2019年7月 1日 (月)

ブログ友の混声合唱団コンサート

 今年も、もう半分終わってしまいました。今日からの今年の残り半分、新たな気持ちで過ごしていきたいものです。
そうそう、年取るとどうしてこんなに早く年月が過ぎ去るのかというのは、年とともに物事に感動しなくなるからということを知ったのはつい最近です。感動、好奇心がそんなに薄れているとは思っても見なかったのですが。

昨日の笑点で春風亭昇太さんが結婚したという発表あり。 結婚できないネタを使えなくなって今度はどうなるのか?本人曰く、いろいろあるんだそうですが。


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さて、1昨日のこと、ブログ友だんだんさんが「混声合唱団 青春隊」創立8周年記念コンサートに友人5人を招待してくださいました。
青春隊の歌声は3月半ば過ぎにも新しく出来た我が町の小ホールでお聞きしました。
何でも平均年齢が70歳代だそうです。他の合唱団と違うのは男女ほぼ同じ人数ということです。普通は女性の方が圧倒的に多いのですが。
そして団員の方たちには楽器を(ハーモニカやギターなどなど)得意とされていらっしゃる方が多く、時に楽器の音色も挟んでそれはそれは美しい合唱に花を添えるという感じで、楽しさが倍増でした。
年を感じさせない美しいソプラノ、アルト、そして若々しい男声合唱の声もいいですね。定年後にこんな楽しみ方をされている方々、いつまでもお元気でボーとしている暇もなく最高の老後を送っていらっしゃると素敵に拝見しました。
選曲が素晴らしく(というのも知らなかったのは1曲のみ)で「青春歌謡~時空を超えて」と銘打って、遠くなった昭和の懐かしい歌約20曲、休憩15分を挟んで、午後1時半から4時まで聴かせていただきました。私たちは聴いていてうっとりしているのに、歌っている方々はさぞやお疲れになったことでしょう。
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  この合唱団にはプロの女性アナウンサーのような司会者がいらして歌の世界に私たちを導いてくださったことが異色でしょうか。
昨年は大会で何かの賞をとられたとのこと、かなり程度の高い合唱団でした。
だんだんさんとご一緒したかったのに、残念ながら時間が合わず、招待された5人で昼食と喫茶を楽しんで、一人と飛びぬけて年長の私は皆さんから刺激を受けて帰ってきました。皆さん、ありがとうございました。
たとえ受動でも歌は心に感動や幸せ感を与えてくれる。それが声を出したり楽器をつま弾いたりしてのめりこんでおられる団員の方々の情熱は凄いものがあると羨ましくさえありました。
おまけが、私の知人の妹さんがソプラノでそのご主人様が指揮者であることを、知人が偶然後ろの席にいて知って驚いたことです。


近くの畑ではもう向日葵が満開です。
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2016年12月26日 (月)

ヘンデル「メサイア」

昨日はクリスマス。毎年年末に「第九」「クルミ割り人形」と並んで頻繁に演奏される「メサイア」。
「メサイア」はハレルヤコーラスであまりにも有名です。「第九」や「クルミ割り人形」はこの時期聴いていたのですが、「メサイア(救世主)」を殆ど全曲を聴いたのは初めてです。
家から歩いて20分の市のホールで行われました。演奏時間は約2時間半 全部演奏されたとしたらその7割くらい聴いたことになりますか。
ブロ友のだんだんさんが歌っていました。
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出かける前には全然知らない内容を調べてみました。ヘンデルがイギリスに渡ってからなので、歌詞は英語だ。
3部分構成で合唱と4人の独唱者により歌われます。
第1部:預言とキリストの誕生 21曲(うち19曲)
第2部:受難と贖罪 28曲(うち16曲)・・改心した人々が神の国の到来を賛美する最後のハレルヤコーラスがやはり素晴らしい。
第3部:復活と永遠の生命 9曲(うち5曲)・・キリストを信じる者への復活の約束、最後の審判を次げるラッパが鳴り響く。信仰告白、長大なアーメン・コーラスで「メサイア」は終わる。
これらは宗教画でたくさん見てきたのでいろいろな場面が浮かんできます。
モーツァルトの教会ソナタやレクイエムやバッハの教会音楽とはまた違って、音楽で絵にあるような聖書の様々な場面を想像しながら聴くという貴重な体験でした。

こんな長丁場をだんだんさんたち合唱団のメンバーは素晴らしく歌い切りました。
4人の独唱者の歌声、いずみホールバロックオーケストラの音色もヘンデルの時代に誘われました。だんだんさん、素晴らしかったですよ。お疲れ様でした。

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松原哲明著『新約般若心経』を読んで、三蔵法師がインドから持ち帰って訳した難しい経を更に優しく噛み砕いたこの本で、日ごろの禅を中心とした仏教の教えの一端を覗けました。
その中で四苦、「生病老死」の中の「老苦」には笑ってしまいました。というのも自分のことだからです。笑っている場合ではないのですが。その一節です。
「父母の養育を受け、年長けて強健なり。然るに次第に老いて、頭は白く歯は落ち、目は弁ぜず、耳は聞えず。盛りは去りて衰え、皮は緩み、面は皺み、百の節は痛み、歩くに苦しみを極め、座するも起つも呻吟し、憂い悲しみて心悩み、心うたた滅す」5年前はこの半分もなく、今はただ歩けるというのが唯一の救いか。

そして今問題のイスラム教、阿刀田高シリーズ『コーランを知っていますか』読みつつあります。アラーの偉大なる教えが、優しく書かれているようでわかるかも。

ところが聖書、実は学生時代聖書研究会に入ったりしたのですが、不勉強でした。そして聖書や絵などから学ぶキリスト教は、イエスの教えはさっぱり把握しておらず、旧約聖書からキリスト誕生までの覚えきれないほどの人物が出てくる歴史や、マリア様のこと、洗礼者ヨハネのこと、四大福音書記録者、受胎告知、キリスト誕生、エジプト逃避、キリストの布教活動、キリスト磔刑、復活、最後の審判にいたる場面だけしか知ってないことに気が付きました。キリストの教えとは?大抜けでした。

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今年も娘たちが毎年買ってくれるクリスマスケーキは高野でした。美味しくて普通の倍の大きさを食べ(食べ過ぎ)、私は夕飯をパスしました。
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