着。かつて山頂に熊野三社権現鎮座としてしたが(跡だけを見てきた)、老朽化したため、平成3年この場所に遷座した。
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どれが登ってきた山なのか?
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十里木ランドの入り口には何故かモアイが見下ろしている。
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山には人はいなかったけれども川遊びの人たちが多い。
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瀬音の湯へ車で移動し、ソフトクリームでクールダウン。
5時半前帰宅。約20000歩。
今日も鍛えられた。次への前哨戦になるとよいけれど。期間があくと元の木阿弥。
日ごろの訓練と言えば、日が落ちてから、国分寺崖線の坂を上るのと、階段を170段近く上るのをやってみています。時々怠けますが。(500段は3回上り直しますが、夏は170段でヘロヘロです)。

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2021年6月 1日 (火)

御岳山・大岳山へ

5/12(水)御岳山(929m)と大岳山(1266m)に登ってきました。帰路にロックガーデンを回りました。

御岳山はレンゲショウマを見に行ったり日の出山やロックガーデン、あるいは友人と行って、迷って養沢かつるつる温泉かわからない五日市側に降りてしまって、都合よく来たバスに乗って五日市駅に着いた時は暗くなっていました。そんなご縁のある御岳山は6度目になるが、武蔵御嶽神社が頂上であることを今回初めて知ったのです。
大岳山は奥多摩三山の一つ、やっと一つ目を登ることが出来ました。やったー!

下から登ったことは一度もなく、今回もバスとケーブル(高尾山同様かなり急傾斜)に乗り御岳山駅へ。御師集落を通り過ぎて武蔵御嶽神社へ向かう。
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「永劫に 御岳の宝 邯鄲の声  矢島稔」の碑。矢島稔は昆虫学者。以前秋に、「邯鄲の声鑑賞ツアー」誘われたのにお断りしたのが悔やまれる。
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坂を上がる途中に御岳の神代ケヤキがある。推定1000年。高さ30m。目通り8.2m。
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さらに上がっていくと、武蔵御岳神社の鳥居があり、向こうに随神門が見える。
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まだまだ石段を上がる。
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石段の途中に鬼が刻まれていた。
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拝殿まではまた階段。拝殿は最初は南向きだったが、家康が江戸の西の守り神として東向きに建て替えさせたそうだ。これも初めて知りました。
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右手には宝物殿(休館中)と畠山重忠の像。御岳山を信仰していた重忠は赤糸威大鎧(国宝)を奉納した。像は北村西望(長崎平和祈念像)の作品。
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ここの狛犬はみな怖い顔をしているが狼だからか。狼がここのご神体。本殿の狛犬も北村声望作。
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旧本殿の左奥が大口真神社でここが御岳山の山頂だそうだ。石柱があるらしいけれども知らなかったので後の祭り。残念。
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奥宮遙拝所。見える山の奥の院峰(1077m)に御嶽神社の奥の宮が祀られている。次の機会にお詣りしよう。
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大岳山に向かう。
ロックガーデンへの分岐を過ぎるとやがて、天狗の腰掛け杉である。推定樹齢350年。横には鳥居があり、ここを登っていくと鍋割山(1084m)の先に奥の院がある。
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新緑がきれい。
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ラショモンカズラも咲いている(ボケボケ写真)
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ここから本格的な登山道となっていく。アクバ峠まで結構長々と登る。
そして、アクバ峠を越えると、「これより岩場 滑落注意」という立て札が見えてきたら、ここからは岩場が連続だ。柵があったり、ロープあり、鎖がある。
大岳神社の鳥居をくぐって、最後の登りへ向かう。
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凄い岩場を滑り止め手袋をはめて登り、階段を降りて20分ちょっとで大岳山山頂(1266.4m)に到着。
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きれいな山並みにうっとりするが残念ながら富士山は見えず。
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山頂で🍙昼食を終えて下る。こんなに長々と登ったのだっけと思いながらロックガーデンへの分岐のところまで降りた。
つい最近写真を載せているので簡単に。

まず見えてきたのは綾広の滝。武蔵御嶽神社の滝行に使われる。
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中里介山の『大菩薩峠』に出てくる「お浜の桂」。葉の色がきれいなこと!樹齢300年、高さ38m。
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ヒメレンゲ(マンネングサ仲間で良く花が似ている)
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天狗岩。
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長尾平との分岐に戻ってくると、登山家・長谷川恒男の石碑とレリーフがあった。パキスタンのウルタルⅡ峰で遭難死。没後20年を記念して2011年に建立されたそうだ。
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地元駅に午後4時半に到着して餡蜜を食べてしまった。
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約26000歩でした。

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2021年5月 8日 (土)

高水三山+馬仏山

4/13、前々日の4/11に低山2座に登っているので「大丈夫かな」と思いながら登ってきた高水三山。青梅から先の軍畑駅に降り立って、三山を縦走し、2つ先の御岳駅へ向かって下山です。
以前、山の会で行ったときは2座で終わっています。三山はつまり初めてです。
6時前の電車に乗ったら7時過ぎに到着。

途中不動堂や地蔵堂を通り過ぎると高源寺がある。
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獅子岩がそれらしく見える!
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40分も歩いてやっと登山口に到着した。高水山山頂まで400mの高低差。頑張ろう!
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この山には何合目という石柱が立っている。
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ミヤマシキミが咲いている。
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頂上近くに常福院がある。まあ、彫刻の立派なこと!
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鐘楼もある。
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ここの狛犬は超可愛い。
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地蔵堂
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高水山頂上759m。
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岩茸石山頂上793m。
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この山は見晴らしがよいので、おやつを食べる。
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惣岳山へ向かう。
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そうです。ここは以前挫折した「関東ふれあいの道」の一部でこのあと数回見ます。
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「惣岳山迂回路」という看板があったので、惣岳山へ直登しちゃおうと横着な考えを起こして伐採された急な山を行くと・・・
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なんと馬仏山の山頂(723m)に行ってしまい戻ったがお陰でもう一つの、まあ何の変哲もない山であったが登ることが出来た。
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登り口にはヒントの馬供養塔があったのでした。
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惣岳山へと向かうが全然迂回路でない。しかし最後が厳しく岩を這い、急な道を登って、到着!756m。
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山頂には青渭神社がある。
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彫刻が素晴らしい。
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おやつをまた食べ、いよいよ御岳山駅へ向かう。下る一方と喜んで下り始めると涙!また急な登り道が見え、それが何度もなのだ。
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鉄塔をいくつか通り過ぎて、やっと下山できた。
慈恩寺があって地蔵と、一石六地蔵があったのである。
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昼食場所の玉川屋に到着。1時半すぎだった。玉川屋は茅葺き屋根で目立つ。大正4年創業とのことだ。
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ここのお蕎麦はとても美味しい!蕎麦は美味しい、まずいがはっきり分かれる。
頼んだのは肉南蛮とそばビール。そばビールは初めて。少し苦め。
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青梅のマンホール発見。市の花・梅に、市の鳥・ウグイス。
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橋からの多摩川の眺め。
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約28000歩でした。心配したほどのことはなく大丈夫な登山でした。

追記:この日の縦走で駅から駅まで会った人はたった一人でした。最後の下りで。大記録!

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<最近の本に関して>

①ダンテ(1265~1321)  『神曲』1307~1321 キリスト教の死後の世界観が語られる。

②ボッカチオ(1313~1375) 『デカメロン』 1349~1351  1348年ペストの時別荘に10人の男女が逃れてその間に一人ずつ話をして過ごす。

③チョーサー(1343年頃 - 1400年 『カンタベリー物語』はボッカッチョ『デカメロン』の影響を受けた作品で、カンタベリー大聖堂へ向かう巡礼者たちが語るという体裁の説話集
『新曲』と『デカメロン』は丁度パンデミックが始まった辺りに読んだので、忘れもしませんが、ヨーロッパ三大古典の『カンタベリー物語』をやっと読むことが出来ました。何とパンデミックには関係ありませんがデカメロンと同じ形式なのですね。

まあ、現在で言えば、傾向が違うので、なんていうことのない3冊ではありましたが、高校時代から読みたかったのがやっと今完結です。

お陰様で大体のヨーロッパを巡ることができて、歴史、建築、美術、絵画、地理などをとっても限りなく広がって行くはずの読書でしたが、まだ世界の歴史16巻中12巻までです。後4巻を今年中に(500頁もあって小さな字で)という呑気な構えでおります。遅くなったのは図書館の本の浮気が大きかったからです。
今挫折しかかっているのが『ユダヤの起源』と『ケルトの水脈』で購入して1年も投げ出しています。長いようで先が短くなった人生、上手く読んで満足して行かなくては。

実は街道関係の寺社や石造物についても勉強を始めたところが、なかなか複雑怪奇で頭に入らないという所が実情です。

 

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