2017年2月13日 (月)

百舌鳥の♀?

バードバスには今年もついに鶫(ツグミ)も登場して、雀、鵯、目白、四十雀、尉鶲(ジョウビタキ)、鳩と常連が揃いました。
ところが、ジョウビタキかとまたもや色で判断していたけれども顔の色が違う。
モズ♂は目の横が黒い。図鑑で見るとこの目は♀のようです。
良く動くね。部屋の中からそれでも撮れました。
400x300
400x300_2
400x300_3
400x300_4
そこへヒヨドリがやってきて、この寒さの中水浴びを始めるために他を押しのける。400x300_5
暮れから部屋に飾っておいた千両が干からびてきたので、鳥が実を食べるのではないかとそのまま捨てるのに忍びなく、このように立て掛けておいたら、つがいのヒヨドリがあっという間に実を殆ど食べてしまいました。相も変わらずの何という貪欲さ。あっぱれ、ヒヨよ。460x345
        *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

近所のアトリエで吊るし雛の展示が始まりました。今年は読売、朝日新聞に出たそうで初日は激混みで、空いた昨日見せてもらいに行きました。
全く日本のひな祭りのお飾りには圧倒されます。吊るし雛の一つ一つに意味がちゃんとあって丁寧に縫い込められているとのこと、布地を集めるのも大変とのことなどいろいろお話を伺ってきました。ひな祭りだけでなく、その他のこまごました様々なグッズの数々、その創意工夫に日本って、本当に凄いと感じます。
「美の壺」や最近は「ぶらぶら美術館」で見た静嘉堂文庫の「刀剣展」の奥の広さにびっくりでした。刀剣女子も物凄い勢いで増え、行列が出来るほどの人気ぶりとか。
螺鈿や漆、陶芸等々人間国宝級の職人の技にもますます魅了されるこの頃です。
460x345_2
460x345_3
345x460
460x345_4
460x345_5
345x460_2
460x345_6
460x345_7

        *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

今年夫がもらった娘からのチョコには猫がいます。食べるのがもったいない。
460x217

| | コメント (14) | トラックバック (1)

2017年1月30日 (月)

『ざんねんないきもの事典』今泉忠明監修

                            『ざんねんないきもの事典』今泉忠明監修
396x600
地球には人間がまだ見つけていない生物も含めると、数億種になるとも言われている。
これだけたくさんいると凄い能力を持つものもいるが、中には「どうしてそうなったの?」と進化の結果、なぜかちょっと残念な感じになってしまった生き物を紹介した本。

イラストや吹き出しがこんな感じで(ざんねんな体に紹介されている)、実に面白い。本当に残念というかお気の毒というか、人間の自分にも残念・気の毒がたくさんあって同情したり、不謹慎にもおかしかったりで楽しい本でした。120余の動物が紹介されています。解説を読んで納得。         (クリックで大きくなります)700x584

<ざんねんな体>・・・どうしてこんな姿になってしまったの!
・世界最大の鳥でありながら、脳みそが目玉60gより小さくて40gしかない。記憶力が悪いそうだ。
・グラスフロッグは内臓が外から丸見え(透明人間を思い出した)
・デンキウナギはのどに肛門がある
・メガネザルは目玉が大きすぎて動かせない
・オオアタマガメは頭が大きすぎて甲羅に入らない。敵の攻撃をやり過ごせないけれど、木には素早く登れる。

<ざんねんな生き方>
・スカンクはおならが臭いほどもてる。
・ミノムシのメスは蓑の中に引きこもったまま一生を終える。
・キツツキは木に穴を開けるとき、頭に車が衝突したくらいの衝撃を受けている。長い舌が頭の骨を囲んで保護しているそうだ。
・イルカは眠ると溺れる。数分ごとに目を交互に閉じて脳を半分休めることを一日300回以上繰り返して何とか眠っているとか。気の毒!
・コアラはユーカリに含まれる猛毒のせいで一日中寝ている。

<ざんねんな能力>
・世界最大の動物シロナガスクジラはシャチに負ける。
・コオリウオは0℃の海でも凍らないが、水温が3℃以上になると死ぬ。
・チンパンジーがしゃべれないのは、喉の構造のせい。賢いから手話で人間と話すことが出来るのに。
・カメムシは、自分のにおいがくさすぎて気絶する。
・チーターはスピードに特化しすぎて肉食動物なのに弱い。

                  エンジェルストランペットの若葉が暮れから芽生えました
285x380

| | コメント (19) | トラックバック (0)

2016年10月27日 (木)

東武動物公園のホワイトタイガー

東武伊勢崎線の東武動物公園駅の西口10分の所にあります。有名なホワイトタイガーがいるので見たかった。好きなペンギンはいません。(追記:もう一度地図を見たら数種類のペンギンがいることがわかりました)

                ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種でアルビノではない3_460x307
黄色のベンガルトラと違うのは体が白いだけでなく、目が青く、肉球の色が肌色だ。
ライオンと同等の王者の風格があるではありませんか。見ていて惚れ惚れします。1_460x307
460x307
   隣の部屋の歩き回っているこの子は、鼻息も荒く野獣の叫び声をあげていた。460x307_2
フラミンゴも好きな鳥で、ここでは3種類、羽の色が違う。赤ちゃんに母親が喉でフラミンゴミルクを作ってあげるのだそうだ。恵まれた赤ちゃんだ。ペンギンもそうだったらどんなにか楽な子育てが出来るでしょうに、肝心の餌が離れた海の中だから皇帝ペンギンなどは悲惨。460x307_3
真っ赤なのが「ベニイロフラミンゴ」でカリブ海周辺の海岸にいるそうで、フラミンゴ種最大。
白いのは「ヨーロッパフラミンゴ」で地中海沿岸の塩湖や沼に生息する。嘴が濃いピンク色をしている。460x307_4
    薄いピンク色のが「チリーフラミンゴ」で、南アメリカ南部高山帯の塩湖に生息。460x307_5
餌を貰っては逆立ちしたり、飛び上がったりといろいろ芸をするオットセイ。2011年9月に来園した唯一の男の子。460x307_6
アビシニアコロブスは葉を食べる猿。檻の周りには草が植えてあって、手を出してつまんで食べていた。460x307_7
        アメリカバイソン(ウシ科) イエローストーンでたくさん見かけました460x330
          レッサーパンダ(アライグマ科) 風太君を思い出す顔460x307_8
ミーアキャット(マングース科)見張りをしているのかと思ったら、この立ち姿は多くは日向ぼっこだそうだ。歩哨のように立って見張りをするのはアメリカのブレリードッグでした。
アフリカ南部の南アフリカ、ナミビア、ボツワナだけに生息する。私は南アフリカで見た。370x460
アカゲザル(オナガザル科)インド北部から中国南部に棲んでいる。何となくニホンザルに雰囲気が似ている。460x307_9
フタコブラクダ(ラクダ科)中国・モンゴル      象
460x307_10 460x307_11

      ホンシュウジカ        ガチョウ(アヒルはもう少し小さい)
460x315 460x307_12

                    コスモスと観覧車  460x307_13
       可愛い植木鉢アート いずれ捨てる植木鉢に書いてみようかな  460x307_14
動物園はどこも高齢者が少ないけれど、いくつになっても楽しい所です。

   

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2016年8月25日 (木)

すみだ水族館

460x307夏は水族館、今年はスカイツリーの所のすみだ水族館に行きましたが、結構混み合っていました。他の水族館とは違った企画があって楽しめました。

目玉はやっぱりペンギンです。ユーモラスなたくさんのチンアナゴ、その他今回は「お江戸の金魚ワンダーランド」でいろいろな金魚を見ることが出来、またサンゴの餌やりもじっくり拝見できました。

「命のゆりかご」としての水草とサンゴについて説明されているのが印象的な水族館でもありました。
水辺に生息する動物にとって格好の隠れ家や産卵場所になる水草やサンゴ。
その水草にも4種類(抽水、浮遊、沈水、浮葉)もあるそうだ。

460x307_2
307x460
クラゲはどこの水族館にもいます。
  お馴染みのミズクラゲ            タコクラゲ
460x307_3 460x307_4

                    ギヤマンクラゲ460x307_5
              エクレアナマコ(エクレアに形がそっくり)10_460x307
    ハナミノカサゴ               コンゴウフグ
11_460x307 12_460x307


                 「命のゆりかご」のサンゴ460x307_6
460x307_7
460x307_8
                 キイロベラなどがいるサンゴ460x307_9
キノコの形をしたサンゴの餌やりを見ることが出来ました。
      ウミキノコ              クサビライシ
460x307_10 460x307_11

          飼育員さんがスポイドで動物プランクトンを吹きかけます460x307_12
ウミキノコがプランクトンを捕獲しようと開いています。1個でお腹がいっぱいになるそうだ。光りが有れば、数日あげなくても大丈夫だとのこと。460x307_13
大水槽にはサメやマンタやいろいろな魚が遊泳している中に「オジサン」という名のタイに似た魚がいるのですが、見つけられませんでした。460x307_14
チンアナゴとニシキアナゴ 
姿態が面白くて、見ていて飽きない。以前見た時は最初嫌いな蛇に似ていて気持ち悪いと思ったのに。
体長が40㎝もあり、頭部を外に出して潮の流れに乗ってくる動物プランクトンを捕食している。体の下部は常時砂に入っていて、敵が近づくと穴に引っ込めて隠れるという。喧嘩しているのもいたし、長く出しているのやちょっとしか出していないのやいろいろです。460x307_15
460x307_16
ヘコアユ
頭を下に向けた独特の姿勢で泳いでいてこれも面白い!日本では相模湾以南で見かけられるそうだ。446x460
                  トウキョウサンショウウオ460x307_17
    オットセイ これだけが終始眠そうでこれ以外は全員泳ぎ回っていました460x307_18
                   フンボルトペンギン460x307_19
460x307_20
460x307_21
ペンギンと水中花火のプロジェクションマッピングが一日に4回も行われるようです。時間が合わなくて残念。600x299_3
最後は「お江戸の金魚ワンダーランド」です。目黒雅叙園「和のあかり×百段階段展」とのコラボレーションだそうです。
460x307_22
307x460_2
307x460_3
460x307_23
460x307_24
460x307_25
     ワキン                  リュウキン
460x307_26 460x307_27

     シュプンキン               アズマニシキ
460x307_28 460x258

                     黒のデメキン460x307_29

           307x460_4
           台風の大雨で隅田川の水が茶色く濁っていました460x307_30

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2015年8月13日 (木)

エプソンアクアパーク品川

450x300リニューアルされたこの水族館に行ってきました。当然ながら親子連れが多く高齢者はあまりいなかった。
タッチパネル水槽やイルミネーションなど最新のテクノロジーで展示されている。

450x300_2
                 素敵な花も活けられている450x300_3
圧巻はやはりアシカの曲芸とイルカショーです。
まずカリフォルニアアシカのショー
                     逆立ちをするPhoto
                ボールや椅子やラケットを載せる450x300_4
450x300_5
450x436
               子供が投げた輪をうまく首に受け取る450x300_6
そして最後に見学者に6方向に笑って見せる。なんともユーモラスな微笑。可愛くて一生忘れられない。来た甲斐があったというもの。450x445
イルカショーが行われるザ スタジアムが屋内というのが良い。前から3列目までの人はカッパを着ないとびしょ濡れだ。トレーナー6人で息を合わせていろいろな芸をさせる。450x300_7

450x300_8
450x300_9
ペンギンは餌を貰っているのや、立っているのや、泳いでいるのなど様々。300x450
450x300_10
魚の水槽の方に戻って
 450x300_11
450x300_12
450x300_13
450x300_14
450x300_15
                     ハナミノカサゴ450x300_16
                       サメ450x300_17
                       マンタ450x300_18
                         カメ450x300_19
入場に20分かかったけれども涼しかった2時間でした。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年8月10日 (月)

群ようこ著『しいちゃん日記』

      連続猛暑中にバラが咲きました。こんな時に咲くのは初めてです。233x350

群ようこ著『しいちゃん日記』

400x600猫好き、犬好きに関してはたくさんの情報があって、それは本、写真集、日めくりカレンダー、映画、ドキュメンタリーと古来話題に事欠かないし、愛犬、愛猫の話を聞くだけでも面白い。
群ようこさんがこんな猫好きだったのか。そして隣の友人も。
食事や水、下の世話・始末だけでも大変と感じていたのに、毎日24時間付き合っていくのは凄い大変で、この時点で群さんは7年間1泊の旅にも出かけられない。
隣の19歳のおじいちゃん猫は認知症になって、それが人間と同じ状態になって飼い主は夜もろくろく寝られなかったり、布団などいろいろな所に粗相したり、病院へ連れて行って点滴などしてもらったりと、最期の日まで気が抜けない様子、それでも一喜一憂しながら深い深い愛情で猫を見守り、幸せな飼い主なのです。
群さんちの女王様猫・しいちゃんの話がおかしくておかしくて、笑いが止まりません。
人間の心をすごく見抜いているのですね。猫ちゃんも凄く頭がいいので、聞いてはいたけどここまでとは思いがけなかった。
自己主張したり、威張ったり、我儘であったり、時にはしおれたり、甘えたりでしいちゃんの方が気を使うっていうことはなさそう。
飼い主は怒ることが時にはあっても、何をしても可愛いのだ。徹底して猫と話し合うのだ。飼い主の溺愛をしいちゃんは利用して、したい放題の感もありだ。完全に猫様の天下だ。その駆け引きがおかしくてまた笑える。
しかし猫を飼うのは可愛いというだけでなく、体力、気力もいるし、無神経なほど飼い主の性格が大らかでないとダメということがわかりました。犬や猫を飼う人は偉い!

疲れたお腹に赤ちゃんの離乳食「ひらめと卵のおじや」を買ってきました。
昔の離乳食は買ってみたのは缶詰で、ホウレンソウや人参のすりつぶしたもので、とてもまずかった。
今はベビーフードと称して5ヶ月、7ヶ月、9ヶ月、12ヶ月というふうに分けてレトルトパウチにして売っています。
で、今の味は良いけれども、薄味で醤油をかけないと食べられなかった。ベビーはこんなに薄味でなくてはいけなかったのね。

米がゆフレーク
チキンと野菜のリゾット
白身魚だんごと大根のまぜご飯
鶏ごぼうの炊き込みご飯
鶏肉と野菜の煮込みうどん
和風しらすチャーハン
などいろいろ売っていて、隔世の感のある離乳食です。
267x400

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2014年9月28日 (日)

横浜動物園:ズーラシア

秋晴れの暑い秋分の日にズーラシアに行ってきました。
前から一度見てみたかったのですが、この時期に行ったのは失敗でした。
というのも動物たちも夏の疲れもあり、まだこの気候ではだるそうで、寝ているか隠れていて見られなかったのが多かったからです。
又金網越しだったり、生息環境を再現していて暗かったりで良く見えなかったのも仕方ないです。

ここの動物園の特徴は地域・気候帯別になっていることです。猿とペンギン以外は数が少なく、中には1頭しかいなのもいて寂しそうなのも印象的です。

●アジア熱帯林
               インドゾウ いつ見ても目が優しい420x280
             オウギバト 冠が扇のようで芸術的です420x280_2
●亜寒帯

フンボルトペンギン 南アメリカ太平洋岸に生息する。亜寒帯に分類されているけれども、温帯に生息し、国内での飼育も特に難しい温度管理を必要としないので、多くの動物園や水族館で飼育されてる。何度見ても可愛くてペンギンの前では長居してしまいます。420x280_3
420x280_4
南アフリカオットセイ 以前南アフリカで岩の上に寝そべっている群生を見ましたが海中ではペンギン同様に泳ぐのが早い。420x269
            ホッキョクグマ すぐそばで見たら大きかった!420x280_5
420x280_6
●中央アジアの高地

            モウコノロバ スリムな優しそうな顔したロバです420x280_7
●日本の山里

                  ニホンツキノワグマ420x308
                   ニホンザルの子供420x280_8
●アマゾンの密林

  カピバラ またまたNHKの守本アナを思い出してしまった。とても癒されます。420x280_9
●アフリカ熱帯雨林

               オカピ 脚の横縞がきれいです420x313
●アフリカのサバンナ

                   フサホロホロチョウ395x420
物好きと言うか、老夫婦は我々一組だけでした!

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2014年8月28日 (木)

東西における「かささぎ」

380x314
かささぎは、日本では福岡、長崎、佐賀、熊本に留鳥として棲息する。見たことがなくて、ブリューゲルの絵に出てくるのを知っていただけだ。図鑑で見ると尾の長い白と黒の鳥だ。
日本では鳴き声が「カチ、カチ(勝ち、勝ち)」と聞こえるので、加藤清正が連勝を確信し、以来カチガラスという別名を持ち、縁起の良い鳥と解釈する。
中国も同じで幸福のシンボルとされ、鳴き声は吉報を呼ぶとされる。韓国では国鳥。

ヨーロッパでは正反対。黒と白なので「死における生」「生における死」という両義性と取られ、「偽善」と解釈されたり、魔女や悪魔鳥と見なされた。また雑食性で、穀類や昆虫の他小さなネズミや鳥なども食べる獰猛さも嫌われるし、光りものが好きで、スプーンや指輪など人間の持ち物まで巣へ運ぶ習慣があるから「盗み」のシンボルにもされた。
「泥棒かささぎ」というロッシーニのオペラは、銀食器を盗んだと疑われ、死刑になりかける娘の話。カササギの巣の中で食器が見つかり、間一髪で無実が証明された。
フランスでの実話は銀のフォークを数本盗んだと決めつけられた哀れな小間使いは縛り首になり、半年後、フォークはすべてかささぎの巣から発見された。
また鳴き声も最悪とされ、耳障りでやかましく感じられ、ドイツ語では「かささぎのようにおしゃべり」「口やかましいかささぎ」という言い回しがある。そこから派生してこの鳥は、密告する者の譬えに使われるようにもなった。

聖アントニウス病
中世三大疫病といえば、ペスト、ハンセン病、聖アントニウス病(聖アントニウスの火)。
聖アントニウス病とは、発症地がアルプス以北に限定されていた。
これは麦角アルカロイドによる中毒が原因で起こり、細菌感染したライ麦で焼いたパンで発症した。神経をやられるので痙攣性の発作に襲われたり、四肢の末端が焼けつくように痛んでふくれあがり、進行すると壊疽になって崩れ落ち、果ては死に至る難病である。手足が変形するのは、ハンセン病の重篤な場合と似ているので、どちらに罹患しているのかわからない場合もあったようだ。
ある一人の軽症の病人が聖アントニウスの聖遺骨に祈りを捧げて健康を取り戻したという。そのことから聖アントニウスゆかりの各地へ巡礼するようになる。
とりわけストラスブール近郊イーゼンハイムの聖アントニウス修道会へ、人々が殺到した。というのもここには治療院も併設され、修道士たちが薬草を煎じてくれたり、重病人には優れた技術で四肢切断を施し、末期の場合でも信仰による慰めを与えた。・・・まるで今のホスピスのようだ。
Photo
Photo_2
4年前に、今はコルマールのウンターリンデン美術館にある有名なグリューネヴァルトの『イーゼンハイムの祭壇画』を見た。
業病に苦しむ一般庶民の癒しになるよう救いを与えるようにと、聖アントニウス修道会がグリューネヴァルトに依頼したものだったのである。病人たちは思わず絵の前に跪き、手を合わせて祈らずにはいられなかったという。・・・そんなこととはつゆ知らずただ有名だからと見ただけだった。
戦争、疫病、飢饉、天災が生み出す恐怖は人々にのしかかり、いかに人々が「救済」ということを渇望していたかがわかる一例でもある。
ちなみにペスト(黒死病)患者の守護神は聖セバスティアヌスだ。
以上中野京子著『怖い絵』から引用させていただきました。3年前から西洋絵画の絵解きを楽しんでいます。

ハツユキソウ(トウダイグサ科 ユーフォルビア属) 葉っぱのふちの部分が白っぽくなって雪がかぶったようになるので、名付けられた。
目立たない花なので、じっくり見たことがありませんでした。
420x280
420x280_2

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2014年8月 7日 (木)

『日本の蝶』展と一二郎池

駒場東大内の駒場博物館で開催されている『日本の蝶』展に行ってきました。

駒場東大前駅を降りて東京大駒場キャンパスの反対側には、駒場野公園がある。雑木林がこんな都心に残っていて若者がバーベキュー大会の準備に追われている。
野鳥や虫がかなりいるそうだ。420x280
420x280_2
                                        昔の井戸のようだ420x280_3

初めて入る東大駒場キャンパスには夏休みだけれども学生の姿が見られた。勉強しているのかなあ420x280_4

                                     お目当ての『日本の蝶』展420x280_5
420x280_6
167x236蝶は環境を反映する指標として重要な存在だそうだ。
旧教養学部長を歴任された毛利秀雄名誉教授の寄贈等による駒場博物館の蝶類コレクションを中心に、一部を総合研究博物館の標本で補いながら、日本産全242種のほか、海外から飛来した迷蝶や人為的に持ち込まれた外来種を加えた計275種に及ぶ東大所蔵の蝶類標本を展示している。
蝶の分類で気になるのが蛾との区別。
いくつかある中で蝶はきれいで、蛾は汚いというものがあるが、蛾の中に蝶よりも美しいと思われるものはたくさん展示されていて、これには感動した。来てよかった。
275種の展示なので見たたことのないのが殆どで、日本のどこかで今日も飛んでいるのかと思うと感動だ。

駒場のカメムシも展示されていた。121種。例の臭いカメムシ。夏になると我が家でもたまに臭う。姿を探すが見つからない。
でもこの標本を見たら納得です。1㎝くらいの姿を見つけようとしていたのが間違い。すごく小さいのがいるのですよ。1,2㎜でしょうか。目に入りません。こんな小さくてもあの臭いを出しているのですね。
昆虫少年や昆虫青年が来ていた中にメガネをかけた昆虫少女?(高校生かも)が熱心に観察しているのが印象的だ。

東京大本郷の三四郎池は昔学生時代に見に行ったのですが、ここ駒場の駒場池(愛称:一二郎池)は初めてだ。目黒川の源流にして、明治の農学部時代には養魚場であった由。このような池を見に来る酔狂なのは私1人でした。420x280_7
420x280_8
600x400

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2013年9月20日 (金)

馬車

Photo_4
Photo_5
小さくても何かイベントがあるとき駅からあたり一帯を馬車が走ります。
この日14日は歩くイベントがあって、家の近くで見かけました。
馬さんが御者と8人の客を引っ張っています。

駱駝や象が背中に人や荷物を載せてゆっくり歩いているのは痛みを感じないのですが、昔の役牛の姿や競馬で猛スピードで走らすのはちょっと可哀そう。
そして胸が痛むのが馬車とばんえい競馬です。
一体どのくらいの重さを引っ張るのでしょう。450㎏と書いてあるのがありましたが、この馬車は人だけで450㎏です。馬車の重さを加えるとかなりの重量です。
馬車はまだ車がついているから少し許せますが、ばん馬は車がついてない700㎏前後のそりを牽くのです。自身の体重は800~1.2㎏あるとはいえ、映像で見るたびに涙が出ます。
昔の馬車などは一所懸命走らせている馬に鞭を当てたりして、人間は惨いと映像を見ながら思ったものです。馬の気持ちをいろいろ考えたのも、今も変わりません。戦争、伝達、移動に貢献してくれたことに感謝です。


| | コメント (14) | トラックバック (0)